crossbeats REV.

【くろすびーつ れう゛】

ジャンル 音楽シミュレーション
対応機種 アーケード
販売・開発元 カプコン
稼動開始日 2015年7月23日
判定 賛否両論
スルメゲー
ポイント タッチパネル系AC音ゲーのデファクトスタンダード
元BEMANI古参メンバー&本場J-POPアーティストによる豪華楽曲群
敷居は低いがゲームの雰囲気やiOS版の風評等で敬遠されがち
重めの解禁を含めあらゆる意味で「やり込み」が前提となるゲームデザイン
選曲画面のUIは好評価
crossbeats REV.
crossbeats REV. / crossbeats REV. SUNRISE


概要

元コナミ所属の作曲家NAOKIをプロデューサーに迎えて作られた、カプコン初のアーケード音楽ゲーム。
iOSアプリ『CROSS×BEATS』のAC版ということにもなっており、共通収録曲もいくつかある。

略称は一般的に「クロビ」「ビーツ」だが、iOS版との区別等も兼ねて「REV」「夜明け前(主にSUNRiSE以降と区別して)」等と呼ばれている。


ゲームシステム

  • 基本的には1プレイ3曲遊べる。ゲームモードは1人用「MUSIC PLAY」と、店内マッチング対戦を行う「LOCAL BATTLE」モード、そして後述のRANK POINT100以上で解禁され、SURVIVAL MODEゲージで規定4曲の完走を目指す「CHALLENGE」モードがある。
  • ノーマルノート
    • ガイドラインに沿って2つの矢印が飛来し、それがぶつかるタイミングでタッチポイントとなるガイドラインの角をタップする。
    • 他のノートも含め、同時のタイミングにあるものはタッチポイントを囲むマーカーが追加される。
  • フリックノート
    • 2つの矢印がぶつかるタイミングで、タッチポイントをそのアイコンの方向へとフリックする。ガイドライン自体の向きは特に関係ないが、ラインも色分けによって他ノートと区別されている。
    • 指をタップするタイミングは特に影響せず、指がタッチポイントを通過するタイミングのみで判定される。
      • そのためこれが集中する配置は直前の他ノートからそのまま引っ張らせたり、疑似的に長い軌道を滑らせるパターンになっていることも多い。
  • ホールドノート
    • 4つの長い矢印が集まるタイミングで、ガイドライン交差点を矢印の終端が収束するまで押さえ続ける(離さなくてもOK)。
    • REVに限り、一瞬だけ離しても入力判定が途切れないようになっているため、別の指に置き換えても判定を継続しやすい。
  • タイミング精度の評価に応じてライフゲージが増減し、曲終了時にライフゲージが僅かでも残っていればステージクリア。
    • ただし通常設定では曲中にライフが底をついてもそのままゲージを回復し直すことが可能*1
    • 後述するRANK POINTで解禁される要素の「SURVIVAL MODE」や「ULTIMATE MODE」を使用した場合、ゲージが100%からスタートするがすべて失った時点で即FAILEDになる。
    • この2つは全体的にゲージ変動量がマイナス方向に寄って回復しにくくなるばかりか、Cool判定でも小ダメージを受けるため、クリアにはある程度の精度も求められる。
      • ULTIMATEではFlawlessでもごく僅かにしか回復しないが、SuperはFAILEDにこそならないもののゲージが微減・ULTゲージが一定量以下ではダメージ半減という仕様となる。
      • ちなみに、通常設定でCoolを出すとゲージは増加も減少もしない。またSURVとULTはコンボミス時のダメージ自体は同一。
  • 曲終了後の評価は、大まかなタップ率によるGRADE・コンボも絡んだCLEAR RATE・そしてクリア可否に関係しない完全精度制のスコア*2。3つの基準は様々なので、段階に応じて各々の高みを目指そう。
    • なお、攻略スタイルとしては『IIDX』など大半の『BEMANI』シリーズに代表されるような「とにかく地力を上げる」ことよりは、「1曲の曲そのものや譜面等を覚え、研究する」ことが効果的といわれている。
      • この傾向はNAOKI氏が手掛けていた頃の『DDR』シリーズ、現行機種では『jubeat』『GROOVE COASTER』に似通ったスタイルといえる。
  • 現行バージョンでは難易度数値による選曲制限がかかっているが、「難易度高め」と表示された譜面をクリアするだけで10Lvずつ開放されていく。
    • MASTER/UNLIMITEDでは同時押しのみならず、最近の音ゲーでは珍しい軸押しや混合フレーズ*3が非常に多い傾向にある。
    • 独特なノーツの形状や、高難易度譜面特有の複合パターンに慣れるまでの壁は決して薄いものではないため、これは初心者があまりにも難しい譜面を選ばないようにする配慮ととれる。
      • 他の音ゲーに慣れたプレイヤーが高難易度曲に挑んで何も出来ずにFailedして文句を言うという事があったのも事実。

評価点

  • 最初期こそ視覚性に難があったが、大型アップデートにより飛躍的に視覚性が良くなり純粋に音ゲーとしての完成度は高くなった。
    • 一見癖の強い本シリーズの譜面だが、ノーツから伸びる線のおかげで「ノーツが手に完全に隠れてしまう」という事態が起こらなくなっている。これまでの視認性の問題に苦心していたタッチ式音ゲーの中で傑出した点といえる。
      • タッチ式音ゲーとしては見た目上のタッチポイントがやや小さいが、実際のタッチの当たり判定は見た目よりも大きく、タッチ判定に違和感を抱かせない配慮がなされている。他、ハイスピードや譜面反転のFLIPといった譜面変化のオプションも使用できる。
    • それ以外にも背景ムービーの明暗度以外・ガイドラインの透明度・矢印の移動スピード形態・プレイフィールドの大きさといった視覚性のカスタマイズオプションはかなり充実している。
      • 一応ノーツスキンもあり、「慣れない新スキンが見づらい」プレイヤー向けの初期仕様スキンへと戻すことも可能。
  • NAOKI氏が「ゲーム性を極力シンプルにし、その分楽曲や音響関連のクオリティを重視した」と語るように、収録楽曲のクオリティーに関しては非常に好評。他のどの音ゲーにもない選曲が抜群のオリジナリティを放つ。
    • 初期アップデート後のデモ画面で常駐収録曲を自由に試聴する機能が搭載されるなど、プレイの引き込みからも音楽を重視している姿勢が見られる。
    • オリジナル楽曲は総じてEDMやトランス、ドラムンベース等といった正統クラブミュージック系が多いが、オリジナル・版権共にいわゆるポップス・ロック系からバラード、隠し曲も含めると俗に言う音ゲーコア*4まで幅広く備えてある。
      • 主な参加アーティストはNAOKIとjun(辛島純子)・及びそのユニット「TЁЯRA」はもちろん、Tatsh、Shoichiro Hirata、SIMON、SLAKE(SPARKER)、PINK PONG、小野秀幸、SADA、RAM、桜井零二、Nhatoといった全盛期のBEMANIを味わったプレイヤーにはたまらないメンツが揃い踏み。近年ではゲーム音楽への楽曲提供が見られなかったアーティストも多く、分かるプレイヤーには涙もの。
      • 同人・BMS出身のアーティストの何人かも書き下ろしを引っさげて登場。新規参戦のsakuzyo(削除)やJunk、アプリ版の他『SOUND VOLTEX』などでもおなじみとなったvoid(Mournfinale)/Personativeおよびyamajet、遅れてcrankyも参戦。
      • 歌い手や同人PCゲーム方面出身の歌手ではゆいこんぬ、AZURE FACTORY(真崎エリカ)らがオリジナルのボーカル曲で参戦。この2名の楽曲は後述のオリジナルアニメムービーもあり、人気を博している。またD.C. ~ダ・カーポ~シリーズで有名なyozuca*とCooRie、同じくPCゲームで馴染み深い霜月はるか氏、民安★Rockもアプリから続投。
    • 版権枠においては有名アーティストの公式参戦を重視しており、カバーに頼るなどということは一切していない。メジャーアーティストではGLAY、MY FIRST STORY、ANOTHER STORY、VAMPS、BABYMETAL、米津玄師といった生演奏・バンド系のミュージシャンが多く参加している。
    • アニメソングは最初期ではAKINOwithBLESS4や分島花音氏が参戦。追加後はKOTOKOやBREAKERZ等メジャーなアーティストや喜多村英梨氏、上坂すみれ氏ら声優の曲も。
      • 基本的に最新~比較的新しいアニメが出典となる硬派・シリアス系の楽曲・アーティスト・MVが多く、他機種の穴をつく絶妙なチョイス。
    • 「メジャーオープン」と称した初期アップデートでは独自のクラシックアレンジ曲および過去のカプコンゲームアレンジ曲、ANIMAX MUSIX提携のアニメソングが追加。結果、アニソンについては幾つかBEMANIシリーズと収録被りができた*5
      • ゲームミュージックにおいては『ワイリーステージ』『リュウのテーマ』『英雄の証』『追求』のそれぞれの最新盤アレンジなど、ゲームファンなら一度は耳に通したことがあるであろうカプコン代表作の名曲達が手堅く揃っている。
      • また『バイオハザード』シリーズからは当時未発売の最新タイトル『バイオハザード アンブレラコア』の楽曲が先行配信、また新作『モンハンクロス』『ストリートファイターV』は楽曲配信を兼ねたコラボイベントも開催され、新作ゲームのプロモーションに気合が入っていた。
    • オリジナル曲だけ見るとマニアックに見えるラインナップだが、アーティストや版権アーティストの傾向を俯瞰すれば「そこまで特異性が強すぎる」というわけでもない。
      • とはいえ敢えて他の音ゲーとは一線を画するラインナップであることは事実であり、現在のAC音ゲーではすっかり主流になった「既存Vocaloid楽曲」が『ドーナツホール』1曲のみ*6、『東方Projectアレンジ』は皆無*7である。初見の楽曲を選びにくいと言われる若年音ゲーマー層にとってこの差異点は大きな壁となるだろう。
  • イメージキャラクター「暁月」も高評価。
    • メインビジュアルやナビゲーターを担当する美少女キャラ、いわゆる看板娘。世界観と同様に紫主体の落ち着いたカラーリングで、REVのクールなイメージと非常にマッチしている。
    • 紺紫主体のカラー&イベントで公開されていくシリアスなストーリーから一見クールな印象に見えるが、セリフや告知などゲーム上で見せる表情は「ごく普通の女の子」である。
    • ミニキャラでの表情が豊富だったり、告知のイラストでは何かをおいしそうに食べているシーンが目立ち、可愛いと評判。
      • ファンからは専ら腹ペコキャラ扱いされていた…が、後に追加されたキャラクター紹介には「おいしいものに目が無い」という設定がつき公式に組み込まれた模様。
    • バックストーリーでは「次世代型アンドロイド」「電脳空間で戦い続ける攻撃プログラム」というサイバーな設定。さながら『ロックマンX』と『ロックマン エグゼ』を混ぜたようなノリ。
    • アップデートにより暁月に声優が付き、リザルト画面等でしゃべってくれるようにもなった。担当は春日萌衣氏。
      • 『SUNRiSE』以降衣装が何度関わったこともあり、初代の衣装をパートナーとして実装して欲しいという需要は多い。
  • 版権曲やカプコンゲーム曲は大画面を活用したPV・ムービーも見所のひとつ。残念ながらゲーム性と競合することもあってか、オリジナル曲の大多数は汎用ムービー*8
    • 有名アーティスト版権曲・アニメソングはアーティストのPVが流れる。基本はライブ映像かPVで、媚び要素は皆無。
    • オリジナル曲の一部にも、固有ムービーがついている楽曲がある。かなり稀だが、「ユメミル船」のようにアップデートでムービーが後付けされることもある。
    • イベントで解禁されるオリジナル楽曲のMVはナビゲートキャラクター「暁月」たち*9のバックボーンを物語るストーリー。楽曲面では先述の『TЁЯRA』復活や、Tatsh feat.AKINO with BLESS4といった、特殊なユニットの新曲が売りとなっている。
  • ゲームそのものの雰囲気は硬派だが、マスコットキャラクター「暁月」やオリジナル楽曲のジャケット・ムービーに登場する女性キャラは可愛らしいキャラクターが多い。暁月だけでなく、「月鳴-moonlit urge-」「星達のメロディ」など、固有ムービーに登場するキャラの人気も高い。
    • ムービーの無い曲のジャケットだけを見ても「EMERALD♡KISS」「Summer End Anthem」など、美少女推しのジャケットが皆無なわけではない。これらのジャケットは、頑張れば後述のカスタマイズ要素でアイコンとして使用することも出来る。
    • カプコンゲーム曲ではリュウや春麗、ブルース*10といった自社キャラもあり、キャラクター無しでもシンプルなものからスタイリッシュなデザインまで豊富に揃えることは不可能ではない。
  • 楽曲選択画面の作りはシンプルながら機能性に優れており、お目当ての楽曲はそれなりに探しやすい。
    • 1画面に6~8曲ほどの楽曲が表示され、それぞれの曲名・アーティスト・ジャケット・BPM・レベルが一目で分かる作り。スライド操作の際に処理落ちも無く、直感的な操作で楽曲を探せる。
      • もちろん楽曲プレビューも完備しているが、フェードカットされないループが用意されているという凝り様。
    • レベル順、曲名順、アーティスト順はもちろん、達成率順や獲得RP順までワンタッチで並び替え可能。ジャンル別の絞込みボタンやレベルの頭にジャンプするボタンもついており非常に親切。それぞれの選択時間も基本99秒まで長くとられている。
      • イベント開催中はバナーをタッチするだけで該当課題曲の絞り込みができる。
    • 楽曲選択後にレベルやオプションも設定可能。スコア確認はここでしか出来ないが、間違った曲を選んでも右上の×ボタンで戻れる。
    • 近年の音ゲーを見ると「多すぎる曲数に対して選曲時間や検索に乏しく楽曲が見つけられなかった」という意見が出るゲーム、選曲画面に大なり小なりの欠陥を抱える音ゲーも多い。その点では間違いなく本作の選曲画面は高評価に入るべき部類である。
  • 「音楽にこだわった」だけあり、筐体の音響関連もそれに負けない程度にパワフル。
    • コンパクトな筐体ながら、スピーカー関連は『beatmania IIDX』に匹敵する性能。ゲームセンターの音量調整にもよるが、大音量時のウーファーの迫力はかなりのもの。
    • イヤホンジャックも完備。音量調整は大き目のツマミで行える。
  • 高い競技性
    • アプリ版から搭載されているギタドラのスキルポイントのようなシステム「Rank Point」に加え、SURVIVAL MODEを使用したIIDXの段位認定のような「CHALLENGE MODE」「CLASS」が導入されており、スコア面にのみ大きく影響する細かい精度判定も相まって競技性は高い。
      • クリアゲージは通常設定だと少し慣れる程度でクリアにこぎつけられるが、先述したSURVIVALやULTIMATEには「Rank Pointを上げやすくなる」という効果(SURVIVALで1.1倍、ULTIMATEは1.2倍)がある。
      • ほとんどの場合で最終目標となる「お気に入り曲のUNLIMITED譜面をULTIMATEゲージでフルコンボ」したときは、RPだけでなく達成感や喜びも非常に大きいものとなるだろう。
      • 無印VerではプレイヤーRPの計算対象に漏れた場合に限るが、UNLIMITED譜面のRPはすべて1%分上乗せされるため、ギタドラ上級者に多かった「低難度曲はスキルが上がらないからやるだけ無駄」という事態をある程度防いでおり、RPランカーを目指すのであればUNLIMITED譜面の収集もこなしていくことになる。
    • ただ上限が高いだけでなく、クリアこそ余裕だが完璧にはこなせないような譜面ではSURVIVALゲージが適度な緊張感をもたらしてくれる。
    • また、SCORE>CLEAR RATE>GRADE>COMBOというように、考慮される判定の下限がそれぞれ異なっているため、やりごたえのバランスは比較的良い。コンボが2割も関わるCLEAR RATEの影響度が高いきらいはあるが。
    • RPとは関係なく、スコアランキングも曲別に記録されている。努力が結果として残り易いのは嬉しいところ。選曲画面ではTOP100/50/10以内に入っている曲に勲章が表示される・全ての譜面をフルコンすると該当曲の欄が光り輝くという特典も。
      • 曲別の特典は称号ではなく、後述のジャケットアイコンがその役目を担うことになる。
  • カスタマイズ要素としてアイコンと称号がある。勿論イベントで得られるアイテムは個性的な物が多いが、他もなかなか絶妙なラインナップ。
    • 称号はデフォルトでは「イノベイター(ゲームプレイ回数でレベルアップ)」「~~階層の住人(最大クリアレベルに応じてレベルアップ)」「ULTIMATE使い(ULTIMATEゲージクリア数でレベルアップ)」などのレベル別。
    • この他、連動サイトで変更することでカードネームにカナ・漢字まで使えるというある意味最強のカスタマイズ要素がある。
      • 名前を残せるイベントが比較的多く開催されているため、上級者ほどカードネームを既存キャラ名にするなどの遊びに組み込んでいる者が多い。
    • アイコンは暁月が可愛いと評判な通常の自己アピールや、行脚要素の県別アイコンなど。他に特筆すべき点として楽曲ごとに固有の隠し条件をクリアすると、その曲のジャケットがアイコンとして購入可能になる。
      • どれも一筋縄ではいかない条件ばかり(特にオリジナル曲)だが、なんと全曲に対応。その曲にちなんだものが条件に設定されていることもある(達成できるかはともかくとして)。
      • 例を上げれば「Ultra Street Fighter IV」は4譜面をUltimate MODEでクリアすれば、ウル4のジャケットアイコンが購入可能に。
      • また「海色」はEASY譜面以外ならどれでもいいのでSURVIVAL MODEをつけて好成績を取れば、艦これキャラ達の集合ジャケットをそのままアイコンとして購入できるようになる。
      • その他有名アーティストの実写ジャケットも例外なくゲットするための条件が設けられている。
      • 似た要素としてReflec beatも曲のジャケットがアイコンとして使えるが、条件はすべて一定回数プレイで一律な上、版権曲のジャケットだけは使うことはできなかった。ここからも版権曲にも等しく注力するREVのスタンスが垣間見える。
    • もちろん期間限定イベントを加えると、称号もアイコンももう少しだけ増える。
    • 連動サイト自体も完全無料・事前登録なしで使用可能*11。機能は名前変更・後述するMEの交換以外はスコアの観覧・RP対象曲の確認程度で小規模なものの、取り回しは悪くない。
  • 1か月に1回無料プレイが可能
    • Aimeを使用してプレイすると、その月の始めのプレイに無料チケットが貰える。それ故に、ゲームをやったことのないプレイヤーを誘いやすくなった。
    • プレイ後はミュージックエナジーと呼ばれるものを入手できる*12。iOS版のIDを本作と紐づけて連動することにより、本作2プレイ分のミュージックエナジーでiOS版のチケット5枚(1曲プレイ分に相当)と交換できる。
      • すべてのモードを3~4曲100円でプレイできる音ゲーとしてはやや良心的な方。

賛否両論点

  • Flawless判定が厳しい
    • このため曲と譜面のタイミングが合っていない「音ズレ」の問題が他の音ゲー以上に槍玉に挙げられやすい土壌を抱えている。
    • だが、幸いなことにその点で問題視されているケースは後述するように皆無ではないがかなり少ない。オプションでタイミングの調整はできるのでユーザーレベルで多少の対処は可能。
      • またこの観念そのものが理論値という概念に縛られにくいゲーム設計を可能にしているため、一概に問題点と言い切ることは出来ない*13
      • 判定自体に癖があり、ノーツ矢印が重なるより「気持ち早め」に押すとFlawlessが出易いとされる。強いて言えば、タッチポイントに大きなフリックアイコンがかぶさる関係上、連続フリックの判定が非常に掴みづらいことか。
    • 通常のゲームモードを選べばクリアの基準は非常に緩く、また3曲完走保証もある。単に楽曲を遊ぶだけならどうとでもなることが非常に多い。
    • コンボ接続の基準も少し緩め。Fast/Slow(青表示・ミス扱い)までなら繋がってくれる。
  • 難易度詐欺・逆詐欺が多め。
    • 顕著な例がLv80の「DAZZLING♡SEASON」Master。曲が速いこと・4分軸の取り方に慣れを要する事以外はリズムが非常に取り易く素直な配置で、同レベル帯でも安定して高得点/ULTIMATEクリアが容易。中~上級者から絶好の稼ぎ楽曲とされトッププレイヤーにはボス召喚曲、つまり100%狙いと目されることも。
    • 逆に「I Believe someday」Masterは表記はLv78だがリズム・配置・物量共にクセと難易度が強く、先の曲はおろか他80Lv代の楽曲と比較しても圧倒的な難しさを発揮している。
    • 死ぬ気でフルコンした末に出現するUNLIMITED譜面も十分に難しいが、こちらはLv82(当然これより簡単な80台の譜面もある)なので、解禁によるRPの見返りは理論上たったの約4.8しか見込めないと考えて良いし、それもULMで相当な高レートを取れない限りRPにも寄与しない。
    • 尚、最初期は全体的に低いレベルをつけられており、中難度の詐欺曲が非常に多かった*14
      • 例を挙げると「killy killy JOKER」は「Hard:27→42」「Master:48→63」「Unlimited:67→76」と3譜面ともレベル表記が大きく引き上げられていた。この曲のUNLIMITEDはまだまだ詐称という意見もあるが…
  • 「CHALLENGE MODE」「CLASS」について
    • IIDXの段位認定やSDVXのスキルアナライザーのようなモードだが、現状5コースのみとバリエーションの少なさは否めない。告知にあった「イベント用のチャレンジコース」も開設例は一度もない。
    • 現在最上位であるCLASS Vはコース難易度70止まりで、UNLIMITED譜面を使用するコースも一切ない。但し本作のこのコースは他の下位コースと違い全体的にリズム難等の変則/応用的な譜面を要点に構成されているため、決して簡単ではない。
    • CLASSコースそのものの成績もRankPointに関わってくるため、やはり上級者を目指すならこれらの攻略も欠かせない。
  • 硬派な筐体デザインと寒色系のイメージカラーが敷居の高さを感じさせる
    • 紫を基調としシックな黒を織り交ぜた筐体デザインは非常に秀逸。重厚かつ高級感が溢れるデザインで、この点からもコアプレイヤー向けのコンセプト感じさせる。
    • NAOKI氏が手掛けるテーマ曲「DEEP PURPLE」やストーリーイベント「RISING PURPLE」など、シリーズのテーマカラーとして紫色を強く押し出しており、サイバーでクールな世界観・グラフィックイメージと非常にまとまっている。
    • だが紫と黒という非常に暗い組み合わせであったため、ライトプレイヤーには敷居の高さ以上に地味さを感じさせるデザインとなった。
      • 版権ラインナップが豊富かつ幅広く、しかも版権楽曲すべてPV付きという豪華仕様であるのに、それを活かせていない事は非常に惜しい。
      • 筐体のデザインといい充実の版権ラインナップといい、初代『REFLEC BEAT』などが置かれた状況と本作を取り巻く現状は非常に酷似している。リサーチ不足であったと言えよう。
      • 最初期から美少女キャラをイメージキャラとして起用したこともさほど効果的ではなかった。一概にデザインだけの問題とは言い切れないが…。
      • もっとも本作が抱えている「敷居の高さ」という問題はデザインのほかに、「RP制を導入しているのに救済処置が全くといっていいほど導入されない期間限定要素の多さ」や「ユーザーを無視した楽屋落ちのイベント強要」など別のところにあるのかもしれない。

問題点

  • 稼動初期の視覚性の悪さ
    • 最初期Verではノーツスキンが実装されておらずCLASSICスキン固定だったが、これが「初期設定だとガイドラインが明るすぎる」「タッチポイントが小さく、順番もややわかりづらいため多数のノーツが現れた時に混乱しやすい」など、視認性は残念ながら良い物だったとは言えない。
    • 初期アップデートにより追加された新スキンのDEFAULTは、「ガイドラインを黒地にしてタッチポイントを大きく表示し、ラインに隠れないように」「タイミングが近づくとノーツが明るく光る」「ホールドだけでなくフリックノートのガイドラインも色分けされる*15」というもの。慣れを含めた個人差はあるが、多くのプレイヤーが遊びやすいスキンへと仕上がっている。
      • ただしCLASSICスキンが低評価一辺倒というわけではなく、タッチポイントの小ささが配置密度の高い譜面を見切りやすくする作用が見込める場合もある。アプリ版や初期Verに慣れた古参プレイヤーにはCLASSICスキンを常用する者も少なくない。
  • 一部楽曲の譜面の問題点
    • 初期からの収録曲には同一のガイドラインからの縦連打という初見殺しの顕著な譜面配置(「雨の音が虹を呼ぶ」、「ホコロビシロガールズ」などが該当)が登場する傾向にあり、これに関しては稼働からあまり改善されていなかった。
      • このパターンへの対処法は「ノーツ透過度を設定する」という程度で少し見分けやすくなる程度。
      • REV初出やアップデート追加された新曲・変更譜面や多くのUNLIMITED譜面等は、同一場所の縦連打でもガイドラインの角度をずらしたり、同じパターンでも少しだけ間を空いた速い繰り返しの場合は位置をずらす等の工夫が見られる。
    • 「TABLETサイズだと詰まった同時押しで無反応が起こりやすい」という報告が多かった。
      • 「EMERALD♡KISS」(MAS)や「DYNAMITE SENSEATION REV.」(MAS)などの高難易度の譜面に特に多く、上級者からは改善して欲しい声も多数。
      • 現在は無反応の報告が減っており、アプデで改善されたという説もある。ただし公式には明言されてないし、「光年(konen)」(ULM)の最序盤のホールドなど、無反応が起きやすい譜面もまだまだ残っている。
    • 『モンスターハンター』のテーマソングでお馴染みの「英雄の証」の判定が大変なことになっている。
      • 全譜面ともレベル自体は高くなく配置・物量も各譜面レベル相応であるが、「オーケストラの生演奏」特有のゆらぎなどが主な原因として判定ズレがほぼ常時変動するという、クロスビーツらしからぬ異常事態が発生している。
      • 通常ゲージならFlawlessが出せなくてもCoolやSuperが多ければ問題ないシステムであるとはいえ、SURVIVALはともかくCoolのダメージを回復しづらいULTIMATEだとそうはいかない。
      • 攻略Wikiの詐称難易度格付けでは全難易度共通で1曲だけ隔離枠が提唱される始末で、この判定のせいで「誰でも知っているほどの有名曲なのに初心者にオススメできない」という痛い事態に。
  • 楽曲解禁が重い部類
    • 1プレイ200+α程度しかREVCHIPは手に入らないにもかかわらずREV.SHOPで購入できる曲は平均で3500~5000RC、高価格帯だと6500~10000RCを要求される。1曲解禁に対する費用は大きい部類と言わざるを得ない。
      • 1店舗ごとに2台以上併設され、同じ頻度・時間帯でやりこめるプレイヤーがいるのであれば、それぞれ違う楽曲から解禁を進めてLOCAL BATTLEでシェアしあうという方法もある。マッチングプレイで貰えるRCも増えて一石二鳥。
    • 上記のカスタムアイコンの正式な解禁にもRCが必要となるので、そういったおまけ要素を楽しむのにも多少の場数を要する。
    • 大型アップデート以降はイベントを中心にRCボーナスが増設されたが、プレイリザルトに応じた追加報酬がほぼ無くなり、収入源がミッションやスタンプなどの期間/回数限定に依存するようになった。
    • 現在ではやりこみ派のプレイヤーから「RCで解禁できる楽曲や要素が少ない」という声も挙がっているが、これはこの形態を基本にしている以上避けられぬ問題といえる。実質的には曲と共にアイコンも増えるという状況になっているため、条件を達せられるほどのやりこみであればそれなりにRCを消費できる。
    • 過去ハイスコアイベントでは版権対象曲のもう片方がREV.SHOP入りとなっていた。
    • 前述の「TЁЯRA」復活イベント「STORY Phase:01」からREVCHIPとは別のスタンプシートイベントが初めて行われた。
    • 新曲ゲットまで105個もの数が必要にもかかわらず、課題曲プレイで2個ずつ以外にスタンプが手に入らず、対応課題曲もデフォルトの3曲+解禁対象の隠し曲1つのみ。おまけに当時はテンポの悪さも槍玉に挙げられた。
      • このゲームにおいては少ない数の曲を集中してやり込むことに結構強い意義があるのだが、それに気づける程度にやりこんでいるプレイヤーでなければモチベーションを保てるものとはいえない。結果TЁЯRAの新曲を求めたライトプレイヤーのモチベをそぎ落とす様なイベント内容は大きく批判された。
    • 流石に反省したのか、「米津玄師」の楽曲追加イベントでは「無条件で2曲追加、氏の楽曲を8回プレイで『ドーナツホール』解禁」と言う形になり、「ANIMAX MUSIX特集第二弾」のスタンプとして「1プレイ無条件で3個*16/課題曲を選ぶ毎にさらに+2個・楽曲解禁までシート1~3枚」を経て、「Phase2:REBEL YELL」以降は「1曲1個+課題曲ボーナス+1個(イベントごとの初回プレイでさらに+1個)、楽曲解禁がシート4枚」と言う形に落ち着いた。
      • 2つのスタンプシートイベントが重複して開催されたこともあるが、それらは同時に進められない。この関係上、複数イベントをまたいで対象曲を初プレイすると、それによるスタンプの一部が獲得できずに消失してしまう。
    • 終了した過去イベントの隠し曲はほとんどが長期間・ないし半永久的に入手不可になってしまう。これだけは『BEMANI』シリーズやiOS版からの改善を強く望まれていた。封印対象となるイベント曲がどれもこれも中難易度ながら魅力的な楽曲(さらに全て専用ムービー付き)ばかりなので尚更。
      • 流石にまずいと思ったのか、バージョン稼働後期からはイベント初出のLICENSE新曲・ゲームタイトル曲が緩和及び無条件開放されていった。
      • イベントにおける称号・アイコンの救済は流石にないが、オリジナル曲イベント「STORY Phase:01」「STORY Phase:02」に関しては、終端に新規のアイコン・称号を追加しスタンプ獲得量を「ANIMAX第二弾」などに準拠させた上で一斉に再開催という手段が取られたことで間接的に行われている。
      • …が、スタンプ配置自体は据え置きな上に期間が短くなっているため、不満点を払拭するには至らなかったが。
    • 極端なケースも数少ないながらあり、まさかの伝導リレーとなった「Blue Destiny Blue ETERNAL (BDBE)」はともかく、ロケテストなどでのシリアルコード配布限定で現在も未だに正式配信に至っていない「Reseed (Another Edit)」の正式な解禁を求める声は多い。
    • 地方プレイヤーやホームに複数台が置いてない(=伝導が不可能な店舗の)プレイヤーなど眼中にないような伝導方式は、前例がありかつ本作よりも設置台数が安定している『BEMANI』ですら良くは思われてはいなかったのだが…。
    • なお、この伝導リレーだけはイベント開始から2年近くも経た現在でも実施中である。2017年8月以降は「Blue Destiny Blue」を50回プレーすることで解禁する一応の救済処置がとられているが、別の伝道リレー対象曲を増やすという斜め上の方針に唖然とした人も多い。
  • UNLIMITED譜面の解放条件
    • MASTER譜面で特定条件を達成する必要がある。アップデート後の版権曲の条件である「Sランク」「S+ランク」はまだしも、UNLIMITED譜面のLv値が高い楽曲、及びオリジナル曲のほぼ全曲では「フルコンボ」が条件だった。いずれにせよMASTER譜面自体の難易度が一切考慮されていないという点が問題。
    • 当初は「条件付高難易度譜面」というやりこみ要素として捉えるプレイヤーもいるにはいたが、やはり一度もミスが許されないというものは極僅かながら挽回の効くULTIMATEゲージよりも(精神的にも)キツイものがある。そしてそれは元のMASTER譜面が高難易度であるほど顕著。
    • MASTER譜面でのRPが上位に入っていない限り、UNLIMITED譜面はプレイしただけでプレイヤーRPを極僅かに微増させることができる。このため入手その物を腕前の指標にしている可能性は十二分に考えられるだろう。
    • しかしCLEAR RATE=RPはコンボが2割を占め、MASTERとUNLIMITEDが両方共フルコンしづらいわりに難易度差も小さい楽曲となるとこれを看過するのは難しく、初代VerではそれだけMASTERのRPが高い壁となるUNLIMITEDでのRPが無意味になりやすい仕様だった*17
    • UNLIMITED-MASTER間の難易度差が大きい時に限りフルコンボ要求であれば、RPの観点として難を示されることは少なくなっていたかも知れない。
  • 名前以外の設定は全てサイト上では変更不可。特にログイン時に入力せねばならない4桁の暗証番号を忘れてしまった場合に、この問題点は致命的となる。
    • MJ Arcadeのような連動サイトから変更する項目*18がないし、『初音ミク Project DIVA Arcade』のように筐体から暗証番号の変更や初期化*19をする項目も存在しない。

総評

当初から「コアプレイヤー向け」と言うコンセプトを掲げていたとはいえ、そのある種シビアなゲーム性はやはりというべきか手放しに好評を得られることはなかった。
ただし、そのラインナップはどの観点から見ても豪華。現状においては、本作単体で見れば問題視される部分こそあれど、酷評までされる点は殆どないだろう。

忘れてはならないのが「ゲームプレイ自体はシンプル」ということである。
今作は余計な要素をゲーム部分に食い込ませない作りにしており、解禁周りや尖った難易度に無視できない問題点はあれど「音楽・リズムゲームを楽しむ」という点に専念できる作りになっている。
最近の音ゲーには珍しくややシビアな判定と覚え要素が強いストイックなゲーム性も「初期の音ゲーやかつてのカプコンACTを髣髴とさせる(死に)覚え・パターン構築ゲー」「シンプルだからこそ中毒性が強い」として魅力を覚えるプレイヤーも少なくなく、ゲーム性そのものはスルメゲー寄りといったところである。

結局のところはiOS版並びに稼動最初期の視覚性の悪さが尾を引いた、まだまだベストを尽くしてもらわなあかん状況が足を引っ張っているだけとも言えるのが何よりも惜しい。
この記事を見ている未プレイで風評だけで敬遠している音ゲーマーの方は、食わず嫌いを起こさずに試聴機能で曲を探してみたり、1回無料チケットを使ってプレイしてみていただきたい。
楽曲の方向性は非常に多彩なので「該当曲なし」なんてことは少ないはずである。
幸いにして1曲でもお気に入りの楽曲が見つかったら、それを上手くこなせるように連奏してみるのもよい。
リズムをモノにしていく快感をつかめれば、本作を楽しむ道も開かれていることだろう。君やったらわかってくれると思う。
NAOKI MAEDAがこだわりに拘りぬいた確実にゴッ! っとくる新しいデファクトスタンダードの音ゲー……あるよな?


余談

  • 2016年4月28日に『crossbeats REV. SUNRISE』への大型アップデートが配信。
    • 奇しくもアミューズメント施設の書き入れ時で大型連休直前でNAOKI氏の誕生日に重ねた新バージョン稼働であった。
  • iOS版からの風評被害
    • ある意味、本作がプレイヤーをうまく取り込めきれない一番の障害となっているのがiOS版の存在であるといっても過言ではないだろう。
      • iOS版の説明に関してはWiki執筆方針もあるため詳細な説明はできないが、トライ&エラーが前提のゲーム性を著しく阻害する従量課金形態*20、そして絶望的なほどの楽曲入手方法の乏しさ*21、それらのためもある。
      • 自分の実力だけでは全くどうにもならない各種イベントなど、基本無料という点を打ち消してなお余りあるほどの遊びにくさを主因とする悪評が、本作の先入観にとって著しい向かい風になっていたことに否定の余地はない。
    • ちなみに共通収録曲もいくつかあるが、そのほぼ全てはREV側が常駐または入手が確実かつ非常に容易。すなわちそれだけアプリ版の仕様がクロスビーツの魅力を殺していたことは言うまでもない。
    • そのような逆境に加えて稼動初期での視覚性の悪さ、そして超強力なライバル機種『CHUNITHM』の登場も大いに響いたため、スタートダッシュは完全に失敗だったと言わざるを得ないものとなった。
      • iOSアプリ側で良くも悪くも特徴的な要素はAC版には搭載されないことが公言されている*22他、楽曲ラインナップもオリジナル主体である中で基本的には大きく違いをもたせているため、先入観を捨てて挑戦できる地盤は整っている。
      • ノーマルゲージのルールと、大型アップデート後の月ごとの無料プレイサービスを考慮すれば、単独のAC音ゲーとしてはハードルはかなり低い方である。
  • 稼働初期はスタッフたちによるビデオメッセージが配信されていたが、NAOKI氏の「音楽ゲームの専門店を目指す」発言や、yamajet氏の「20000回遊ぼう!」発言などのいささか極端なコメントやジョークが物議を醸していた。このビデオは再配信されていない。
    • 近年の音ゲーでは疎かにされるようになってきだした数少ない硬派楽曲の圧倒的な比率や、地力より譜面研究が重要視されているゲーム性を考えると、両者ともに的を射たコメントとも言えなくもない。本人達がそこまで意図していたかは別として。
  • 本作はテレビ番組『musicるTV』と、楽曲公募を兼ねたコラボレーション企画を開催したことがある。
    • しかしコラボ企画でのNAOKI氏、Tatsh氏は一次審査にて応募楽曲について共に辛口なコメントを残しており、特に後者の「ナメてんじゃねえよ!」発言は悪い意味で音ゲーマーの印象に残ってしまった*23
    • その後、一次審査通過者はNAOKI氏が一対一の面談を行い、曲の評価やリテイクのアドバイス、激励の言葉を贈った。現在は番組中でも二次審査が終了し、その後採用曲は期間限定扱いで公開。インスト・ボーカル部門別でそれぞれ選曲回数が多かったほうが正式実装されることになった。
    • この「より多く選曲された方が正式収録される」というルールは大きな賛否両論を招いた。
      • 「曲に対して明確に優劣をユーザーから突きつける行為は必要なのか」「わざわざテレビのスタジオまで参加者を呼び出して晒しものにしているのにあんまり」「音楽の質にこだわっているのだからこのぐらいシビアであるべきだ」などの意見が上がっていた。
      • 譜面内容によって選曲が左右されることを危惧する声もあった。一応部門ごとの2曲はそれぞれの難易度のレベル、ノート数が同じになるように調節されており、配慮は見られる。
    • 「選ばれなかったけれど好きな曲だから遊ばせてほしい」との声もあるが選ばれなかった方の曲の去就に関しては現在も明確なアナウンスが無い。公募企画では(選ばれなかった方が)「削除される」という表現が一切されなかったため、今後収録される可能性は0とは言えない。
      • なお、ボーカル部門のボーカルは男女混声と女性のみのもので、女性は同一人物である。現在もこのゲームセンターに赴き設置店でcrossbeats REVを宣伝しているけなげな様子が窺える。当人にもどうなるのか知らされていないのであろうか?
      • 続編稼働中の現時点で塩漬けになっている多くの楽曲と同じく、SDXVの海外コンペでも見られたような版権だけ握られたままの飼い殺しか、痺れを切らしての版権取り下げや時限削除待ちという見方が有力だろう。本来は客寄せの公募イベントなのに誰も得をしていないのは説明するまでもない。
  • 通常モードは基本的に3曲固定であるが、ある条件を満たすことで、4曲目(EXTRAステージ)としてULT.MODE限定で大ボス曲に挑戦できる。
    • 今Verでは特定のレベル以上の楽曲をULTIMATE MODE使用、かつCLEAR RATE100%で1回以上クリアすると「MEGALOMAN[i]A」が出現。
      • コアなプレイヤーに好評だったのか、続編では3曲連続である条件を満たすと新たなボス曲が姿を見せるようにもなっている。
    • 不定期的にこの進出条件が一時的に緩和され、その期間中にストーリー進行とその後の出現条件緩和を賭けてその曲の指定譜面のクリア人数を競うイベントが開催されることもあった。
      • このイベント中にボス曲をクリアしたプレイヤーは公式アカウントにてカードネームごとクリアを報告してもらえるというおまけがある。上記の通り上位陣ほど名前で遊んでいるプレイヤーが多く、各アニメのアイドルなんかがボス曲をこぞって攻略というカオスな光景をリアルタイムで楽しめることだろう。
    • 余談だが「MEGALOMAN[i]A」専用のアーティスト名義は「TITANZ」で、iOS版の氏の最難関レア曲「A×E×U×G -act 1-」の他、REV新曲の「Blue Destiny Blue」「SOMEDAY -00.prologue-」など、『ガンダム』シリーズのネタが妙に多かったりする。*24
  • 音ゲーとしては珍しく、完全期間限定となっているシーズン配信の楽曲も比較的多め*25
    • クリスマスシーズンには『ジングルベル(NM remix)』が、バレンタインシーズンには『いつか王子様が(remix ver.)*26』が一時配信されている。
      • スコアランキングやRP計算の対象外だが、これらの楽曲をプレイすると、筐体LEDがコンボ数に応じてそれぞれ専用のカラーで光り輝くという何気に手の込んだものになっていた。
      • また『いつか王子様が』はUNLIMITED譜面にてフリックでハートを描く譜面など、シーズンを意識したネタが盛り込まれている。
    • 客寄せにもなるディズニーアレンジの版権曲を短期間にする理由は恐らく大人の事情不明。結局クリスマスソングと違って、この1回しかプレーできなかった。
    • 上記『musicるTV』コラボ公募曲も期間限定曲として扱われていたが、インスト部門・ボーカル部門での最優秀楽曲は3/1に常駐曲として、ジャケットとUNLIMITED譜面を追加して正式配信された。
  • また、このゲームの製作陣は良くも悪くも印象に強く残る名言を発していることでプレイヤーたちからは知られる。

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最終更新:2023年11月28日 16:30
添付ファイル

*1 ちなみに、ライフゲージが見えなくなるほど減った場合、回復までにその分下の部分があるような挙動をするので、「クリアゲージが見える範囲がボーダー」といえる。

*2 最高判定のFlawlessで100点、Superで50点、Coolで10点。

*3 二通りの異なるリズムパターンを同時に処理させる譜面。そのうち片方が四分音符~八分音符などの基本リズムを刻むものを軸押しと呼ぶが、この同時パターンの譜面を持つ音楽ゲームは非常に少なく、あったとしてもそれなりに希少な譜面となる場合が多い。

*4 「音ゲー・特に『BEMANI』シリーズによく見られる高速/高難度系のハードコア」の俗称。

*5 ちなみにアニソンではないが、BABYMETALの「Road of Resistance」はGITADORAと収録重複していた。

*6 スキャットにVocaloidが使用されている書き下ろしアレンジの「カノン」を含めると2曲。なお、iOS版からの楽曲「電脳少女は歌姫の夢を見るか?」は元は別の音声合成エンジンUTAUを使用したものが原曲。

*7 DTMマガジンのインタビュー記事においてNAOKI氏は「Vocaloidと東方Project関連は敢えて入れなかった」と記している。

*8 3種類確認されており、それぞれコンボ数によって3シーン変化する。

*9 ストーリーPhase2の新曲「Chase the Wave」のMV以降は、iOS版のイメージキャラ「KANATA」も姿を見せている。

*10 楽曲こそはブルース未登場のロックマン2だが、アレンジアルバムのジャケットをそのまま使っているのでブルースの方が目立っている。

*11 AimeのカードNo.とゲーム側のパスワード4桁入力。

*12 ただし、上記の無料チケットでのプレイは対象外。

*13 GRADEはすべてCool以上なら最高のS++・CLEAR RATEもすべてSuper以上のフルコンで最高値の100%を出せるようになっている。

*14 これは最初期の大型アップデートで改善された。

*15 フリックノートのライン色分けは、DEFAULTスキン実装と同時にCLASSICスキンにも施された。

*16 厳密には遊んだ曲数×1個のスタンプとなり、CHALLENGEで完走すると基本スタンプが4個になる。

*17 わかりやすい例が先述の「I Believe someday」

*18 MJ Arcadeは旧暗証番号を入力して即座に変更するか、新暗証番号を入力してから7日後に予約が可能。

*19 DIVA Arcadeでは申請してから初期化するまでに数日かかる。

*20 基本無料チケットは基本的に最大10枚=2曲しか連続でプレイできず、回復時間も20分/枚と極めて遅い上にどれだけゲーム進行してもその点は変わらない。そのうえアーケードよりも課金の手間がかかるだけに、旧来の家庭用ゲームのように「高くてもいいから買い切って遊びたかった」との声もある。

*21 ランキングや累積スコアバトルが関わってくるため、イベント報酬の楽曲はやりこんだプレイヤーでも必ず手に入るというわけではない。そのうえ、過去イベント曲や一部新曲の主な入手手段である「ランダムセレクト祭」は要するに「ソーシャルゲームにおけるガチャのレアアイテムを楽曲に置き換えたもの」と言っても過言ではないために否よりの意見が多い。

*22 ULTIMATEを含むゲージのバランスについてもREVのほうが緩和されている。

*23 当時のTatsh氏による音ゲー提供楽曲のクオリティが、以前の物と比べるとクオリティ面で大分批判の多い物となっていた事もあって、この発言には「お前が言うな」「老害化」といった旨の批判が数多く見られた。

*24 ちなみにNAOKI氏は自他ともに認めるアニメ・特撮ファンとして有名。

*25 他社機種ではmaimaiやBEMANI4機種でクリスマス限定出現だった楽曲、GROOVE COASTERにはエイプリルフール限定出現する楽曲が1曲だけという程度。

*26 ディズニーのアニメ映画『白雪姫』の劇中歌。