しあわせうさぎ

【しあわせうさぎ】

ジャンル アドベンチャー
対応機種 PCエンジン SUPERCD-ROM2
発売元 オフィス アジア研究会
開発 B-PROJECT
発売日 1993年10月14日
価格 9,800円(税別)
プレイ人数 1人
判定 なし
備考 18歳未満禁止ソフト相応
ポイント 家庭用機で遊ぶ同人エロゲー
こんなゲームやってるの親が見たらぶっとぶな

WARNING!!!!!!!
メーカー非ライセンス及びエロ要素を含む18禁ゲームです。



概要

PCエンジンでのオリジナルアダルトゲーム。サブタイトルは『濡れた美少女―初めてなのに…』。
ハードメーカー非公認ゲームなので一般の店では取り扱いが無く、主に秋葉原や大阪日本橋など一部のゲームショップおよびショップ通販で購入出来た。
既にハッカーインターナショナルがPCエンジンで非公認ソフトを発売していたが、「菊と桜には逆らわない(つまり性行為や性器露出などの表現はしない)」事をモットーにしていたハッカーとは異なり、より過激な、パソコンのアダルトゲームに準じた内容になっている。媒体はCD-R。

ストーリー

高校生の主人公、田北ひろきが恋人の堀恭子を、家族が旅行に行って帰って来ない日に自分の部屋に連れ込むことに成功。果たしてひろきはうまく恭子ちゃんと結ばれることが出来るでありましょうか?

  • 恭子の年齢など設定は不明。

システム

  • 画面上部にあるアイコン(見る・しゃべる・さわる・なめる・入れる・オプション)を選択して上手く恭子の緊張をほぐしながら(肉体的に)結ばれるのが目的。
    • オプションは文字速度(三段階から選べる)、前画面に戻る(前のシーンの最初に戻る)、終了(タイトル画面に戻る)の3つ。

問題点

  • シナリオ分岐もゲームオーバーも無く、ただひたすらコマンド総当たりすればクリア出来る。
    • アイコンでコマンド選択という要素がかろうじてゲームとしての体裁を保っていると言えるだろうか。
  • 攻略対象が一人しかいないのでゲームとしてのボリュームに欠ける。
    • その為か非常にもったいぶる展開が続く。
    • 一人の女の子とラブラブにじっくり弄繰り回すという展開が好きな人には向いているだろう。
  • セーブ・ロード機能は無い。好きなシーンから再開などは不可能。バックログ機能も無い。
    • その機能が必要とも思えない程度の内容ではあるが。
    • オプションの「前画面に戻る」は限定的なロードと言えなくもない。

評価点

  • CGは一枚絵でアニメーションもないが70枚以上あり、テキスト量はそれなりにあるので同人エロゲーとして遊ぶならそれなりな出来。
    • しかし価格が高いし売ってる店も限られたので、よほどアングラソフトに興味と覚悟がある人しか手を出す物ではなかった。
      中古でよほど安価で入手したとかでもなければコストパフォーマンスはいいとは言えない。
  • 恭子が感じているシーンでは悶えるボイスが流れる。
    • CD-ROMを活かした点と言えるだろう。ただし同じパターンが繰り返されるのでそのうち鬱陶しく感じる恐れもある。
  • 局部にはモザイクが掛かっているがとても簡単なコマンド入力で外せる。
    • 「セレクトを押しながら十字キー一周」という、ついうっかり指が滑ったら成功してしまうレベルの簡単さ。家庭用機では許されない、アングラソフトならではの禁じ手…どころか違法行為*1を行える背徳感やこのゲームに手を出すような男子のリビドーを満たす点では評価出来ると言えるのではないだろうか。
      • 他作品でモザイクはずしコマンドが判明しているものもあるが、複雑化している。
      • PC98世代のアダルトゲームでもモザイクを外せるゲームはまれにあった。「D」と「O」を押すとか。
    • ちなみに本作のモザイクは一度外すとリセットしてやり直すまで外れたままになる。

総評

クソゲーと言うほど酷くはないが特筆すべき点も無い。発売当時の同人エロゲーよりは多少マシなレベル…な凡作。
強いて言えば家庭用ハードで脱衣に留まらないエロゲーが遊べる点が他と違うポイントではあるが、対応機種がPCエンジンで入手方法が非常に限られていた事もあってか、ジーコのようなインパクトも無かったので同系統で後発のSM調教師瞳に比べても話題にはならなかった。

余談

  • エンディングでスタッフクレジットがあるが、シナリオ・原画・グラフィック・プログラム・演出・プロデュースまで全員が漢字三文字の名前(苗字が一文字、名前が二文字)である。
    • 唯一漢字四文字の西村さんは「翻訳」。
    • マニュアル(紙一枚でジャケットイラストの裏面)にはお問い合わせ先が書かれているが、「郵送のみ受付」となっていて、宛先は「阿佐ヶ谷駅前郵便局止め」。スタッフ名や媒体も含めて色々とお察しである。
  • スタッフロール後に次回作「とらわれうさぎ」の予告が入っていた。
  • 電撃PCエンジン誌には一時期袋とじの「どきどきももいろぐらふぃっく」というコーナーがあり、その中ではハッカーのゲームやビデオCDのアダルトアニメ、アニメパロディの同人アダルトアニメなどが紹介されており、本作の系統も紹介されていた。
    • それどころか作品によっては大阪のゲームショップで通販出来る店名や電話番号が案内されていた
    • 上述の通り購入出来る店は限られていたが、時々中古が一般の店に置かれているのを見かけるあたり、案外売れていたと推察される。
  • 主人公のセリフで「こんなゲームやってるの親が見たら、ぶっとぶな」というのがある。メタ的なセリフは何か所かあるが、唯一自虐的なセリフである。
    • ちなみにそのシーンは、恭子が初めての痛みに耐えている状態。

続編・関連作

共通点として「非公認アダルトソフト」「メーカーは不明かそのゲームでしか見ない会社」「対応機種はPCエンジンSCD」「CDケースに紙一枚のジャケット兼ほぼ何も説明していないマニュアル」「媒体はCD-R」等が挙げられる。

  • J・サンダー
    • サブタイトルは『―冷たい肌は少女を濡らす―』。
    • 巨大ロボットに載って敵と戦うSFアドベンチャー。ボリュームはこの中で一番薄い。
    • しあわせうさぎの次に世に出回ったため、前作の予告を知っている人がこれを「しあわせうさぎII」だと思ったらしい。
  • しあわせうさぎII とらわれうさぎセーラーZ
    • 「しあわせうさぎ」に予告のあった「とらわれうさぎ」と新作「セーラーZ」の二本立て。
    • 「とらわれうさぎ」は監禁凌辱もの。前作同様アイコン選択式だが話の繋がりは無い。セーラーZはお察しの通り某美少女戦士のパロディ
  • 真説しあわせうさぎ
    • 名門私立高校の放課後の保健室で愛し合うユキとマリ。それを目撃してしまった弘一の運命は・・・・。(パッケージ裏面の文章全文)
    • 主人公は弘一。ユキとマリに責められ、先に果てるとゲームオーバー。
  • 真説しあわせうさぎ2
    • サブタイトルは『―快楽へのインビテーション―』。
    • 名門私立高校に通うマリは高校3年生。2年前のユキとの情事を胸に抱きながら、今日も学校に登校です。そして、学校では感動(興奮)の再会が・・・・・。(パッケージ裏面の文章全文)
    • 主人公はマリ。久しぶりのアイコン選択式だがアイコンがムチやロウソクで、SM要素がメインになった。
  • 真説しあわせうさぎf
    • サブタイトルは『―友情よりも愛欲―』。
    • ある意味シリーズ一番の問題作。ジャケットイラストの3人の女性を見ると分かる通り某有名アニメのパロディ。…と思ってゲームを始めると開始直後は某恋愛シミュレーションゲームのパロディという不意打ち。
      • ちなみにジャケット裏面とゲームスタート時の画面に大きな文字で「ときめきってうさぎ」と書いてある。
    • ジャケット裏に3人の名前、年齢、血液型、身長、スリーサイズが載っている。
      • 「レイコ」だけ名前がいじってあるが他の二人はそのままの名前。ちなみにレイコは年齢不詳設定。
  • クレイジー・ホスピタル ふしぎの国の天使
    • 病院を舞台にしたアドベンチャー。この作品だけ他と違い、病院内を移動してイベントを探すオーソドックスなADVスタイル。時間内に見つけられないと何も起きないままゲーム終了にもなる。
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