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ウエスタンキッズ

【うえすたんきっず】

ジャンル アクション
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売・開発元 ビスコ
発売日 1991年9月13日
定価 7,800円
プレイ人数 1~2人(同時プレイ)
判定 良作
ポイント ゴエモンリスペクト
多重スクロール

概要

  • 連邦保安官に任命されて6人の賞金首を追うというもの。
  • ゲーム仕様、敵の挙動、買い食いで回復など、『がんばれゴエモンシリーズ』を強くリスペクトしている。

評価点

ゲーム性

  • マップアイテム
    • 大まかな全体図が見られて快適、見た目も良いので西部にマッチしている。
  • 多彩なボス
    • 本家でも多くのボスが登場したが会話はなかった。しかし本作では短いながらも会話があり個性が出やすい、中には仲間になる選択肢を突き付けて来たり、笑いを取ってくるボスもいる。
+ 仲間になると…
  • 一生を悪事をして過ごしたというもの。勿論バッドエンドである。
  • 戦闘の方も色々な状況があり、移動しながら戦うというのもある。
  • ミニゲーム
    • 多数のミニゲームが用意されている。

演出

  • 多重スクロール
    • 奥行き感があり広大な世界を見事に表現している。
    • リザルトでは馬で広大な土地を駆け巡ってる感じがあり、TIMEがCOINに変換し終わるとこっちを見て馬を進ませる演出も。

音楽

  • 作曲は何と、『FFT』などで知られる岩田匡治氏によるもの。
    • 曲数、品質ともに素晴らしい仕上がりになっている。
    • アクション道中、民家、地下での穏やかな曲、ボス戦、シチュエーションまで似てるいがどれも良曲揃い。

その他

  • 顔グラフィック用意
    • ボス達は勿論、人々まで口パクまでしていて細かい。
  • 宿屋
    • 馬小屋、スイート、ロイヤルスイートまで用意。値段と回復量が出ないのが難点だが、それぞれ別々のシーンが用意、ロイヤルでは誰得のサービスシーンまで。
+ エンディング
  • ならず者から人々を救った後に、次の冒険を求めて夕日を二人で歩いて行くというもの、シルエット仕様に多重スクロールの雲に良曲で素晴らしい演出である。

賛否両論点

他作品の影響

  • 数々の仕様の酷似点からゴエモンの影響を受けている疑いが濃厚である。
    • 3D迷路がない。
    • 他にも、宿屋の部屋の種類は『ウィーザドリィ』を連想させる。

ゲーム性

  • ステージ選択の順番次第で攻略難易度が変わってくる。
  • 落下耐性
    • トロッコから落下した際にノーダメージなのは違和感がある。

問題点

ゲーム性

  • 視点
    • やや前のめりでないとスクロールしない。そのため前方の視界が悪い。
  • ボスのHP
    • 耐久力が高いので長期戦は必至。しかも敵のHPが表示されないので辛い。
    • BGMも十数秒でループするので飽きる。
  • セーブ、パスワードが実装されなかった
    • 実装されていれば、本家と差別化を図れたのに勿体ない話である。
  • リザルト
    • TIMEがCOINに変換されるのだが、十数秒と時間がかかる。
  • 列車ステージが長い
    • いくらなんでも25両編成は大変。BGMも短いループで飽きる。しかし背景の多重スクロールは見事。アメリカンジョークを言うと本家で両が登場しているが、本作でもこういう形で両が登場しているのはご愛敬

音楽の扱い

  • BGMの初期化
    • 場面を切り替えるたびに再生位置が初期化される。本家ではそんな事は無かったのだが。
  • 短い曲について
    • 長さが短い曲が多い、しかもそれが流れるのがボス戦をはじめ長期戦を強いられる場面が多く、悪い意味での相乗効果と言える。
  • ラスボス戦
    • ラスボス専用曲はない。本家にも言えることだが。

その他

  • フォント
    • 殆どが平仮名で僅かにアルファベットがあるだけ。カタカナがあれば見やすかったのだが。

総評

世界観は西部劇であるがゲーム性はゴエモンそのものである。
本家と比較し劣る点も多いが、本作独自の魅力的な要素もあり、一部では「ゴエスタンキッズ」とも言われている。