「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「メッセージツールとしての使い方や性能等についての補強」です。
【ぴっとめーる】
ジャンル | コミュニケーション | |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | ハドソン | |
発売日 | 1999年2月11日 | |
定価 | 2,800円(税別) | |
周辺機器 | 要ポケットステーション | |
判定 | クソゲー | |
ポイント |
「メール」なのに赤外線通信 口で伝えたほうが早い |
ポケットステーションの通信機能でメッセージの送受信ができるコミュニケーションツール。本ソフトはポケットステーションにソフトをインストールする機能しかなく、ゲーム機で遊ぶことはできない。
数字を割り振られた定型文91種(男の子用・女の子用の2パターンで計182種)を選ぶ簡単操作で、メッセージをやりとりする。なおインストールできるのは男の子用・女の子用のうちどちらか一つだけで、変える場合はPS本体からもう一度入れ直す必要がある。
発売は1999年。日本で携帯メールのサービスが始まったのと同年であり、いわゆる「ポケベル」もまだ使われていた。そのため、当時は定型文のみであっても十分使える可能性もあったのだが…
当時は「マルチメディア」という言葉が流行っており、電子玩具で成功した例をゲームに持ち込むことも珍しくなかったが、本作の場合はポケットステーションの機能上あまりにも制限の多い内容となってしまい、コミュニケーションツールと呼ぶには明らかに不足なものであった。
「メール」という名前でこそあれ、送受信全てにおいて実用性に欠ける仕様が目立ち、パッケージに書かれているような社会人や学生が日常的に使えるツールでは到底ない。携帯電話がまだ普及していなかったからこそ生まれた、昭和のレトロ家電を思わせる馬鹿馬鹿しさにあふれたツールと言える。