3D少女 カスタムエボリューション
【すりーでぃーしょうじょ かすたむえぼりゅーしょん】
ジャンル
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3Dリアルタイムカスタムエッチライフシミュレーター
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対応機種
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Windows XP~8(32bit/64bit)
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発売元
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Bullet
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発売日
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2013年11月15日
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定価
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8,800円(税別)
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レーティング
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アダルトゲーム
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配信
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2014年12月5日/7,639円
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判定
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クソゲー
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ポイント
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前作ユーザーによって作成されたMODの全否定 単体で見ても内容スカスカのゲー無
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概要
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『3Dカスタム少女』(以下、カス子)の事実上の続編。
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前作と同様にパーツを選択することで好みの女の子を構成してエッチすることを基本としている。
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前作発売から5年が経ち、インターフェースや仕様の面などでの問題点が改善された次世代作と期待されていたのだが…。
ゲーム中でできること
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以下ではユーザーが自由にエディットできる女の子キャラをエボ子、システム側で配置される女の子をモブ子と称する。
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エボ子についてはカス子と同様に服装や髪型、体型をカスタマイズすることができる。ゲーム中で1人だけ設定可能。
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また、エボ子だけはAIを持っており、自律的にゲーム内で行動する。
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プレイヤーは男性キャラを操作してマップを歩き回る。その際にはエボ子を連れて歩き回ることができる。
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街中などにいる任意のモブ子とエッチしたり、好きな場所でエボ子とエッチしたりする。
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決められたストーリーは一切ない。プレイヤーのしたいようにエッチするだけ。
問題点
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カス子MODが使用できない
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前作もソフト単体では大したことのないものであったのだが、ユーザー製作のMODが無数に作られたことによって、版権キャラの再現や公式のものよりクオリティの高い衣装などを使うことができた。
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だが今作は前作向けのMODがすべて使用不可能となっている。データの変換を補助するツールがいくつか有志によって作られたものの、MOD製作に関する高度な知識を以てついていけたユーザーが非常に少なかった。
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細部の仕様が異なるため、変換したとしても挙動の差がついて回ることになる、というのも一因だったと思われる。
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これにより、カス子ユーザーの移行に大きくブレーキがかかったうえ、なお悪いことに今作向けのMODを作ろうというユーザーもほとんど現れなかった。一応皆無ではなかったのだが、今作向けのMODは有料販売されているものが結構多めだった。
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言う慣れば、良くも悪くも「エディットに関して半ばユーザーMOD頼り」というの一面が悪い方に出てしまったのが、このソフトシリーズの大きな問題点だったと言える。単体では表現の幅が狭いだけに、新規ユーザーにも嬉しくない。
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マップがゴーストタウン状態
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移動できるマップは自宅、商店街、学校、病院など計10箇所ある。しかし配置されているモブ子の人数がそれに比して異様に少ない。そのためマップは広いのに人がいないゴーストタウンと化している。
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学校、病院などの建物は内部に入って歩き回れるため、そこそこマップは広いこともこのスカスカ感を助長している。
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マップ各所にイベントがあるわけでもなく、ver1.07パッチで、サンタコスチュームが取得アイテムとしてマップに配置されるまではマップの探索の楽しみすらほぼなかった。
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モブ子を連れて歩くこともできるが、配置されているマップの外には出せない。よってプレイヤーの手で女の子を一箇所に集めて賑わせることもできない。
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喋るダッチワイフやマネキンだらけの世界
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各マップにいるモブ子は人妻・学生・ロリなどそれぞれ個性を持っているが、見た目だけであり固有のイベントなどはない。
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話しかければ何の抵抗もなくエッチシーンに移行することが可能であり、恋愛の駆け引きさえない喋るダッチワイフである。
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ver1.10パッチにて自分がカスタマイズしたキャラを町に配置できるポーズエディタ機能が追加された。
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しかし名前の通りポーズをとっているだけでマネキン状態なので、精々枯れ木も山の賑わいという程度でしかない。
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エッチシーンについて
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体位やモーションにカス子の使いまわしが多く、ボイスパターンも少ない。
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好きな場所でエッチできるのだが、場所によってはソファやテーブルと重なってしまう。
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ライトなエッチしかできない。所謂「調教」や「ハードSM」のためのアイテムなどがない。
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有名なバグとしてオートでエッチシーンを進めている状態のときに動作を早くすると「気持ちいい」が連続ぶつ切り再生されて「キモッキモッキモッキモッ」となるものがある。
一応評価できる点
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カス子と比べてできることが増えていたり、改善されていることがある。
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女の子を連れてマップを歩いたり、自分で場所を決めてエッチできる、モブ子を入れた3Pができるなど。
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カス子に比べてモデリングに若干の改善が見られる。
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カス子では仕様上無理だったロングスカートを動かすことや左右の手に別々のアイテムを持たせることができるようになった。
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3Dゲームとしては比較的低スペックでも動作する。
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といってもビデオカードは必須。ミドルクラスのPCに対応、といったところか。
総評
カス子ユーザーが期待していたのは「カス子のMODという極めて大きな財産をそのまま継承できる発展形」であった。
それさえ為されていれば良作たりうるゲームだったのだが、そこを完全に放棄したが故にユーザーの失望は著しいものになってしまった。
ゲーム単体としてはやることが少なすぎる上にMODの製作もろくに行われないので、新規ユーザーにとっても中身のないクソゲーになるという始末であった。
仕様上、互換性が重視されるべきソフトにおいて後方互換性がないがしろにされるとどういう結果になるのかを示したCGツールと言えるだろう。
余談
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一部のユーザーは公式による継続的なアップデートで内容が改善されると期待していた。
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しかし、アップデートは2014年4月のver1.20aを最後に音沙汰がなくなってしまった。
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その後、2017年春にブランドの親会社が事業停止となったことで改善の可能性は潰えた。
最終更新:2021年01月24日 11:08