看護戦隊ナースレンジャー

【かんごせんたいなーすれんじゃー】

ジャンル 戦う戦隊変身ヒロインがやられちゃうADV
対応機種 Windows 2000/XP/Vista
発売・開発元 LiLiM
発売日 2008年1月18日
定価 パッケージ版:7,800円
レーティング アダルトゲーム
配信 2010年10月1日/2,800円(税別)
判定 クソゲー
ポイント フルプライスなのに極薄打ち切り展開
やっぱりCGの使いまわしが目立つ
正体不明な主人公


概要

  • LiLiMから発売されたアダルトゲーム。
  • 同ブランドから発売された『鳳凰戦姫 舞夢』『女神大戦』で劇中劇として登場した「看護戦隊ナースレンジャー」を主役にしたスピンオフ。
  • ゲームとしてはシンプルな選択肢決定方式で進むシステム。

ストーリー

20XX年
突如現れた「クレイジードクター軍」によって地球は侵略される危機に陥っていた。
そんな中、クレイジードクター軍に対抗すべく立ち上がった一人のドクターが居た。

その名は「ドクター・フィールグッド」

元はクレイジードクター軍に属していたが、現在は改心して軍を脱走した男である。
だが、一人ではクレイジードクター軍対抗できないと感じた彼は対抗できるだけの戦力を整える
事にした。

厳選なる抽選の結果、選ばれた5人の精鋭が「夏美」「明日香」「麻美」「恵利」「沙由美」の5人である。
ここに「看護戦隊ナースレンジャー」が結成されたのである。

ナースレンジャーは1人では弱いが5人力を合わせる事によって強大なパワーを発揮する事が出来るのである。
だが、選ばれた5人は力の合わせ方はもとより敵と戦う戦術すら知らない素人であり、ドクター・フィールグッドは、彼女たちに看護の
精神による一致団結を目指す事にした。

一方、宇宙征服を企むクレイジードクター軍の総統「ドクターキング」は軍の戦力増強のため、街角で拉致してきた一般人(プレイヤー)を
改造し、残忍なる知能犯【KKK(トリプルK)】を誕生させる事に成功する。
クレイジードクター軍は女性を凌辱することによって手に入る「凌気(リョウキ)」を集め、自軍のエネルギーしている。

KKK(トリプルK)も自らの「凌気(リョウキ)」を集める為に動き出す……。
(※公式サイトより引用)

評価点

  • CG単体ではそれなり
    • ただしCG全体では後述する問題点が無視できない。

問題点

  • シナリオが異様に短い
    • 怪人が2人登場した後はそのまま打ち切り気味に終わる。
    • まともなエンディングは2つのみで、ストーリー中の伏線は投げっぱなしのまま。
    • ナースレンジャーに敗北した場合は真っ黒の画面にメッセージのみで終わる。
  • 寒いギャグやパロディ過多
    • 同じようなネタを何度も繰り返すので、次第に不快になってくる。
  • 戦隊という設定が死んでいる
    • ナースレンジャー5人のうち3人は空気。
    • 力を合わせるどころか、バラバラに向かってきてやられる展開しかない。
      • やられかたもアホな展開ばかりで戦っているとは到底思えない。
  • HシーンのCGは使い回しが多い
    • 背景の差し替えすらなく、全く同じものを使いまわしている。
    • 戦っている怪人は別なのに同じCGを使っているために異様さも際立つ。
  • 正体不明の主人公
    • 公式サイトのストーリーでは一般人を改造した怪人という設定だが、ゲーム中では様々な悪をおこなってきた一匹狼の怪人という話になっている。
    • ゲーム中では過去の記憶が曖昧という話も出てくるが、まったく触れられずに終わる。拉致や改造の話も全く無し。

総評

フルプライスで発売したことが驚きレベルの中身がスカスカのゲームである。絵だけはそれなりなのであえて買う意義を見出すならCG集としてというところ。
発売が2008年という年だったからこそひっそりと埋もれていたクソゲーであり、翌年以降であればクソゲーオブザイヤーinエロゲー板で語られてもおかしくないクソゲーである。

余談

  • DVD-PG版も発売されている。

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最終更新:2023年03月18日 00:45