龍が如く5 夢、叶えし者

【りゅうがごとくふぁいぶ ゆめ、かなえしもの】

ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 プレイステーション3
メディア BD-ROM 1枚
発売元 セガ
開発元 セガ(龍が如くスタジオ)
発売日 2012年12月6日
定価 8,381円(税別)
プレイ人数 1人
判定 賛否両論
ポイント ゲーム設計を一新
シリーズ史上最大のボリュームで遊べる要素が多い
終盤に大きな賛否あり
龍が如くシリーズリンク



その生き様に 男たちの血が騒ぐ。



概要

龍が如く』シリーズの7作目。 ゲーム設計を一から作り直し、グラフィックの向上、バトル時のエフェクト増加、バトルモーションの刷新、シームレス度の向上を実現した。
舞台も神室町、『2』以来の蒼天堀、さらに新規の永洲街(福岡)、月見野(札幌)、錦栄町(名古屋)を加えた全国5都市を収録している。
主人公も(谷村を除いた)前作より続投の3人に加え、新キャラの品田辰雄とシリーズヒロインの澤村遥が加わり、事実上の5人になった(ただし秋山と遥でセット扱い)。


あらすじ

2010年4月、極道組織『東城会』と『上野誠和会』との抗争に端を発する一連の事件は、
警察上層部による長年の陰謀だったことが暴かれるという意外な結末により終結した。 以来、東城会は六代目堂島大吾の号令の下、組織改革を行い、
宿敵でもある関西最大の組織『近江連合』と五分盃を交わすことで、盤石な体制を取り戻しつつあった。
しかし…

時は流れ2012年12月。七代目近江連合会長、危篤。
近江七代目の死。
それは東城会と近江連合との間の和平が終わり、”東西全面戦争”が始まることを意味していた。
日本の極道社会全体を揺るがす有事に備え、急ぎ組織強化に迫られ東城会は、禁断の決断を下す。
それは北海道、名古屋、福岡に根を張る古豪組織と手を組んで対近江連合のための組織を作るという壮大な絵図だった。
縄張りという壁を越えた命がけの盃交渉だが、堂島大吾は東城会のプライドをかなぐり捨て、一路福岡へ向かった。

だが、すでに仕掛けは動いていた。
全国の極道組織を巻き込んだ一大戦争計画が、ひとりの男の死をきっかけに幕が開かれる。
福岡、札幌、大阪、名古屋、各地に散った男たちは自らの信念、
そして、ひとりの少女の夢のために再び戦いの渦へと飛び込んで行く。

ある者は夢を諦めるため。ある者は夢を実現するため。
そしてある者は夢を再び取り戻すため。
4人の男と、ひとりの少女の夢が交わる瞬間、全国5大都市を舞台に繰り広げられた壮大な事件の裏が明らかになる。


特徴

  • キャラクターのモデリングやモーションが一から作り直されている。
    • 主人公の歩き方一つ取っても、『4』や『OTE』と比べてリアルになっていることが判るだろう。

戦闘システム

  • アクション面では、掴んだ相手を逆側に掴み直したり、壁に張り付け状態にする等全体的にアクションが増加。
  • 特定の条件下で繰り出せる大技「絶技」が追加。ヒートゲージがたまった状態で発動が可能になり、ヒートゲージと引き換えに各キャラ固有の大技が出せる。
    • 桐生は「怒龍の気位」。発動中は無敵になり、荒々しい攻撃で敵をねじ伏せる。
    • 冴島は「猛虎の心得」。敵の手足を掴んで振り回したり、更に道路標識や配電盤を引き剥がして武器にもできる。
    • 秋山は「エアストライク」。敵を空中に打ち上げて、アクロバティックな空中攻撃を叩き込める。
    • 品田は「俺流 流星タックル」。敵をがっちり掴んで走り、押し倒しや投げや地面に叩きつけに派生できる。
      • 品田以外はどれも人間離れしており強すぎて笑える技である。
  • ヒートアクションは各都市限定の「ご当地ヒートアクション」が登場。
    • ヒートアクション発動時に予備動作を行ってからヒートアクションに移行するようになり、戦闘の流れがよりスムーズになった。
    • L2ボタンを押し続けることで、ヒートアクションを発動させないことが可能になった。
    • 特定の条件を満たすことで発動できる大技「クライマックスヒート」が登場した。これの発動に必要なゲージは通常のヒートゲージとは独立しており、必要量はかなり多い。
  • 天啓は過去作からストーリー性が加えられ、サブストーリーのような感じになった。また、戦闘中の天啓も追加された。
    • 遥にも天啓がある。内容は誰もバカゲー要素溢れる物になっている。
  • 通常戦闘であるランダムエンカウントバトルでは、戦闘前の会話文章がテキストからボイスのみに変更され、スムーズに戦闘へ移行するようになった。
    • 敵のリアクションにも携帯で増援を呼び出す(呼び終わるまでに攻撃すると阻止可能)、大技を決めたりすると周りの敵が恐慌して弱体化する(恐慌中の敵は一撃で倒せる)、一定確率で逃走する(すべての敵が逃走すると戦闘終了)といったものが増えた。
  • 武器システムも大きく変更された。
    • 種類ごとに熟練度が設定され、使用してレベルを上げていく事で様々な恩恵を受けられる。
    • 簡単に手に入る鉄パイプ等はすぐに使えるが、業物のような強力な武器は熟練度を上げなければ装備できない。
    • 今作ではどの主人公も武器を制限無く装備でき、敵が落とした武器を自分の懐に入れる事も可能となった。

アナザードラマ

各主人公がそれぞれ異なる土地で生活を送っていく物語。ミニゲーム主体のものとなっており、各主人公ごとにそれぞれ違ったミニゲームが用意されている。

  • 桐生一馬「タクシードライバー」
    • 永洲街で「永洲タクシー」の社員をやっているという設定。
    • 法に触れないように安全運転で客を乗せて送迎ミッションを行ったり、「デビルキラー」という走り屋集団とレースバトルを行うことになる。
    • タクシーはボディカラーを変えたり、ステッカーを貼ったり、タクシーの性能を上げたり、とカスタマイズ可能。レースバトル中に流れるBGMも変更できる。
  • 冴島大河「狩猟と殺戮」
    • 北海道の雪山で遭難し、小さな集落に住む奥寺というマタギに助けられたという設定。
    • 山小屋を拠点に狩りができる。雪山では徐々にHPが減少するので、動物を猟銃で仕留め、肉を食べながら移動することになる。
    • 天候により広大な雪山の視界も変化し、極限の環境下で生き抜く本格的なサバイバルアクションとなっている。
  • 澤村遥「アイドルへの道」
    • 関西No.1のアイドルを目指すべく、アイドルレッスンするという設定。
    • 振付師を目指している高校の同級生・アカリとの友情も描いており、ダンスバトルを通してアカリとの友情を育む「ダンスバトルストーリー」とアイドルとしての仕事をこなす「お仕事ミッション」がある。
  • 品田辰雄「一打の代償」
    • かつてプロ野球選手だったという設定。
    • 過去のコーチも再会し、指導を受けながらスキルやバッティング能力を強化していく。
    • 「バッティングバトル」ができ、様々なミッションをクリアしていく内容となっている。

ダンスバトル

戦闘能力を持たない遥は他の主人公のバトルとは異なり、ダンスの腕前を競うリズムゲームで戦うことになる。

  • ルールは相手の体力をなくして続行不能にさせるか、タイムアップ時のダンススコアが高いほうが勝利となる、というもの。
  • ダンスバトルには「ダンスヒート」があり、遥の体力を回復させたり、ボーナスモードを発動したりするなどの効果がある。遥だけでなく、対戦相手もダンスヒートを使用する。

その他

  • 秋山と遥に面識がある、安住という東城会幹部が示唆されるなど一部キャラや組織の設定がOTEに準じた設定になっている。

評価点

  • シリーズ最大の圧倒的なボリューム
    • 『4』での反省から、5大都市は神室町と同等に細部まで作り込まれており、店へのアクセスから店内でできる遊びの要素に至るまでレベルアップしているので、過去作とは比較にならない水準になっている。
      • お馴染みの神室町は今回は終盤のみの舞台なのだが、それでも従来と同等の完成度となっている。
    • 本作はこれまでのナンバリング作品の約2倍以上の開発期間を取っている。その圧倒的なボリュームは国産ゲームの中ではトップクラスと言える。
  • シリーズ恒例の本編とは関係ないミニゲームも増量。本作では『バーチャファイター2』に加え、なんと他社ゲームである『太鼓の達人』まで収録。
    • 秋山以外の各主人公には「アナザードラマ」と呼ばれるもはや他のゲームジャンルに踏み込んだサブゲームが収録。レースに狩りに野球と、実に多彩。
      • また内容も本編と変わらない濃厚なストーリーとキャラクターが用意されている。もちろん強制ではないので、無視して本編を先に進めることもできる。
      • 本編からずれるストーリーを極力避けたことは評価されている。
    • 『3』からお馴染みのカラオケも勿論健在。今回は遥が主人公に加わったこともあり、従来とは逆に桐生の歌に合いの手を入れることすら可能。
      • また、今回はストーリー中にもカラオケやキャバクラを一回ずつ体験する機会があり、しかもその時の主人公は前作でどちらも不可能だった冴島。
        前作と打って変わって娑婆に慣れた彼のはっちゃけぶりに爆笑したプレイヤーは多数。
  • ストーリーもいい意味で相変わらず濃厚。
    • 引き続き『4』の複数主人公制を採用しており、様々な地位や環境の違う主人公が一都市の事件から、日本全国を揺るがす事件へと巻き込まれていくシナリオには引き込まれる。
      また、ラスボスの演出面に関しては歴代最高のボス戦という評価も多い。
    • メインストーリーのボイス量も大幅に増量。フルボイスではないが主要なセリフはほぼボイス付きで、いわゆるカタカタ音は殆ど無くなった。
  • BGMも適切なものが使用されている。
    • 特にイメージソング兼ラスボス曲の「The Battle For The Dream」は評価が高い。
    • また、氷室京介率いるGOSPELS OF JUDASがOP曲を担当していることもあり、作中では氷室氏の楽曲が挿入歌として収録されている。
  • 出演者は豪華。
    • 本作は5大都市を取り扱う関係上、登場人物、及び声優と俳優の数も豊富。
    • 恒例のゲスト芸能人は俳優の哀川翔、大東駿介、片瀬那奈、吹越満、奥田瑛二らが起用されている。料理人の川越達也も。
      本職の声優は東地宏樹、安元洋貴、朴ロ美、森川智之などといった面子。
  • キャバクラのシステムが過去作から大幅に変更。
    • オールフルボイスとなり一人称視点に変化して、キャバ嬢の好きなところを見ることができるようになった。
    • またフリーアクションで街で集めた話をしたり、プレゼントしたりできるようになった。
  • バトルシステム
    • 今回大人数バトルでは雑魚キャラが多く動くようになり、さながら無双シリーズのようなアクションができるようになった。
    • 止めの踏み付け等の細かい動作一つとっても、『3』と『4』ではプロレスのような予備動作の大きい所作が多かったが、悪く言ってしまえば大袈裟でもあった。本作ではそれらをより自然に、かつ喧嘩の荒々しさを演出するものへと変更している。
  • 相変わらず色々とおかしいサブストーリー
    • これまた相変わらずバラエティに富んでおり、意外とバランスよくバカと涙とシリアスが混ざり合っている。
    • また4やOTEよりも増えており、15×5の75もある。
  • 師匠
    • 今回もそれぞれの主人公に師匠がついておりどのキャラも個性的でサブストーリー並みの設定を与えられてる。
    • 技を覚えるたびに彼らの内情を知るのも楽しみに一つ。
  • パロディ要素
    • サブストーリー等で随所にあるアニメ、エンタメのパロディはバカゲー要素と言える。

賛否両論点

  • ぶっ飛んだアクション
    • 過去作や後作でも超人的なアクションというものは一定数あるが、本作の場合は特にぶっ飛んでおり、一線を越えているものもある。
      • 地割れを起こして衝撃波で攻撃する、宙に浮かぶ、とあるボスに至ってはメインストーリーでありながらその身軽さで分身するといったものまである。
    • もちろん爽快感、ゲームとしての面白さに貢献している部分はあるが、やり過ぎという声も少なくない。
      • 特に、冴島のクライマックスヒートである「猛虎 地裂の極み」は地割れの衝撃波で攻撃するという他に類を見ない技。地割れで複数の敵を攻撃するという便利な技だが、モーション担当者はこれに対して大きく怒られたらしい。後のシリーズではこういったアクションはないため、開発も思う所があったのかもしれない。
  • 第三部で行うダンスバトル
    • 戦闘能力を持たない遥は通常のバトルはせず、「ダンスバトル」というリズムゲームシステムを採った。
      これについて「リズムゲームがしたくて『龍が如く』シリーズをプレイしているのではない」という意見もあるが、製作陣もこの意見を見越していたらしく、ダンスバトルは必須ではなく、本編中のリズムゲームも負けてもストーリー自体は進行するようになっている。…やはり敗北で進めるのはあまり気持ちのいいものではないが。
    • お仕事ミッションはボリュームが多くレパートリーも多い反面、握手会やライブは何度もやらされるため、水増し感がある。業界再現とか言わない
      • また、新人という設定上楽曲も少ないため、ダンスバトルやライブも飽きやすい。上記の通りこちらもある程度は中断しても達成扱いできるようにはなっているのが救い。
      • ただし、遥のお仕事ミッションは再挑戦ができない。失敗すると体力と貰える経験値が減少+アイテムがもらえない上、中断するとそもそも経験値すらもらえないため、相応のリスクは伴う。
  • キャラクター
    • 今回様々なキャラクターが登場したが一部賛否両論のキャラがいる。
      • また、真島の兄さんこと真島吾朗関連では後付設定として批判される点とそれに対する反論の賛否の衝突が激しい。一応理由を解説することは可能なので、以下にその一部を記載する。
+ ネタバレ注意
  • 真島の兄さんこと真島吾朗
    • 真島の兄さんこと真島吾朗関連の後付け設定および描写に難がある
    • まず、彼の偽の死亡ニュースが報じられたことが物語の鍵となるのだが、どうやって偽の死亡ニュースを流せたのかは明らかにされていない*1
    • 離婚経験者という設定が追加され、終盤で遥の所属事務所の女性社長・朴美麗がかつての妻であったことが明かされたが、彼女のキャラクター付けが非常に賛否の分かれるものであったため、受け入れられなかった層には猛烈な批判を受けることとなった。
      • 意外性を重視したためか、朴社長の話に出てきた「元夫」の正体が真島であることは最終盤まで伏せられており、そのことが結果的に離婚経験者設定の唐突感を増してしまっているとも言える。
    • またあるシーンでは名もなき雑魚に鎖で縛られている。嶋野の狂犬という設定はどこにいった(縄ではなく鎖でなければ縛れなかった辺りは流石狂犬、とも解釈できるが)、等と非難する声もあった。
      • 真島は、黒幕である上記の近江七代目と真島組事務所で対峙した直後に拘束されたのだが、実はこの黒幕は真島に正面から勝ててもおかしくない程強い点が、上記の非難をする人間からは失念されている。
        具体的には、「現在の近江連合で喧嘩最強として知られ、喧嘩の実力こそが評価基準である渡瀬が、自身の親分として心酔している」「桐生や渡瀬たち4人を殺そうとした際、隣のビルからの銃撃という手段を取ったことについて、大吾から『体調が万全であれば同じビルの屋上に堂々と姿を現して殺しただろう』と評価される(=拳銃を持っているとはいえ、1人で桐生たち4人と渡り合える)」ほどの古強者であり、真島と対面する直前にも「真島組事務所で構成員10名程を叩きのめして事務所を乗っ取り、真島を待ち構えている」という描写が作中で明確に示されている。
        ただし、黒幕は後述のように深刻な死病を、よりにもよって肺に患っており、全盛期の力どうこう以前に全力を発揮できる時間自体があったかすら怪しいため、当人の性格も相まって本作で冴島とは別方向で人外化した真島相手に正面切って勝てたかは多少なりとも疑わしい。
    • なまじ真島がシリーズでトップクラスの人気を誇るが故の問題点と言える。
  • 朴美麗
    • 前述のように、終盤において真島の元妻であったことが明かされた女性。
      しかし、朴社長は「近しい人間には親身に接するが、プロ意識が凄まじく仕事に対しては鬼のように厳しい」というワンマン社長の良い面と悪い面を凝縮したようなキャラクターである*2
      お世辞にも人に好かれやすい女性とは言えず「真島の兄さんの元妻」としてはどうなのかという批判的な意見が続出した。
      もっと言えば「周りが彼女を必要以上に美化し過ぎているせいで逆に印象が悪化している」という意見もある。実際に彼女の短所を指摘するのは主人公に対しての敵側がほとんどであり、直接親交のあった主人公である遥と秋山はほぼ全面的に彼女の擁護に回っている。
      遥の場合は厳しくありながらも親しく接しているため擁護に回るのは分かるものの、秋山の場合は朴に肩入れしすぎているという意見もある。確かに秋山の試練を乗り越えたため一目置くのは分かるが、それだけで朴社長の夢を引き継ぐとまでいくには説得力に欠ける。
    • また、真島との離婚原因が「かつて既婚事実を事務所にすら隠してアイドル活動をしていたが、プロ意識が行き過ぎて、妊娠した際に真島に相談せず堕胎したから」という彼女が全面的に悪いものとなっている点でも批判が多い。
      • これについても、「これくらい我の強い女なら、極道の妻としては相応しい」「シリーズ初作にて真島は『人の顔色を窺ったりしない、自分の意見をちゃんと持つ正直な女』が好みだと公言しており、むしろ設定通りである」等の意見もあり、この点でも賛否は分かれる。
        また、離婚原因となった身勝手な行動については「事務所に経緯が発覚してアイドル生命を事実上絶たれる」という報いを受けている上、離婚こそしたものの真島への愛情は残っており、危険を承知で真島の作戦に協力している。ただ、そういった真島と朴の関係を掘り下げるエピソードが作中ではあまりに少なく、朴に良い印象がない事が問題である。
    • 名前から察せられるようにネット界では喧喧諤諤が起こり易い韓国籍のキャラクターであるが、龍が如く2から真拳派と呼ばれる多数の韓国マフィアが登場してストーリーに絡むが、今回の遥のアイドル活動がストーリーが主軸のシナリオは朴の人格ならまだしも、人種設定が絡む必要はまったく無いと言える。龍が如くで頻繁に登場する亜細亜街などの人種の多様性を求めた結果でしかない。
  • ちなみに、『維新!』において彼女が担当している「お登勢」は気風の良い姉御肌なキャラクターが強調されており、概ね好評を得ている。

  • シナリオ
    • 複数主人公制を活かした5大都市を股に掛ける物語は過去作以上のスケールで内容は濃いが、意外な展開を多用しすぎているが故に粗がかなり多く、一部破綻を起こしている部分もあり、シリーズでも最も好みが分かれる内容となっている。
      • シリーズ恒例の裏切りや重要な会話時の襲撃はともかく、生きていたはずの人物がいつの間にか死んでいたり、死んだはずの人物が生きていたり、実はあの時○○していた、実はあの時の態度は全て演技だった、といった展開が多い。
        ほとんどの場合、時系列を整理して考察すると整合性が取れていない訳ではないことが分かるのだが、分かり難い描写であることも否めず、プレイヤーからの誤解釈が増えた。
+ ネタバレ注意

桐生編

  • 桐生編は比較的良い意見が多い。
    • バトルも熱い展開や演出が多く、ゲームを盛り上げてくれる。

冴島編

  • 冴島編は脱獄と警察からの逃亡劇という『4』と重なる要素が多過ぎて新鮮味がないという意見がある。
    • 一応受刑者同士の交流という新しい部分もある。
      • だが、冴島は人外化が更に進んでおり、冬眠に失敗して凶暴になっている3メートル級の巨大熊を殴って撃退猛スピードで突っ込んで来る自動車を受け止めるなどアクション面では評価されていて、シリアスな笑いには事欠かない。
      • また、今まで『龍が如く』シリーズではムービーでの銃の扱いに不満を持つユーザーがいたが、冴島編での銃の扱いは好感を得ている。
    • 冴島の「18人殺し」が「堂島の龍」と同じくらい有名な逸話となっているという設定には疑問の声もある。
    • 「桐生と冴島個人が同格である」という点に疑問を呈するプレイヤーはほぼ居らず、作品としてその点を強調する為の設定と思われる。
      が、「堂島の龍」とは「一般市民が注目する街中で、百人を優に超える武装海外マフィアと大立ち回りを演じる等してきた、これまでの桐生の全ての武勇伝」に対する畏敬の念を込めた二つ名であり、「18人殺し」とは意味合いが異なる。
      そのため、「プレイヤーが知らない桐生の現役時代及び、プレイヤーも経験した『1(or 0)』~『4』における全ての活動」と「ラーメン屋襲撃による暗殺(未遂)1件と4での活躍」が同価値ないし同程度と表現しているに等しい。
    • また、既に「『18人殺し』は冤罪であり、冴島は誰も殺害していない」という事実が判明している『5』では、「襲撃事件を起こしたが、肝心な組長を殺し損ねたどころか1人も殺せていなかった」ことになり、逸話としては既に意味を失っているのではないのかという批判がある。
      • しかし東城会が冴島の事件の後、関東最大の組織になったのは事実であり、これは上野誠和会と五分盃を交わすことで基盤を盤石にできたから、早い段階で達成出来たのではないかという擁護意見もある。
        また、冴島が1人で上野誠和会幹部18人を戦闘不能にしたのは確かである。桐生といえども、敵組織の幹部ほとんどを1度に戦闘不能にしたことはなく、伝説と言われてもおかしくはない要素はある。*3

遥、秋山編

  • 遥編はエンカウントバトルなどがないなど喧嘩や極道とは無縁の世界観であるため、今までの濃い極道のストーリーを求めていたファンには否定意見が多い。
    またアイドル同士のいじめのシーンが描写されたりと今までのシリーズにはない陰湿なシーンが描かれる。
    • 上記のシナリオやダンスバトルというあまりにも『龍が如く』として異色なストーリーのため、遥で喧嘩がしたかったという意見も出てくることがある。
      • 一応、ミニゲームのIF8において魔法少女という設定で戦うことは可能。ただ、被弾モーションなどが用意されてないといった一部の点で不備がある。
    • 『2』で大阪の「蒼天堀企画」という芸能事務所に遥がスカウトされるというシナリオがあるのだが、大阪でアイドルを目指す遥のストーリーと聞いて、前述の蒼天堀企画と関係があるのかと思ったファンからは肩透かしを食らったとの意見もある。
      また、「蒼天堀企画」に関するシナリオでは遥がスカウトを「興味がない」と一蹴し、遥の将来を考えてスカウトを承諾しようとした桐生に猛反発しているため、「興味がなかったんじゃないのか?」と疑問を抱く意見もあった。
      • しかし、遥の置かれた環境は『2』の時とは大きく異なっており、アサガオの子供たちを支えなければという責任感や経済的に安定していないなどの事情から、興味はなくとも芸能界を選択したと擁護はできる。
    • 全体としては不満意見ばかりというわけでもなく、『1』以降常にNPCであった遥を操作できることや、亜門乃亜という女性の隠しボスが登場した点については好評価を受けている。
    • 秋山との接点も「4」の本編では一切無く、プレミアルアドベンチャーのおまけ要素程度で顔合わせしている程度なのだから回想ぐらい入れても良かったのでは…ちなみにOTEでは会話は交わさないものの終盤で出会う。
  • アイドルのシナリオ
    • そもそも桐生と遥のシナリオは、言ってしまえば1から3で既に書き切っている。そのため、本作では遥と桐生のシナリオを作るためにもう一度「アイドル」というシナリオを後付けで作ったので、完結している二人の物語にわざわざねじ込んだと言える。
      • ただし、『4』では事情があったとはいえ桐生と遥かの出番がほとんどなかった点について批判があり、それを解消するためにネタ切れと苦悩しながら桐生と遥かの出番を大きく増やさなければならなかったという事情もある。
    • 朴が指摘する「桐生の元極道という経歴が子供たちの未来に及ぼす影響」だが、これも賛否両論である
      「この指摘は1のラストを大きく否定する物であり、納得がいかない」というユーザーもいるが、同時に「桐生が本気で子供達の父親になる道を描くなら、元極道という経歴の問題は触れておくべき」と意見は真っ二つに分かれていた。

品田編

  • 品田編は、主人公である品田が借金まみれのいわゆる「ダメ人間」的なキャラ付けであり、その点で賛否が分かれる。そのせいか人気投票も13位と低迷気味である。中の人もダメ人間認定している。
    • しかし桐生、秋山、冴島などどんどん人間離れが加速している主人公たちの中で唯一一般的な価値観を持つ点に共感が持てるという意見もある*4

黒幕

  • 近江連合の七代目会長の顔を、主要キャラクターは誰も知らない。特に東城会の幹部だった冴島が知らないのは突っ込まれる。
    • とはいえ、OTEの設定を考慮すると、冴島が刑務所に入った段階では近江連合の会長はまだ六代目であることと、
      この七代目会長は"他者を出し抜くために影で暗躍して露出を避け、目立たぬよう力を蓄え続けた人物"として描かれている上に、
      "半年前に末期癌が発覚して以降、今回の事件を引き起こすべく地下に潜っていた"という経緯のキャラクターである。
      殆ど表舞台に立つ機会すらなかったため、七代目の子分以外の主要キャラクターは顔を碌に知らなくてもさして不思議はない。
    • 矛盾や無理がある設定とまでは言えないにしろ、今度はどうしてこんな奴が近江七代目になれたのか、お前ワープしてるんじゃねえのと言わんばかりの速さで全国を暗躍する機動力に対して突っ込みどころがないわけでもない。
      • ただし、OTEは本編と繋がるかどうか意見の分かれるスピンオフであり、近江連合六代目の設定は本編では語られていない。そもそも、和平を結んだのが六代目時代なら六代目が終わる時点で東西全面戦争の危機が起きるんじゃないですかね…。

最終章

  • 黒幕を出す手段が雑
    • 具体的には近江連合の渡瀬、勝矢と桐生、冴島が殴り合い、4人の共倒れを狙った黒幕の意図に乗るというものだが、黒幕が出てくるまで殴り合うというのはどこか儀式のように見えて、シリアスな笑いとなっている。
    • しかしこの場面の桐生が言うように「突き詰めれば自分たちは単に喧嘩がしたいだけであり、黒幕を釣るのはそのついでに過ぎない」と考えれば筋は通っている。
      また、桐生たち熱血親父の皆さんが勢いのまま屋上で殴り合うのはシリーズ恒例行事でもあるので、桐生や冴島のような人種限定の典型的な行動パターンとして見れば違和感はさしてないと言える。
      だが、やはり無理やり闘うバトル漫画的な展開であるため、シナリオ上でのバトルをしたかったという意見も多い。
    • 黒幕は目論見通り4人への銃撃に成功。目的である4人の始末目前でありながら撤退してしまう点にも突っ込みが多く入る。
      • ただしこれについては、4人中3人については黒幕の目論見通りである。
        桐生は黒幕の後継者に倒させるため、また冴島は、誘き出して捕える予定の真島と殺し合わせる余興のため。最初から、殺さず適度に負傷させて弱らせる必要があった。
        また、子分であり八代目候補の勝矢には予定通り瀕死の重傷を負わせている。
        ただし、同じく殺した方が良い八代目最有力候補の渡瀬は敢えて見逃しており、この点は矛盾している。作中でも渡瀬に対する未練を仄めかす台詞はあったが、黒澤の冷酷さからしてそれを理由にするのは弱く、憶測の域を出ない。
      • さらに、この黒幕は拳銃に弾を6発しか込めていない点もご都合主義として批判される。
        また、黒幕は用意周到かつ猜疑心の塊であるキャラクターなのだが、この後行う遥の暗殺計画が信用できるか怪しい人物に、保険もかけずに1人でやらせるという点も批判される。
  • 各主人公は遥の夢を叶えるべく動くのだが、遥は最後の最後で「アイドルという『夢』も大事だが、自分にとっては『家族』である桐生と穏やかな時間を過ごすことも大切な『夢』であり、捨てることはできない」と、自分が極道の庇護下で育ったことを桐生の実名も含めて暴露し、社長の夢でもあったライブを途中で投げ出してしまう。
    • 遥は作中で何度も「もう普通の子には戻れない、後戻りはできない」と社長たちに念を押され続け、遥もそれを肯定してきたため、この展開を唐突だとする意見も多いが、実際のところ"憧れはあるが、それ以上に家計のためにアイドルをやっている""自身の養護施設の子供たちともまた暮らしたいと遥自身思っている""恩義のある社長や周囲の期待に応えるためにアイドルを続けているが、実際は重圧を覚えている"という描写が多数散りばめられており、伏線自体はしっかり貼られている。
      • 一例としては、上記の「もう後戻りはできない。本当にやるか?」という、様々な人物の念押しについても、ほとんどは遥が首肯した直後に「本当は君が嫌がっても無理矢理やらせるつもりだった」「遥が首肯するのは分かっていた」といった反応を示す。
        つまり、この問答は遥への心配からというより、遥にアイドルをやらせたかった朴社長の支援者たちが、彼女が責任感から後戻りしないことを見越した上で彼女の覚悟を試しているという意味合いが大きい。
        黒幕とラスボスの関係も含め、本作は全体的に「自分が叶えられなかった『夢』を誰かに託すということの負の側面」に関する描写が多く、上記のようなやり取りが遥にとって重荷になっていることも推察できるようになっている。
  • 上記を含め、総じて本作は
    「自分の後継者に、素質はあるが一切の実績のない若輩者の後輩、堂島大吾を選び、組織に混乱を招く」「極道としての過去の経歴やそこから来る貧しさが遥や子供たちの将来に影を落とすことに苦悩する」
    といった「『桐生一馬という男が自分の人生に決着をつけ、求めた家族(遥)に受け入れられる話』としてのみ見れば、作品としての狙いが分かる」という意見も多く見られ、各描写に対する疑問にも、一定の回答は示されている。
    • しかし、批判する層のニーズとは乖離している故に認識のずれが生じている上、かなり入れ込んでじっくりプレイしないと見過ごす伏線も多数あり、分かり易いとは言いづらい感も否めない。

  • ラスボスと最終付近の展開
    • 特に最終部の展開とラスボスについてはかなり否寄り。
    • 今回も『4』と同様に各主人公ごとにラスボスが用意されているのだが、その人選についても賛否両論。
      冴島の相手については「人選自体は妥当だがシナリオ運びに無理がある」、品田の相手については「なぜこいつと戦わないといけないんだ」という意見も多い。
    • 品田については、「黒幕に利用されて翻弄され、辛い現実から逃げ続けた」という共通点から戦う動機は一応あり、品田自身「裏方なりに責任はとれ」等その点を言及はしている。
      しかし、品田の口下手なキャラクター性も災いしてただ八つ当たりしているようにも見える上、両者の接点がそれまで無い。そのため、品田のラスボス戦に関する指摘は特に多い。
    • 冴島編のラスボス
      + 重大なネタバレ有。要注意
    • 真島は今作において冴島に対応するラスボスを担当しているのだが、その理由は「冴島と殺し合いをしなければ遥を殺す」と脅されたため、真島本人は、その脅しに屈した理由として「(好敵手である)桐生が自分の命よりも大切にしている存在を奪うような真似はできない」と語っているが、「親友である冴島と殺し合いをしてまで遥を護ろうとする理由としては説得力に欠ける」「真島の朴社長との関係や、朴社長が夢を託した遥に対する想いをもう少し掘り下げて描写した方が良かったのでは」という意見も多い。
    • 加えて真島は弱くなった冴島を東西全面戦争に関わらせないように破門状を冴島に渡したのだが、真島が冴島を一方的に挑発して脚本側が無理やり戦わせているような印象も受けるためこの展開に無茶があるという声がある。
  • 桐生のラスボス
  • 桐生が相手をするラスボスのラストワンの不相応さはよく囁かれる。
    「散々盛り上げておいて、何故最後にこいつを持って来るのか」と首を傾げたくなるような小物がラスボスであり、「○○がラスボスの方が良かった」と、他の人物を挙げる声もちらほらと。
    演出や声優の演技*5は好評だがこのラスボスには勿体ない、とも。
    • シナリオライター当人が、第一章の部分まで書き進めていた時点ですら誰をラスボスにするかを全く決めていなかったと明かしている。そのため、人によっては「後になって急遽ラスボスに据えるために設定を変えた」と邪推してしまうような流れになっている。
    • ただし、前作にしても以下のような事例がある
      「主人公の1人である冴島大河を死なせる前提で脚本を書いていたが、スタッフ内で人気が出たために途中から変更した」
      「冴島用のラスボスは本作同様、シナリオ第一章を執筆段階では役割が別物だった。冒頭解説用の端役で終わる筈だったのを変更した」
      「前作の根幹となる4大主人公の1人、谷村は、シナリオを途中まで執筆した段階で着想を得て追加した。それまで存在すらしなかった」
      それ以前の作品でも前例はあり、脚本の強引な軌道修正については、本作に限ったことではない。*6
    • ここまで邪推されたのは、ラスボスの行動にちゃんとした理由があるのにも関わらず、ラスボスが姿を現し「なぜだ」と問われた際の第一声が「自分にもよく分かんないんすよ」という呟きであったこと。
      これは、「今までの桐生と同様、他人の遺志に翻弄されて、気付けば自分の望みとはかけ離れた場所に流れ着いてしまった」という、ラスボスとこれまでの桐生の人生を被せる意図があることが、当人のその後の心情吐露から窺える。
      しかし、シナリオ上の唐突感の影響もあって、プレイヤーの中に、脚本家が何も考えていないかのような印象を受けた者も出てしまった。
    • また、今までのラスボス戦も、「直前に肩を撃たれた上に数十人と交戦(1)」「特殊部隊員と交戦直後に休息も無く戦闘(1~3)」等、歴代シリーズのラスボス戦も「4」を除くと万全とは言えず、本作のラスボス戦より酷い状態の時もあった。
      だが、今回のラスボス戦は僅差の辛勝ではあったものの、戦闘中のQTEで傷が開いて苦しむシーン等の印象が強く、その分格下感が出ている。
  • ただし、この人物がラスボスに相応しいかは意見が割れるにしても、作中では潔白の人間にしてはおかしな言動や行動が多く、敵であることを示す伏線自体は存在する。
    具体例は固有名詞付のネタバレとなるので下記にて簡単にまとめるが、「作中において伏線自体が存在しない(気付けない程薄い)」というのは、的外れと言えるものである。
+ 重大なネタバレ有。要注意
  • ラスボスであり一連のクーデターの黒幕の1人である相沢とその相棒の森永に関しては、以下のような伏線がある。
    • クーデターの同志の青山が森永に対して「桐生を欺くために、血糊を用いて胸を三発拳銃で撃った演技」をした際に、相沢は「(血糊を使っているが本当は無傷の)森永を担いで徒歩で病院まで運び、手術後一晩病室に付き添った」と冴島に主張している。しかし、「そこまでは何の違和感もなく、森永が実は無傷だとは想像もしなかった」といった主旨の述懐をしている。
    • 森永は物語の途中で、相沢がクーデターの仲間であることを隠して庇うために「知り過ぎた相沢を自ら口封じのために殺した」と桐生に告げたが、その後別の場所で冴島と出会った相沢は「自分は森永がクーデターの主犯の1人だとは全く気付けなかった。何も知らないし分からない」の一点張り。
      • これ以外にも相沢のおかしな行動は複数あるが、このように、「相沢がラスボスに相応しいか」は意見が分かれるところながら、「相沢が敵であり、そのことを演技で隠しているという伏線」自体はかなり分かり易く張っている。
      • ただし、その伏線が張られ、黒幕との因縁が語られているのは最終章が主であり、その点で唐突さを感じることと、
        桐生も第1部で「相沢は人の裏をかけるような男ではない」と言っていながら*7、冴島やサイの花屋ですら騙しきる勝矢涙目の演技力を披露したり、上記の通り第1部と最終部で話に統一感がなかったりと、伏線があれど納得がいくかどうかについても賛否両論といえる。

  • 東城会ないし近江連合の直系組長という格を持ち合わせていた歴代の極道のラスボスに比べると、会長護衛の東城会系組員という本作のラスボスの立場はどうにも小物感が拭えないものの、作中での実力自体はポジション相応であり、前作の黒幕兼ラストワン*8と違ってしっかりとラスボスをやっている。
    何より、黒幕の野望など歯牙にもかけず*9己の夢を掴むために最後の最後で立ちはだかったことや、境遇が主人公の桐生や遥のアンチテーゼとして機能しており、「『夢』がテーマである本作のラスボスに相応しい」との意見も意外と強い。
    • 人格等を見れば歴代のラスボスもあまり優れていたとは言い難く、行動理念が理解に苦しむ人物も多かった。
      そういう意味では、今作のラスボスは「力こそ全て」というスタンスが一貫しており、主義主張がハッキリしている。
      「歴代ラスボスよりもむしろ人間が出来ている方」「これまでのラスボスも『愚直ながらも人を惹き付け、地位も生き様も常に自分の先を行く桐生に劣等感を抱き続けた幼馴染』『七光り扱い返上に躍起になる二世組長』等、ある意味では本作のラスボスと同じ"桐生に挑む挑戦者"であり、歴代ラスボスと比べて、社会的地位はともかく敵としての格は極端に見劣りするものではない」という、小物扱いすること自体への反論も存在する。
    • ただ、主人公たちとの因縁や権力、カリスマ性といった悪役として突出した要素がなく、アクの強さに欠けているのも事実であり、そのキャラクター性で損をしている感は否めない。
      また、正々堂々と戦おう(ラスボス戦の中断時のメッセージ)という割には、上記の通り同じく冴島も銃撃されているのに無視されているが桐生が腹部に銃撃を追っているというハンデもある点も、強さの説得力を弱めてしまう原因にもなった。*10
    • 悪評が多かったためか、実質的な次回作『龍が如く 維新!』でこのラスボスをモデルにしたキャラが登場した際には、矜持の欠片もない小悪党として描かれ、惨めな最期を迎える有様であった。
  • ラスボス戦の最中に流れるBGMはインストール時の音楽が上手く利用されており、演出的にも実に熱いのだが、最後に流れるBGMが遥率いるアイドルユニットの歌うバラード調の曲である点に批判がある。
    • 「極道という過去や子供たちのために金を稼げない実状を憂いて姿を消した桐生を遥が迎え入れる、桐生に向けたメッセージ」というテーマが込められた歌であることや、これをラスボス戦の〆に流す意図自体は理解出来るものの、「アイドル歌手のデビューソング」として違和感を覚えたプレイヤーは少なくない。

問題点

ゲーム面

  • サブゲームやアナザードラマなどの「遊び尽くす量」の多さは確かに圧倒的なのだが、クリア後に新たに遊べるプレミアムアドベンチャー(シナリオに関係なくサブストーリーやアナザードラマ、ミニゲームなどを自由に遊べるモード)では過去作で可能だった「クリアデータの作成」が出来なくなっており、やり込みの妨げとなっている。
    • この関係上、プレミアムアドベンチャー限定の遥から貰えるアイテムに、実質意味が無いものが混じってしまっている。
    • この点は『維新!』にも引き継がれてしまった。
  • 金稼ぎのバランスが悪い
    • 今回はアナザードラマやサブストーリーを進めことで得られる報酬がメインとなるのだが、主人公によって差が多い。
    • 桐生、冴島、遥は仕事なので報酬を得やすいが、秋山と品田はアナザードラマやサブストーリーで稼げない。
      特に秋山は、アナザードラマがない上にサブストーリーが金貸しとしてのイベントばかりで儲けられない。
      • 今回は『2』の時のように大金を払わなければいけないイベントなどはないが、キャバクラなど一部ミニゲームをする時に面倒である。
  • 秋山が若干不遇
    • 遥とセット扱いという関係上、出番が若干少な目である。その上、他キャラには最終決戦時にムービーがあるにもかかわらず、秋山にはない。
      • アナザードラマは経験値稼ぎも兼ねているが、最終部ではほぼ出番がない(シナリオクリアのためにレベルアップの必要がない)遥にアナザードラマがあるのに、ラスボスの1人と闘わなければならない秋山にアナザードラマがないため、秋山は自然と経験値稼ぎを強いられる。
    • 初回プレイでは遥のみコインロッカーの鍵やアイテムを他のキャラと共有出来ないという落とし穴があったのも、結果として遥の存在をマイナスにしてしまった(一応3部で秋山と遥が任意で操作交代出来る時になら、遥で拾ったコインロッカーの鍵を秋山で使用可能ではある)。
      • そのため、遥編で武器や防具を手に入れても無用の長物となってしまう。
    • 秋山もダンスバトルに参加できるが、ダンスヒートの効果を確認することができない。
  • 利用できないスポットが少々ある
    • 遥は未成年という設定上仕方ない面もあるのだが、遥はバーやキャバクラなど入れない場所が多く、せっかくの大阪の街を探索できない。
      • さらには未成年でも行けるような雀荘やバッティングセンターにも入れないため、遥編でプレイできるミニゲームが少なくなってしまった。
    • また桐生以外の主人公は新宿でキャバクラを利用できない。また品田は神室町のバッティングセンターに行けないなど多少の不備もある。
  • 過去作で可能だった「キャバクラのアフターや同伴を利用し、飲食店一店舗分のメニューを一度の食事ですべてオーダーする」という事が不可能に。
    • ドリンクとフードを分けて注文する飲食店(和民など)でドリンクが一度に一種類しか注文出来ない、という面倒な仕様も改善されていない。
  • ムービー中にQTEがある
    • 多くのゲームで賛否の出るQTEであるが、『龍が如く』シリーズでは演出面でQTEの発生が予測しやすいため心の準備がしやすく、演出の良さもあり概ね受け入れられていた。
      • しかし品田編ではムービー中にほぼ不意打ちのような形でQTEが発動するためゲームオーバーになったプレイヤーもおり、それについては批判されることがある。
  • 秋山のサブストーリー
    • 秋山のサブストーリーで一部すっきりいかない展開がある。
    • 遥の同級生がいじめられていて、それを秋山が助けるのだが、秋山が肝心のいじめっ子に対して「女は殴る趣味は無い」と言って放置してしまう。そのいじめっ子の彼氏が登場してバトルになるのだが無理やり殴られ役の男が出てきたようでどうも気分が晴れない。
    • 「1」でも桐生が美人局に合うが肝心の美女には何もしないで放置したが、美人局の女はあくまでも下っぱで、今回のいじめは同級生の女子が主犯である。
    • 龍が如くではお約束の展開*11とは言え、遥がビンタ一つぐらい食らわせても良かったのでは…。

システム面

  • プレイヤー側の性能が強化され過ぎたため、ボスキャラクター自体が弱体化した訳ではないものの、難易度が大幅に下がってしまった感がある。
    • 特にタツヤ(CV:川越達也)に飲食店を紹介することで得られる、飲食店での食事による回復で体力が2倍になる能力があまりに有能。
      • 一応、2本目の体力ゲージは回復アイテムによる回復は出来ず、戦闘の時間経過で序々に減っていく仕様ではあるが、よほどのダメージを受けるかかなり長いダンジョン以外ではそうそう2本目のゲージがなくなることはないので、能力を得てからの回復アイテムの存在意義はかなり減った。
        食事に特殊効果が付与されるようになる、体力が増加して自動減少する仕様を見るに、食事の頻度を上げてコンプリートしやすくする意図が見える。それ自体は間違ってないが、もう少しどうにかならなかったのか。
    • 他には、「虎落し極」というスキルの存在がある。
      • 強力だが決め難い技として、敵の攻撃に合わせて△を押して発動する、「虎落とし」というカウンター技があるのだが、この「虎落とし極」はその入力有効時間を大きく広める。これによって、タイミングを大して狙わずとも、敵のパンチ連打等に対して適当に△ボタンを押しているだけでも虎落しが決まってしまう。このスキルは敵キャラクターの攻略難度が大幅に下がる要因となった。
  • クライマックスヒートが暴発しやすい。
    • 一応L2ボタンを押しっぱなしにすることで発動させないことはできるものの、発動条件の1つは初期から解放されているロックオン+△であり、カウンター技を狙うと間違えて出してしまう場面が少なくない。
      • うっかり雑魚に発動すると演出が長くて鬱陶しく、さらにゲージを溜め直さないといけない。
  • 本作ではキャラクターのレベルは20で、最終章で特定の条件を満たすと限界突破という名目で25まで拡張される。
    • しかし、レベル20になると表示上の経験値は加算されるが、限界突破先のレベルには加算されない。その上、限界突破以降の必要経験値が多いため、経験値を多く稼げるアナザードラマなどを中断する必要性が出てしまう。
    • また、拡張する条件を満たすのは桐生である必要がある。そのため、シナリオの進行上早めに条件を満たしておかないと遥の限界突破ができなくなる可能性がある。遥は限界突破をしなくても大して困らないのが救いか。
  • 町中に人が多すぎる。それに比例してエンカウント率も大幅に増加している。
    • 本作では人にぶつかると移動速度が落ちる仕様があるため、人混みの中で思うように移動できず、エンカウントから逃れられないといった場面が多くなった。
      • 道路が広い神室町ならまだしも、本作の新都市(特に福岡)は狭い歩道*12が多く、尚更ストレスが溜まる。
  • 武器の新システムが調整不足。
    • 通常攻撃でしか熟練度が上がらないので、上げていくにはヒートアクションを使わずちまちま攻撃するしかない。
    • 熟練度上げに便利な耐久力が無限の武器も一部の種類にしか存在しない。修理代が安価な武器もあるが要求熟練度が高い物や、簡単には手に入らない物が多い。
    • 特に銃は普通に発砲すると費用がかさんでしまうため上げにくい。ただ、装備して直接殴りつける事で何故か熟練度が上がっていく抜け穴もある。
    • 熟練度が足りない武器を戦闘中に拾った場合も普通に使いこなす。ただ何故か手持ちに入れる事ができない。
  • ナンバリングタイトルの前作である『龍が如く4』と比べると各キャラ性能に差が大きくなり、特に闘技場でその性能差が大きく出るようになった。
    桐生と冴島については前作より強化されているのだが、それに対して秋山と品田の性能は大きく劣ってしまう。
    • 桐生はチャージキックや黄龍の気位や一部のヒートアクションが削除されたものの、前述の絶技や虎落とし極の存在、バウンドホールドにヒートゲージを必要としなくなったどころか、逆にヒートゲージが溜まるようになったことなどから、全体的には強化されている。
      冴島も、絶技に加えてカウンター技の追加やヒートゲージがあるとスーパーアーマーが付与されるようになり、大幅に強化された。
    • 秋山は絶技がボスクラスには使えない上にヒートゲージがあると△で勝手に絶技が入ってしまうとっつきにくさ、キャンセルスウェイは前作よりシビアになり、ガードを崩された際に再びガードボタンを押しなおすことでガード状態に戻れるリガードを4人のなかで唯一覚えないので防御面にも不安があり、前作より若干弱体化した印象が残る。
      品田は絶技がボスクラスには壁際で使わないと反撃されダメージを受けてしまい、カウンターは直接ダメージを与えるのではなく相手を後ろから掴むだけでボスクラスに使用してもすぐに振りほどかれるだけなので恩恵が少ない。
      • 一応秋山は投げなどでダウンさせた後にL2を押しながらエアストライクの打ち上げ攻撃を繰り返すことで一部のボスキャラ以外はそのままダウンさせてハメられる、品田は俺流爆裂フィニッシュが相手がボスクラスでもダウンさせられるのでダウンさせてから追い打ちを行って起き上がったらまた俺流爆裂フィニッシュの繰り返しという強みがあるが、攻撃力も有効打のレパートリーも桐生・冴島に比べて大きく劣る。
    • 遥の敵の体力を減少させるダンスヒートが凶悪で、最大体力が少ない相手なら速攻で勝負を着ける事ができてしまう。エンカウント方式では無い為事前にヒートゲージも貯めやすく、この戦法も使いやすい。
      • 凶悪だが、これはリズムゲーが苦手な人のための救済措置とも言える。
  • 品田は武器が得意という特技があるのだが、闘技場では武器が使えないステージが多くこの長所が活かせない事が多く、他の主人公に比べると明らかにクリアが困難である。

ストーリー

  • 品田編の名古屋組の描写不足が多い
    + 軽くネタバレ
    • 品田編に出てくる名古屋組関連は後付け感が非常に強いという意見が挙がる。例えば、「実態のない極道組織に、東城会や近江連合が気付かないまま放置していたことはあり得ない」といったものがある。
    • 少々分かり難い物語構成ではあるのも原因だが、実際にはこの意見は間違っている。
      • 詳しく解説すると、黒幕率いる近江連合直系黒羽組が、「東城会は無論、身内の近江連合の組すら寄せ付けず、名古屋でのシノギを独占したい」と考えて生まれた組織が名古屋組である。
        その内訳は、「完全な民間人を装わせた黒羽組の代理人」、代理人が名古屋からの極道排除を建前に集めた「自分たちが『名古屋組』を装って他の極道組織を牽制するための自警団だと思い込んでいる監視役の地元住民」、そして「名古屋組や名古屋の勢力図の実態を探りに来た余所者や離反者を密かに抹殺する黒羽組の息のかかった人間」の3種類に分類される。
        作中で名古屋組の実態を探る品田の目の前で次々に人が"事故死"したように、名古屋組を探る人間が居ても黒幕たちによって速やかに抹殺され、自警団として活動する地元住民も名古屋組への深入りが禁忌であることを察して口を閉ざすという状況が出来上がっていた。
        そんな中で、本作で名古屋組の実情を探っていた品田は、身体能力の高さに加えて地元住民との仲の良さから監視役の住民たちに躊躇が生まれ、名古屋組全体の動きが鈍ったせいで名古屋組の実態を突き止められてしまった…という経緯である。
    • 状況を整理すると、シナリオや設定面で左程の矛盾がないことが見て取れる。
      後付感の原因は、横道に逸れるのも醍醐味の本作の形式の影響で、「次々と明かされる予想外の新事実」というストーリー展開をしたことにあると考えられる。
      • 問題はこの一連の展開を仕掛けた近江連合直系黒羽組が全くと言っていいほど出番が無く、爽快感にも欠ける点である。
    • 品田編の黒幕である冨士田監督が最終章前に死亡している。
      • 冨士田監督は品田が秘密に近づいたことを知り、名古屋組による口封じを命令するも失敗に終わる。
        その後、覚悟を決めた冨士田監督は事件の全容を書いた告発文を公表しようとしたが、一連の事件の黒幕である黒澤によって殺害されてしまう。
        • 品田のエピローグに近いラストシーンのやり取りやその直前の独白は、寂寥感の演出を含めて評価する意見も多い反面、「品田の過去に纏わる因縁については最終章前に解決してしまっており、話の流れが途切れている」という意見も多い。
  • エンディングそのものの賛否はここでは扱わない。
  • 前作まではいずれもしっかり結末を描いていたのに対して本作のラストはシリーズ異例の(現時点で唯一でもある)考えオチである。
    • 過去作では毎回スタッフロールの後に後日談を描いたムービーがあったが、本作の場合はラストバトル直後をほんの少し描くだけの上にブツ切りで終わってしまっている。更には他の登場人物たちのエピローグも一切描かれない。
      + 軽くネタバレ
    • ラスボスとの決戦を終えた桐生は、皆がいる場所へ帰ろうと必死で足を進める。しかし、銃撃を受けた上最終決戦で満身創痍、さらには上半身裸で雪道を歩いていた為か、ついに倒れてしまう。
      • そこへ、ライブを放り出して駆け付けた遥と再会してた桐生は、ついに気を失ってしまう…。というエンド
      • なお、ここで遥の足跡が無い(桐生はきちんと足跡がある)ため、桐生が夢を見ている(≒桐生が死亡している)という説まで出ていた。
        • さらに、『0』では消息不明と明記されていた点も、この説を後押ししていた。結果的に『6』で杞憂に終わったが。
  • 一応、「各キャラのその後の生活は、予想出来る程度には示唆されている」「後日談は蛇足になる」「余韻があってあれはあれで良い」といった意見がある。
    • しかし従来のようなクリア後のカタルシスを求めるプレイヤーは多く、この結末に対しての答えが約4年近く放置されていた上、『6』でも回収されたのはメインキャラの一部のみで放置されたものもあり、褒められる点はないだろう。

総評

過去作より全体的に遊べる要素が多く追加、遊び易さが改善され、やりこみ度も大幅に向上。ゲーム性は確実に向上しており、単純に楽しむ分には十分良作に相当する。
「巷で言われるよりはシナリオの整合性等は取れている」という意見や、主題とするものや演出の意図への理解を示す向きもあり、本作を高く評価するプレイヤーは居る。
しかし、シナリオの全体的な練りこみ不足による粗の多さ、報われない結末は国産ゲームとしてどうなのか、という批判も未だ多い。
理解するにしても、「読み解いて深く理解しよう」というプレイヤー側の立ち入った努力と前向きな解釈が必要であるため、上記の賛否両論点を見れば分かるように、それを積極的に行って物語を好意的に解釈した肯定派と、そこまでは出来ない、したくない、したとしても好意的には解釈できないという否定派に分かれて賛否両論の渦を巻き起こしてしまった。
また、豪胆なキャラクターによる、所謂雰囲気ゲーとしての押しは歴代シリーズより弱く、その点でも歴代シリーズのファンから否定意見が増えた作品となったきらいがある。
よってシリーズ最大のボリュームを誇る本作は、シナリオの一点によってシリーズ最大の賛否両論作となった。


*1 ただし、『2』の寺田や『4』の宗像等、死亡偽装の手段についての情報が明示されないのは今作に限ったことではない。

*2 作中、「アイドルの指導を担当したトレーナーの『時間的な問題を考えると、歌かダンスかどちらかに重点を絞るべき』という意見に耳を貸さず、どちらも完璧にすることを求めた上、口論となったそのトレーナーを違約金も払わずに契約解除(しかも「お前の代わりなど、いくらでもいる」と罵倒した上に、火の付いたタバコを顔に投げ付けている)」という、どう考えてもパワハラとしか思えない行動に出ている。もっとも、そのトラブルに対する相手側の態度と、対応にもかなり問題があったため「社長の行動を擁護することは全くできないが、かといって相手側に同情できるかと言われるとそうでもない」という意見も多い。実際、作中でも朴社長と親交があった秋山は、自分から融資を受けようとした彼女に「これを最後にアイドルの育成から手を引くこと」という非情な条件を突きつけた一方で、件のトレーナーの言動に憤りを隠せず、事実上見殺しにしている。

*3 実際には、前作黒幕の策略故か、武装しているのは19人中葛城1人だったため、さしたる難事ではない。だが、世間一般にはそうした詳細な状況までは明かされていない。

*4 暗殺者集団である亜門一族との戦いに巻き込まれて弱腰になるなど。

*5 久々に本職の声優が担当している。

*6 「没入するシナリオを生むために! 『龍が如く』シナリオを手掛ける横山さんに迫る」2ページ目より 2010年4月15日、電撃オンライン著

*7 もっとも、桐生はかつての寺田のように「本質は悪辣ではない人間が様々な事情から心を歪ませ悪事に手を染めている」というパターンに鈍感すぎて度々罠にはまるなど、(結果的には相手の本質を正確に見抜いているとはいえ)人を見る目はあまり良いとは言えないが。

*8 黒幕ではあるが戦闘力は皆無なので、護衛との戦いがメインであった。

*9 その内容は「文字通り日本の極道の頂点に立ち、その座と権力をそっくりラスボスに継がせる」というものだが、そんな黒幕の妄執に昔から振り回されていた当のラスボス本人は彼の野望や真意を著しく軽視しており、極道界において自分がどこまで通用するかを何よりも重視している。

*10 ただしラスボスも東城会に単身カチコミをかけて東城会を占領しているため万全ではないことと、桐生の傷口には一切攻撃を仕掛けていないという点は評価すべきではある

*11 本シリーズでは『2』の狭川や『4』のナイールと言ったごく一部の例外を除けば女性キャラは戦わないので、どんなに悪どい女が出て来たとしても殴られ役の男を代わりに倒すだけで終わってしまう事が大半である。

*12 実際の都市よりは広く設計されているものの、それでも狭く感じるほど歩く人が多すぎる