とうぞくと1000びきのポケモン
【とうぞくとせんびきのぽけもん】
ジャンル
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すれちがいゲーム
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対応機種
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ニンテンドー3DS
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メディア
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ニンテンドー3DSダウンロードソフト
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発売元
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ポケモン
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販売元
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任天堂
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開発元
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マーベラスAQL
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発売日
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2014年6月5日~9月30日
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定価
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無料
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1個
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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備考
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期間限定配信
現在は配信停止のためダウンロード不可能
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ポイント
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ポケモン映画をテーマにしたすれちがいゲーム 深刻なハリマロン不足 すれちがい過疎地では高難易度 グーとチョキしか出せないジャンケン
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ポケットモンスターシリーズ
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概要
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2014年に公開されたポケモンの映画『破壊の繭とディアンシー』をテーマにしたゲーム。
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2014年9月30日に配信停止しているので現在はダウンロードできない。
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すれちがい通信やゲームコインを利用してハリマロン・フォッコ・ケロマツを増やして盗賊団に挑む。
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映画の宣伝も兼ねており、すれちがったプレイヤー毎に用意されている映画内容の概要がタイトル画面の下画面に表示されることもある。
特徴
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プレイヤーはゲーム開始時に草タイプのハリマロン、炎タイプのフォッコ、水タイプのケロマツから一匹を選び、以後そのポケモンを中心として盗賊団に挑む。
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仲間のポケモンはゲームコインや、すれちがい通信で増やせる。
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ただしゲームコインの場合、最初に選んだポケモンしか増やせない。例えば最初にケロマツを選ぶと、ゲームコインで増やせるのはケロマツのみになる。
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すれちがい通信をすると、すれちがった相手が選んでいたポケモンが仲間になる。最初に選ばなかったポケモンは、この方法でしか仲間に出来ない。
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その時、まれにピカチュウが混じって仲間になることがある。狙って投入できるわけでこそないが、ピカチュウの攻撃はクリティカルヒット扱いのため頼もしい。
システム
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各ステージごとに突入できるポケモンの上限が決まっており、ステージをクリアするごとに所持数の上限と突入できるポケモンの上限が増える。
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ステージには様々なポケモンや障害物があるので、突入したポケモンで乗り越えていく。弱点をつけるポケモンを戦闘に参加させると戦いを有利に進められる。
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ステージをクリアする毎に突入したポケモンは失われ、ストーリーが進む。
評価点
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映画館で特別なステージをダウンロードしてクリアすると『ポケモンX・Y』にマスターボールを送れる。
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映画館に行けなくても、無料で遊べ単純にゲームとして楽しめるのも魅力。
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大量のポケモンたちがワラワラと固まって動き、ガンガン投入されてぶつかり合う賑やかな光景は見ていて和む。
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99人まですれちがいをストックできるため、すれちがいが無駄になりにくい。
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10人バグが対策されている希少なソフトでもある。他の多くのすれちがい通信対応タイトルと違い、10人を越えたすれちがい結果も全て受け取ることができる。
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『すれちがいMii広場』などと同じく、すれちがうことでお互いにメリットがあるので自己満足感を得られる。
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ちなみに自分のすれちがいストックが99人カンスト状態であっても、相手側のストックに余裕があるなら一方通行のすれちがいが成立する模様。上限が99人であること自体も合わさり、この点に関してはある意味で『Mii広場』よりも満足感が高い。
問題点
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大味なゲームバランス。数が多ければ相性が悪くても無理押しで勝てる反面、数が少ないと相性が良くても負けてしまう。
そして、自分の選んだポケモン以外はすれちがい通信をしないと絶対に手に入らない仕様も問題視される。
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裏を返すとすれちがいができなくても、手持ちの1種類のみである程度までは進行が可能。すれちがい過疎地の人への救済処置とも言える。
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ただし終盤のステージは、1種類ではほぼクリア不可能。すれちがいができない人は結局、最終的には詰んでしまう。
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「ゲームコインの消費量が増えてもよいので、最初に選んでいないポケモンも仲間にできるようにしてほしかった」という声が多い。
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終盤のステージでは、タッチし続けるまたはボタンの連打がほぼ必須のテクニックになる。
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これに気づけないと、どれだけ戦力があっても出し切る前に負けてしまう。
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作中の情報で、「ボタンは、戦うポケモンの種類を変更するため使う」としか説明がされていない。ボタン連打で攻撃の勢いが増すことに関してはノーヒント。このため連打の必要性に気付かず詰んでしまった人もいる模様。
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本家ポケモンと同じタイプ相性が適用されているが、こちらが出せるのはくさ・ほのお・みずタイプだけ。
つまり、ノーマル・かくとう・あく等、どうやっても弱点を付けないタイプが存在する。
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それどころか、終盤に出てくるオンバーン(ドラゴンタイプ)が出ると、どのタイプもこうかはいまひとつになるという理不尽さ。
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ジャンケンに例えれば、グーとチョキしか出せないようなものである。
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そうなっても連打でどうにかできるバランス設計ではあるが、それはそれでタイプ相性の存在意義が極めて薄い。
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本家とはタイプの定義も違うのだろうが、それならばつぐん/いまひとつになる条件なども変えれば良かったはず。律儀に本家を再現したばかりにかえって歯抜け感が漂う。
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ちなみに今作は映画にそったゲームなので登場ポケモンも映画に出演したポケモンとなっている。しかし弱点のつけないポケモンの大半は背景やチョイ役で登場したポケモンである。これはメインの悪役が使用するポケモンの内御三家のポケモン以外は弱点が偏っており、フォッコだけが有利になりやすいためそうならないよう映画にあわせて調整した結果だと思われる。
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タイプを一つずつしか参照しない為、例えばカメテテ(いわ・みずタイプ)だといわタイプのみとして扱われ、本家ポケモンでは等倍であるはずのみずタイプ技がこうかばつぐんとして扱われる。
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ただし、この問題点は『ポケモンバトルトローゼ』『ポケとる』などの番外作品でもよくみられている光景ではある。
総評
大量のポケモンが戦う姿は見ていて面白い。
ゲームバランスが悪いなどの問題点はあるが、無料ゲームなので妥協できるレベルではある。
余談
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既存のソフトは設定上の上限が40人だろうが99人だろうが、10人分の結果までしか受け取れなかった。実情に関しては不明ながら、11人以上のすれちがいを扱ったソフトではほぼ間違いなく発生するため、本体側のバグと推測されている。
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本作の登場により何らかの方法で対策可能であることは判明したものの、任天堂自らがソフト側から対処してきたという事実より、本体側のアップデートによる改善が断念された証左ともなってしまっている。
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カメテテは本編ではポケモンだが、今作では何故か丸太や水たまりと同じ障害物扱いになっている。
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どの地域でもハリマロンを選んだ人は少ない模様。本編でもくさタイプがタイプとしては微妙だからだろうか。
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あるいはハリマロンそのものの人気である可能性も。フォッコは見た目の愛らしさから人気が高く、ケロマツは非戦闘時の脱力っぷりと進化後であるゲッコウガのかっこよさ、アニメ版サトシのポケモンでもあることからこれまた人気がある。一方でハリマロンは……
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『ポケットモンスター X・Yでロトムを受け取ろう!トレッタマシンにもぐりこんだロトムをみんなでさそいだせ!キャンペーン』に本作が関連している。
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時は流れ2022年、ポケットモンスタースカーレット・バイオレットの発売と同時に本当にポケモンの総数が1000匹を超えることとなった。
最終更新:2023年09月17日 14:59