G.Gシリーズ 忍カラクリ伝2
【じーじーしりーず しのびからくりでん2】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)
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発売元
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ジェンタープライズ→グッドビジョン
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開発元
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朱雀
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配信開始日
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2010年9月8日
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定価
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200DSiポイント
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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トランポリン忍術アクション再び 新キャラ「ミヤビ」が登場 難易度・自機選択機能が追加
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G.Gシリーズ
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概要
『G.Gシリーズ 忍カラクリ伝』の続編にあたる作品。本作はDSiウェア専用のタイトルであり、『G.Gシリーズコレクション+』の収録タイトルには含まれていない。
基本ルールはそのままに、本作ならではの新要素が加えられている。
オートセーブ方式。
前作との相違点
基本ルールは前作とほぼ同じなので割愛する。ここでは本作ならではの新要素を中心とした説明を行う。
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難易度選択について
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ゲームを始めると3段階の難易度が選択できる。
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難易度は「カラクリ風魔城(易)」「カラクリ修羅城(普)」「カラクリ閻魔城(難)」が用意されている。
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ゲーム初期時では風魔城しか選べないが、各難易度をクリアすれば次の難易度が選べるようになる。
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各難易度それぞれ全20ステージ構成。各難易度の無制限コンティニューは可能だが、ステージセレクトはできない。
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自機選択について
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難易度選択を終えると、次に自機選択が行える。
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本作では前作の主人公の「ハンゾウ」に加え、新キャラのくの一である「ミヤビ」も使用可能となった。
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ハンゾウとミヤビには明確な性能差があり、使い勝手に相違がある。さらには各難易度におけるステージクリア後のセリフやグラフィックが専用のものとなる。
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各使用キャラのハイスコアは難易度別に記録される。よって、両方のキャラを各難易度で使用しないと、すべてのハイスコア表示が埋まらない。
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自機性能の詳細
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「ハンゾウの性能」
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基本的な性能は前作譲りだが、「斬り」を2回連続で出せる性能が追加された。
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「ミヤビの性能」
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Yボタンを押しっぱなしにすると溜めモーションに入り、その後にボタンを離すと、高攻撃力・広攻撃範囲・敵貫通性能を持つ「風魔手裏剣」を出すことができる。
ただし、溜め中に敵のダメージを受けてしまうと、溜めが無効になってしまう。
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「斬り」に関しては「2回連続攻撃ができない」「ダッシュ中の攻撃ができない」と、ハンゾウよりも劣る性能となる。
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ハンゾウ
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ミヤビ
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斬り
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2連続攻撃可能
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単発のみ
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手裏剣投げ
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単発のみ
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溜め撃ち可能
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ダッシュ移動
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まっすぐにダッシュ
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斜め上にダッシュ
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必殺斬り
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可能(攻撃力2倍)
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使用不可
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その他の変更点について
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強制スクロールのステージが追加された。
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通常ステージの一部・ボーナスステージは必ず強制スクロール進行となる。このステージでは歯車が出現せず、スクロール奥まで進めば扉が出現している。
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敵の種類が増えた。
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ザコ敵のバリエーションが新たに3種類増え、総計6種類の敵が自機に襲い掛かる。
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ボス敵は新たに「最上忍」「巨大観音」が追加された。巨大観音は各難易度のラスボスを務める。
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各難易度のボス戦ステージは「下忍」「中忍」「上忍」「最上忍」「巨大観音」の順で出現する。各ボス共に1回のみの登場となる。
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新ボス敵の特徴は以下の通り。
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「最上忍」…下忍のすばしっこい動き+手裏剣攻撃・中忍の爆弾攻撃・上忍の分身の術のすべてをこなす強敵。
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「巨大観音」…ラスボス。複数の歯車をすべて破壊した後に、観音の中央位置に露出した「赤い歯車」に攻撃を複数回仕掛けると倒せる。自らの移動はできないが、ビームや電撃で攻撃してくる。
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キーコンフィグができるようになった。
評価点
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セクシーな外国人くの一「ミヤビ」見参!
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詳細な設定はよく分からないが、ゲームを見る限りでのミヤビは「カタコトな日本語を喋る金髪外国人くの一」である。
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語尾に「~デース!」を付けて喋り、ぎこちない日本語で喋る様がハンゾウ以上に滑稽である。「これがカミカゼ! 流石デース!(風魔城)」「危険が危ないデース!(閻魔城)」など。また、勝利イベントからは巨乳であることが確認できる。
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しかし、閻魔城の終盤ステージをクリアしていくと彼女の意外な一面が明らかになる。それが何なのかは実際にプレイして確かめてほしい。
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難易度と敵の種類の幅が広がった。
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3段階の難易度選択と敵の種類の増加により、前作よりも比較的プレイの負担とマンネリが抑えられている。
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各難易度がすべて20ステージで終わるので、前作よりは楽にオールクリアできるようになった。
特にステージセレクト機能がない前作のDSiウェア版は、オールクリアまでに相当なプレイ時間を要したので、このコンパクト化は嬉しい限り。
前作に比べると難易度単体でのステージ数は少なくなっているものの、すべての難易度を含めると60ステージ分あるので、決して前作からプレイボリュームが削られているわけではない。
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各難易度には明確な難しさの差があり、風魔城は前作の前半ステージ相当、修羅城は後半ステージ相当、閻魔城は前作以上の凶悪さを誇る難しさとなっている。
特に閻魔城の難しさは異常で、ステージ1から敵がびっしりと密着配置され、ちょっと油断するだけで死ぬ鬼畜っぷりである。敵が単体でしか出現しないボス戦ステージの方が簡単に感じるほど。リトライは必至であり、もはや死にゲーの域である。
賛否両論点
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ミヤビ無双
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ミヤビの性能が抜群に高く、彼女を使用した方が確実に安定したクリアができてしまう。
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風魔手裏剣の強さがチートすれすれレベル。溜め完了後にこれを出すと前にいた敵と歯車すべてが跡形もなく消えてしまうほど。
ボス戦においても、風魔手裏剣を数回当てるだけで大方撃沈できてしまうため、わざわざ接近して戦う必要性が薄い。
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逆にハンゾウに比べて斬りによる接近戦が劣る弱点はあるものの、それでも前作のハンゾウと同性能の斬りが出せるため、特にミヤビが弱いというわけではない。
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斜め上にダッシュできる点に関しても「ダッシュとジャンプ(斜め上)を同時にこなす」という効果で、ハンゾウ以上に利便性を持つ移動手段となる。
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ミヤビがハンゾウに比べて明確に弱いのは、上記の接近戦と必殺斬りができない点しかなく、他はあらゆる面でミヤビに軍配が上がってしまう。
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とはいえ、風魔手裏剣を出すにはそこそこの時間がかかる上、真横にしか投げられないため、敵の攻撃を避けつつ確実に敵に攻撃を当てるのは至難の業である。
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よって、ハンゾウは初心者向け、ミヤビは上級者向けと言えるだろう。
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ハンゾウとミヤビは個別で活動しているという設定らしく、2人が絡む描写は一切されない。人によっては物足りないところだろうか。
問題点
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前作より敵の種類が倍増しているが、あくまで前作より敵の種類が増えただけで、一般的なアクションゲームと比べるとあまり多いとは言えない。
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難易度選択画面からタイトル画面に戻ることができない。
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そのため、一度ステージに入ってからタイトル画面に戻る必要がある。
総評
自機が2人に増え、ステージ数は据え置きなので、単純に考えれば前作からボリュームが2倍になった本作。
敵の数も増え、前作の正当進化と言うべき続編であり、前作同等かそれ以上に楽しめる出来なのは間違いないだろう。
最終更新:2023年05月01日 01:02