この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表された日本語版ウィキペディアの項目「チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV」を素材として二次利用しています。
【ちんぎすはーん あおきおおかみとしろきめじか ふぉー】
ジャンル | 歴史シミュレーションゲーム | |
対応機種 |
Windows 95~XP(PKはWindows 2000まで) プレイステーション |
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発売・開発元 | 光栄 | |
発売日 |
【Win】1998年4月3日 【PS】1999年2月25日 |
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定価 |
【Win】11,800円 【PS】7,800円(各税別) |
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廉価版 |
【PS】KOEI The Best:2000年7月19日/2,800円 【Win】コーエー定番シリーズ:2002年6月14日/1,980円 【PS】コーエー定番シリーズ:2003年5月22日/1,500円 【Win】Quality イチキュッパ:2005年7月8日/1,886円(各税別) |
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判定 | 良作 | |
蒼き狼と白き牝鹿シリーズ 初代 / ジンギスカン / 元朝秘史 / IV |
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コーエー歴史SLG作品 |
『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズの4作目。
これ以降、現在に至るまで『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズの新作は発売されていないため、事実上のシリーズ最終作となっている。
+ | 長いので省略 |
『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズは『信長の野望』『三國志』と並ぶ、当時の光栄の「歴史三部作」の一角を担っていた作品で、特に今作は力を入れていただけあって非常に良く仕上がっている。
前作よりも強化されたプレイの自由度は高く、自由な戦略と様々な戦術を考案したり、実行できたりできる。
またオルド、後継者など他のシリーズには無い部分の戦略もあり強化され、非常にオリジナリティ溢れる物になった。
他の2つに比べてコアなファンが少ないからか、本作でシリーズが打ち切りになってしまったのが非常に残念に思うプレイヤーが多い。
*1 ただし軍隊ユニット同士や軍隊ユニットと都市との戦闘は別画面で行う。
*2 コーエーから2005年12月8日、ソースネクストからは2006年12月14日。
*3 Windows Vista以降での動作は、BGMがループ再生されないなどの不具合が生じている。
*4 国王の出身文化圏から遠い文化圏出身の将軍の忠誠度が上がりにくいなど。
*5 蒙古文化圏出身以外の将軍が蒙古騎兵を率いても本来の能力を発揮できないなど。もっとも実際の戦闘における部隊の戦闘力は、率いる将軍の戦闘能力値や戦闘特技なども影響するため、兵科の相性の良し悪しだけで部隊の強弱を計ることはできない。
*6 例えば「震天雷」の開発には「火薬」が必要。
*7 つまり、ゲーム内に登場するすべての将軍が後継者となり得る。
*8 ただし、Win版ではバグのため子供や将軍の対応適性に関しては武器の都と入れ替わっている。
*9 ただし、Win版ではバグのため子供や将軍の対応適性に関しては牧童の都と入れ替わっている。
*10 例えば、日本の竹崎季長の戦闘能力は81、「機動」「突撃」の特技を持ち、騎馬適性はA。
*11 数では勝る多くの交戦国が攻城戦とならざるを得なかった。
*12 混乱は投石機でも起こせるが、投石機は火は点けられない。各種弓系の兵科でも着火は可能だが、火砲兵は射程が長いのがミソである。
*13 実際、『信長の野望』シリーズでは兵1が100~1000人に相当すると言う作品があった。また、信長では公式に'''兵数'''と言う訳では無く'''兵力'''であり、戦力のバロメータであると思って欲しい、との見解が示されたことも。
*14 光栄の古いゲームによく見られた仕様。時代的に前のシナリオ1で年数を進めてもシナリオ2の将軍は一部を除いて出てこない。間を埋める血族が用意されていないケースも多数あるが、トゥルイ・フビライやルイ9世・フィリップ3世のように、実際に親子関係で繋がっている場合でも登場しない場合が多い。
*15 後のハプスブルク家の本拠地・オーストリアの首都として知られ、歴史的に重要な役割を果たしてきた都市。しかし、本作のマップだと該当地域はドナウ川と密林に挟まれている上に、初期状態だとハンガリーのペスト(現・ブダペスト)の領域扱いになっている。
*16 現在の沖縄県と奄美群島を統治していた王国。小国ながら東アジアと東南アジアとの仲介貿易により栄えていた。しかし、本作のマップだと沖縄本島が3マスほどしかないため繁栄するのは難しい。
*17 ナイマン族も勢力としては登場しないが、族長のダヤン=ハーンは(在野扱いだが)一応登場する。
*18 PKの新国王オープニングによっては名前だけ言及される。
*19 陸地の進行可能な地形ならどこでも建設可能。
*20 どれもCPUおすすめだったりする。砂漠はネタだが。