ファンタジーゾーンII オパオパの涙

【ふぁんたじーぞーんつー おぱおぱのなみだ】

ジャンル シューティング
対応機種 セガ・マークIII
メディア 2MbitROMカートリッジ
発売・開発元 セガ・エンタープライゼス
発売日 1987年10月17日
定価 5,500円(税抜)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
※バーチャルコンソール版
配信 バーチャルコンソール
【Wii】2009年1月13日/500Wiiポイント
判定 なし
ポイント 色とBGMは好評
新要素の「ワープゾーン」は迷子になりやすい
謎解き要素あり

概要

セガから発売された横スクロールシューティング『ファンタジーゾーン』の続編。
前作同様、各ゾーンに潜む前線基地を破壊してボスを倒すのが目標。

本作は家庭用専用としてセガ・マークIIIで発売された。

ストーリー

宇宙歴6226年「ファンタジーゾーン」に平和が戻ってから10年が過ぎたころ。
新たな侵略者が現れたとの情報を聞き、オパオパは行方不明になった父の手がかりを求めて再び戦いに挑む

特徴

  • ワープゾーン
    • 一つのラウンドに複数のゾーンが存在しており、各ゾーンに前線基地とショップが配置されている。
    • 特定のゾーンにある赤のワープゾーンからボスの所に行けるが、全ての前線基地を破壊しなければ入る事が出来ない。
    • ボス戦でミスした場合は通常のゾーンから再開となるので、ボスとの再戦に備えてショップに行き直せる。
  • ライフ制
    • 「パワーメーター(POWER)」が表示されており、敵の弾に当たると半分減り、体当たりを受けるともっと大きなダメージを受ける。
    • ゾーンの何処かに隠れているボトルを取ったり、ショップに行けば増やしたり、回復する事が出来る。
  • ショップ
    • 本作は風船ではなく特定のゾーンにある雲形の物になる。
      • 前作はどのショップでも品揃えは同じだったが、本作ではショップによって品揃えが異なる。
    • 訪れた後に消滅する事は無く、何度でも入れるので安心。
    • 通常ショップとは別に、最初は見えておらず特定の箇所をショットで撃ち込む事で出現する隠しショップも存在する。

評価点

  • グラフィックが相変わらず可愛い
    • 前作のアーケード版のグラフィックをベースにセガ・マークIIIの性能の限界を越えたレベルに達している。
  • ショップが無くならない。
    • 前作では買い物が終わった後元の画面に戻ると消滅していたが、本作は消滅する事無く何度でも買い物に行ける。
  • 前作同様、高い評価のBGM。
    • 本作はFM音源ユニットにも対応しており、接続することでさらに高クォリティのBGMにすることができる。

問題点

  • 敵の個性が強烈すぎる。
    • 上から降ってくるデンとラーコ、高速で襲い掛かるガバリンとクルンとウィンとジッピーが前線基地の破壊と謎解きを妨害されやすい。
    • HIYARIKA以降の前線基地の耐久力が高くなる。
    • BOWBOWのボムドランの速さがすっぴん状態でも追いつく事が出来ない。
    • CHAPRUNのブーブマンの速さが最初は遅いけど最終的にはボムドランを上回る速さになってしまい、エンジンシリーズでも追いつけない。
    • WOLFINの最後のネノンの誘導がオパオパだけ狙うようになり、連射で瞬殺が出来ずブーブマン並みの速さで襲い掛かる。
  • エンジンシリーズのバランスが大味。
    • 前作同様ジェット以降の物になると速すぎて敵や前線基地にぶつかってしまいやすい。
      • 特にロケットエンジンは予想外の敵にぶつかりやすく、前線基地に近づきにくい。
  • 一部のアイテムが高額。
    • 特に通常のショップのロケットエンジンと隠しショップ限定のボトルシリーズとコンティニューゲームの値段が非常に高い。
    • エキストラシップを購入すると値段が上がる(一度目は5000、二度目は20000)。
  • ワープゾーンは迷子になりやすい。
    • HIYARIKA以降はゾーンの数が5つに増える為、分かりにくくなる。
    • 3DS版ではレーダー表示という新機能が追加された。

総評

高評価の『ファンタジーゾーン』の進化版として謎解き要素が追加され、BGMとグラフィック面でも底力を見せつけたものの、前作ほどの新鮮さがなく地味な扱いになってしまった。


移植

  • FC版
    • 前作と同じくサン電子(サンソフト)から発売。登場する敵のスピードが遅く、BGMのサビが無い上SEの質が劣化しており、残念移植となってしまった。
  • アーケード(システムE)版
    • セガ・マークIII版のグラフィックとバランスをそのままにした移植。パワーメーターが制限時間になり、前線基地のレーダーが追加された。PSG音源の為評価は良くないが、PS2版ではFM音源を導入した。
      • 一撃死ルールに変更された上にセガ・マークIII版で発生してた処理落ちが軽減されてるため、難易度が上昇している。
  • MSX2版
    • 前作と同じくポニーキャニオンから発売。横方向へのスクロール機能を持たないMSXで1ドット単位の滑らかな横スクロールを実現している。
      • ウッドポールの攻撃が強化されている他、当たり判定がおかしなことになってたりと、バランスがあまりよろしくない。
  • PS2『SEGA AGES 2500シリーズ Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』版
    • セガ・マークIII版とアーケード(システムE)版、そしてリメイク版(SYSTEM16版)が収録されている。
  • 3DS『セガ3D復刻アーカイブス2』版
    • リメイク版とセガ・マークIII版を収録。
    • セガ・マークIII版では新規で3D化されており、レーダー表示とヘルパーモードか追加された。