South Park: The Stick of Truth

【さうすぱーく ざ すてぃっく おぶ とぅるーす】

ジャンル RPG



対応機種 Windows
Xbox 360
プレイステーション3
プレイステーション4
Xbox One
Nintendo Switch
発売元 Ubisoft
開発元 Obsidian Entertainment
South Park Digital Studios
発売日 【Win/360/PS3】2014年3月4日
【PS4/One】2018年2月13日
【Switch】2018年9月25日
定価 $60
レーティング ESRB:M(17歳以上対象)
PEGI:18(18歳以上推奨)
備考 日本語版未発売
判定 良作
バカゲー
ポイント 下ネタ、グロ、ブラックネタ満載
これ以上ないほどの原作再現


概要

アメリカの人気アニメ『サウスパーク』のゲーム化。 原作は切り絵のような可愛い絵柄と容赦のないグロ、下ネタ、ブラックジョーク、風刺ネタ、パロディで有名だが、ゲーム化は1999年前後に何作か微妙なゲームが出たきりで、それ以降はたまに配信専用のミニゲームが出されるくらいだった。
そんな中、久々のゲーム化となる本作はファンからの期待と不安も持たれていたが、発表されたPVが原作アニメの雰囲気に忠実だったため、アニメファンの期待も高まった。(原作を制作したスタジオがゲーム版の制作に全面参加しているのも大きい。)

ジャンルはRPGとして制作されており、RPGとしてはやや物足りない内容ながら原作のノリやエッセンスを忠実に活かした作風が高く評価された。

開発は『Neverwinter Nights 2』、『ダンジョン・シージIII』、『Fallout: New Vegas』等のRPG作品を手がけてきたObsidian Entertainmentとサウスパークのアニメ制作を手掛けるSouth Park Digital Studioとの協力体制で作られている。


ストーリー

物語はコロラド州の小さな町サウスパークに主人公が引っ越してきたところから始まる。
家から出るとすぐに、サウスパークの子供たちのRPGごっこ遊びに巻き込まれ、『真実の杖』(ただの木の棒)を巡る
人間とエルフの戦いに参加させられることになる。
主人公はカートマンたちから友達*1を作る才能を認められ、子供たちを勧誘して戦力を増やすという役目を遂行していく。
しかし、その途中でUFOがサウスパークに墜落。UFOから漏れ出した科学物質により、人間や動物がナチスゾンビに変化し、人々を襲い始める。
真実の杖を巡る戦いとゾンビ騒動が絡み合い、事態はどんどん収拾がつかなくなっていく。


特徴

登場キャラクターの多さ

  • シーズン17までのアニメキャラクターがほぼ勢ぞろいするオールスター作品になっている。
    • 1話だけ登場したマイナーキャラや初期のエピソードにだけ登場したキャラもいる。
  • パーティキャラクターになるもの、戦いで協力するもの、クエスト依頼者など幅広い。
    • パーティキャラクターはメインキャラ4人(カートマン、スタン、カイル、ケニー)とアニメでは準レギュラーのバターズ、ジミーの計6人。
  • 話しかけたり、クエストをクリアすることでフレンドになってくるものもいる。
    • フレンドの数は全部で100以上。
    • フレンドになったキャラクターはFacebook(ゲーム中のステータス画面)にメッセージを送ってくる。
    • 直接ゲームに影響するわけではないが、キャラクターにあった個性的なメッセージを送ってくるので見ているだけでも楽しい。
    • フレンドを集めることで特殊な能力を得ることもできる。

戦闘システム

  • プレイヤー+相棒キャラ1人というパーティ構成で敵と戦う。基本は敵と味方で交互に行動するターン性バトル。
    • 一度に出せる相棒キャラは1人だけだが、戦闘中でもキャラクターを切り替えることができる。
  • 攻撃や防御時にちょっとしたアクション要素があり、タイミングよくボタンを押すと、ダメージが増したり、敵の攻撃を防いで反撃できたりする。
  • 近接攻撃と遠距離攻撃があり、敵の構えや状況によって使い分けることができる。
  • プレイヤーの職業によって異なった魔法や技が使える*2。威力や効果の他、攻撃時に必要な操作がそれぞれ独自のものになっている。
    • 相棒キャラクターには魔法や技の他に、攻撃とは別に行える特殊行動がある。
      • 例:バターズは仲間の背中を撫でてHPを回復することができ、スタンは犬をけしかけて相手の能力を下げることができるなど。
  • 多くの技や武器に状態異常効果がある。
    • 頭が燃える『炎上』、ゲロを吐き続ける『不快』、子供のケンカでも容赦ない『出血』など、見た目からえげつない状態異常が多い。
    • もちろん戦術的にも状態異常は重要。味方は二人しかいないので、ダメージを与え続けたり、相手の行動を止める状態異常を使うと有利に戦いを進められる。
  • ストーリーの都合上、たまに一人で戦うこともあるが、1ターンにアイテム使用と攻撃を同時にできる上に、全体攻撃技が豊富なのでそれほど困ることはない。
    • アイテムや相棒キャラの特殊能力は攻撃する前に1度だけ使用できるようになっている。
  • サブクエストを進めると何人かの大人の助っ人キャラが仲間になる。
    • 性能はほとんど同じで、超強力な攻撃を行い、戦闘を強制終了させるというもの。
    • 強力な効果だが、1日に一人1度しか使えず、ボス戦では「怖いので」助けに来てくれない。

フィールドアクション

  • フィールド上でも近接武器を振ったり、遠距離武器で射撃するなどのアクションを行うことができる。
    • 近接武器を敵に命中させるとこちらが先行で戦闘開始できる。
    • 遠距離攻撃を敵キャラに当てると気絶させることができる。そのまま無視しても問題はなく、戦闘に入ると気絶したままで戦闘が開始される。
  • フィールドには破壊できるものや、攻撃を命中させることでなんらかの変化が起こるオブジェクトがある。ちょっとした謎解き要素も。
    • 敵を爆破したり、感電させたりといった攻撃ギミックも豊富。うまく使うことで戦闘なしで相手を倒すこともできる。
      • 戦闘せずに敵を倒した場合でも通常通りに経験値を得られる。
  • ゲームを進めることで仲間への指示、テレポート、小人化など、行えるフィールドアクションは増えて行く。
  • フィールドアクションの他にもゲームを勧めることでドラゴンシャウト*3を使えるようになる。
    • 要するにオナラ。戦闘中に使える他に、フィールドで敵キャラに当てることで『不快』状態にさせることができる。
      • ただし、戦闘時の使用には専用のゲージを消費する。このゲージは回復しすぎると 脱糞 してゼロになってしまうのでやや扱いづらい。
    • また、オナラのガスと炎を組み合わせて障害物を爆破するなど、フィールド上の謎解きやギミックに活用することも多い。

キャラクターカスタマイズ

  • ゲーム開始時に髪型、顔、肌の色などを細かく設定することができる。
    • 序盤にある4つのジョブを選択する前に、カートマンから「お前の名を名乗れ」と命じられるシーンがあり、ここでプレイヤーキャラの名前を付けることができるが、
      これ自体に意味はなくカートマン達からはずっと「Douchebag」*4と呼ばれることになる*5
    • ゲーム途中で新たな髪型や顔パーツを入手して自由に変更することも可能。
  • 最初に4つのジョブ(戦士、魔法使い、シーフ、ユダヤ*6)を選ぶことができる。
    • 使える魔法や技が変わり後から変更はできない。ただし、装備できる防具や武器の種類には全く影響しない。
  • 近接武器、遠距離武器は、オモチャの武器や大人の玩具、ファンタジーの定番からガチの凶器まで幅広い。
  • 防具も頭部と胴体と腕の3部位があり、ファンタジー的な防具から普段着、鎧まであり、種類豊富。プレイヤーは男子固定だが女装もできる。
    • クエストの中にはプレイヤーの外見が影響するものもある。
  • 武器にはストラップ、防具にはパッチという、装着することで効果を追加できるアイテムがある。
    • ストラップは武器の属性を変える、状態異常効果を付与するなど主に攻撃に影響する。
    • パッチは、防御力を上げる、HP自動回復、耐性強化などの防御や自己強化の効果がある。
    • 今作ではダメージ軽減も『防具の効果の一種』である。中には防具でありながら、ダメージを一切軽減しないような装備もある。
  • 仲間キャラクターのレベルはプレイヤーキャラクターと連動しており、出番によってレベルが偏るようなことはない。
    • また、仲間キャラクターには装備の概念自体がなく、外見や武器・防具を変えることはできない。

評価点

原作ファンへのサービス

  • 原作スタジオが関わっているので当たり前だが、絵柄や声優、キャラの性格やストーリーの傾向まで、そのまま原作通りである。
    • シーンの切り替わりに流れる、ファンにとっては聴き覚えのある数々のジングルもちゃんと原作のものが使われている。
  • アニメの舞台となるサウスパークの街全体をゲーム中に自由に移動できるようになっている。
    • キャラクターたちの家のまでしっかり再現されていて、メインキャラの部屋に入って、クローゼットの中まで覗くことができる。
      • クローゼットの中にはアニメの過去エピソードに出てきた小物がぎっしり詰まっている。
  • 特に効果のない売ってお金に買えるだけのジャンクアイテムがあるが、それもアニメの過去シリーズに出てきたアイテムばかり。
  • 仲間キャラクターの技や特性もそれぞれのキャラクターの特徴がよく出ている。
    • カイルの『キックザベイビー!』*7や、ケニーの『自分の技で自滅して即死することがある』『死んでも一定ターンで復活する』*8という特性など。
  • サブクエストでは多くの脇役キャラたちが登場するオールスター状態。ただし、原作で死亡しているキャラクターは初期エピソードの準レギュラーであっても基本的には登場しない*9
    • マンベアピッグの調査、クラブピープル討伐など、アニメのエピソードを模したようなクエストも多い。
    • クエストをクリアした後はほとんどのクエスト依頼者がフレンドになり、Facebookにメッセージを送ってくる。キャラクターごとの特徴が出ていて見ているだけでも楽しい。
  • 一緒に連れている相棒キャラクターがプレイヤーの行動に笑う、場所に合わせて一言コメントするなど、「アニメのキャラと一緒に冒険している」という感覚がよく出ている。

限界に挑戦したブラックジョークや下ネタ、グロネタ、パロネタ、小ネタの数々

  • 頭に火がつく、クソを投げつけられてゲロを吐く、子供のケンカで流血沙汰など、戦闘自体がドタバタのコントのようになっている。
  • フィールドのギミックも凶悪なホームアローンといった感じで、オナラと火で相手を爆破したり、感電させたり、重いものの下敷きにしたりバリエーションに富んでいる。
  • フィールド内に特に意味もなく破壊できるオブジェクトが多い。家の窓を割ったり、一般人のスネを殴るとちゃんと反応するなど細かいところまで作り込まれている。
  • ゲームという媒体を生かしたゲームのネタも多い。
    • コマンド選択に迷っていると敵が「早くしろよ」と急かすなど。
  • 中には何故アイディアが通されたのか困惑するような過激なネタも。
    + ネタバレ
    • サウスパークの適当な家のドアを開けると、ばったりセックスシーンを覗いてしまうことがある。しかも 天丼ネタ になっている。
      • 他にも女性の着替え中(全裸)に出くわしたり、男性がナニをしているところに出くわしたり、この手の下ネタには事欠かない。
    • 両親のセックスを背景に小人と戦闘。父親の金玉を回避するQTE。
    • どうみてもゼルダの伝説のリンクにしか見えない装備品*10
    • ドラゴンシャウト、ドヴァーキン、ドラゴンボーンといった直球のスカイリムパロ。
    • 堕胎された赤ん坊がナチスゾンビとなって襲ってくる。
    • 実在するファーストフードチェーン店が、UFOの墜落を隠ぺいするための政府のカバーストーリーとして使われる。
    • 障害物を破壊する最強のドラゴンシャウト(オナラ)の名前が『ナガサキ』。

BGM

  • 原作アニメにミュージカル回やバンドをテーマにしたエピソードが多く、音楽と縁が深いが、それはゲームにおいても同じ。
  • 使われている曲は 90曲近く 。通常戦闘曲だけでも7種類ほどある。
  • ひとつひとつの完成度も高く、普通にファンタジーRPGのBGMと言っても違和感のない曲が多い。
    • メインテーマはやたらと スカイリムっぽい

キャラクターのカスタマイズ

  • 髪型、顔、服、メガネ、ヒゲ、服装などを自由にいじることができ、ちょっとしたサウスパークキャラジェネレーターとして楽しめる。
  • 「二重あご」のようなパーツを使えばカートマンのようなデブキャラも作れる。また、女装も可能。

手軽なシステム

  • RPG特有の面倒なところができるだけ削られている。
    • HPやMPは戦闘後自動回復するため、回復の手間がない。
    • 仲間キャラのレベルは主人公と連動しているため、主人公のレベルだけ気にすればよく、レベル上げ作業もほとんど必要ない。
    • フィールドのギミックを使って戦闘自体を回避することができる上に経験値ももらえる。
    • シンボルエンカウントなのでギミックがなくとも無用な戦闘の回避は容易。
    • 戦闘開始前に遠距離攻撃やドラゴンシャウトを当て、敵に状態異常をかけてから戦闘に入るという、悪辣な戦法をとることができ、プレイヤー側が非常に有利。

問題点

簡単すぎるゲーム性

  • 多数の武器や防具が登場するが、大抵その時点で一番強い武器を装備すればそれでよく選ぶ意味があまりない。
    • 武器や防具の強化要素も同様。状態異常付与の効果は戦術的選択というより「どのように敵を料理するか?」くらいの意味しかない。
  • ストーリー上、プレイヤーが選べる選択肢もあまりなく、分岐することがあっても、『どのキャラクターがついてくるか』くらいの違いでイベントの内容はほぼ変わらない。
  • 相棒キャラクターが誰でも関係ないような難易度なので、相棒キャラをチェンジする必要性が薄い。
    • 一度に出せる仲間は一人だけなので特に全体攻撃が少ないキャラクターや、支援効果特化のキャラクターが割を食って出番がなくなる。

最初のジョブ選択がほとんど無意味

  • 一応、使える技は変わるが、特に装備は変わらず、魔法使いであっても普通に剣で戦う。
  • 簡単すぎる難易度のおかげで、結局どのジョブでもとにかく強力な技を使っていくだけ。
  • ほとんどゲーム性が変わらないのでリプレイ性が薄くなっている。

過激すぎるシーン

  • やりすぎで人によっては気分が悪くなるシーンもある。
    + ネタバレ
    • 中年のオッサン(メインキャラの1人、スタンの父であるランディ・マーシュ)がエイリアンの機械にアナルレイプされるシーンがある。このイベントはほぼ回避不能。
    • メインクエストで女装したランディに堕胎手術するフリをするというミニゲームがある。
      • 微妙に難しい上、失敗すると睾丸が千切れ飛びゲームオーバーになるという、人によってはトラウマになりそうなイベント。
    • メインクエスト終盤でスレイブ君*11の腸内を小人化して探索することになるが、ゲーム史上類を見ないおぞましいステージになっている。ちなみにこのクエストも過去にサウスパーク本編で放送されたエピソードが元になっている。

お使いクエスト

  • 主人公が無口キャラなのも相まってとにかく流されて面倒事を押し付けられる。
  • メインクエストは「仲間3人を呼んでこい」や「3つのグループに仲間になるように説得しろ」のようなお使いが多い。
    • メイン・クエスト、サブクエスト両方に指定された場所に行って、敵を倒して、戻ってくるだけというものが多い。

取り返しのつかない要素

  • ゲーム内に一度クリアすると戻れないエリアが多い。
  • そういったエリアにも固有アイテムが配置されているため、アイテムコンプリートの障害となる。
    • 特に収集要素であるチンポコモンフィギュア*12は二度と戻れないエリアに6つほど配置されているため、簡単にコンプリート不可になってしまう。

超展開

  • 最初は子供のごっこ遊びだが、ゾンビ騒動が加わり、国家ぐるみの大騒動になって収拾がつかなくなっていく。
  • クライマックスはRPGのセオリーや常識さえ無視した超展開が待っている。
    + クライマックスネタバレ
    • クライマックスでケニーがなんの脈絡もなく裏切ってラスボスになる。
    • ついでにカートマンが日和って戦闘から離脱。
    • 最後は『金玉にドラゴンシャウト(オナラ)を放ったことで大爆発を起こし、全ての問題が吹っ飛び解決、後日談』というムチャな展開。
      • 一応全編にわたって『金玉にドラゴンシャウトを放つと大変なことが起こる』という伏線は張られている。伏線というのもおこがましいゴリ押しの伏線だが。
    • ちなみにラストシーンで唯一主人公が一言だけしゃべる*13

総評

「サウスパークを基にしたゲーム」というより「ゲームという媒体で表現されるサウスパーク:シーズン17.5」と言った方が近いだろう。
難易度が低すぎてRPGとしての底の浅さは否めないが、逆に言うと、RPGという媒体で気軽にサウスパークの物語を楽しめる利点になっている。
ゲームとして底が浅いからといって手抜きではなく、むしろ、そこかしこに小ネタが仕込まれ、シリーズファンやゲーマーをニヤリとさせるサービス精神に満ち溢れている。
原作通りのキャラクター、原作通りの雰囲気、原作通りの作画、そして原作を生かした新しいストーリー。
ある意味ではこれ以上はない究極のキャラゲーと言えるだろう(若干反則気味だが)。

原作自体が人を選ぶので当然、本作も原作ファン向けであり端から人を選ぶが、ファンならば迷わず手に取っていただいて問題ない。
そう断言できる良作である。


余談

  • 受賞歴
    • Game Critics Awardsで2012年のBest Role Playing Gameに選ばれる。
    • 2014年のGame Awardでは3つのカテゴリーにノミネートされ、そのうちのベストパフォーマンス賞を受賞した。
      • 受賞理由は原作アニメの監督兼声優であるトレイ・パーカーが「一作品の中で一人で何人ものキャラクターの声を演じ分けた」*14という点を評価されたため。
  • 開発中の段階ではTHQが販売元だったが、2012年12月に連邦倒産法第11章*15の申請によりTHQが倒産。その後、この作品を含むTHQの保有資産が競売にかけられ、
    最終的にUbiが本作の版権を落札したことで販売権も引き継がれる形となった。また、この影響により予定から1年近くの延期を経て発売された。
    • 尚、アニメのシーズン17第9話「Titties and Dragons」には本作の内容と思しき部分がちらほら使われており、ラストでは本作のパッケージが登場し「近日発売!」というオチで締めている。
  • ゲームオーバー画面が「天国の門の前でほほ笑む三人のモルモン教徒」というものになっているが、これはサウスパークの作者が脚本を務めたミュージカル「The Book of Mormon」のパロディ(というより宣伝?)
  • ゲーム自体も好評だったことから、2015年のE3にて続編となる『South Park: The Fractured But Whole』*16の製作が発表された。PC/PS4/XboxOneの3機種で2017年10月17日にリリースされ、更に2018年4月24日にはSwitch版も発売された。

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最終更新:2023年09月18日 11:56
添付ファイル

*1 Facebookのフレンド。

*2 魔法といっても花火を付けた飛行機を投げつけたり、電気でスパークさせるようなもの。

*3 スカイリムの主人公が使う能力のパロディ。その他ゲーム中にはドラゴンボーンやドヴァーキンなどそのまんまなキーワードが出てくる。

*4 本来の意味は「膣洗浄器」。英語のスラングでは「思い上がったイヤでバカなやつ」を指す。本作風に言えば「膣野郎」とか「お膣ちゃん」であろう。

*5 ゲームの進行に伴い「Sir」や「KING」の称号がつくようになるが。元の名前が名前だけに「膣卿」とか「膣王」と余計ダメな名前になるのもサウスパークの世界では普通であろうことは想像に難くない。

*6 ゲーム中の表記は「Jew」。本来の意味はユダヤ人に対する侮辱的な呼称。日本風に言えば「ユダ公」。ある意味サウスパークらしい名称の使い方である

*7 原作初期の定番ネタ。カイルが弟で幼稚園児のアイクをキックして相手にぶつけるというもの。

*8 仲間キャラクターのケニーは原作の初期のエピソードでは毎回何らかの形で死亡して、次のエピソードで何事もなかったかのように復活するというキャラクターだった。

*9 一応、死亡したキャラクターの写真は登場する。

*10 このゲームも後に任天堂ハードに出たがあまり気にもとめられてはいない模様

*11 アニメ本編ではサウスパーク小学校の教師であるギャリソン先生のパートナーでリアルのハードゲイ。ゲーム本編では「1日1回使えるお助けキャラ」の1人として登場する

*12 ポケモンのパロディ。シーズン3の第10話「チンポコモン」に登場。あまりにもアレな内容だったためか日本では未放映かつ、DVDにも収録されていないが、ファンの間では有名。

*13 ほぼ完全に捨て台詞だが

*14 サウスパークの多くのキャラクターは監督であるトレイ・パーカーとマット・ストーンによって声が当てられている。トレイは約20人でマットは15人ほど。

*15 通称「チャプタ-11」。米国の連邦倒産法の条項の1つで、日本では民事再生法がこれに当たる

*16 サブタイトルを日本語訳すると「ケツ穴崩壊」。本来「ケツ穴」を意味する英語のスラングは「Butthole」なのだがUbiからのクレームで発音が似た単語に差し替え、このようなタイトルになった