ウルトラマン フュージョンファイト!

【うるとらまん ふゅーじょんふぁいと!】

ジャンル トレーディングカードアーケードゲーム
対応機種 アーケード
発売元 バンダイ
稼動開始日 2016年7月28日
1プレイ料金 100円
判定 なし
ポイント 前2作からの大幅な路線変更
NFCチップ内蔵アイテムによる独自の成長要素 
子供向け番組のキャラゲーとは言えやや単純すぎる
現行作品以外は主題歌未実装
ウルトラマンゲームリンク
データカードダスシリーズリンク

2018年2月、カプセルユーゴー4弾稼働時点の状態です。



概要

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』及び『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に続くウルトラマンシリーズを題材にしたデータカードダスの第3弾。
怪獣同士のバトルが売りだった『大怪獣バトル』、宇宙人ハンターによる巨大怪獣ハントを大型筐体で描いた『大怪獣ラッシュ』とは異なり、本作はそのタイトルが示す通りウルトラマン、特に稼働開始時点での最新ヒーローである『ウルトラマンオーブ』、および翌年に登場した『ウルトラマンジード』をフィーチャーしたゲームとなっている。

他の特撮番組のデータカードダスと異なり、完全な一人用で対戦には対応していない。

システム

  • 1ゲームにつき読み込むカードは2枚(フュージョンアップすると3枚、組み合わせによっては4枚)。カードを持っていない場合はカード読み込みをスキップし、貸出用のウルトラマンを呼び出すことができる。
    • 特定の組み合わせのウルトラマン2体を読み込むことで本作の売りであるフュージョンアップを発動し、2体のウルトラマンを合体させることができる。発動は任意であり、フュージョンアップせずに戦うことも可能。
      • フュージョンアップした際のステータスは2枚のカードのうちより高い方になるため、そのまま戦うよりも強力になる。さらに独自の必殺技に加えて2枚のカードが持つ必殺技も一部を除いて使用できる。
      • 5弾以降はギンガ・ビクトリー・エックスの3体のウルトラマンによるトリニティフュージョンが実装された。3体のうちいずれか2体を読み込ませることで選択可能になる。選択後さらに3枚目のカードを読み込ませると、必殺武器オーブスラッシャーが使用可能になる。
    • フュージョンアップした後、サポート用にもう1枚カードを読み込ませることができる。フュージョンアップしなかった場合は2枚目に読み込ませたカードがサポートとなる。
  • ゲームは自分と敵の攻撃を順番に行うターン制バトルであり、先にタイリョクが尽きた方が敗北となる。
    • 自分の攻撃ターンは赤・緑・黄のボタンにそれぞれ割り振られたパンチ・キック・コウセンの3種の攻撃を制限時間内に連続して行う。この際◯印がついたボタンを選択すると攻撃成功、×印は失敗。
      • また、爆発状の印がついたボタンを押すと『ラッシュ』が発動し、通常の攻撃に加えて2回の追撃が可能。ただし、別のボタンを押してしまったりタイミングよくボタンを押せないとラッシュは中断されてしまう。
      • 4弾からはラッシュ中に敵の反撃をかわすミニゲーム『ウルトラッシュ!!』が確率で発生するようになった。画面の指示通りに素早くボタン操作を行うことで反撃し返して敵を気絶させれば、ボタン連打で連続攻撃を叩き込むことができる。操作ミスは2回まで可能。
      • 攻撃ターンの制限時間は操作しているウルトラマンの『ハヤサ』のステータスを反映して増減する。
    • 敵の攻撃ターンは左右から中央の枠に向かってくる盾型のアイコンを止めて防御を行う。アイコンが枠に重なったタイミングでボタンを押すことで防御成功となり、受けるダメージを軽減できる。アイコンの速度は敵の攻撃回数が増えるほど早くなる。
      • 2弾からは敵の必殺技を防ぐ『ヒッサツワザボウギョ』が追加された。四方から画面中央へ向けて移動するアイコンが枠に重なったタイミングで対応する色のボタンを押し、3つのアイコンのうちいくつを止められたかによって減少するダメージの量が決まる。
    • 攻撃、被ダメージ、サポート攻撃によって必殺技ゲージが溜まり、満タンになると自分の攻撃ターンのあとに必殺技を放つ。使用キャラクターが複数の技を持っている場合は、使う技を一つ選択する必要がある。
      • 事前に玩具『DXオーブリング』に読み込ませたカードは『ヒッサツワザチャージ』によって最初から必殺技ゲージが大きく溜まった状態で戦闘開始することができる。
      • 敵のタイリョクが尽きると『ラストアタック』としてトドメの必殺技を放つ。
    • サポートゲージが溜まるとサポートキャラクターを呼び出すことができる。発動できるサポートは『サポートコウゲキ』『ミガワリボウギョ』『連続ヒッサツワザ』の3種中1種。
      • 1弾ではサポートゲージが溜まったタイミングに応じた種類のサポートが自動で発動していたが、2弾からはタイミングごとにサポートの発動を任意で行えるようになった。
      • 4弾から追加されたスーパーサポートレアのカードをサポートに据えると、カードごとに定められた種類のサポートの効果が大きく上昇する。
  • カードには属性があり、『火』『風』『土』『水』『光』『闇』などの聞き慣れたものから『剣』『鎧』『勲』『全』などの独特なものまで多種多様である。
    • ただし、属性同士の相性の判定は属性の名称ではなくその属性の背景色によって決まっている。背景色は赤・緑・黄・水色・青・紫・白の7色で、赤は緑に、緑は黄に、黄は水色に、水色は赤にそれぞれ強く、青及び白と紫は互いにダメージが増加する。
  • 戦闘終了後、内容に応じて『バトルポイント』『ファイトポイント』が計測され、経験値としてオーブクリスタル(以下OC)付きのカードに記録される。
    • OCとは本作から排出されるウルトラオーブレア(UR)及びオーブレア(OR)のカードに埋め込まれた非接触チップのことであり、このチップに経験値を記録することでカード自体が成長していく。
    • カードに経験値が溜まるとレベルが上昇し、ステータスの上昇やオーブスキルと呼ばれる特殊能力及び新たな必殺技の習得など様々な恩恵が得られる。また、ファイトポイントに応じてパンチ・キック・コウセン・ボウギョの4つのジュクレンドのゲージが溜まり、10溜まるごとにジュクレンドが1上昇する(上限140)。ジュクレンドの高い行動はそのカードが得意な行動となり、威力や防御力が上昇する。
      • なお、読み込ませたカードを置くスペースは左右2つしかないため、フュージョンアップを使用した後に3枚目のカードをサポートとして読み込ませてもそのカードは成長しない。また、成長させたステータスも反映されない。
      • レベルが一定値に達すると一旦レベルが上がらなくなるが、『レベルアップチャレンジ』というミッションをクリアすることでレベル上限が解放される。
      • 最高レベル上限は1弾では10であったが、弾を重ねるごとに上限が解放され、現在は30まで上げられるようになった。ただし、どんなにレベルを上げてもステータス自体はカード裏面に記された上限以上に上昇することはない。
    • 2弾からは『スペシャルミッション』と呼ばれる期間限定の特別なゲームモードを最後までクリアすることでOC付きのカードに『ショウゴウ』や特別なオーブスキルを付与することが可能になった。
      • スペシャルミッションの進行状況及び特典は1枚目に読み込ませたカードのみに記録されるため、スペシャルミッションを最後までクリアするためには必ず同じカードを1枚目に読み込ませてプレイしなければならない。
    • レベル16以降、戦闘終了後にランダムで『アイテム』を取得できる。種類によって様々な効果があり、一定レベルごとに装備可能数が増加する。6弾時点では最高6つまで装備可能。
  • 4弾からは戦闘終了後に一定確率でボーナスゲーム『侵略者を撃て』(バルタンチャレンジ)が発生するようになった。3種のボタンを連打して無数のバルタン星人を撃退し、押したボタンに応じた項目にファイトポイントが追加される。

カプセルユーゴー弾以降追加・変更されたシステム

  • 『ウルトラマンジード』に登場するキーアイテム・ウルトラカプセルを2つまでセットして遊ぶことができるようになった。
    • ウルトラカプセルはOC入りカード同様NFCチップを内蔵しており、バトルポイントを蓄積してレベルアップしていく。カプセルのレベルに応じてカードの能力値に補正がかかり、より強力になる。また、一定レベルに達するとOC入りカードにおけるオーブスキルにあたるカプセルスキルを習得し、さらにレベル21に達すると新たな必殺技の解放もされるようになった。
    • カプセルユーゴー弾のカードはカプセルと自由に組み合わせる事ができる。
    • カプセルの組み合わせによってはゲーム中に一度だけウルトラマンジードのフュージョンライズ形態、あるいはウルトラマンベリアルのベリアル融合獣形態を登場させ、必殺技を放つことができる。これは1ターン目から使用可能だが、すぐ発動せずに温存することで威力が増していく。また、カプセルによる必殺技とカードの必殺技は両立できず、1ターンのうちに放てるのはどちらか1つとなる。
    • OC入りカードを含む旧弾のカードと組み合わせることも可能だが、能力値補正及びカプセルスキルは発動しない。バトルポイントの蓄積は行われるほか、カプセルによる必殺技も発動可能。
    • カプセルのセット位置は旧弾でOC入りカード置き場の一つとして用いられていた箇所である。それに伴い、OC入りカードは1プレイにつき1枚しか育成できなくなった。さらに筐体にカードを置けない=カードに記録された能力値を読み取ることもできないため、2枚目に読み込んだOC入りカードには成長させたステータスやスキル・アイテムは一切反映されない
    • 最高レベル上限はカプセルユーゴー1弾では20であったが、弾を重ねるごとに上限が解放されるようで、現在は30まで上げられる。
  • OC入りカード(UR、OR)、スーパーサポートレアは排出されなくなった。
    • それに伴い、新たなレアリティとしてウルトラレア(略称はウルトラオーブレア同様UR)、スーパーレア(SR)が追加された。OCがないため成長しないが、最初からステータスが旧弾のカードを大きく上回っているのが特徴。また、カードごとに固有のカードスキルを備えている。カプセルユーゴー1弾ではURにヒッサツワザチャージ(OC入りカードをDXオーブリングに通した際と同様の効果)、SRに従来のスーパーサポートレアが持っていたのと同じ各種サポート効果を上昇させるスキルが用意されている。

ゲームモード

  • ゲームをあそぶ
    • TV番組『ウルトラマンジード』の内容を追体験できるジードミッション、読み込ませたカードに応じたミッションが登場するキャラクターミッション、カードのレベルに応じたミッションが登場するチャレンジミッション、そしてスペシャルミッションから好きなミッションを選んで遊ぶことができる。カプセルユーゴー弾からは読み込ませたカプセルのレベルに応じたミッションが登場するカプセルミッションも追加された。
      • 6弾までは『ウルトラマンオーブ』の内容を追体験できるオーブミッションが存在していたが、ジードミッション実装に伴い削除された。
      • 4弾からは一定確率でファイトポイントが通常の2倍入手できるゴホウビミッションが発生するようになった。
      • 4弾で追加されたスーパーサポートレアのカードを読み込むと、キャラクターミッションにそのスーパーサポートレアに描かれたキャラクターと戦う高難度のミッションが追加される。クリアするとURのオーブスキルが入手できる。
    • ミッションの難易度は☆マークの数で表され、6弾現在は☆10が最高難易度となっている。
    • 1弾時点ではこのモードで買えるカードは1枚のみであったが、2弾からは3枚まで追加購入できるようになった。
  • カードを買う
    • データカードダスではおなじみの、ゲームを遊ばずにカードのみを購入するモード。最大9回連続でカードを購入できる。

参戦キャラクター

+ ウルトラマン、その他ヒーロー
  • ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマン80、ウルトラの父、ウルトラマンキング、ウルトラマンティガ(マルチ・スカイ・パワータイプ)、ウルトラマンダイナ(フラッシュ・ミラクル・ストロングタイプ)、ウルトラマンガイア(V2)、ウルトラマンアグル、ウルトラマンアグル(V2)、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンジャスティス(クラッシャーモード)、ウルトラマンネクサス(ジュネッス)、ウルトラマンマックス、ウルトラマンメビウス、ウルトラマンヒカリ、ウルトラマンゼロ、ウルティメイトゼロ、ウルトラマンベリアル、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ(オーブオリジン)、ウルトラマンオーブ(オリジン・ザ・ファースト)、ジャグラス ジャグラー(アーリースタイル)
+ 怪獣・宇宙人
  • マガバッサー、マガグランドキング、マガジャッパ、マガパンドン、マガゼットン、マガタノゾーア、ジャグラス ジャグラー、マガオロチ、ギャラクトロン、ベムラー(強化)、戀鬼(紅蓮騎)、メトロン星人(ラウンドランチャー)、ハイパーゼットンデスサイス、マガタノオロチ、ガピヤ星人サデス、デアボリック、ゼガン、バルタン星人、アントラー、レッドキング、ブルトン、グビラ、ゴモラ、メフィラス星人、ゼットン、パンドン、エレキング、キングジョー、ツインテール、グドン、ベムスター、ナックル星人、ブラックキング、バードン、テンペラー星人、マグマ星人、ババルウ星人、ノーバ、ホー、ザンドリアス、ゴルザ、メルバ、キリエロイド、レイキュバス、デスフェイサー、ガンQ、ミズノエノリュウ、超コッヴ、ギギ、ダークザギ、ダークバルタン、ケルビム、ザムシャー、インペライザー、スーパーヒッポリト星人、ダークロプスゼロ、カイザーベリアル
  • + ウルトラマンジードのフュージョンライズ形態
  • ☆はTV・映画にも登場する形態。
    合体形態 組み合わせ
    ☆プリミティブ ウルトラマン×ウルトラマンベリアル
    ☆ソリッドバーニング ウルトラセブン×ウルトラマンレオ
    ☆アクロスマッシャー ウルトラマンコスモス×ウルトラマンヒカリ
    ☆マグニフィセント ウルトラの父×ウルトラマンゼロ
    シャイニングミスティック ウルトラマン×シャイニングウルトラマンゼロ
    トライスラッガー ウルトラマンベリアル×ウルトラマンオーブ(エメリウムスラッガー)
    ムゲンクロッサー ウルトラマンティガ×ウルトラマンゼロ(ルナミラクルゼロ)
    ブレイブチャレンジャー ウルトラマンメビウス×ウルトラマンオーブ(スペシウムゼペリオン)
    ☆ロイヤルメガマスター ウルトラマンベリアル×ウルトラマンキング
    ファイヤーリーダー ゾフィー×ウルトラマンメビウス
    リーオーバーフィスト ウルトラマンレオ×アストラ
    マイティトレッカー ウルトラマンダイナ×ウルトラマンコスモス
    フォトンナイト ウルトラマンガイア×ウルトラマンヒカリ
    ☆ウルティメイトファイナル エボリューションカプセル*1
  • + ウルトラマンオーブのフュージョンアップ形態
  • ☆はTV・映画にも登場する形態。
    合体形態 組み合わせ
    ☆スペシウムゼペリオン ウルトラマン×ウルトラマンティガ*2
    ☆バーンマイト ウルトラマンタロウ×ウルトラマンメビウス
    ☆ハリケーンスラッシュ ウルトラマンジャック×ウルトラマンゼロ
    ☆サンダーブレスター ゾフィー×ウルトラマンベリアル
    ☆ライトニングアタッカー ウルトラマンギンガ×ウルトラマンエックス
    フルムーンザナディウム ウルトラマンコスモス×ウルトラマンエックス
    スカイダッシュマックス ウルトラマンティガ(スカイタイプ)×ウルトラマンマックス
    フォトンビクトリウム ウルトラマンガイア(V2)×ウルトラマンビクトリー
    ゼペリオンソルジェント ウルトラマンティガ×ウルトラマンダイナ
    レオゼロナックル ウルトラマンレオ×ウルトラマンゼロ
    スラッガーエース ウルトラセブン×ウルトラマンエース
    サンダーミラクル ウルトラマンダイナ(ミラクルタイプ)×ウルトラマンベリアル
    ナイトリキデイター ウルトラマンアグル*3×ウルトラマンヒカリ
    スペシウムシュトローム ウルトラマン×ウルトラマンネクサス(ジュネッス)
    パワーストロング ウルトラマンティガ(パワータイプ)×ウルトラマンダイナ(ストロングタイプ)
    ☆エメリウムスラッガー ウルトラセブン×ウルトラマンゼロ
    サンダーストリーム ウルトラマンアグル*4×ウルトラマンベリアル
    メビュームエスペシャリー ウルトラマンメビウス×ウルトラマンギンガ
    ☆オーブトリニティ ウルトラマンギンガ×ウルトラマンビクトリー×ウルトラマンエックス*5
    ブレスターナイト ゾフィー×ウルトラマンヒカリ
    ストリウムギャラクシー ウルトラマンタロウ×ウルトラマンマックス
  • + ベリアル融合獣
  • ☆はTVにも登場する形態。
    合体形態 組み合わせ
    ☆スカルゴモラ レッドキング×ゴモラ
    ☆サンダーキラー エレキング×エースキラー
    ☆ペダニウムゼットン ゼットン×キングジョー
    禍々アークベリアル アークベリアル×マガオロチ
    ☆キングギャラクトロン キングジョー×ギャラクトロン
    ☆キメラベロス ゾグ第二形態×ファイブキング
    ストロング・ゴモラント ゴモラ×タイラント
  • + 上記以外の合体ウルトラマン・怪獣
    合体形態 組み合わせ
    ウルトラマンギンガビクトリー ウルトラマンギンガ×ウルトラマンビクトリー
    ウルトラマンビクトリーナイト ウルトラマンヒカリ×ウルトラマンビクトリー
    ウルトラマンメビウス フェニックスブレイブ*6 ウルトラマンメビウス×ウルトラマンヒカリ
    ウルトラマンレジェンド ウルトラマンコスモス×ウルトラマンジャスティス
    ウルトラマンエックス(ゼロアーマー) ウルトラマンエックス×ウルティメイトゼロ
    ゼッパンドン ゼットン×パンドン
    ウルトラマンゼロビヨンド ニュージェネレーションカプセルα×ニュージェネレーションカプセルβ
    ウルトラマンベリアル アトロシアス エンペラ星人×ダークルギエル

    評価点

    • 一枚一枚成長していくカード
      • OC付きのカードは遊べば遊ぶほど成長し強くなっていく。更にオーブスキルや新必殺技、ショウゴウなどを付けることで自分だけの1枚を作り上げることができた。
        • 他のDCDでゲーム内容を記録して遊ぶためにはICカードが必須だが、本作においてはOCに全てのデータが記録されるためICカードは必要ない。記録回数に限界もないので、愛着あるカードを存分に使い、育て上げることができた。
        • 前述の通りカプセルユーゴー弾以降はOC付きカードが排出されなくなったが、旧弾のOC入りカードは(多少の不自由はあれど)育て続けることができる。ただし、Lvやジュクレンドの上限は6弾時点で頭打ち(Lv30、ジュクレンド140まで)となっている。
    • 個性豊かな合体形態
      • 元々様々な能力に特化した4つのフュージョンアップ形態を持つウルトラマンオーブだが、本作においてはそれに輪をかけて際立った個性を持つ様々なオリジナルフュージョンアップ形態に変身して活躍する。
        • 巨大な拳を持つフォトンビクトリウム、首に『マックストール』なるマフラーを巻いたスカイダッシュマックス、格闘家のイメージからか胴着のようなものを着込んだレオゼロナックル、アメコミのキャラクターを彷彿とさせる極端に筋肉質な姿のサンダーミラクル、エイプリルフールの定番ネタであった「ウルトラマンエースは切断技マニア」をフィーチャーし、巨大な三日月型の剣を構えたスラッガーエースなど、造形上の制約から解き放たれた自由なデザインのオリジナル形態は見ているだけでも楽しい。
        • フュージョンアップの組み合わせについても『青い剣使い』、『怪獣との共存を目指す戦士同士』、『ネオフロンティアスペースの勇者二人』など共通点を持つ二人や連続したシリーズの主人公同士などファンも納得するものから、『何故この二人が?』と思わず首を傾げてしまうようなものまで多種多彩。また、『DXオーブリング』には6弾までのフュージョンアップ形態の音声がすべて収録されていたので、それらを探して聞きながら実装を待つ楽しみもあった。
      • カプセルユーゴー弾以降はウルトラマンジードのフュージョンライズ形態も登場するようになった。『各形態ごとの明快な個性の差異』を売りにした多彩な姿は、フュージョンアップ形態とはまた異なる魅力を放っている。また、本作オリジナルのフュージョンライズ形態も今後続々登場予定とされており、『DXジードライザー』でもそれらの形態の音声を聞くことができるため、オーブリング同様玩具の音声を聞きながら実装を待つ楽しみもある。
    • 参戦キャラクターの多さ
      • 上記の通り、参戦キャラクターが非常に多い。多くは『大怪獣バトル』時代からのCGモデルの流用であるが、本作が初登場となる『オーブ』関連のキャラクターや、『大怪獣ラッシュ』には登場しなかったウルトラマンエックスなど、新規に作り起こされたCGモデルも多数存在する。
        • オーブ・ジードのフュージョンアップ(フュージョンライズ)形態やそれ以外の合体ウルトラマン・怪獣も含めるとキャラクター数は更に増加する。また、『DXオーブリング』にはゼロダークネス(ゼロ×ベリアル)、ガイアスプリームヴァージョン(ガイアV2×アグル)など本作未登場の合体ウルトラマン(及び他のウルトラマンの力で強化されたウルトラマン)の音声が収録されているので、それらのウルトラマンの参戦にも期待がかかる。
    • 魅力的なミッションの数々
      • 一人用ゲームである本作には、バラエティ豊かなミッションが数多く用意されている。
        • 特にカードごとに出現するキャラクターミッションでは、カードを一定レベルに成長させる毎に新たなミッションが出現し、次はどんな相手と戦えるのかという楽しみが生まれる。キャラクターミッションには使うカードに関連するミッションしかない訳ではなく、どのカードでも挑めるミッションも弾数毎に更新されながら登場するという、飽きが来ない工夫がされている。
      • 内容は基本的には原作の対戦カードを再現したものであるが、中には『ウルトラファイト』のようなマイナー番組や『ウルトラゾーン』『ウルトラ怪獣散歩』といった本編とは言い難いバラエティ番組、果てはウルトラシリーズの他のゲーム作品である『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』が元ネタになっているものまであり、マニアックなファンならニヤリとさせられる。
        • もちろん、原作では実現しなかった夢の共演・夢の対決となるミッションも存在し、ウルトラシリーズへの愛を感じさせる。
      • 難易度で見ても、オーブミッション・ジードミッションが「かんたん」、キャラクターミッションが「ふつう」、チャレンジミッション・カプセルミッションが「むずかしい」と棲み分けられている。
    • TVシリーズ『ウルトラマンオーブ』との連動要素
      • 本作は2016年7月~12月まで放送されたTVシリーズ『ウルトラマンオーブ』やその前日譚にあたるWEBドラマ『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』とのタイアップを行っていた。
        • 『オーブ』の主人公・クレナイ ガイは2枚のウルトラマンカードをオーブリングに読み込ませ、カードに秘められたウルトラマンの力をフュージョンアップさせて変身する。本ゲームのフュージョンアップもこの変身シークエンスに近い演出を行っている。
      • 本作で排出されるOC付きのカードは、オーブの変身アイテムである『DXオーブリング』で読み込んで音声を発動させることができる。また、オーブリングには本作オリジナルのフュージョンアップ形態の音声も収録されているため、本作で使った形態にそのままなりきって遊べる。
        • 上述の通りオーブリングで読み込んだカードはヒッサツワザチャージされるので、ゲームを有利に進めることができる。ただし効果は1度きりなので、再度発動させる際にはもう一度読み込む必要がある。
      • 『DXオーブリング』はじめ関連商品に付属しているプロモカードは全て本作で使用でき、その多くにOCが内蔵されている。OC付きのカードはレアリティが高いため、玩具付属のOC付きカードで代用するのも一つの手である。
        • 『DXオーブリング』対応のカードが6枚入った『ウルトラフュージョンカードセット』各種には本作でフュージョンアップできる組み合わせのカードも収録されており、本作で遊ぶ際のスターターセットとしても役立つ。
        • プロモカードのステータスは、キャラクターにもよるがORと同等もしくはやや下回る程度のものである。
      • オーブミッションの内容は毎週の『オーブ』放送後に更新され、番組のサブタイトルそのままの名前がついた劇中再現ミッションを遊ぶことができた。どのミッションも難易度は☆1~2であり、オーブになりきって気軽に遊べた。また『オーブ』終了後は『THE ORIGIN SAGA』配信やTV『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』放送に合わせてミッションが更新されていた。
    • TVシリーズ『ウルトラマンジード』との連動要素
      • カプセルユーゴー1弾以降は『オーブ』に代わり2017年7月~12月まで放送予定のTVシリーズ『ウルトラマンジード』とのタイアップを行っており、ジード=朝倉リクが変身に用いるキーアイテム・ウルトラカプセルを連動させて遊べるようにゲーム自体が大きくリニューアルされた。
        • あくまでもウルトラマン同士の合体がメインだった『オーブ』と異なり、『ジード』では2つの怪獣カプセルの力を融合させた『ベリアル融合獣』と呼ばれる合体怪獣も複数登場予定となっており、本作でも2本の怪獣カプセルを組み合わせることで本作オリジナル形態を含む様々なベリアル融合獣を呼び出し必殺技を発動することができる。
      • また『ジード』終了後はTV『ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE』放送に合わせた展開が行われている。

    賛否両論点

    • 単純すぎるゲーム性
      • 本作は前二作よりも難易度がかなり抑えられているせいか、他のデータカードダスのようにカード固有のスキルを組み合わせたり、特定の組み合わせでステータスが上昇するといったような戦略的な要素が少ないため、バトルに慣れてくるとゲーム自体がミッションをこなしてカードをひたすら成長させていく作業になりがち。低年齢層向けの『ウルトラマンになりきるツール』としては十分だが、幅広い年齢層に訴求していくDCDとしてはゲーム性がやや弱い。
        • ☆5以上の難易度のミッションともなると敵のタイリョク、攻撃力共に大きく上昇するためゲーム自体は『簡単すぎる』わけではないのだが、対抗手段が属性の相性や小手先のテクニック以外は『レベルを上げて物理で殴る』しかないのは何とも言えない。
        • 属性についても「不利な属性にはダメージ半減、得意な属性にはダメージ2倍」のような有利不利を左右するほどの相性補正はかかっていないため、属性は無視しても問題ないという声さえある。
        • 他に戦略的な要素といえばオーブスキルやアイテム程度のものだが、後述の通り両者には重大な問題があるため当てにはできない。
        • カプセルユーゴー弾からは高レアリティのカードに固有のカードスキルが設定されているが、どのスキルも旧弾の別要素の焼き直しであり、新たな戦略を生むほどのものではない。また、カプセルに記録されるカプセルスキルは効果内容の細かな差異を除いてオーブスキルとほぼ変わりがないため、後述の問題点もそのままである。
        • ただ、カプセルユーゴー3弾からはフュージョンライズに関わるカードスキルなどの新スキルが登場するようになった。さらにカプセルユーゴー4弾からはサポートに置いたカードのカードスキルがメインに反映されるようになり、「N・Rのカードに強力なスキルを添えてパワーアップさせる」などの戦略が可能になった。
    • 音楽面
      • ラストアタックを発動する際、ジードの各形態を使っている際はジードの主題歌『GEEDの証』、TVに登場するオーブの各形態を使っている際はオーブの主題歌『オーブの祈り』、それ以外の場合は本作の主題歌『フュージョンファイト!』が流れる。『フュージョンファイト!』自体はウルトラマン関連の歌を多く歌うユニット・ボイジャーによる明朗で爽やかな良曲なのだが、「ジードやオーブ以外のウルトラマンの主題歌を実装してほしい」という声もある。
        • 「人気特撮番組のデータカードダス」では、『ダイスオー』はすべての参戦戦隊にOPがBGMとして用意されていたし、仮面ライダーも『ガンバライジング』にて全参戦ライダーに出典作のフルサイズもしくはTVサイズのOPがBGMに用意された*7
    • オリジナルフュージョンアップ
      • 本作ではウルトラマン、ウルトラマンティガの「スペシウムゼペリオン」などの原作通りのフュージョンアップのほか、ゲームオリジナルのフュージョンアップもできることが大々的に宣伝された。
      • 原作ではモチーフとなったヒーローの面影を残しつつ、極端にならないバランスとなっているが本作ではストールや胴着、巨大な武器など原作が踏み込まなかった方向へドンドン進んでいくことに。
      • 自由奔放なデザインを良しとしながらも「らしさ」が少ない姿に疑問の声も。

    問題点(共通)

    • ランダム要素の強すぎるスキル・必殺技習得・アイテム
      • レベルアップに応じて解放されていくオーブスキルの内容はランダムであり、ご丁寧に各スキルにN~URのレアリティまで設定されている。内容もレアリティに応じて強力になっていくため、URのスキル習得を狙いたいところだが……
        • なんと一度習得したオーブスキルは付け替え不可である。そのため意に沿わないオーブスキルを習得してしまった場合、カードを外して意図的にセーブ失敗させるという非公式技を使ってその戦闘自体をなかったことにし、一度ゲームを終わらせてから再度挑戦し、欲しいスキルが現れるまで厳選する他ない。現在はレベルの上限が増えたことで一定レベルに達する毎にオーブスキルを習得し付け替えるチャンスができた*8が、それでも欲しいスキルを手にするには厳選が必要なことに何ら変わりはない。
        • 一応、スペシャルミッションやスーパーサポートレア使用時の特別なミッションで習得できるオーブスキルも、既存のものと付け替え可能である。しかし、こういうスキルに限って、「〇〇に強い」「〇〇キラー」「〇〇スレイヤー」という特定の相手にしか効果を発揮しないものばかりで、汎用性が高いスキルを求める傾向にあるプレイヤー側の需要と見事なまでに噛み合っていない*9
        • カプセルユーゴー弾にて登場したカプセルスキルも、この欠点をそのまま受け継いでしまっている。ただしスペシャルミッションで習得できるものは相応に強力なものになり、クリアして手に入れるだけの価値があるものになっている。
      • 必殺技が複数あるキャラクターの場合、新必殺技の習得はレベル6以降の戦闘中にランダムに閃く。閃くかどうかは運次第な上、閃く技の種類もランダムであるらしく、しかも最大3つある内の2つしか使えない*10仕様のため、欲しい技が来なかった場合はオーブスキル同様厳選を行うしかない。
        • 更に、本作の売りの一つであるフュージョンアップを使っている状態では必殺技は一切閃かない。フュージョンアップせず、閃かせたいキャラクター単体で戦闘させる必要がある。
        • カプセルユーゴー2弾での必殺技解放実装により、レベル21に達したカプセルがあれば最大3つまで必殺技を使えるようになったが、旧弾のカードに適応されないのは上述の通り。
      • 総じて育成にランダムな要素が多すぎるため、せっかくお金と時間をかけて成長させたのに思い通りの性能にならないことが多い。
      • 4弾より追加された新たな育成要素であるアイテムも、オーブスキル同様レアリティが設定されている上取得も運次第である。こちらはオーブスキルに比べ所有枠が多いが、その分付け替えは一切不可。オーブスキルと異なり、スペシャルミッションで獲得したり付け替えたりすることもできない。
    • 属性の数が異様に多い
      • カプセルユーゴー4弾時点では、属性の種類が何と全40種類にも及ぶ。
        + 属性とその背景色
        背景色 属性
        火・拳・力・暴・闘・両・剛
        風・盾・迅・裂・装
        土・古・鎧・勲・炎・地
        水色 水・斬・癒・慈・導
        光・速・槍・攻
        闇・煌・武・超・猛・機
        全・剣・聖・輝・絆・刃・栄
        • 光属性だから光線に強いとか風属性だから攻撃を避けやすい、ということは一切無い。上述の通り、属性を判別しているのは背景色であるのだが、この点は公式から一切アナウンスされていない。
        • そのほとんどはウルトラマン専用のものであり*11、1人のウルトラマンだけが独占している属性もある*12
        • 恐らくはキャラクターの「イメージ」として設定したと推測されるが、名前が似ていても全く違う属性なものもあり、慣れないと紛らわしい。例を挙げると『火』は赤で水色に弱いのに、『炎』は黄で逆に水色に強い
        • 特に青と水色の属性は色そのものが似ているため余計に紛らわしい
        • 一応、オーブの場合は額にあるクリスタルの色で属性を区別できる。やはり青と水色の区別がしにくいが。
        • さらに上述の相性を見ればわかる通り、青と白の属性は実質全く同じ属性である。つまり色分けている意味がない。

    問題点(カプセルユーゴー弾)

    • ゲームコンセプトの大きな変更
      • 本作最大の売りであったはずの『カード自体が成長する』という要素を豪快に放り投げ、NFCチップ入りカードを廃止してしまった。外部連動アイテムであるウルトラカプセルを使えば旧弾のように成長要素を楽しむことができ、旧弾ではできなかったN・Rのカードでも成長要素を楽しめるメリットはあるが、ジュクレンドやアイテムなどは存在しないため、完全にOC同様の感覚で鍛えていくことはできない。
        • 当初は新必殺技の習得もなく1枚のカードで見られる技の数が減少してしまったが、カプセルユーゴー2弾にて新必殺技の解放が実装された事で改善している。
      • ウルトラカプセルによる能力値補正およびカプセルスキルは旧弾のカードには適用されないため、カプセルによる成長要素を十分に楽しむにはカプセルユーゴー弾のカードを使う必要がある。また、カプセルユーゴー弾のスペシャルミッションはカプセルでしか進行状況を記録できない
      • さらに、ファイトポイントを大量獲得できるチャンスであったバルタンチャレンジとゴホウビミッションが何のアナウンスもなく廃止され、以降のイベントなどでもファイトポイントが倍になる機会がなくなってしまった*13ため、OCカードではジュクレンドに直結するファイトポイント稼ぎが向かい風状態に。
      • これらの変更に加えOC入りカードが1枚しか育成できなくなったこともあって、実質的な旧弾カードの『互換切り』ではないかとの声も聞かれる。
        • ただし、育て上げたOC入りカードにはジュクレンドやアイテムといったカプセルにはない要素による補正がかかっており、元のステータスや育ち具合、フュージョンアップの組み合わせ次第ではウルトラカプセルの補正を受けたカプセルユーゴー弾の高レアリティカードに引けを取らない戦闘力を発揮する場合もある。そのため、旧弾のカードがお払い箱になってしまったというわけではない*14。高性能なSR・URカードをOCカードに組み合わせてフュージョンアップという手もあるが、これはこれで後述する別の問題が起きている。
    • 演出の一種となったフュージョンライズ
      • カプセルによるフュージョンライズは旧弾のフュージョンアップとは異なり『一時的に変身して必殺技を撃つ』もしくは『ジード(ベリアル融合獣あるいはゼロビヨンド)が助っ人として現れて必殺技を撃つ』、いわばただの演出になってしまった*15
        • フュージョンアップ形態とは異なり、フュージョンライズ形態はカード同士を組み合わせても出現しない*16。そのため、フュージョンライズ形態そのものを操作キャラとするにはその形態のカードを使うしかない。だが、カプセルユーゴー1弾時点ではジード、ベリアル融合獣共にTVに登場する形態のカードしか排出されず、オリジナル形態が操作キャラとして使えるようになったのはカプセルユーゴー2弾になってからだった。
    • 遊べるミッション数に制約
      • キャラクターミッションにおいて、カプセルユーゴー弾のカードで登場するミッションがない。どのカードでも挑めるミッションは遊べるものの、更新がカプセルユーゴー1弾からされていない。また、チャレンジミッションはカプセルユーゴー弾のカードをメインにして挑むことができず、実質OCカード専用となっている(カプセルミッションがその代わりになっていると言えるがOCカードでカプセルミッションのプレイは可能)。
        • よって、カプセルとカプセルユーゴー弾のカードで遊べるミッション数が限られることとなり、ある程度レベルが上がってくるとカプセルミッションと期間限定のスペシャルミッションくらいしかすることがなくなる。
        • カプセルユーゴー4弾になって、やっとキャラクターミッションが更新された。
    • 外部連動アイテムに依存したゲーム性
      • 旧弾におけるカード以外のアイテムとの連動はあくまでも補助的なものであり、それらを購入しなくてもOC入りカードを引き当てれば十分にゲームを楽しむことができたが、カプセルユーゴー弾以降は成長要素を楽しむためにカプセルが必須となってしまった。
      • 前述の通り、カード同士の組み合わせで本作オリジナルフュージョンライズ形態を登場させることはできないので、それらの形態の雄姿を見たければカプセルを購入するしかない。
        • ウルトラカプセルはDX玩具に加え食玩・ガシャポンなど様々な形態で販売されている。ただ、カプセルのキャラクターにはアーストロンやストロングコロナゼロなどカード化されていないキャラクターも多いものの、単独で出現させることはできず*17、フュージョンライズなしでカプセルを使う旨味はあまり感じられない*18
        • このため、場合によっては他の特撮系データカードダス同様のアイテム争奪戦に発展する可能性もある*19
    • 特定の手段におけるステータスのインフレ
      • SR・URのカードのステータスが旧弾のカードを大きく上回っているのは前述した通りだが、これをOCカードとフュージョンアップさせると、OCカードがスキルやジュクレンドなどステータス以外の要素キャリアーになり果ててしまうほどステータスの伸びが激しく、さらにジュクレンドの補正も加わるため、充分育ちきったOCカードであれば高難度ミッションでもゴリ押しで簡単に勝ててしまうほどのずば抜けた性能になってしまう。
        • こんなステータスの前では補正の弱い属性相性などもはや意味をなさず、前述したゲームの単調さにますます拍車をかけてしまうのは大きな問題といえるだろう。
        • しかも、これらSR・URカードは『ジード』登場キャラクターやそれに関連するキャラクターに偏っており、必然的にそれと関わりがないフュージョンアップ形態は大きく差をつけられることとなった。旧弾はカードで読み込んだウルトラマンを合体させるというコンセプトだった故、高レアリティカードへの選出にあまり偏りがなかった点とは対照的である。
        • もっとも、これは旧弾でOCカードを長く育ててきたプレイヤーのみに関わる問題と言えるのだが。
      • カプセルユーゴー4弾からはウルトラッシュと必殺技の威力が底上げされる修正が入ったが、これによって与ダメージが増えた結果、全体的にミッションの難易度が大きく下がってしまい、簡単すぎて面白味がなくなってしまったという声もある。
        • ただ、以降のスペシャルミッションでは今まで以上に難易度の高いミッションが遊べるようになってはいる。
    • 新規参戦キャラクターの少なさ
      • カプセルユーゴー弾に入って以降、新規参戦キャラクターは『ジード』登場キャラクターやそれに関連するキャラクターに偏り、以前と比べると新規参戦の数が大きく減ってしまった。しかも、『ジード』登場キャラクターでもタイラントやギエロン星獣といった人気怪獣がことごとく未参戦である。
      • そして、カプセルユーゴー4弾では、とうとうジードの新フュージョンライズ形態以外の新規参戦が一切なしという事態になってしまった。
        • ウルトラ戦士に関してはカプセルユーゴー3弾で主要な戦士を出し尽くしてしまったので仕方がない所はあるが、怪獣については前二作に参戦しているがこちらでは未参戦の怪獣も多く、まだ多くの参戦が可能なはずである。

    問題点(旧弾)

    • レアリティの低いカードの『ハズレ感』が大きい
      • OCが内蔵されていないノーマル(N)及びレア(R)のカードは本作の売りの一つである成長要素の恩恵を一切受けることができない
        • もう一つの売りであるフュージョンアップは問題なく可能。また、UR・ORのカードと併用することもできる。
        • 通常は2枚のカードを読み込ませないと使えないオーブの各形態を1枚で使えるカードがある、成長させる前のUR・ORよりは強い、UR・ORに比べイラストに背景があり派手、といったようにN・R独自の魅力もあるが、やはり本作を継続して遊んでいく最大のモチベーションである成長要素を一切楽しめないのは痛い。
        • オーブリングでの読み込みもOCによるものなので、N・Rのカードは玩具との連動には使えない。
        • ウエハースやソーセージなど、ブラインドパッケージの関連商品に付属するカードにもOCは一切内蔵されていないので、成長や玩具との連動を目当てに本作を遊ぶプレイヤーにとってはあまり魅力が感じられない。
      • この点を考慮してか、本作はORの排出頻度が他のDCDに比べてやや高くなっている(5枚に1枚ほど)。また、前述の通り玩具付属のOC入りカードを使うという手もある。
      • 4弾で追加されたスーパーサポートレアのカードも成長しないが、フュージョンアップした状態で読み込ませたサポートはそもそも成長しないため、サポート専門として使う分にはあまり気にならない。
      • カプセルユーゴー弾では成長要素がウルトラカプセルに移行したことで、N・Rのカードでも成長要素を楽しめるようになった。
    • 一度のプレイで見られる必殺技の数が少ない
      • 最初の発動時に一つ技を選択するとその後プレイ終了までその技以外の必殺技を一切使えない。2回目以降の発動やラストアタックの際にも同じ技が発動してしまう。
      • 同じカードを何度も使って遊ぶゲームなので、一度のプレイでいくつも必殺技を見られてしまっては飽きが早くなるということなのだろうか。
        • 一応、合体必殺技を発動すればサポートキャラクターの必殺技も見られるので、1プレイで見られる必殺技の数は増える。それでも2種類(敵のものを含むと3種類)だが……
        • 4弾でこの点は改善され、必殺技を使うたびに技を選べるようになった。
    • 怪獣・宇宙人の存在感の薄さ
      • 『大怪獣バトル』『大怪獣ラッシュ』から一転、ウルトラマンにスポットが当たっている本作においては怪獣・宇宙人の存在感は非常に薄い
      • 当たり前だが原則フュージョンアップができない上、怪獣・宇宙人を使用することでそれに代わる別の恩恵を得られるようなシステムもない。
        • 現時点で唯一の例外は『オーブ』が初出の合体魔王獣ゼッパンドンのみ。ウルトラマンシリーズには他にも魅力的な合体怪獣が多数登場するのだが、そのほとんどは3体以上の怪獣・宇宙人が合体したものであり、今のところ2体合体オンリーの本作のシステムでは再現できないという都合もある。5弾で実装されたオーブトリニティのように『多数の合体要員のうち2体を読み込ませることで合体可能になる』という形で実装することも不可能ではないはずなのだが……
      • 怪獣・宇宙人のカードのレアリティは高くてORであり、URの怪獣・宇宙人カードは3弾のゼッパンドンとマガタノオロチまで一切存在しなかった。
        • 反面Nのカードは怪獣・宇宙人のラインナップが多く、Nにしか存在しない怪獣・宇宙人も多い。しかし上述の通りNのカードは成長・連動要素から切り離されているため、N限定の怪獣・宇宙人ではゲームを十分に楽しむことができない。
        • 『めったに出ないURの枠を怪獣・宇宙人で潰されるのは嫌』という意見もあるので、2弾までの方針もあながち間違いではなかったのかもしれない。
        • 前述の通りカプセルユーゴー弾以降は怪獣側にも合体要素が取り入れられており、さらにカプセルの強化が新排出のどのカードにも適応されるシステムになったため、存在感の薄さはある程度改善されたといえる。

    総評

    怪獣・宇宙人にスポットを当てておきながら稼働後期には結局ウルトラマンが登場してしまっていた前二作の反省からか、
    最初からウルトラマンにスポットを当て、現行ウルトラマンとの強力なタイアップを行っている本作。
    カプセルユーゴー弾以降は簡単操作のアクションバトルや歴代ヒーロー・怪獣の合体要素はそのままに、
    ウルトラカプセルの導入によって売りの一つである成長要素が大きく変化し、玩具との連動要素がさらに強くなった。
    この急激な変化をどう受け取るかによって、本作への評価は大きく変化するだろう。

    余談

    • 本作の主題歌『フュージョンファイト!』は水木一郎withボイジャーのシングルCD『オーブの祈り』に収録されており、iTunes他配信サイトで単曲購入することもできる。
    • 本作のナビゲーションは『ウルトラマンジード』の主人公・朝倉リク(演:濱田龍臣)が務めている。また、戦闘時のナビゲーションはジードライザーの音声と同様、声優の檜山修之が務めている。
      • 旧弾のナビゲーションは『ウルトラマンオーブ』の主人公・クレナイ ガイ(演:石黒英雄)、ヒロインの夢野 ナオミ(演:松浦雅)、ライバルのジャグラス ジャグラー(演:青柳尊哉、4弾より)が務めていた。また、戦闘時のナビゲーションはオーブリングの音声と同様、声優の櫻井孝宏が務めていた。
        • 4弾でガイとジャグラーのナビゲーション台詞が新録され、「ラムネのお兄さんとの約束だ!」「画面がキラッキラだからといって近づきすぎるといけないぞ?」など劇中や玩具CMの台詞にちなんだコミカルな台詞が多数追加された。
    • 本作のオリジナルフュージョンアップ形態は基本的にTV本編には登場せず、スーツも製作されていないが、ライトニングアタッカーのみイベント『ウルトラマンフェスティバル2016』のライブステージ第2部にCG映像で登場したり、イベント『ウルトラマン ニュージェネレーションワールド IN 東京ソラマチ』にてスーツの展示が行われたりとゲームを飛び出して幅広く活躍している。制作されたスーツはその後イベント『ウルトラヒーローズEXPO ニューイヤーフェスティバル2017』のライブステージで舞台デビューを果たし、復活したマガタノオロチにトドメを刺す大役を担った。2017年4月から『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』内で放送された『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』ではライトニングアタッカーに加えエメリウムスラッガーも登場し、歴代ウルトラヒーローとともに激闘を繰り広げた。
      • オリジナルフュージョンライズも、キングギャラクトロンがイベント『ウルトラマンフェスティバル2017』のライブステージで登場し、その後『ウルトラマンジード』本編に登場する事となった。

    *1 メインがジードの場合のみこのカプセル1個を使うと変身できる

    *2 スカイタイプでも可

    *3 V2でも可

    *4 V2でも可

    *5 3体のうち2体を読み込むことで変身可能。さらに追加で3枚目を読み込むとオーブスラッシャーを装備する

    *6 余談ながら、ゼロが参戦していることを考えると時系列的に矛盾が生じる

    *7 『ガンバライド』時代は平成ライダーのみ、かつTVサイズであった

    *8 もちろん付け替えないという選択をすることも可能

    *9 この反省からか、カプセルスキルに特定の相手にしか効果を発揮しないものは存在しない

    *10 内1つはカードに書かれている必殺技であるため実質新たに習得できるのは残り2つのどちらか

    *11 怪獣の属性は火・風・土・水・光・闇・全しか使われていない

    *12 そのほとんどはフュージョンアップ・フュージョンライズ形態のものである

    *13 旧弾ではファイトポイント2倍のキャンペーンを定期的に展開していたが、カプセルユーゴー弾のキャンペーンではレベルアップのみに関わるバトルポイントが対象になりファイトポイントは倍にならなくなった。また、カプセルユーゴー弾では使うと獲得経験値が増えるカードやスキルが登場したが、これもファイトポイントは対象になっていない。ただ、ファイトポイント2倍キャンペーンはカプセルユーゴー4弾にて復活した

    *14 ただし、OCの入っていないカードを使うのはかなり厳しい。また、読み込めるOC入りカードが1枚になったことで、OC入りカード同士の組み合わせによるフュージョンアップは弱体化している

    *15 システム的には『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』のスーパーコンボとほぼ同じ

    *16 例えば、ウルトラセブンとウルトラマンレオのカードを読み込ませてもウルトラマンジード ソリッドバーニングにフュージョンライズして戦うことはできない

    *17 例外はキャンペーンで手に入るベリュドラカプセルと、『DXギガファイナライザー』のエボリューションカプセルのみ

    *18 一応、キャラクターごとにカードのステータスへかかる補正が異なり、組み合わせ次第ではフュージョンライズの組み合わせ以上にカードを強くできるのだが、公式では公表されていない隠しステータス的なものとなっている

    *19 実際、ウルトラマンジード シャイニングミスティックへのフュージョンライズに必要なシャイニングウルトラマンゼロカプセル(『DXジードライザー』の初回特典)は各地で即完売しており、入手困難となっている