闘神都市 (3DS)

【とうしんとし】

ジャンル RPG
対応機種 ニンテンドー3DS
発売・開発元 イメージエポック
監修 アリスソフト
発売日 2014年1月30日
定価 5,980円
レーティング CERO:D(17歳以上対象)
備考 2015年6月24日にダウンロード版配信停止
判定 なし
ポイント 原作から大胆なアレンジ
全体的に遊びやすい作り
やや不便な点もある
ALICE SOFT作品リンク


概要

アリスソフトよりPC98用ソフトとして発売された『闘神都市II』のリメイク作品。紛らわしいがシリーズ一作目のリメイクではない
原作を開発したアリスソフトは監修のみ参加で直接関わっていない。
原作は非常に人気のあったタイトルであるが、直接の続編(ただし選択肢さえ無いデジタルノベル)『闘神都市II そしてそれから…』の評判が悪かった事、14年ぶりの新作だった『闘神都市III』が賛否の分かれる内容だった事、更には開発があの『時と永遠』のイメージエポックだった事から発売前は心配されていた。


特徴・原作からの変更点

ストーリー

  • CS機への移植なので当然ではあるが原作の性的要素を含むイベントや「悪事」の概念が消滅し、関連イベントが削除・大幅な変更がされている。免罪符ももちろん無し。
    • ただしキャラクター本人は設定を変えて残っている人物の方がほとんどである。
  • 新たに新キャラ・咲夜のルートが追加された。ストーリーの途中で分岐し葉月ルートとは異なるエンディングとなる。
    • キャラデザはオリジナル版にも携わったアリスソフト所属のMIN-NARAKENが担当している。
  • パロネタ・身内ネタに関しては大部分が削減や名称変更が行われているが、名称がそのままだったり追加されたネタもある。
    • ラスボスは明らかにアリスソフト(というよりは同じ世界観上の物語である『Rance』シリーズ)のファンに向けた意外な設定が追加されている。

システム面

  • 原作はレベルアップ後に各種ステータスを自分で振り分ける形だったが、今回は一般的なRPGのように自動で振り分けられるようになった。
  • レベル神は手動・自動でのレベルアップが選べるようになった。
    • 自動の方が楽ではあるが、レベルアップ時には体力とSPが全回複するので任意のタイミングで使えば探索を続行しやすくなり、手動にもメリットがある。
  • 疲労度の概念が無くなり、第1部では1日中探索していられるようになり、1日の使用回数制限のある技も無制限に使えるようになった。
    • その日ごとの必須イベントをこなさないと次の日に進めなくなったので、原作のように特定のイベントを取り逃して詰むことがなくなった。
      • 一方でメインシナリオと関係ないガールズギフトに関しては取り逃がすものがある。
    • ただし第2部は原作通り活動できる限界値があり、限界に達すると強制的に探索打ち切りになる。
  • 戦闘システムは原作同様1対1で戦い、複数体の敵と戦う場合連戦になるという仕様である。
    • 戦闘はターン制バトルで通常攻撃・防御・スキル・カードスキル・アイテムの使用・逃走のいずれかが行えるが、どの行動もAPというポイントを消費する形となる。
      • 1ターン中に使えるAPには限りがあり、大技ほど多くのAPを消費する。逆にAPの最大値を越えなければ様々な行動がとれる。
      • 例をあげると、AP最大値が3の状態ならば消費AP1の行動を三回とれるだけでなく、AP2のスキルを使いつつアイテム使用(消費AP1)すること等もできるが、AP4以上のスキルを使うことは出来ない。
      • APは毎ターン開始時に最大値まで回復する。

ガールズギフト

  • シナリオ進行やサブイベントで女性キャラからもらえる特別な能力の総称。
    • 戦闘中に使えるスキルや単純なステータスアップなど効果はそれぞれ異なる。
    • 大部分は話が進むと自動で習得するが、特定のタイミングで発生するイベントを攻略しなければ習得できない物も少なくない。

女の子モンスター

  • 設定関連以上に変更点が大きい要素で、原作では捕獲ロープを使っては売っぱらっていたが、本作では白紙カードというアイテムを用いて捕獲することになった。
    • 戦闘中に女の子モンスターを弱らせると捕獲しやすくなり、捕獲後カード屋に行けば女の子モンスターごとのスキルが使用可能になる。
      • スキルはAPを消費して使う攻撃・バフ・デバフ・回復技等のメインスキルと、自動で発動する物が多いサブスキルの2つが存在する。
      • 一部のモンスターは鍵開けやエンカウント調整等フィールド上で使えるスキルも所持している。
    • 女の子モンスターカードの入れ替えはカード屋で行い、一度に8枚までセットしておける。
      • ダンジョン内でもメイン・サブ技の入れ替えは可能だが、カードそのものの入れ替えは不可能。
  • 戦闘終了後にセットしてあるカードにも経験値が蓄積し、一定値まで達すればカード屋でレベルアップすることができる。
    • Lv3まで育てると女の子モンスターの心に触れられるギフトブレイクに挑戦できる。
      • カードスキルが封印された状態で女の子モンスターに挑み、勝利すればスキルの能力が向上する他、戦闘中にスキルが発動すると特殊アニメーションが入るようになる。
  • 女の子モンスターは全40体登場し、内訳はいずれも原作に登場したモンスターから選ばれている。
    • 一部削除されたのはCS機では色々問題になりそうなとっこーちゃん等それなりに理由が察せられるモンスターである(神風はいるが)。当然だが本家アリスソフト作品ではモロ出しのモンスターはいずれもデザインが若干変更されている。
    • なお、怪獣王女とラムも仕様変更されており通常の女の子モンスターと同じ扱いになっている。アトランタは(原作でも捕獲できなかったが)女の子モンスター枠ではなく「隠しボスの一体」という扱いになった。

その他

  • プレイ時間はゲーム内時間で1周25~30時間程度と言ったところ。とはいえノーヒントで進めて敵に倒されて道中でやり直した場合なども含めれば実質的にはもう少しかかる。
  • 2周目への引継ぎ要素も実装されており、容易にシナリオが進められるアイテムが入手できるようになる。
    • 一部2周目以降ではないと発生しないイベントややり込み用ボスキャラも存在する。
  • 声は主人公以外フルボイスで、主人公の名前は変更可。
    • 近年のRPGによく見られる仕様で、文章ではちゃんとプレーヤーが入力した名前が表示されるが、主人公について呼ばれる時には「きみ」「お前」等主人公名を読まない形になっている。

評価点

  • ユーザーフレンドリーな作りと程よい難易度。
    • 戦闘で敗北した際にそのまま最初からリトライするか最後にセーブしたポイントに戻るか選択肢が登場するため、うっかり事故ったり戦略ミスした時でもやり直しやすい。
    • 原作は90年代のPCゲーらしい難易度だったが、今作は易しくなった。
      • とは言えボス敵や連戦では気を抜くと殺される程度の難易度は維持しており、原作を制作したTADAも手軽に楽しむのにちょうどいいゲームバランスになったと褒めている。
    • 原作だと地上に戻るのに使い捨ての帰り木を使っていたが、本作ではお帰り盆栽と同効果になっており、ダンジョン内ならばYボタンですぐに使えるようになっている。
    • 基本的に女の子モンスターはその階層や次の大会の対戦相手に有利な者が出現するようになっており、新しい物を見つけ次第その都度捕獲してセットしていけば進めやすくなる。
    • 使い勝手に差はあるが、どの女の子モンスターにも使い所がある。一体だけで無双してしまうようなことは無い。
      • 女の子モンスターの消費SPはシナリオ後半はかなり余裕が出てくるので、バンバン使って行けて爽快に楽しめる。
  • シナリオ・キャラクター。
    • 初報時は「第2部そのものが完全に無くなるのではないか?」という危惧も一部であったが、細かい部分こそマイルドになっているものの大筋は原作同様の形となっており、グロ・性交描写も直接的でないが大部分は原作通り行われていると察せられるようになっている。
      • カラー*1の設定は当然変更になったが、下手にエロ要素が無くなった分「原作よりシリアスになった」という意見も。
    • 新ヒロインである咲夜はうまく元のシナリオを壊さず、かつ咲夜がいないと本作のシナリオが成立しないようにうまく組み込むことに成功しており、原作経験者であっても違和感が薄い。
    • メインキャラは何れも原作を踏襲しつつも現代風に変更がされている。
      • シードの義姉であるヒロインの一人セレーナはビキニアーマー姿となった。ビキニアーマーを正装とするエロキャラ自体今ではすっかり廃れつつある*2為貴重。
      • シードの対戦相手達も声がつき描写が増えたことで「より魅力が増した」と好評。
      • サブキャラはデザイン・性格双方とも大幅に手を入れられた人物もおり、特にレイヌや鈴夜に関しては「こちらの方がいい」という意見の方が多数派である。
    • 本筋と関係ないキャラ同士の雑談はかなり豊富になっており、同じ日であってもイベント進行前後等細かいタイミングで変わる様になっている。
  • 「CERO:D」とはいえ3DSの作品としては一二を争うほど表現のギリギリを攻めており、ギフトや女の子モンスターのブレイク絵は局部以外ほぼ丸出しが殆どである。
    • 女の子モンスターのアニメーションは出来が良く、セクシーかつかわいい。スピード感もありテンポも悪くない。
      • 当然ではあるが40体全ての女の子モンスターに専用アニメーションが用意されているため、自然と「色々な子を捕まえて育ててみよう!」というモチベーションが湧きやすい。

賛否両論点

  • オリジナル版は文字通り「勝つためならなんだってやる」だったのに対し、CS機では全年齢向けである都合上どうしても削除・変更点が多く、これを仕方ないと割り切れるかで本作の評価は変ってくる。
    • 「悪事」関連のシナリオが消滅したことにより*3、『闘神都市II』と言えば真っ先に話題になる、「悪事をコンプリートした所為で地獄に落とされてBADEND*4」も無くなった。
      • とはいえオリジナル版の倫理的に問題があるイベントを普段は好青年のシードが行うと人格の一貫性がおかしくなる・悪事を行ったのに葉月と結ばれるのもどうかという指摘はまっとうなものでもある。
      • 一方で、「そうした不条理さがアリスゲーらしさ」「シードが他人の幸せを踏みにじりながら葉月を手に入れる物語こそが『闘神都市II』」と言う旧来ファンが居るのも事実である。
      • ただ、原作とは若干異なる経緯での強制BADEND自体は終盤にある。あっさり目ではあるが。
  • 一部のキャラクターについて
    • 咲夜ルートの出来がいい分、本来のメインヒロインのはずの葉月が割を食った感が見られる。
      • 葉月が実戦に恐れおののくイベントや最終盤のイベントなど非アダルトシーンながら何故か削除されてしまった場面が目立つ。消す必要があったのだろうか?
      • 葉月ルートに進んだ場合、原作とやや展開が異なり二年目の優勝者に関して一切触れられないまま進むので違和感を感じる。
      • 一応鈴夜のイベント改変に伴って原作にない出番が追加されたりもしているが、正直物足りない。
    • 3回戦の対戦相手であるプルマロックに関しては大幅に設定が変わったが、原作の方が話の重みがあってよかった、改変したが特に面白くなっていないという意見も見られる。
      • 原作版パートナーのチロルが完全消滅したのは察せられるが、プルマ側については原作通りの設定でも通せたと思われる。
    • 終盤のカーツウェルのイベントが寄り道プレイをしていなければまず見逃すようになっており、これを見ないとその後のカーツウェルの行動がやや理解しにくい。
  • 1vs1の戦闘
    • 原作通りではあるのだが、今時戦闘形式が1vs1のバトルというシンプルなシステムなのは意見が分かれがち。
    • 『時と永遠』は技術的な都合上タイマンになっていたが、本作は静止画+攻撃時のみエフェクトというよくあるRPGと同仕様なのでPTバトル式にしても問題はなかったはずである。
    • シナリオ中でも複数人で戦っているのにタイマンになる場面がいくつかあり、やや不自然に感じる。オリジナル版では葉月がパートナーとして戦ってくれた場面もあっただけに尚更。
      • ただし、 1vs1の戦闘にこだわったのはアリスソフト・TADA側のオーダー であり、「闘神都市IIはシードが一人で戦って強くなっていく物語なので、PT制にしたらコンセプトがズレてしまう」とのことである。

問題点

  • 文字が点滅するバグが頻発する。プレイには支障がないが気になる。
  • 不便なUI
    • バックログ機能がなく、CG回想で文章が表示できない。ギャルゲー・美少女ゲーだとあって当然なので気にかかるとこ。
      • メインターゲット的に、これらは用意すべきではなかろうか。
    • セーブポイントや扉を開ける判定がかなりシビアで、近づきすぎても遠すぎても反応してくれない。歩行速度が速いのはありがたいのだが、そのせいでなかなか合わせにくい。
    • タッチでのセリフ送りが必ずタッチパネル中心のみしか判定がないため、2・3DSLLで遊ぶ場合意識して真ん中を押さないとセリフ送りしにくい。
    • 戦闘時のスキル選択の並び順が固定で任意ソート機能がなく、めったに使わないスキルが1ページ目、とてもよく使うスキルが2ページや3ページ目あたりに出てくるので選択が面倒。
  • 原作にあったおまけ要素は大部分が削除されてしまっている。
    • 例をあげると、召喚ドア・自宅購入・はにわ聖戦士・リーダーの魔法は全部カットされている。
    • 召喚ドアに関しては出てくる敵の大部分が版権的にまずい敵とCS機で展開されていないアリスソフトの他作品のキャラのため分からなくもないが、グナガンやV2べベター等当たり障りないであろう敵は2周目用ボスにでも採用して欲しかったところ。
    • 後者3つは純粋に消す理由がない*5ので惜しい点である。
    • ザコ敵に関しても迷宮戦士やだんご系等の亜種タイプも大幅に削減され、原作ほど様々な敵に会うことはない。
      • ルスト系に関してはナチネタなのでいくらなんでもヤバすぎるのだろうが、他はやっぱり欲しかったとこ。
  • シナリオ途中で亡くなってしまう人物がおり、その人物は後々ギフトがもらえるのだが、亡くなった段階では失敗としか出ないために、プレーヤーが誤った選択肢をとったと勘違いしがち。
    • 原作でも亡くなってしまう人物なので、リメイク版だからこそ救済ルートがあると勘違いして発売当初は何度もやり直した人もいた。
    • 上記のはにわ聖戦士ルートだと死なずに済んだのでそういう意味でもはにわ聖戦士が消えたのはもったいない。
    • とは言え、その彼女が亡くなる方のストーリーは闘神都市IIの中でも一・二位に上げられる程の良シナリオなので、あえて生存ルートを作らずこちら一択にした気持ちは良くわかるのだが。

総評

原作がダークで容赦のないシナリオが評価されていただけに、諸変更点について「CS機への移植・ご時勢柄仕方ない事は分かっていてもどうしても受け入れられない」というユーザーも少なくない。
おまけ要素に関しても本筋と関係が「薄い」とは言え約20年前のゲームで出来た事が2014年発売のゲームでできなくなっているのは気になる所。

とはいえ3DSで遊べる美少女RPGとしては合格点であり、致命的なほど物語・ゲーム性を損なってしまっている改悪点はない。
オリジナル版をプレイせずに本作から手にとった人からは「若干粗いが良作」という意見もあり、好みの差はあるが一定の完成度はある。

余談

  • 実は昔メガCDで『闘神都市ユプシロン(仮称)』が発売する予定だったが中止になった経緯がある。
    • 『闘神都市』の設定をリメイク、初の一般向けとして予定されたが製作の難航とメガCDの不振から取りやめとなった。
      • この際に作られたシステムやシナリオは『ランスIV』や『闘神都市II』に一部流用された。
    • 結局アリスソフト名義での直接的なCS機への参入は行われておらず、一般向け作自体も『戦巫女』のみであった。
      • 本作の発売によって形を変えて部分的に実現したとは言える。
  • PC版『闘神都市I』『闘神都市II』は無料配布されている。詳細は各ページを参照。
    • 18歳以上ならこれらをプレイしてから本作の購入を検討してもいいかもしれない。
  • 予約特典は往年のPCゲーム誌『テクノポリス*6』の特別号が付属しており、オールドPCファンを狙い撃ちにした特典は大きな話題になった。
    • 当時のライターだった矢野健太郎と佐藤元による漫画のみならずアリスソフト原画勢による記念イラスト、本作の開発資料や他社へのインタビュー記事など非常に豪華な内容となっていた。
  • イメージエポックは本作の素材を一部流用してブラウザゲーム版『闘神都市』も制作していたのだが完成前に破産してしまったためにDMMが引き継いで製作し、『新訳 闘神都市 Girls Tamer』として公開された。DMMらしく18禁バージョンと非18禁バージョンを同時展開(エロシーンを飛ばす以外の修正は無いが*7)。
    • しかし、あまりにもフリーズが多すぎてゲームにならず、他のブラウザゲーム(なにせDMM.R18だけでも常時20種類以上が提供されている)に客を逃がした結果、1年未満で終了してしまった。
  • 本作発売後、翌年の5月に開発・発売を担当したイメージエポックが倒産したため、その後公式サイトも消滅した。
    • セガに権利が移行し無事発売できたイメエポ最終作の『STELLA GLOW』と違い権利関係の整理・移譲もできる状況になかったためか、同年6月には本作のダウンロード版は配信停止となりその後3DSのeshop終了時に至るまで再販も叶わないままとなった。
      • 本作はアリスソフト側の権利も絡むため、今後の移植等も一筋縄ではいかないと思われる。こうした事情からか販売停止後は徐々に中古価格が上昇していき、現在では3DSのプレミアソフトの一つとなってしまっている。

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最終更新:2023年04月22日 15:39

*1 一部のアリスソフト作品に登場する種族。他のファンタジー作品で言うとこの「エルフ」に当たる。

*2 精々コスプレかアダルト作品や二次創作でねたにされる程度である。

*3 そもそも悪事のうちの半数は強姦関連である。

*4 逆に言うと複数ある悪事の内、一つでも逃したらBADENDにはならない。

*5 一応自宅購入はオリジナル版では女の子モンスターや本筋関係ないエロイベントにも関わるのでそれらが削除・変更されたのが無くなった理由と言えなくもないが

*6 総合ゲーム誌だが『テクノポリスソフト』名義でエロゲーを出すなど、エロゲー専門誌が登場するまでは(袋綴じの『コンプティーク』と並び)エロゲーに強いゲーム誌扱いだった。

*7 そもそも“DMMアカウントは18歳未満は作成禁止(当然貸与も禁止)”なので、“DMMゲームは実質(18禁シーンが無い作品も含め)全て18禁”である。