【ときめきめもりあるつー さぶすとーりーず だんしんぐさまーばけーしょん】
ジャンル | アドベンチャーゲーム | |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 2枚 | |
発売元 | コナミ | |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメントジャパン | |
発売日 | 2000年9月28日 | |
定価 | 5,800円(税別) | |
廉価版 | PS one Books:2003年9月18日/1,800円(税別) | |
判定 | なし | |
備考 | 以下、作品名を『DSV』と呼称 | |
ときめきメモリアルシリーズ | ||
Dance Dance Revolutionシリーズ |
舞台は高校1年の夏休み。
主人公と一緒にゲームセンターに遊びに行った寿美幸は、そこでたまたまプレイした『ダンスダンスレボリューション』でとてつもないハイスコアをマークしてしまう。
それを見た業界関係者から、同ゲームの全国大会予選への出場を要請されるが、美幸の本来の実力ではこのようなハイスコアは出せない。
そこで主人公と美幸は特訓をはじめることになり、やがて同級生の八重花桜梨や白雪美帆も巻き込まれていく。
【ときめきめもりあるつー さぶすとーりーず りーぴんぐすくーるふぇすてぃばる】
ジャンル | アドベンチャーゲーム | |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 2枚 | |
発売元 | コナミ | |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメントジャパン | |
発売日 | 2001年3月29日 | |
定価 | 5,800円(税別) | |
廉価版 | PS one Books:2003年9月18日/1,800円(税別) | |
判定 | なし | |
備考 | 以下、作品名を『LSF』と呼称 |
舞台は高校2年の秋。
文化祭直前のある日、街中のゲームセンターでゲームの腕前について口論を始めてしまった赤井ほむらと伊集院メイ。
2人はたまたま居合わせた主人公(プレイヤー)に対し、どちらを支持するのか迫ってくる。
そこに現れた2人の共通の友人・一文字茜が巻き込まれる。主人公は3人の私生活や文化祭に対する想いに触れることで彼女たちのことを知っていく。
【ときめきめもりあるつー さぶすとーりーず めもりーずりんぎんぐおん】
ジャンル | アドベンチャーゲーム | |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 2枚 | |
発売元 | コナミ | |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメントジャパン | |
発売日 | 2001年8月30日 | |
定価 | 5,800円(税別) | |
廉価版 | PS one Books:2003年9月18日/1,800円(税別) | |
判定 | なし | |
備考 | 以下、作品名を『MRO』と呼称 |
ひびきの高校を卒業してちょうど1年後、喫茶店でデートの待ち合わせをしている主人公が、1年前の思い出にふけっている。
主に思い出させるのは高校3年のバレンタインデー直前。幼馴染である陽ノ下光とその友人の水無月琴子、
担任教師でかつての「近所の憧れのお姉さん」である麻生華澄の主人公を巡る人間関係と、その中でのそれぞれの葛藤が描かれる。
『DSV』『LSF』では一ゲームとしてのボリュームの少なさが批判され、『MRO』ではボリューム面についていくらか改善したものの、今度は癖の強いシナリオが足を引っ張ってしまった。
ADVとして取り立てて優れたシステムもなく、ミニゲームの出来栄えもバラつきが目立ち、何より偉大なる前作ドラマシリーズと比較されることもあってか、本シリーズはお世辞にも大きな評価を得ているとは言い難い。
特に『MRO』のメインストーリーに対する意見は多く、「こんな昼ドラ展開望んでない」「原作レイプ」という声もあれば、「これはこれで見応えがある」という声もあり、評価がキッパリ分かれてしまっている。
ただし、前作ドラマシリーズと比べると、『2』のキャラクター全員が『1』のキャラクターと比べて設定やキャラクター像が固まりきっており、
それ故にドラマシリーズのような独自・後付け設定を盛り込んでシナリオの完成度を高めることが出来ず、結果的に既存のキャラクター設定に沿った内容に留めることしかできなかった点は留意すべきかもしれない。
ただいずれにせよ、本作が『2』ファンの心を繋ぎとめることはできず、既に始まっていた『2』のブームの衰退をより早めてしまったことも否めないのである。