機種 | タイトル | ジャンル | 概要 | 判定 | |
GB | モンスターメーカー | RPG | コンシューマゲームとしてデビューしたカードRPG。 | なし | |
FC | モンスターメーカー 7つの秘宝 | 移植ではなく完全新作。主人公がオリジナルキャラに。 | 不安定 | ||
GB | モンスターメーカー2 ウルの秘剣 | 魔法カードシステム廃止。普通のRPGに近くなった。 | |||
モンスターメーカー バーコードサーガ | SLG | バーコードボーイ専用。 | |||
SFC | モンスターメーカー3 光の魔術師 | RPG |
カードめくりダンジョンまで廃止され、一般のRPGになった。 一方でバランス調整不足が目立つ。 バードバグが有名だが本当の敵はエンカウント率。 |
不安定 | |
PCE | モンスターメーカー 闇の竜騎士 | 後編が発売されなかった悪名高きRPG。 | |||
SFC | モンスターメーカーキッズ 王様になりたい | TBL | シリーズ初のボードゲーム。 | なし | |
GBA | モンスターメーカー4 フラッシュカード/キラーダイス | RPG | 8年間の沈黙を破り、復活した最新作。 | ||
PC98 | モンスターメーカー FOR PERSONAL COMPUTERS | 原作のカードゲームにキャラを追加してPCでゲーム化。 | |||
モンスターメーカー マジックマスター |
「翔企画」から発売されたファンタジーカードゲーム『モンスターメーカー』を中心に、キャラクター・世界設定を同じくする一連のコンテンツ群。
TRPG、コミック、小説と展開する中に、当Wiki取扱い対象のコンピュータゲーム化作品もある。
カードゲーム一作目のテーマはダンジョン探索で、手札からダンジョンカードを出す事で奥に進む。モンスターカードを使って他のプレイヤーの邪魔をしたり、キャラクターカードを使ってモンスターと戦ったりしながら、参加者の中で最も多くのお宝獲得を目指す。
慣れ親しみやすいルール、イラストレーター九月姫による可愛らしいキャラデザインなどから人気となり、(非電源ゲーム業界に)ファンタジーカードゲームブームを起こした(ファンタジー以外も作られている(*1))。
なお、カードゲーム二作目以降にダンジョン要素は無い。
1988年にシリーズ開始。カードゲーム版は『7』で「闇の大王」を倒したことにより完結(*2)。その後も2000年代にはTCG版が発売されたり(*3)と、息の長いシリーズであった。
コンピュータゲームシリーズは、カードゲームのルールに基づく電源ゲーム化作品と、世界観やキャラクターを用いたオリジナル作品の2系統があり、『女神転生』を制作した鈴木一也(*4)が開発の多くを手がけていた。
ただし、同氏は『モンスターメーカー 闇の竜騎士』の開発途中で制作から降りている。その『闇の竜騎士』は、発売延期を繰り返した後に、前後編に割っての発売。
これを皮切りに、コンピュータゲームシリーズは連続して開発延期と発売中止に見舞われた。2002年発売のGBA『モンスターメーカー4』に至るまで、『闇の竜騎士』の後編となる予定だった『神々の箱舟』、完全新作『ホーリーダガー』、外注のPCゲーム『モンスターメーカー学園』が、いずれも未発売に終わっている。