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ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

【にゅーだんがんろんぱぶいすりー みんなのころしあいしんがっき】

ジャンル ハイスピード推理アクション





対応機種 プレイステーション4
プレイステーション・ヴィータ
発売・開発元 スパイク・チュンソフト
発売日 2017年1月12日
定価 通常版 / 限定版 / ダウンロード版
【PS4】7,400円 / 13,400円 / 6,660円
【PSV】6,400円 / 12,400円 / 5,760円(全て税別)
判定 賛否両論
怪作
ポイント 新章突入(ただし過去作ネタバレ注意)
シリーズ特有の要素は全てパワーアップ
悪趣味さも大きくパワーアップ
物議を特に大きく醸したストーリー展開
総合的に見れば評価が高い
ダンガンロンパシリーズ : 1 - 2 - 絶対絶望少女 - V3


概要

ダンガンロンパナンバリングシリーズ3作目。本作で初めて据え置き機でも発売される。
アニメ作品に『1』『2』『絶対絶望少女』の流れを汲んだ希望ヶ峰学園シリーズ完結作『ダンガンロンパ3』が存在するためか、本作は公式略称も『V3』となっている。
完結を迎えた希望ヶ峰学園シリーズから世界設定やキャラクターを一新 *1 している。
本作は「サイコクール」をテーマに、多くの「」を描いたストーリーとなっている。

他シリーズ同様、プレイ動画の公開は第一章まで。PS4のシェア機能も当然制限がかかる。PSVitaのスクリーンショット機能も同様。


新システム

全体的に『2』をベースにしつつ、多くの新システムが加えられている。

ADVパート

  • 本作では学園内にいくつかの施設が新たに設置され、自由に行き来する事が出来るようになった。
  • 『2』にあった三人称視点は廃止された。
  • ギミックショット
    • 教室などに入った際に机などの障害物を除去する事で、モノクマメダルを手に入れる事が出来る。

裁判パート

  • 新たに三つの新要素が加わった「ノンストップ議論
    • 一度に三人もの証言を聞く「パニック議論」。
    • ウィークポイントのマーカーにコトダマを撃ち込む事でボーナス評価を得られる「V論破」。
    • 『2』まであった発言キャプチャーの代わりに、コトダマを△ボタン長押しで「ウソダマ」へ変化させ、議論を進める「偽証」。
      • 特定の矛盾していない発言にウソダマをぶつける事で「裏ルート」へ入る事も出来る。
  • 議論スクラム
    • 真っ二つに意見が分かれた際の議論。
    • 相手側の発言に合わせる形でこちら側の発言をぶつけていく。発言にはキーワードがあるが、相手側のキーワードは伏せられておりセリフから推理していく。全て合わせた後にボタン連打での競り合いになり勝つと全論破となる。
  • 反論ショーダウン・真打
    • 『2』の反論ショーダウンの進化版。前作との相違点は、使用回数制限の撤廃とスティックで向きを決めて〇で攻撃の二点。
  • ブレインドライブ
    • 前作のロジカルダイブに相当するレースゲーム風のミニゲーム。某レースゲームのアイテムボックスに似た文字キューブを取得し問題文を埋めていき、文を完成させると選択肢が登場する。
  • 発掘イマジネーション
    • 同じ色のパネルを裏返して消していくパズル。パネルを消すたびに、隣り合わせに配置された色違いのパネルがまた別の色に変化していく。
  • 閃きアナグラム Ver.3.0
    • 本作では画面内を動く文字が書かれた玉を集めて文章を組んでいくが画面には影がかかっており文字が見えない。精神力を消費して影を取り除いて文字が見えるようになる。
  • 理論武装
    • 『1』のマシンガントークバトル、『2』のパニックトークアクションに相当。
    • 犯人を追い詰める際に発生する恒例の音ゲー。タイミングに合わせて画面に表示されるボタンを押していく。
    • 今までの音ゲーパートは立ち絵の使いまわしだったが理論武装では専用のイラストが用意されており、撃破すると相手側が脱衣する
  • クライマックス推理
    • 本作ではロックの掛かったコマがあり、指定された数のコマを埋めていく事でコマが解放されていく方式になった。

その他

  • 電子手帳にスキン着せ替え機能が付いた。

クリア後のおまけモード

  • 超高校級の才能育成計画
    • 『V3』のメンバーが希望ヶ峰学園に入学したというIF設定の学園すごろくゲーム。後述する絶望のダンジョンで使用するキャラの強化が行える。
      • 『1』『2』『V3』のメインキャラ達が「それぞれ作品毎の別クラスの同学年」という独自の設定となっており、イベントマスではクロスオーバーの交流が見られる。立ち絵やボイスはそれぞれの過去作のもの。
      • アニメ『3』のキャラもゲストで出演する。こちらはゲーム用の立ち絵が無いためデフォルメされたドット絵のみでの登場。
    • 成長タイプは物理型の「スポーツタイプ」、魔法型の「インテリタイプ」、キャラによって大雑把な傾向がある「バラエティタイプ」の3つに分けられるが、細かい能力の伸び方などに差があり *2 、誰が何に向いているかは実際やってみないと分からない。武術をやっているキャラ以外は。
  • 絶望のダンジョン モノクマの試練
    • 上述の「才能育成計画」で育てたキャラを使って遊ぶRPGモード。
    • ちなみにタイトルと一部モンスターは『風来のシレン』の、画面構成はかつてチュンソフトが開発を担当した『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のセルフパロディとなっている。
    • このモードではキャラを成長させられないため、育成計画でどれだけ育てられるかが重要となる。モード内で出来るのは装備品の作成くらい。
    • 後述のカードDEATHマシーンに使えるお金を獲得できるのもより高いレアリティのカードを輩出するように強化できるのもこのモードのみ。
  • 超高校級のカードDEATHマシーン
    • 元ネタはカードダス。「才能育成計画」内で使用できるキャラを増やせる。
    • 各キャラにつき、N・S・Uの三段階が用意されている。ただし、絶望のダンジョンを攻略していかないと低レアリティのカード(弱いキャラ)しか入手できない。
    • カードは1種につき1枚しか入手できず、ダブったら絶望のダンジョンで装備の作成に使える素材が入手できる。
  • 宇宙一周ラブバラエティ だんがん紅鮭団
    • 『2』でのアイランドモードやリメイク版『1』のスクールモード同様、親密イベントを進める事に特化したモード。ただし、このモードでは好感度を上げられないケースが存在する。
    • 今回は一周が10日間までと日数が短くなり、恋愛色も強めとなっている。一方、誰とも絆を築けなかった場合のバッドエンド感も強め。
    • ちなみに、とあるキャラのエンディングにて恒例の好感度最大の証である「パンツの獲得」が実際にもらっていることが判明した。冗談とか比喩じゃなかったんだ…。
  • 絶望のデスロード
    • おまけモードではないが便宜上ここに記載する。
    • 本編中に突然挿入される横スクロールアクションのミニゲーム。
    • 最大残機16(つまり生き残りの人数)、滑りまくる慣性、アクションに慣れたプレイヤーでも舌を巻くような意地の悪い仕掛けが用意されている。
    • 本編を進めることで難易度を大きく下げるアイテムが手に入るので、それより前にクリアするのはやりこみの域。
  • カジノ
    • モノクマメダルをゲームコインに換金する事でミニゲームのプレイの他、景品と交換する事が出来る。
    • 景品はスキルやプレゼント、手帳の着せ替えなどがあり種類も豊富。
    • また、このためにモノクマメダルの獲得率が過去作よりも跳ね上がっている。とりわけ、後述するゲームでどれかしら高得点を獲得でない人はメダルを消費してコインを稼がないといけない。
    • 「モノモノスロット」の他に裁判ゲーム「アナグラム」「イマジネーション」「ドライブ」をカジノゲーム風にアレンジした「SAKE NO TUKAMIDORI」「お宝発見!モノリス」「OUTLAW RUN」がある。この内、「モノリス」に関しては練習で培いきれないプレイヤースキルを必要とするため、難易度が高めの内容となっている。結果、アップデートによって評価決定のラインが引き下げられる処置がとられた。
    • カジノはメニュー画面から行き来する事も可能。

評価点

  • シリーズ伝統の牽引力あるシナリオ
    • 息をつかせぬ衝撃的な展開やどんでん返しが連続し、プレイヤーをぐいぐいと物語へ引き込む牽引力は本作も健在。
    • 「クローズド・サークル」要素や「デス・ゲーム」要素も本作には十分に発揮されている。
      • また個性的なキャラクター達が生死が引き起こす人間ドラマもまた健在。
    • 調査と学級裁判を繰り返し、真実が次第に明らかになっていく物語運びも前作同様高評価である。
    • さらに裁判も詳細は伏せるが、『ダンガンロンパ』のその物のシステムをひっくり返し首謀者へ挑戦的な裁判もあり評価が高い。
    • 以上は後述する賛否部分を抜かしたシナリオの評価である。
  • 舞台が『1』同様の学園に回帰した。
    • 人間関係もギスギス感が強まっており、適度に緊張感が与えられている。
      キャラクター間の絆も強く描かれている。
  • 推理の難易度も歯応えがある。
    • 今作ではトリック監修を『ダンガンロンパ霧切』を手掛けた北山猛邦氏が務めている。そのため大胆かつ巧妙な物理トリックが多く、謎解き面のやり応えが増した。
  • 「多人数での議論」感の増した新システム
    • 議論に全メンバーが参加し、互いの矛盾を暴き合う「議論スクラム」、パニックさながらに複数人がまくしたてる「パニック議論」などは概ね好評。
      • 特に「スクラム」は展開の熱さやBGMのかっこよさ、テンポ良く進む点など評価点が多く本作の新要素の中で一番人気が高い。
    • 今まで自動で行われていた投票も実際にプレイヤーが投票ができる、また結果の開示もされるようになった。
  • キャラクター人気は今回も高い。
    • 一行の良き兄貴分の百田解斗や顔芸要員の茶柱転子、強面の巨漢ながら純朴な性格の獄原ゴン太、トリックスターとして終始一行を引っ掻き回す王馬小吉など、本作も『ダンガンロンパ』らしい濃い面子が揃っている。
    • キャラクター造形の土台とも言える「超高校級」も健在。「ピアニスト」「テニス選手」「マジシャン」といった至って普通のものもあれば勿論「宇宙飛行士」「メイド」「総統」といった変わり種までいる。
    • 出演声優も舞台版「ダンガンロンパ THE STAGE」のキャストである神田沙也加女史 *3 と石田晴香女史 *4 を起用したり、本職声優もベテラン声優から武内駿輔氏 *5 や鈴木みのり女史 *6 など話題を呼んだ新人声優まで幅広く起用されている。
      • シリーズのゲーム作品としては初のTARAKO氏へと変わったモノクマが登場する。
  • 過去作から要望のあった親密イベントの見返し機能が追加された。同じく特定のプレゼントを所持していると見れる隠しイベントも一度見たものは自由に見れるようになった。
  • チャプター選択時に「自由時間から始める」が追加され、紅鮭団の開放まででも親密イベントの進行が楽になった。
  • やり込み要素に関しても過去作よりも大きく上がっている。
    • やり込み型のゲーム性である育成計画とRPGモード及び念入りなプレイが必要になってくるカジノは特に熱中できる。
    • 育成計画では主人公以外のキャラを操る事も出来るので、ゲーム本編や通信簿とは違った内面も見ることができる。
      • 交流のキャラセレクトも主人公繋がり・探偵繋がり等々ファンに嬉しいチョイスや、意外なキャラ同士の交流によるキャラの彫り下げ、更には絶対絶望少女のネタに公式イラストの小ネタもあったりと、シリーズファン満足の出来になっている。
  • BGMは引き続き高田雅史氏が担当する。「クール」というテーマに合わせ落ち着ついた曲調が多いが、ストーリーの盛り上げもきちんとしている。
    • 既存の曲も同様の傾向のアレンジが施されている。特に「クライマックス推理」は大胆にアレンジされており悲壮感のあった過去のものから、切なさを感じるものとなっており人気が高い。
  • 主題歌を担当するのはシリーズおなじみの緒方恵美女史。
  • 周回要素の楽しさ
    • 本作は実は間違っていた推理が正しかった事をはじめとする意外な伏線が多い、特にあるキャラの描写は二周目をすると一味も二味が出るようになっている。またプロローグに登場するキャラ達はクリア後見ると興味深い。
  • 安定のパロディ・小ネタ
    • シナリオや裁判中にキャラがパロディ、小ネタを挟み、独特の世界観の良い塩梅になっている。今回は特に絵柄まで再現される場面も

賛否両論点

全体的にシリーズ特有の悪趣味さがより強調された作風となっている。

  • おしおきの内容がより陰惨になった。
    • これに関しては『2』でおしおきがヌルいという意見があった事も関係していると思われる。
    • 一方で三章のおしおきに関してはエグさとギャグが上手く両立しており、クロに関しても狂ったキャラでありながらネタ方面でも妙な魅力を感じるためか好評意見が多い。
    • また、被害者の殺され方も過去作と比べてエグさが増している。特に二章と五章の被害者の死に方はおしおきと同じレベルでえげつない。
  • シリーズの中でも下ネタを始めとする過激なネタが特に多い。内容もより直接的なものとなっている。CERO:Dなのは下ネタのせいだと思うプレイヤーも多数いる。
    • 大抵、入間美兎に原因が集中しておりキャラ紹介で説明されている通りとはいえ、彼女の言動には多くのプレイヤーが辟易した。
      • また荒い口調で喋るキャラクターであるため、下ネタ以外でも彼女を好きになれなかったプレイヤーも多い。というか、キャラ視点でさえ「仲良くなってしまった」とか出る有様である。
      • また、それ以外にも倫理的にアウトなネタも存在する。こちらの詳細は書けないが、ある意味単純な下ネタよりハード。
    • 「愛の鍵」を所持している際に起こる夜イベントの内容もかなり過激。
      • 相手側のキャラによってブレは見られるものの、ラブアパートという場所で行われる事や内容からしてどう見てもアレを暗喩しており「どこのエロゲーですか?」と言いたくなる事請け合い。
      • 相手側キャラは主人公に対して「理想の相手&シチュエーション」だと認識している。ぶっちゃけ半分洗脳状態といえる。その上で最後まで行くキャラもいるので、ある意味某番長とかよりアレなことに。
      • なお、鍵の仕様上男キャラでもイベントが起きるが、その場合は相手側は主人公を対等なライバル関係や弟分等として見ているため、さすがにそっち方面のイベントではない。一人を除いて
  • モノクマーズ
    • 前作のモノミに変わる形で登場したモノクマの子供達。可愛らしい外見とコミカルな掛け合いで新たなマスコットとして活躍する。
    • しかし無駄話がほとんどで、長いため邪魔臭く感じる人もいる。そのうえ登場するたびにカットインが入りテンポが悪い。
  • 『嘘』を題材としているためか、発売前に公表された情報やゲーム内で明かされていく新情報がゲームが進むにつれ次々に二転三転していく。
    • 特に第一章は多くのプレイヤーが驚いたと同時に一部のキャラの扱いがあまりにも不憫だという事で議論を呼んだ。
    • 一方で、ダンガンロンパ恒例の驚きの展開の連続と丁寧な伏線の回収でもあるため高い評価もされている。
+  第一章の展開(ネタバレのため閲覧注意!!)
  • 本作において最大の賛否両論点 である、とあるストーリー展開。
+  ネタバレが過ぎない程度に軽く触れる
  • 評価の分かれやすい新システムや、システムの変更。
    • 議論中の新ミニゲームである「発掘イマジネーション」は、パズルとしての出来は悪くなく、人によっては議論中のアクセントとして機能するものの、一方で人によっては「議論中にパズルがやりたいわけではない」という意見も。
    • 「議論中に他人の証言を記憶し、コトダマとして発射する」コトダマ記憶システムが撤廃されている。
      • 本作の新システムである「偽証」と合わせるとパターンが膨大になってしまうため *9 、やむなくの処置とも思われるが、廃止を残念がる意見も見られる。
    • 一瞬だけ調べられるものが〇で囲まれる「観察眼」から調べられるものだけが表示される「観察モード」へ変更となったが、「死体」と「血」のように調べられるものが隣り合わせになっている場合分かりづらい。
    • クライマックス推理の犯人指名の場面イラストの派手さが無くて地味という指摘がある。前作までとは違ったテイストのイラストにがっかりしたという層もいる。
      • ただ、本作のテーマである「サイコクール」に沿ったシリアスさがあり、一概に悪いとは言い難い。
  • 「新章突入」と銘打ちながらも過去作のネタバレが多い。
    • 本作は「世界観一新」とされているものの、本編ストーリーにおいては過去のダンガンロンパシリーズについての重大なネタバレ要素が容赦なく混ざっている。
      • 終盤への伏線になっているのだが、やりようによってはネタバレをしなくとも伏線を張ることはできたはずである。
    • シリーズオールスターである才能育成計画の人選も、ナンバリング作品から生徒たち47人とモノクマ・モノミ・ウサミの3人、そして過去作においてネタバレに触れるキャラクター3人が登場している。
      • キャラゲーとしては出ても当然とは言えるチョイスではあるため、シリーズファンからは評価が高い一方で、安易な公式ネタバレともなってしまっており、新規プレイヤーに対する配慮が欠けている。
      • もっとも、過去作は発売から数年経った作品である事や、直前のメディア展開であるアニメ『3』にも既にネタバレ要素やキャラが登場していた事等々の事項はある。
    • また、RPGモードにおいて製作できる武器の中に、ナンバリング作品において凶器となった物が存在する。説明文もクロのセリフであり、ニヤリとするファンもいるが、重大なネタバレ要素でもあることは言うまでもない。
    • 過去作のネタバレに関しては『2』や『絶対絶望少女』でも存在したが、これらは『1』と世界観を同一とする直接の続編であるため、仕方ないという声が多かった。しかし本作は過去作から世界観を一新し、新規プレイヤーでも楽しめるという触れ込みであったため、批判の度合いが強い。
      • 上記の事柄から、本作は実際には『1』『2』を既にクリア済みの(もしくはネタバレされても構わない)プレイヤー向けであることが前提のような内容となっている。

問題点

  • 一部ストーリーで死亡キャラが誰になるのかが解り易い。
    • 過去作にも似たような問題点はあったのだが、特にある章ではストーリー展開や状況などから誰が被害者とクロになるのかが容易に想像が付いてしまう。
    • また今回は、研究施設というキャラクターの施設が出てくる。研究施設が登場すると自ずとそのキャラがピックアップされ始めるため、退場者のメタ的な予測が立て易くなる。
  • いまいち活きていないor不評な新システム
    • 前作の「ロジカルダイブ」にあたる「ブレインドライブ」は不評だったアクション性が無くなったものの、操作が非常に単調でつまらないものになってしまった。冗長さはむしろ悪化しており「ロジカルダイブ」の方が面白さはあったという意見が多い。
    • 前作の「PTA」にあたる音ゲー、「理論武装」は音楽とボタン入力のリズムが全くあっていない。音ゲーとして致命的な問題点であるのは言うまでもない。
      • そのため目押しでやったほうが簡単なのだが、相手は視覚的に妨害してくるため目押しも難しい。クリアが困難と言うほどでもないが、少なくともプレイする楽しさは感じづらい。
      • HOLDと連打に関する解説も無く初見殺しとなっている。
      • また理論武装と言う割に前二作同様に感情論で武装してくるキャラが多い為、やや名前負けしている。
    • 「ウソダマ」による「裏ルート」は会話が変わるだけでストーリーそのものが変わるわけではなく、肩透かしとの意見が多い *10
    • 誰かとの会話中に右スティックを入力すると「Reaction Voice」というメーターが出て、「好意」「敵意」「肯定」「否定」の4つの指標のあるグラフに〇ボタンを押すと今のグラフの位置に応じたあいづちをボイスつきで返せる。つまり、会話中のいかなる場面でも自分の態度を表明できる。
      • が、これで自分の態度を表明したところで特に何も起こらず、相手からの対応が変化するわけでもない。これをつかわなくては進めないようなイベントもないため、現状存在意義がまったく分からない。
      • また、BGMやパートボイスよりもこのボイスが一回り大きく設定されているために、他の会話から浮いてしまっている。
    • 「議論スクラム」そのものは先述したとおり好評なのだが、この最後に要求されるボタン連打は議論とほぼ関係無いため、連打は要らなかったのではという意見も時折見られる。
  • スペックの影響なのか、Vita版はPS4版と比べてムービーの画質が粗い他、バグがやや多く劣化気味。
    • 特に体験版と最初期バージョンは音声の劣化が激しく、こもったような音質となっている。
      • 現在は修正パッチにて改善済みである。
  • 『Reload』にあった背面タッチパッドによる雑音セリフ撃墜がスキル扱いになった。
    • 些細ではあるが、スキルを付けなければ使えなくなったという点では劣化している。
    • PS4版もスキルをつければコントローラーのパッドで雑音を撃墜可能となる。

総評

推理要素など内容面は正統進化し、やり込み面も非常に充実。ダンガンロンパらしい要素は一通り揃っている。
しかしシリーズで多く見られたアクの強さも大きくパワーアップして悪趣味さが増し、またプレイヤーの予想を裏切らんとする趣向の極致とも言えるストーリー展開を見せた結果、
シリーズ未プレイでも手が出しやすいどころか、シリーズファンですらも大きく人を選ぶようになるという、決して万人には薦められない作品になってしまったのが残念なところである。
シナリオそのものの完成度は十分高く、良くも悪くも物語の結末をどう受け取るかで最終的な評価が変わると言えよう。


余談

  • 発売1ヶ月前の2016年12月20日に体験版が配信されている。舞台こそ同じだが、ストーリーは本編とは異なるオリジナル。
    • 過去作から苗木と日向、葉隠がゲスト出演している。体験版クリアデータを製品版に引き継ぐと特典をゲットできる。
      • 本編とはストーリー的に全く関わらないが、初代の体験版のパロディ的な要素がある(体験版のため裁判が途中で打ち切りになるのも同様)他、本編クリア後にプレイすると一部の描写に伏線とも取れるものがあったりする。
    • また、誰もが触れられる体験版でありながらも過去作のネタバレに触れている部分もあるため、過去作未プレイの場合はまずそちらをプレイすることを推奨。

その後の展開

  • 2017年9月26日にSteam(PC)版が発売予定。