AX-2 宇宙輸送船ノストロモ

【えーえっくす2 うちゅうゆそうせん のすとろも】

ジャンル オムニバス
対応機種 PC-6001
発売元 アスキー出版
発売日 1982年2月
価格 2,800円
判定 なし
AXシリーズリンク

概要

  • エイリアンをテーマとしたACT集。『宇宙輸送船ノストロモ』、『スティールエイリアン』、『イン・ザ・ウッズ』、『デュアルエイリアン』の四つのゲームが収録されている。他にタイトルデモ用プログラムもある。
    • グラフィックはいっさい使っておらず、文字で全て表現されている。

パッケージとしての評価点

  • パッケージは他のシリーズ同様、かなり凝った作り。
  • 全てBASICで作られていたので、プログラムを学ぶ事ができた。さらにマニュアルにはプログラムの解説までついていた。

宇宙輸送船ノストロモ

概要

  • 映画『エイリアン』の舞台となった宇宙船と同じ名前であり、当然と言って良いのか、それをモチーフにしたゲーム。
  • エイリアンから逃げつつ、宇宙船内の倉庫から資材を必要数持ち出すゲーム。
    • 倉庫には入り口がなく、プレイヤーは穴を空けないといけない。穴を空けるには時間がかかる。
    • エイリアンは一定パターンの行動をしつつ、常にプレイヤーを追尾する。動きは早く、一瞬の操作ミスで捕まってしまう事もしばしば。ただし、倉庫には入ってこない。

評価点

  • 一つの倉庫だけでは必要な資材を集められない上、内部には障害物もある。このため、どこに穴を開ければ効率的に資材を集められるか考えないといけない。エイリアンに追尾されつつ行わなければならないので、なかなかの緊張感がある。
  • 追尾のパターンは単純なものだが、誘導する面白味がある。

スティールエイリアン

概要

  • 5つのフロアにお金がばらまかれており、エイリアンを避け全て集めるのが目的。
  • 各フロアには梯子にあたるものがあり、それを使って移動できる。その点はエイリアンも同様。
  • プレイヤーはフロアに穴をあける事ができ、エイリアンを落とす事ができる。ただし、一匹退治すると、追加のエイリアンが特定の場所から現れる。穴にプレイヤーが入ると、下のフロアに落ちる。

評価点

  • エイリアンはお金を越えられないなど動きに制限がある。
    • エイリアンの動きに対応するのはもちろん、穴の使い所も面白味の一つ。

問題点

  • エイリアンは追尾してこず、動きもランダム。大した工夫もせずにクリアできる場合もある。その逆に、梯子の上り下りが一瞬なので事故のようなミスが発生する場合もあり、少々作りが粗い。

イン・ザ・ウッズ

概要

  • 制限時間内に森にあるダイヤを出来る限り集めるゲーム。森には木々があり、またダイヤを取ると毒キノコが生える。
  • プレイヤーは常に動き続けており、方向転換しかできない。木に激突するか、毒キノコを5つ取るとゲームオーバー。制限時間を超えてもゲームオーバー。

評価点

  • プレイヤーは止まる事ができないので、操作の面白味がある。
    • また時間に余裕がないので、移動コース選択も考え所。4つまで取っても構わない毒キノコへの対応も重要。

問題点

  • 木々やダイヤなどの配置がランダムなため、ステージの難易度がプレイ毎にかなりぶれる。

デュアルエイリアン

概要

  • 二つのエリアいる自機で、エイリアンを絶滅させるゲーム。
  • 碁盤の目状のマップが左右にあり、それぞれに自機が一機ずつとエイリアンが複数いる。自機は左右のエリアで動きが連動している。二機いる自機は色が違い、緑色の機体はエイリアンに勝てず、黄色はエイリアンを倒せる。
  • 二種の機体はワープポイントを使う事で、入れ替えられる。
  • 双方のエリアのエイリアンを全滅させれば、ステージクリア。

評価点

  • 自機の動きは連動しているが、エイリアンはそれぞれのエリアで独自に動くため、操作を考える妙がある。
    • また一方のエリアを全滅させると、残りのエリアに対しては一方的に攻撃できるため、それなりの爽快感もある。

問題点

  • クリアする度にエイリアンの数が増えていくのだが、上がる難易度の程度が高め。

総評

AXシリーズ二作目。前作とは違いACTのみ収録。単純ながらも熱中度の高いゲームも含まれており、悪くないゲーム集ではある。

添付ファイル