SONIC WINGS 3

【そにっく うぃんぐす すりー】

ジャンル シューティング
対応機種 アーケード(MVS)
発売元 SNK
開発元 ビデオシステム
稼働開始 1995年10月
プレイ人数 1~2人
判定 良作
SONIC WINGSシリーズ


概要

SONIC WINGS』シリーズの3作目。
前作『2』と同様、MVS基板のため横画面の縦スクロールシューティングとなっている。
全8ステージを2周するとゲームクリア。

本作の大きな特徴は「ルートが分岐する」ことである。勿論、テンポのよさと個性的なキャラクター達も健在。
本作では自機がレシプロ機になっており、ジェット機を操縦していた前2作とは少し雰囲気が変わっている。

ストーリー

前回の戦いから3カ月後のある夜…
アメリカ西部の都市の上空に不思議な光が現われた後、数機の大型戦闘機が突如現われ、都市を攻撃。
同じような事件は世界各地で起こり、どの国もその軍隊に攻撃を受けたのだ。
国際秘密救助隊の基地もその軍隊の攻撃の為、大打撃を受けていた。
飛び立つ間もなく炎上する戦闘機。
わずかに残った使用可能な最新鋭機も敵の策略のため電子機器が使えなくなってしまった。
ここで敵が使用していたのは古いレシプロ機。しかも実戦では使用されなかった試作機も含まれていた。
報告を受けた隊長のリヴァー卿は、決断を下す。
「使用可能な全ての武器を用いて反撃せよ。地下格納庫に保管されている古い兵器の使用も許可する。」


特徴

システム

  • 操作は1レバー2ボタン。1ボタンでショット、2ボタンでスペシャルウェポン(要するにボム)。通常は1ボタン連打でショットを使用できるが、いくつかの機体では1ボタンを押しっぱなしにすることで溜め撃ちが可能。
    • 本作でもショット最高段階で一定量を発射するとレベルダウンする。また、ここでいう「一定量」に加え、ショットの最高段階、スペシャルウェポンの初期所持数と最大所持可能数も機体によって異なる。
  • 特定のステージではボスを撃破した後に中型機が出現し、左右どちらの翼を破壊するかでルートが分岐する。選択したステージによって難易度も変化するため、慎重に選択したい。
    • 難易度と関わりはないが、ステージクリア時のキャラクターのセリフはルートによって異なり、攻略した最終ステージによって同じキャラクターでもほとんどの場合はエンディングが変化する。
  • 2人プレイは『1』同様、所属する国が同じキャラクターしか選択できないようになっている。
    • 2人プレイ時専用の技として「互いの自機がぴったりと重なった状態でショットすると高威力のショットを発射できる」というものがある。攻撃範囲などは国籍によって区々であり、スペシャルウェポンと併せて使用するとボスをも瞬殺できる場合がある。
  • 特定の地上物を倒すとボーナスアイテム(使用キャラの母国の通貨*1)が出現する。得点は画面上方で取るほど高くなる(10000→4000→2000→1000→500→200の順で変化する)。

キャラクター・自機紹介

※括弧内は搭乗機体

  • ブラスター・キートン(F4U コルセア)
    + 俺のドリルをくらえ!

    強気で明るい熱血アメリカン。本作でも自分の正義に基づいて戦うようだ。機械の体は前作からさらに改良を加えられ、赤いボディの性能は通常の3倍となったほか、男の武器「ドリル」を装備するに至った。

    • 所属:アメリカ
    • ショット:12.7mm機関砲(ニードル) 前方集中型。最高段階は4。380発でレベルダウン。集中型だがショット幅は広め。
    • サブウェポン:ドリルミサイル 当たった敵にめり込んでいくドリル型のミサイル。ショット第3段階で2発、第4段階で4発発射。
    • スペシャルウェポン:巨大キートン大暴れ キートンが巨大化する。巨大化中もプレイヤーが操作可能で完全無敵状態。時間切れ寸前になるとキートンが「SEE YOU!」と発言する。初期所持数は2発、最大5発まで所持可能。
    • 移動速度:速い
  • ブレイザーズ(P-61 ブラックウィドゥ)
    + 師匠の娘を捜せ!

    元傭兵の格闘家ギルと同門のグレン、そして搭乗機体の持ち主にして操縦士の女性グリンダの3人チーム。組織に誘拐されたギルとグレンの師匠の娘を助け出すために参戦。ギルとグレンの2人は同社のベルトスクロールアクション作品『闘⿱神人*2ブレイザーズ』の主人公(のうちの2人)。グリンダは今作オリジナル*3

    • 所属:アメリカ
    • ショット:20mm機関砲(3WAY) ショットレベル3に達すると3方向を攻撃できるようになる。最高段階は4。380発でレベルダウン。
    • サブウェポン:12.7mm機関砲 機体上部に設置された4連装回転銃座で敵を狙い撃つ。32方向へ発射可能。
    • スペシャルウェポン:タイニーティムロケット 宙返りをして前方へ5発のロケットを発射する。ロケットもしくは爆風に触れた敵にダメージ。初期所持数は3発、最大7発まで所持可能。
    • 移動速度:やや遅い
  • 緋炎(零式艦上戦闘機52型丙)
    + 今日も何処かで航空忍者!

    「御前」と呼ばれる人物からの命令を受け、世界平和の為に戦う航空忍者。飛騨の名工が鍛え上げた機体で参戦する。本作ではいつものヘルメットが飛行帽になっている。やはりプロフィールは一切明かされておらず謎が多い。

    • 所属:日本
    • ショット:20mm機関砲(苦無) 手裏剣型のショット。ややばらつくが前方集中型。最高段階になるとクナイ手裏剣の形状になる。最高段階は4。280発でレベルダウン。
    • サブウェポン:鵺走(ヌエバシリ) 鋭い刃を斜め前方に発射する。敵を貫通しブーメランのように戻ってくるが、発射される際の軌道が独特で当てにくい*4。ショット第3段階で2発、第4段階で4発同時に発射。
    • スペシャルウェポン:科学忍法"火の鳥" 機体が巨大な火の鳥に変化する。発動中は無敵で、1ボタンで正面に3千度の火球を発射する。初期所持数は2発、最大5発まで所持可能。
    • 移動速度:速い
  • 真尾まお(晴嵐)
    + くらくら音速アイドル、またまた登場!

    アイドル歌手。映画の撮影中に召集され、不本意ながら今回も参戦。着替える暇もなかったらしく、服装が映画の衣装である着物のままになっている。実は超能力者で不思議な力を持っており、少しの間だけ時間を止めることができる。

    • 所属:日本
    • ショット:12.7mm機関砲(ラージ) 前方集中型。最高段階は3。100発でレベルダウン。
    • サブウェポン:誘導レーザー 敵に向かって飛んでいくレーザーを発射する。第2段階で2発、第3段階で4発同時に発射。
    • スペシャルウェポン:E・ウェイブ 発動と同時に画面全体の敵弾を消し、少しの間だけ自分以外の時間を止める。2ボタンを押している間は自機周囲に攻撃判定のある光球(威力は低い)が留まり、離すと飛んでいく。初期所持数は3発、最大5発まで所持可能。
    • 移動速度:やや遅い
  • チャイカ&プーシカ(IL-2 シュトルモビク)
    + ハラショーなロシア娘×2

    双子の姉妹。病気の父親の薬代を稼ぐために参戦。眼鏡を掛けている方が姉のチャイカ*5で、薬代を稼ぐことより強敵を探すことに燃える妹のプーシカ*6に呆れている。実は姉の方が腕が立つらしい。

    • 所属:ロシア
    • ショット:37mm機関砲(ラージ・拡散) レベル2以降で2WAYショット。最高段階は3。300発でレベルダウン。
    • サブウェポン:モスクミサイル 自機正面にミサイルを発射する。ショット最高段階になると『初代』に登場した塔型ミサイルを発射するようになり、威力が跳ね上がる。
    • スペシャルウェポン:スーパーマトリョーシカ みかん星人そっくりな顔のマトリョーシカ人形が複数体現れ、画面全体を攻撃する。効果の持続時間は使用する度に異なる。初期所持数は3発、最大7発まで所持可能。
    • 移動速度:普通
  • ホワイティ(I-16)
    + 世界初!空飛ぶ天才イルカ

    大阪梅田のミニ水族館で育った、自称「天才イルカ」。今回なぜロシアから参戦したのかは内緒とのこと。自然を破壊する身勝手な人間には容赦しないが、当の本人もかなり身勝手である。ノリが軽く、大阪弁を話す。

    • 所属:ロシア
    • ショット:20mm機関砲(ノーマル) 前方集中型。溜め撃ちは正面に貫通弾を発射するもので、溜めた時間が長いほど威力が上がる。最高段階は5。240発でレベルダウン。
    • サブウェポン:ディープサブマージ 前方に高圧水流を発射する。敵に当たっている間はダメージを与え続けられる。
    • スペシャルウェポン:スクリュージェット 水を自機にまとわせて正面に発射する。貫通効果あり。初期所持数は3発、最大6発まで所持可能。
    • 移動速度:普通
  • マーカム(Do335 プファイル)
    + 男なら奴を選べ!

    元グリーンベレー所属で「生きた殺人兵器」の異名を持つ。年齢は30代前半ほど。性格は常に冷静で非情、と自分では思っているらしい。様々な体術に精通しているようで、とあるエンディングでは必殺技の数々を披露するが…。初登場は同社の作品『タオ体道』。

    • 所属:ドイツ
    • ショット:30mm機関砲(ノーマル) 前方集中型。溜め撃ちは正面に鏃状のショットを発射するもので、溜めた時間が長いほど発射数が増え、射程が短くなる。最高段階は4。330発でレベルダウン。
    • サブウェポン:neu RLMロケット 敵を追尾するロケット弾を発射する。威力は低い。第3段階で4発、第4段階で6発同時に発射。
    • スペシャルウェポン:マーカムフラッシュ 問答無用の必殺技。自機正面に射程の短い閃光を発生させ、敵弾を消す。威力はスペシャルウェポンとしては非常に低い。初期所持数は2発、最大4発まで所持可能。
    • 移動速度:とても速い
  • コウフル&リヴァー卿(Ju-87 スツーカG型)
    + 無敵のおやじコンビ発進!

    「空飛ぶ筋肉大魔王」の異名を持ち、北欧ヴァイキングの血を引く科学者コウフル・ザ・ヴァイキングと第二次世界大戦のエースにして国際秘密救助隊の隊長リヴァー・N・ホワイト卿のコンビ。使用できる機体がJu-87だけであったためにこの機体に搭乗しているが、隊長は何やら不満があるようだ。

    • 所属:ドイツ
    • ショット:7.7mm機関砲(ニードル) 前方集中型。最高段階は5。450発でレベルダウン。
    • サブウェポン:37mm機関砲/フリッツ・X 正面に大型の貫通弾を発射する。ショット最高段階のとき限定で貫通しなくなる代わりに高威力の対艦ミサイル「フリッツ・X」を発射する。
    • スペシャルウェポン:1トン爆弾 宙返りをして正面に爆弾を投下し、爆風で敵弾を消す。宙返り中は被弾しない。持続時間は短めだが威力は高い。初期所持数は3発、最大7発まで所持可能。
    • 移動速度:遅い
  • アレックス(ワールウィンド)
    + 「いくよピクタス!」「ニャあ」

    「人は、悲しみなしには幸せをつかむことはできないのか」という父の言葉を確かめるため、父のかつての愛機で戦いに赴く12歳の少年。『SONIC WINGS』シリーズの中でも屈指のまともなキャラ。連れている猫の名前はピクタス(オス2歳 ターキッシュバンキャット)。

    • 所属:イギリス
    • ショット:20mm機関砲(ローリングショット) 前方集中型。阻塞気球を発射できる状態で1ボタンを長押しすると、押している間自機正面に阻塞気球を固定できる。最高段階は4。360発でレベルダウン。
    • サブウェポン:阻塞気球 ジグザグした軌道でゆっくりと正面に飛んでいき、爆風で敵弾を消すシリーズお約束の武器。2発同時に発射するが、両方が完全に消滅するまで次の気球を発射できない。
    • スペシャルウェポン:グランドスラムボマー 数機のランカスターが画面全体を爆撃する。威力と引き換えのタイムラグもお約束である。初期所持数は2発、最大6発まで所持可能。
    • 移動速度:普通
  • エレン&シンシア(ソードフィッシュ)
    + フライング花嫁の大活躍!

    前作から続投。大富豪の娘シンシアと彼女の家庭教師エレンのコンビ。この日はエレンの結婚式の日であったのだが、事情が事情だけに強引に召集されてしまった。式直前で召集されたこともあり、エレンはウェディングドレスでの参戦となった。その結婚相手はエンディングで明らかになる。

    • 所属:イギリス
    • ショット:7.7mm機関砲/ロケット弾(ニードル) 前方集中型。最高段階は2。200発でレベルダウン。
    • サブウェポン:ダムバスター バウンドしながら飛んでいく爆弾を発射する。威力は高いが、敵に当てるには慣れが要る。初期段階で2発、第2段階で4発同時に発射。
    • スペシャルウェポン:特殊魚雷ハーフピークMk14 宙返りと共に地形を無視して突き進む大型魚雷を発射する。敵に当たるか画面上端に到達すると炸裂し、発生した水柱に触れた敵にもダメージを与える。上手く当てられればかなりの威力になる。初期所持数は2発、最大7発まで所持可能。
    • 移動速度:全機体中最遅

以下の2人は隠しキャラクターとして参加。

  • 北白川小兎美(赤ウサギ)
    + 異世界のかわいい女戦士

    異世界の王国「バニーランド」の第2王女。誘拐された第1王女である姉を救うために参戦した。前回は自身も誘拐されてしまったが、今回は軍服を着て出撃する。初登場は同社の作品『ラビオレプス』。

    • 所属:バニーランド
    • ショット:ガトリングレーザー 前方集中型。最高段階は3。270発でレベルダウン。
    • サブウェポン:誘導ミサイル 敵を追尾するミサイルを発射する。ショット最高段階になると敵を貫通するようになる。第2段階で2発、第3段階で4発同時に発射。
    • スペシャルウェポン:ラビオ乱舞 一定時間無敵状態になる。発動中は移動速度が上昇する。持続時間は短い。初期所持数は2発、最大4発まで所持可能。
    • 移動速度:普通
  • 謎の男(ディアブローン)
    + 時空をさすらう孤独な戦士

    ディアブローンに乗り、謎の「組織」と戦う男。彼の乗る「ディアブローン」は同社の作品『ターボフォース』の自機である。1人プレイ時と2人プレイ時では正体が異なるという。

    • 所属:不明
    • ショット:ワイドガトリング 最高段階になると広範囲を攻撃できるようになる。最高段階は8。80発でレベルダウン。
    • サブウェポン:なし
    • スペシャルウェポン:援護射撃またはバリア 画面全体を攻撃する高威力の援護射撃か一定時間無敵になるバリアのどちらかが発動する。援護射撃の持続時間もかなり長いほうだが、バリアの持続時間はさらに長い。最初から最大所持可能数の2発を所持している。
    • 移動速度:全機体中最速

評価点

  • 非常にテンポよく進行する
    • 前2作同様、ゲームの進行するテンポは非常によい。前半のステージに限って言えば、普通にプレイすると1ステージあたり1、2分で終了する。さらにランダム要素が少ないため、何回かの挑戦で攻略パターンをつかみやすい。シューティングにあまり馴染みがない人を含め様々な人が手軽にプレイできる。また、敵の攻撃パターンは1人プレイ時と2人プレイ時で変わらないため人を誘ってプレイしやすい。
    • 難易度も調整がなされており、1周目の内は敵の攻撃に激しいものはあまり多くなく、初心者もとっつきやすいようになっている。一方2周目の難易度は理不尽とはいかないものの、1周目と比較すると大きく上昇しており、上級者向けになっている。
      • 更に2周目東京ステージのボス戦では1周目から大きな変化がもたらされる。その衝撃的すぎる変化は多くのプレイヤーを驚愕と爆笑の渦に巻き込んだ。
        + その変化とは…。(ネタバレ注意) 国会議事堂破壊後にワープアウトしてくる所までは1周目と同じ。だが、そこから出てくるのは1周目の巨大戦車ではなくステージ道中で見かけるごく普通のザコ敵サイズの小型戦車。
        この小型戦車、耐久値と弾幕がボス相応に異常に強化されてるだけでなく、戦車とは思えない超機動力を獲得しており、画面内を高速で移動したり画面外へ逃げたりしてひたすらにプレイヤーを翻弄する。
        ボスの移動・攻撃パターン自体は固定*7だが、色んな意味で初見殺し要素が強すぎるために、初見はプレイヤーの腹筋と共に返り討ちにされるのは免れない。
        その上このボスを倒しても点数設定はザコ戦車と同じ200点*8。ここまでボスの強さと点数設定が釣り合ってないボスも中々ないだろう。
        あまりにも強烈なインパクトを残したからか、後の『LIMITED』では最終面の隠しボスとして再登場。専用BGMも用意されるという謎の優遇っぷりを見せた。
  • 前作では全体的に機体性能が平均的で、のっぺりとした感があったが、その反省からか、本作の機体はどれもかなり個性的な性能となっている。
    • パワーアップの段階数や、ボムストックの初期搭載数/MAX搭載数まで機体によって違う。しかし、そのせいで後述の機体性能の問題点も出てしまった。
  • 伝統(お約束?)の個性的なキャラクター達
    • 前2作に比肩するほどキャラクターのアク個性は濃い。サイボーグや筋骨隆々のヒゲ親父など見た目でインパクトを与える者、アイドルや花嫁などパイロットとは思えない者、そもそも人間ですらないイルカ、などと枚挙に暇がない。
    • ゲーム中のメッセージでも彼らの個性の片鱗をうかがえる。さらに2人でプレイすると、各機体のパイロット達の掛け合いを見られる。
      • やはりエンディングの数も豊富で、合計で32種類存在する。2人プレイの組み合わせが自由だった前作ほどではないものの、それでも非常にバリエーション豊かである。
        + ED内訳 1人プレイで最終ボスを撃破すると見られるものが22種類、2人プレイで最終ボスを撃破すると見られるものが6種類、最終ボスを撃破できなかった場合のバッドエンドが3種類、ごく稀に見られる謎エンドが1種類。
  • 演出面やキャラクターなどを見るとわかるのだが、過去のビデオシステム作品から多くのネタを持ってきており、同社のファンならばかなり感慨深いものとなっている。
    • 例えば『ラビオレプス』からはファイヤーマスターやテヌキーチャウドが、『ターボフォース』からは2面に登場した中型機やクロスファイアが中ボス等としてゲスト出演している。中には、ボスとして「ソー竹子*9」が出て来たり、というのも…。
    • 但し、全体的に見るとそこまで笑えるものでもなく、むしろシュールでギャグが滑っているように見えてしまうのは、若干勿体ないかもしれない。
  • ルート分岐
    • ステージの種類が増えたことでより多くのステージに挑戦できるという楽しみが増えた。また、難易度の低い方のステージを選択すれば先のステージに進みやすくなるという戦略的な面でも評価できる。
  • BGM
    • 本作は「ジャングル」という音楽ジャンルでBGMが統一されている*10。これはゲーム音楽としては珍しい。
    • 稼働当時としては新しい部類の音楽*11であり、東京ステージBGM「Dirty City」やボス戦BGM「Show Me What You've Got!」を始め評価は高い。

問題点

  • 横画面
    • 前作同様、ネオジオ向けに開発された本作は画面が横長になっている。このため、横画面で縦スクロールシューティングをプレイすることへの違和感が残ってしまった。
      • 画面が横長であることを考慮したのか、自機の縦移動に比べ横移動は速くなっている。また、自機の移動速度に差異はあるが、どの機体も大抵の敵弾より速く移動できる。付言すれば拡散ショットや追尾弾など全体的に攻撃範囲の広い機体も多い。
  • 覚え要素が強い
    • もはや伝統とでも言うべきか、本作でも敵の攻撃はアドリブで避けるよりパターンを覚えて避けた方が安全な場合が多い。
      • 彩京弾とまでは行かないが、視認してからの回避が難しい亜音速弾がかなり多め。
      • 前半は敵の攻撃もそこまで激しいものがないため、比較的自由に回避行動を取っても問題ないが、後半はパターンを組む方が安全な傾向にある。
  • 自機の性能差
    • 本作に登場する自機は全部で12種類あるが、一部の機体は癖が強く、慣れない内は扱いにくい。
    • キートンやマーカムは移動速度が速い代わりに全体的に攻撃力が低い。そのため、ボスとの戦闘が長引きやすい。
      • マーカムに至っては明らかに自機移動速度が速すぎて、常に自滅に気を付けなければならないほど。
    • チャイカ&プーシカはショットで自機正面を攻撃できないためサブウェポンで死角を補う形になるが、連射性能が低く最高段階でなければ威力は平凡であまり期待できない。また、ボムの持続時間が短長2種類存在し、どちらが出るかはランダム。長いときは攻撃範囲の広さもあって便利だが、短いときは一瞬で終わってしまいあまり役にたたない。
      • 実はV字型のメインショットの威力が高く、敵に張り付いて両方を当てることができれば破壊力はブレイザーズに匹敵するものになるのだが、先述のボムの性能もあってその状況を作り出すのが難しい。一応、本機の当たり判定は全機体中最小に設定されているため、その点では近接戦と相性が良いと言えなくもないか。
    • エレン&シンシアは通常選択できる機体中最も性能が不安定。サブウェポンの威力は高いものの射程と軌道、そして自機の移動速度の遅さから敵に当てるのは難しい。更にショットが最高2段階までしかなく、その状態で200発撃つとかなり貧弱な性能の初期段階に戻るため攻撃力に不安が残る。特にアイテムを獲得する機会のないボス戦でレベルダウンすると一気に不利になってしまう。
      • 「最強状態をボス戦まで温存し、ボスが出現したらスペシャルウェポンと最強状態のショットを叩き込んで早めに撃破」という策を採ることができないでもないが、多段変形式の敵には効果が薄い。しかしアイテム一つで最強状態になれるというのは復活においては大きなメリットにもなり得るため、そこはプレイヤーの腕次第と言ったところ。
    • 謎の男はスペシャルウェポンの援護射撃とバリアのどちらが発動するかがランダムであるため、「ボス戦でミスをした直後にスペシャルウェポンを使用したら高威力の援護射撃ではなくバリアが発動して、無敵ではあるが貧弱なショットでの戦いを強いられる」というあまりありがたくない事態がしばしば発生する。またこの機体はフルパワー状態になるのにパワーアップが7個必要&サブウェポンが無いため(最強状態持続時間も全機体中最短)、予定外のミスをすると、ほぼ復活出来ずにそのままゲームオーバーになってしまう。更にこの機体は移動スピードが全機体中最速&自機の当たり判定が非常に大きいため、他の機体よりもシビアなパターン作りが要求される。
      • また本作のパワーアップシステム上、最強段階の設定が「Lv3以下」と「Lv4以上」で復活難易度がだいぶ違ってくる。というのもサブウェポンを発射出来るようになるのはLv3以下ならLv1か2だが、Lv4以上だとLv3からでないと発射出来ず、ミスした際はパワーアップアイテムが一つしか出現しないため、最強段階がLv4以上だとその一つを取っただけでは攻撃力が低いままだからである。
  • 但し全ての機体が使いにくいものばかり…というわけではなく、攻撃範囲が広くボムも使い勝手のよいブレイザーズや、移動が遅い代わりに攻撃力が高いコウフル&リヴァー卿、早い段階で高威力の追尾弾を使用出来るためミスからの立て直しも容易な北白川小兎美など、初級者向けの機体も存在する。これらの機体でゲームに慣れたら上記の上級者向けの機体でプレイする、というのが無難。
    • 特にブレイザーズはサブの誘導弾のおかげで撃ち漏らしが少なく、張り付いてメイン・サブ全弾を集中させた時の攻撃力は全機体中最強、かつ最強段階と1個手前の段階の性能差が極めて少なく、自機の移動速度も扱いやすいレベルで遅め、ボムも最大7個までストックでき、発動の瞬間に宙返りで無敵になれる…といい事ずくめの最強機体候補。
      • 敢えて欠点を挙げるとすれば宙返りするボムの特性上、ボムでダメージを与えつつショットを重ねてダメージを与えられない≒無敵を維持しつつショットが撃てない事と、スピードがやや遅く当たり判定が横に少し大きい事位。
    • 一方コウフル&リヴァー卿と北白川小兎美は若干の癖はあり、「最強段階がある意味最強じゃない」ため、パワーアップアイテムを逃がすなり無駄打ちで消化する必要があり他キャラと感覚が変わる。
      • 前者はメインショットの威力と範囲、サブウェポンの連射速度があまり変わらず、最強段階1個手前の貫通弾の方が耐久力の高い敵の後ろにいる敵にも当てられたり、縦長の敵により多くダメージを与えられたりする等利点が多い。火力もブレイザーズに匹敵するものを持つが、メイン・サブ共に直線軌道で使いやすいものの言い換えれば攻撃範囲が正面しかない諸刃の剣でもあり、敵を打ち漏らすと自機の移動の遅さも相俟ってフォローが難しくなり苦労する事も。
      • 後者は最強段階の誘導ミサイルが貫通性能を持っているが、発射した誘導ミサイルが全て消滅するまで次弾を発射できず、最強段階1個手前の非貫通弾の方が最強段階の貫通弾より連射が利くためダメージを与えやすい。
  • 緋炎、真尾まお、ホワイティ、アレックスは比較的癖の少ない性能だが、やはり一癖くらいはある。
    • 緋炎はボムの無敵時間が比較的長いもののメインショットがばらつくため小型の敵に当てにくく、サブウェポンも軌道が独特で道中の雑魚散らしに使えればいいかな、という性能。真尾まおはサブウェポンが扱い易く特に最強段階の攻撃力こそ中々だが、100発しか持たないためトータルとしての攻撃力はまずまず、という位に落ち着く。ホワイティはサブウェポンの威力が高めでショットレベルが上がれば安定した戦いをできるようになるが、最強段階まで4つのアイテムを要し復活が厳しく、ウリである溜め撃ちの性能が微妙で普通に攻撃した方が強い。アレックスはサブウェポンが敵弾を消してくれるため便利だが速度が非常に遅く、しかも画面から消えるまで次弾を発射できないため実際に命拾いできるかはランダム。また、ボムの攻撃範囲と威力は絶大だが発動中も無敵にはならないため緊急回避手段としては心許ない。
  • 2Pプレイ時の制約。
    • 前作では自由に組み合わせられたのに、本作はペアで固定。
    • 当時の攻略本には「1作目同様、国を意識させたかった」とあるが、同時に「EDを全組み合わせで作ったらスタッフが死にます」とも書かれており、納期的に厳しかったという点もある模様。
  • 隠しキャラ
    • 本作では隠しキャラを使用するにはあるコマンドを入力する必要があるのだが、入力が非常に難しい。コマンドを知っていてもなかなか上手くいかず、困る人もいた。
      • その難しさはアケアカNEOGEO版のマニュアルにて「※入力が難しいため、何度か挑戦してください。」という記述が入るほどである。
+ これがそのコマンドである。

1.まずスタートボタンと2ボタンを押したままキャラクター選択画面に進む。
2.両方のボタンを押したままの状態で、回転する機体が真正面を向いたときにレバーを下に入力する。
3.2を4回繰り返す。
4.4回目の入力まで成功すればカーソルが消え、左の列で成功すれば北白川小兎美が、右の列で成功すれば謎の男が使用できる。

  • 自機選択画面は10秒間しか表示されず、一度でも失敗するとやり直しが利かない(カーソル消滅とほぼ同時にタイムアウトで機体が決定されるレベル)。
    更にレバー下入れが成功しているのかどうかが最後まで分からないのが、入力の難しさに拍車をかけている。

総評

ゲームテンポの良さと、絶妙な難易度でシューティングゲームとしての完成度は高い。新しく導入されたルート分岐についても様々なステージを攻略する楽しみが増えただけでなく、自分の得意なステージを選択することによってエンディングに近づきやすくなるという戦略的な面でも評価できる。
さらに何人かのキャラクターは過去の作品から出演しており、知っている人は感慨深いものがあるだろう。

残念なことに横画面の縦スクロールという前作最大の問題が残ってしまい、それに対する違和感は拭いきれなかった。
しかし、横画面だからという理由だけで敬遠するのはあまりにもったいない作品である。


家庭用移植

  • ネオジオ版(1995年11月17日発売、SNK)
  • ネオジオCD版(1995年11月17日発売、SNK)
    • 「ステージ間に短いローディングが入る」以外はアーケード版、ネオジオ版と同じ。
      『2』とは異なりBGMはアレンジバージョンではなくなっている。*12
  • アケアカNEOGEO版(PS4/Xbox One/Nintendo Switch)(2018年3月15日配信、ハムスター)
    • アーケード(MVS)版の移植。但し一部エンディングの内容が変更されている。
+ 該当するエンディングと考えられる理由
  • 2人プレイでドイツチームを選択した場合のエンディングが、「ゲームの対戦に負けて夕飯を奢ることになったマーカムが、何を食べようかと話し合うコウフルとホワイト卿に八つ当たりでマーカムフラッシュを見舞う」というものに差し替えられている。
    • これは『タオ体道』の稼働から時間が経ちすぎてネタでも何でもなく『タオ体道』を知っている人が少なくなったと判断されたため、と思われる。

その他

  • 設定からもわかるように本作における敵は実在はしたが実戦配備されなかったり、計画はあったが完成に至らなかった兵器が多い。ここでは敵やオブジェクトとして登場する兵器の一部を紹介する。
+ ステージボス含む。ネタバレ注意

括弧内は登場ステージ名

  • J7W 震電(東京)
    • 日本軍の局地戦闘機。エンテ型という主翼が機体後方に配置された形状をしている。テスト飛行に初めて成功したのは終戦間際であり、実戦には参加できなかった。本作のオープニングではフライングパンケーキと共に国際秘密救助隊基地を襲撃している。
  • J1N 月光(東京)
    • 日本軍の夜間戦闘機。元々は陸上偵察機として使用されていた機体を一部改造したもの。生産終了と同じ時期にB-29スーパーフォートレスによる本土爆撃が激化し始めたため、夜間戦闘機の不足を補うべく本機が迎撃に投入されることもあった。
  • Bv 141(北アフリカ砂漠など)
    • ドイツの試作偵察機。胴体と操縦席が別になっており、左右非対称の形をしている。エンジン等の問題で採用はされなかったが、飛行中は安定性に優れ視界の良さは抜群だったという。
  • カ号観測機(北アフリカ砂漠)
    • 日本陸軍の観測機。元々は中国大陸で弾着観測任務に使用される予定だった。戦況の変化によって潜水艦に対する哨戒機として使用されるようになる。
  • Bv P.188.01(ドイツ軍港など)
    • 4基のターボジェットエンジンを搭載したドイツの爆撃機。Wの字に似た形状の主翼を持つ。計画のみで実物は造られなかった。
  • Bf-109(ドイツ軍港など)
    • ドイツの戦闘機。スピードを第一にし、旋回性能の高さからこれを活かすパイロットも多くいた。改良を加えられながら終戦まで主力として戦い続けた、史上最も多く生産された戦闘機である。
  • グラーフ・ツェッペリン(ドイツ軍港)
    • ドイツで建造されていた空母。建造中に海岸線防備の必要性が急激に高まったために9割ほど完成したところで建造中止となり、最後は海に沈められた。
  • トリープフリューゲル(ドイツ軍港など)
    • ドイツで計画されたトンデモ飛行機の代名詞ジェット戦闘機。主翼が3枚あり、翼端のジェットエンジンの推進力でヘリコプターのプロペラのように回転させて垂直に離陸する予定だった。必要とされる様々な技術が実用化には程遠く、試作機すら作られなかった。
  • Ta-283(ドイツ軍港)
    • ドイツで計画されていた迎撃機。機体後部にラムジェットエンジンが搭載され、最高速度は時速1100kmとなる予定だった。設計中に終戦となり、実物は完成しなかった。
  • XP-54 スウースグース(グランドキャニオン)
    • アメリカで計画された双胴推進式の戦闘機。エレベーターのように降りてくる操縦席や可動式の機首等、様々な新機軸を採用していた。搭載予定のエンジンがトラブルの多発により開発中止となり、それに伴い本機も開発中止となった。
  • XP-79 フライング・ラム(グランドキャニオン)
    • アメリカのジェット全翼機。試作1号機が墜落しパイロットが落命する事故が起きたことや、既に終戦していたという事情によって開発は中止された。
  • アグリガット A5/A6/A7(ロンドン)
    • ドイツが開発していたロケット兵器群の総称。最終的にはアメリカ本土まで飛ばせるようにする予定だった。このうちA4型が「V2ロケット」として第二次世界大戦で使用されている。
  • Ju-287(ノルマンディー)
    • ドイツのジェット爆撃機。前進翼を持ち、機体のほとんどは別の機体からの寄せ集めで構成されていた。試作2号機を造っている途中でソ連の軍隊に接収され、戦後ソ連で開発が続行された。
  • マウス(ノルマンディー)
    • ソ連の重戦車に対抗してドイツで開発された超重戦車*13。燃費の悪さや不具合の多さから評価は低く、実戦投入されたものも不調のため行動不能となってしまい、鹵獲されることを恐れて爆破された。
  • Ba-349 ナッター(ノルマンディー)
    • ドイツのロケット迎撃機。機首のロケットランチャーで敵を攻撃した後に操縦者は脱出し、機体から分離させたエンジンも回収して再利用する計画だった。連合国軍からは「有人対空砲」とも呼ばれた。
  • Me-163 コメート(ノルマンディー)
    • ドイツのロケット戦闘機。航続距離や飛行時間の短さ、燃料そのものの危険性といった難点は多くあったが、飛行速度は素晴らしいもので搭乗員からは一定の評価があった。本機の技術が日本にもたらされ、局地戦闘機「秋水」が開発された。
  • Ta-183 フッケバイン(ノルマンディー)
    • ドイツのジェット戦闘機。B-29などの高高度を飛行する敵機を迎撃することを目的としたいくつかの機体の中から制式採用されたもの。工場がイギリス軍に占拠され、実物は完成しなかった。
  • He P.1078B(ノルマンディー)
    • Ta-183と同じ目的で計画されたジェット迎撃機。He P.1078はこのほか2種類の派生型が計画された。本機が採用されることはなく、計画は破棄された。
  • Me-323 ギガント(ノルマンディー)
    • ドイツの大型輸送機。主翼は丈夫な布張りとなっており、多少撃たれても操縦士やエンジンに当たらないかぎり飛行にほとんど影響しなかった。輸送能力は極めて高く、一説によれば25トンもある戦車を運ぶこともできたという。本作のオープニングでは最初に数機が登場し、本機から落下傘部隊と思しきものが眼下の都市に投入されている。
  • XF5U フライングパンケーキ(パナマ運河など)
    • アメリカの試作艦上戦闘機。機体が円い形状をしており揚力が稼ぎやすく、短い滑走で飛行可能という特徴があった。終戦と武装が困難、そして技術の進歩という理由から開発中止となり、非常に頑丈な機体をスクラップにするのに手間取ったという逸話が残っている。本作のオープニングでは震電と共に国際秘密救助隊基地に現れているが、攻撃はしていない。
  • モンタナ(パナマ運河)
    • アメリカで計画された戦艦。完成すれば大和に匹敵するほどの大きさになるはずだった。戦局の変化で戦艦を造る優先度が低まり、建造に着手する前に計画中止となった。
  • 80cm列車砲(ソビエト要塞)
    • ドイツの列車砲。そのサイズは世界最大で4.8トンもの砲弾を最大48km先まで飛ばせた。製造されたのは「グスタフ」と「ドーラ」の2両だけで、そのうちドーラは一度も使用されず破壊された。
  • カール自走臼砲(ソビエト要塞)
    • ドイツの自走砲。敵の要塞を攻略することを目的に制作された。砲撃の威力は凄まじいものの、移動の遅さや射程の短さなどの難がありほとんど実戦には参加しなかった。
  • ノヴゴロド(ソビエト要塞)
    • 19世紀後半にロシアで建造された軍艦。同じサイズの軍艦より装甲や武装を強化できるという理由で、円形となっていた。砲撃の度に船が回転するという問題があったが、後に解決している。
  • 謎の男について
+ その正体とは
  • 一人プレイ時のエンディングでの正体は「ワッフル大佐」。同社から過去に発表されたガンシューティング作品『スパイナルブレイカーズ』の主人公である。
    • 本作における参戦理由も出典と同様、人造生命体「ヒルドロイド」が様々な時代と場所で人類に起こした反乱を鎮圧するため、となっている。
  • 二人プレイ時のエンディングでの正体は「ゴーレ」。
    • こちらの人物についての詳細は殆ど不明だが、同社が『ラビオレプス』の続編として開発していたが後に中止となった作品『メタルラビット』の告知イラストに似た人物が描かれており、元々は同作に登場する予定の人物だったのでは、と言われている。*14
  • 東京ステージに登場する敵の震電は衝撃波と思しきものを発射して攻撃してくるが、奇しくも本作と同じ年に強烈な衝撃波で敵を攻撃する震電が自機として活躍する名作シューティングが稼働している。
    • しかもそれを送り出したのは、ビデオシステムの独立組の彩京である。血は争えぬということだろうか。
    • 先程話題に出した攻略本では「ビデオシステムの挑戦状」とコメントがついている。名称も「侍日本一ソード」と、名称まで被らせている。
  • バミューダ深海ステージでは稀にボスが出現しないことがある。
    • 正確にはイカが画面を縦断→フルパワーアップアイテムがばらまかれる→そのまま自機が飛び去りフェードアウト、という流れ。
    • これは「『ダライアス外伝』のZONE Mボス「タイタニックランス」が、そのまま最後まで見えなかったら面白いよね」というパロディで入れられた。
+ タグ編集
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  • SNK
  • ビデオシステム
  • ソニックウィングス

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最終更新:2024年03月03日 20:58

*1 隠しキャラの通貨はビデオシステムのロゴになっている

*2 正確には「神の下に人」と書くが架空の文字のためUnicode表記とした。読みは「とうしん」。

*3 グリンダは後に『ソニックウィングスアサルト』でプレイヤーキャラとして単独参戦している。

*4 確実に自機へ戻ってくることを利用して、敵と戻ってくる鵺走の軌道を重ねると比較的当てやすくなる。

*5 ロシア語で「カモメ」の意。

*6 同じくロシア語で「大砲」の意。ある雑誌記事によると、当初は「コーシカ」(子猫の意)の予定だったのが何故かプーシカになっていたとか。

*7 一部の機体は判定出現直後から張り付き接射することでボスの攻撃が始まるまでに速攻撃破が可能。

*8 ちなみに1周目の巨大戦車ボスは10000点×2形態の計20000点。

*9 同社の『お雀子ハイスクール』で登場した、麻雀牌を無理矢理擬人化したかのようなキャラクター。

*10 メインはドラムのフレーズを分解し並べ替えたりした上で倍速に、ベースは逆にピッチを落とし…という複雑なリズムが特徴のクラブミュージックの1つ。後にドラムンベース等に発展。

*11 1990年代発祥と言われており、93~94年辺りにイギリスのクラブを中心に大流行した。

*12 その代わりBGMの音質はアーケード版、ネオジオ版よりも良くなっている

*13 重量約188t。ちなみにティーガーI戦車が57tである。

*14 ちなみに『ターボフォース』はそもそも『メタルラビット』のキャラを改変した海外版として開発された経緯がある。