太鼓の達人 キミドリVer.
【たいこのたつじん キミドリばーじょん】
ジャンル
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和太鼓リズムゲーム
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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バンダイナムコゲームス
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稼動開始日
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2014年7月16日
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プレイ人数
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1~2人
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判定
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良作
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ポイント
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第1回天下一音ゲー祭参加作品 コンポーザー楽曲多数登場
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太鼓の達人シリーズリンク
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概要
新筐体シリーズ5作目。収録曲は最終的に400曲以上。
追加点及び評価点
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新曲や子供向けの曲を集めた特集フォルダと広場で予め登録した曲が表示されるお気に入りフォルダが登場。
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各楽曲の筐体ランキングが復活
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旧筐体では1位のみだったが3位まで表示されるようになった。
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アイドルマスターシンデレラガールズのコラボイベントで着せ替えにぷちキャラが登場。
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どんちゃんの横でぷちキャラがふわふわと浮いているもの。きぐるみと両方付ける事は不可能。
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本バージョンではシンデレラガールズの「島村卯月」、「渋谷凛」、「本田未央」のみ。
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段位道場
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従来の段位に十級~五級が追加。
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更に合格するためのステップアップとして「太鼓塾」のフォルダが登場
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各段位の課題曲の練習に最適な曲が表示され、広場ではアドバイスを見る事ができる。
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楽曲関連
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アニメではディズニーの映画「アナと雪の女王」から「Let It Go~ありのままで~」、妖怪ウォッチのアニメ楽曲多数登場。
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J-POPではAC5以来となる氣志團の楽曲「喧嘩上等」、映画クレヨンしんちゃんの主題歌に選ばれた「ファミリーパーティー」と「RPG」等が登場。
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ボーカロイドでは太鼓では初登場となる巡音ルカを使用した「ワールズエンド・ダンスホール」、ZOLA PROJECTのデビュー曲「 BORDERLESS」、カレーメシの公式曲「愛×愛ホイッスル」が登場。
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バラエティでは非公認のゆるキャラふなっしーのテーマソング、熊本のゆるキャラくまモンの「くまもとサプライズ!」が登場。
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『東方Project』関連では「ケロ⑨destiny」や「Help me, ERINNNNNN!!」等が登場し踊り子が東方キャラに変わった。この中でも「ネクロファンタジア ~ Arr.Demetori」は鬼★10で1160コンボだが比較的★10としては単純な譜面で連打が多く、お手軽に高スコアが狙えるのでランキングの争奪が激しいことで人気。
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ゲームミュージックは『アイドルマスター』から「ONLY MY NOTE」や「自分REST@RT」が収録、そして「GO MY WAY!!」が復活。太鼓では初登場となる『シンデレラガールズ』とのコラボイベントで「お願い!シンデレラ」と先行解禁で「Star!!」が登場。その他PS2のゴーゴー五代目以来となる「BLUE TOPAZ」がAC初収録。
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そして目玉の天下一音ゲー祭による他社の音ゲーとコラボ。
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AOUが開催する大会で予選では各機種から1曲ずつ、エリアでは各会社から1曲ずつの新曲が課題曲が各参加ゲーム機に収録された。
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コナミからは『jubeat』の「FLOWER」、セガからはmaimaiの「Garakuta Doll Play」、タイトーからはGROOVE COASTERの「Got more raves?」、そして太鼓の達人からは「きたさいたま2000」が選ばれこれらゲーム機種に相互収録された。
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各社コンポーザーの書下ろし新曲として、コナミからは猫叉Masterの「Scars of FAUNA」、セガからはHiroの「VERTeX」、タイトーからはCOSIO(ZUNTATA)の「FUJIN Rumble」、そしてバンダイナムコゲームスからはYuji Masubuchiの「Ignis Danse」が収録された。
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これらはAOU加盟店舗のみで先行収録で、後に一般収録された。
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ナムコオリジナルは様々な音楽ゲームアーティストによる楽曲が多数登場した。
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IOSYSの「ヤマタイ★ナイトパーティー」、ヒゲドライVAN「東京ソーダ 8Bit Edit」、t+pazoliteの「Shiny Kung-fu Revival」等、そして太鼓の達人 ドンだー!日本一決定戦2013で同一人物だと確定した世阿弥とTatshの「双竜ノ乱」と「Xa」は幽玄ノ乱程ではないが多くのドンだー衝撃を与える譜面だった。
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その他よく消されてはよく復活する事に評定のある「よくでる2000」とacシリーズの「STAGE 0.ac11」、「亜空間遊泳ac12.5」が隠しで復活した。
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「よくでる2000」は解禁条件の都合上「風のファンタジー」を解禁すると一緒に解禁出来る。
賛否両論点
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「双竜ノ乱」、「Xa」裏譜面、「FLOWER」裏譜面はBPM160前後の32分音符の長連打が多用されており普通の叩き方で繋ぐのは非常に困難になっている。
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ロールを使用しないと繋ぐのは難しいが、備え付けのバチでは縁ロールが難しい。
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手応えがあって良いと声がある一方、マイバチやロール前提なのはどうかという声も。
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また「双竜ノ乱」の裏譜面は双打譜面になっているが片手でやるにも拘らずBPM320の16分が当たり前の様に出てくる。
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2人プレイでも難しいのに1人なるとあまりにも無茶振り過ぎるにも拘らず両方フルコンによる称号がある。
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ちなみに他の双打曲と違い、大半は1人プレイで裏をやると表そのままが多いが、この曲では双打譜面の1P側の譜面になるので一応左手の練習は可能。
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ただマイバチと譜面の難易度は一切関係無いと公式は述べており、実力があれば備え付けのバチでもフルコンボは可能。
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前作の「幽玄の乱」と「ドンカマ2000」を含め、これらのような極端に難易度が高い一部の曲は2016年の公式大会では選曲禁止にされている。
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段位道場の、九段、十段、達人の3つの段位の差が大きすぎると言う声が非常に多い。
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九段は☆10でも比較的簡単なチルノ裏、夜桜裏、接続力が試されるがなれれば精度が取りやすいそつおめしき
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十段は、ほぼすべてが等速DEBSTEPにかかっていると言っても過言ではない。DEBSTEPがどれだけできるかが合否を握っている。
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達人は登場して間もない双竜ノ乱が入っている。幽玄ノ乱も入っている為、ハウスバチでの合格が実質不可能になった。現にハウス達人はあらわれなかった。
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以上の事から九段と十段は、今までより簡単になったが、達人がむずかしくなりすぎていると言う声や九段、十段、達人のバランスがとれていないとのが多い。
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これらの問題点は次作で十段と達人の間に段位を新たに追加することで改善はされたが、ムラサキもムラサキで非常にアンバランスな段位となっている。この問題の解決はさらにその次のホワイトまで待つこととなる。
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以降のバージョンでは、ハウス達人が現れており、このバージョンの達人段位もハウスバチで合格可能であると考えられる。
問題点
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筐体ランキングは3位まで記録出来るようになったが、プレイ毎に新たに登録していく形で1位から3位まで同一人物の名前で埋める事が可能だった。その為3位まで記録できる意味が無かった。
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次のバージョンで更新すると前の記録を上書きするという形に改善された。
総評
天下一音ゲー祭による他社の曲の収録は大いに盛り上がり、音楽ゲームアーティストの採用によりバラエティ豊かな収録曲となった作品。
最終更新:2024年03月21日 19:35