【まりおぱーてぃふぉー】
ジャンル | パーティゲーム | |
対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
ハドソン シーエイプロダクション |
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発売日 | 2002年11月8日 | |
定価 | 6,800円(税別) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
セーブデータ | 3個(使用ブロック数:2) | |
判定 | なし | |
ポイント |
初心者には厳しめなバランス 悪役描写が強調されつつも、それだけではない一面を見せるクッパ 雰囲気重視のマリオパーティ |
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マリオシリーズ・関連作品リンク |
マリオパーティシリーズ第4弾で、ゲームキューブ初の『マリオパーティ』。
本作のストーリーは「パーティキューブ」に乗ってやってきたキノピオ、クリボー、ノコノコ、テレサ、ヘイホー(以下、5人をガイドキャラと総称する)の主催する誕生日パーティ。
前作までと比較するとパーティ色が強くなり、1番を決定するために戦う、という雰囲気も薄れている。(*1)
基本的なゲームシステムは前作『3』とほぼ同様。
ただし、「ギャンブルミニゲーム」「デュエルミニゲーム」といった旧作までのリスキーな要素は廃止され、新規ユーザーにも入り込みやすい形にまとまっている。
ミニゲーム
グラフィック
パーティの雰囲気を重要視した世界観
クッパの扱い
+ | クッパゲーム詳細 |
このように、ゲーム内には大魔王としての彼の威厳や自尊心を感じさせる要素がどことなく組み込まれている。
カスタムパックの存在
おまけ要素の充実
ゲームのテンポが悪い
「ストーリーモード」での「プレゼント」集め
バランスの悪いアイテム
意地の悪いボードマップ
+ | 詳細 |
+ | 残りのマップについての詳細 |
ミニゲームに関して
その他
マリオパーティとしての面白さは健在で、腕前が互角な身内と遊ぶ分には楽しめる。
ただし、アイテムの入手がコイン頼りだったり、強力なアイテムが上位プレイヤーにも平気で売り出されたりと、ゲームバランスはシリーズでは悪い方。
意地悪な構造のボードマップも多く、万人向けとはやや言い難い。
一方で本作以降頂点を決めることが目標のシナリオは避けられる傾向になり、純粋にパーティを楽しむという色合いを強くした点ではマリオパーティの新たな方向性を定めた作品として評価されるべき作品であろう。
バランスに難ありではあるが、いつものルール等に飽きたという方は、たまには本作独自のルールで楽しむのも良いかもしれない。
*1 実際当時のテレビCMにおいて、「パーティは勝ち負けではなく楽しむこと」と謳われている。
*2 本作ではクッパマスイベント専用の背景(クッパの小部屋)は存在しない。
*3 さすがにそのキャラが焼死するといった過激な描写はないが、黒焦げにされたのちカメラに振り返って瞬きするという、それはそれで怖い演出が入る。
*4 運任せ系ミニゲームは数える程しかないため、全てのミニゲームを運任せで埋めることは不可能。
*5 後に再収録された『マリパ100』では調節されて、一発ミスにはならなくなった。
*6 1つのファイルにつき、2ブロック消費する仕様のため
*7 こちらはほぼ一本道構造であることを指して☆1表示になったものと思われるが、終着点(スターをくれるキノピオorハズレのズターを押し付けてくるクッパ)が?マスで次々切り替わるため、スターの入手の可否が運に左右されやすい。
*8 たまにクリボーが「10」を出す理不尽なパターンがある。もし運悪くこれが出た場合は強制的にスタートに戻されてしまう。
*9 後のハドソン製のシリーズを例に挙げると、『5』では「スイート・ドリーム」(ゲーム上の表記難易度が最高ランクの☆3)、『6』では「チェイスキャッスル(昼)」、『7』では「ドキドキヴィレッジ」にわくわくパーティのコーヒーカップと同様の分岐イベントが、『8』では「クッパのスペースコロシアム」にうきうきパーティのバナナスリップと同様の分岐イベントが存在する程度に留まっている。
*10 追加イベント扱いなので、デカ状態なら通り過ぎることはできる。
*11 ただし利用の際50コイン×3、計なんと150コインが必要となる。なお、テレよけライトの効果は発動しない。
*12 たまに1倍(普通のミニゲームと変わらない倍率)になる場合もある。