A列車で行こう3D

【えーれっしゃでいこうすりーでぃー】

ジャンル 都市開発鉄道シミュレーション
通常版
特典CD付初回生産分

ビギナーズパック
対応機種 ニンテンドー3DS
メディア 512Mbyte3DSカード
発売・開発元 アートディンク
発売日 【パッケージ版】2014年2月13日
【ダウンロード版】2014年6月4日
【ビギナーズパック】2014年11月27日
価格 【パッケージ版】5,800円(税別)
【ダウンロード版】5,300円(税別)
【ビギナーズパック】6,480円(税別)
プレイ人数 1人
セーブデータ 50箇所
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 良作
ポイント 前作からの正統進化
時代の概念を導入
ユーザーからの要望を採用
3DSの限界を使ったと思わしき所や劣化した所も
リアル志向になり複雑化
A列車で行こうシリーズ

概要

  • A列車で行こうシリーズのDS系列作品第2弾。当初は2011年発売予定だったが大幅に開発が延び、2013年12月12日に一度は決定するが更なるクオリティアップにより14年2月13日発売となった。
    • 前作ユーザーからの要望を一通り聞いてそれをフィードバックし、更に新要素として「時代」の概念と新たな乗り物「路面電車」を採用。
    • また、資源の種類が細分化されており「資材(通称「豆腐」*1)」の他に「木材」「農産」「水産」「石炭」「石油」が追加された。
    • 3Dカメラモードのみ裸眼立体視に対応。スクリーンショットも上下画面共に常時撮影可能であり、3Dモードで立体視をONにした状態で撮影するとその立体状態ごと保存出来る。
    • ダウンロードコンテンツにも対応。発売3ヶ月は追加マップの一つが無料だった。
    • 初回盤は購入特典としてサウンドトラックCDが付属。
    • 2014年11月27日からは公式ガイドブックが付属したビギナーズパックが販売。

評価点

  • 前作を上回るグラフィックの良さ。
  • ナンバリング作品に実装すべきとも言える位の追加要素等。
    • 線路、道路に対する装飾がこれまで以上に出来、自由度が上がっている。
      • 例を挙げれば防音壁を設置出来る、カーブの勾配が敷ける、等。
    • 物件等の数も大幅に増えており、マップコンストラクション限定も含めれば相当数になる。
      • マップコンストラクション以外では初期配置とCPU限定になるが住宅だけでなく「個人商店」「個人飲食店」「高架下商店」も設定された。しかもよく見ると個人経営の精肉店や果物屋、喫茶店、スナック等が描かれているという力の入れぶり。
  • 公共施設をようやく撤去出来るようになった。
    • 交番や学校等は撤去に多額の予算が必要になっており、ある種のリアルさを出している。
  • 音楽も新曲と厳選された旧作からの良曲揃い。
  • 経営SLG部分も前作からの面白さから追加要素で更に良くしており、中々の出来栄え。
  • セーブはDS同様ブロック式だが、SDカード内にセーブする方式に変更となった。
    • 実質的に保存領域自体には困らないのだが、後述の仕様で制限が生じてしまっている。
  • 社員たちキャラクターの描写が濃い。ビジュアルはもちろん性格面でも好評。
    • 前作では設定だけで終わっていた社員の本名も今回はシナリオ中にしっかり名指しされる。
    • キャラの登場場面も前作では序盤とクリア時を除くと秘書の正月の挨拶程度だったが、今作では開発のアドバイスの他、社員旅行や置き菓子の希望を語ったり、女の子との付き合い方をアドバイスしたり、仕事後に愚痴や悩み事を吐露するなどキャラごとの個性が垣間見えるように。しかも、ログの見返しも可能。
    • 昭和・平成とで社員たちのグラフィックが異なるなど芸が細かい。
      • また、ゲームクリア時や社員旅行実施の際には社員達の1枚絵が表示されるのだが、社員旅行の行き先は昭和なら温泉へ行って湯船で乾杯をし、平成なら海へ行く他、クリア時には昭和なら秘書が居酒屋で酒を注ぐ姿が、平成なら プロジェクト達成のパーティが開催される中秘書がワインを持ってくる という時代に沿った演出がある。
  • マップコンストラクションモードはマップ構成だけでなく会話シーンなども設定できるなど、より細かく作成出来るようになった。
  • 駅やバス停の種類が大幅に増えた。
    • 駅も普通の旅客駅だけでも種類があり、駅ビルだけでも3種類、使い道は限定的だが仮乗降場、信号場、車庫も設定された。
    • バス停も駐車スペースの有無の他、簡易バス停のみだがバス停の両面設置もできるようになった。
      • 駐車スペースのあるバス停ならば最大5台のバスの発着させられるようになる。その様はさながらバスセンターである。
      • 更に道路が舗装されているか砂利道かでバス停の作りも異なるという徹底ぶり。
  • 今作でも車両は全てオリジナルだが前作に比べ電車もバスも種類が大幅に増えた。
    • 旅客列車だけでも「初期型旅客列車」「一般型旅客列車」「通勤型旅客列車」「近郊型旅客列車」「特急型旅客列車」「改良型特急列車」「高性能特急列車」「改良一般型列車」の8種類が登場。当然見た目だけでなく性能も違う上、どの車両もモチーフとなった実在車両が憶測出来る外見をしている。
      • 更に配色や帯なども含めた塗装パターンも増え、実在した車両を再現することも可。
    • 貨物列車もディーゼル機関車だけでなく、電気機関車3種類、更には蒸気機関車も登場する。
      • 電気機関車は、外見がそれぞれ60年代・80年代・2000年代に主力となった車両をモデルにしている。
      • 連結する貨車についても水産物を運ぶ貨車なら冷蔵車、木材なら長物車といった実在する貨車を思わせる風貌をしている。
      • 更に客車も登場。利用客の少ない路線の為に貨車と混結した混合列車を走らせることもできるほか、採算は悪いが*2客車のみを連結してディーゼル機関車ないし蒸気機関車牽引の客車列車を走らせることも可能。
  • 「時代」の概念は単なるスパイスにとどまらず、プレイにも影響を与える他、時間が経つと車両や子会社が老朽化し採算性が悪くなっていく。
    • 例えば、通天閣を模した「タワーA」は1999年までしか建てられない、コンビニは1975年以降建てられるなど。
    • 時代に応じて開発できる車両も変化していく。
      • 最も古い年代に当たる1960年代は旧型国電を思わせる前述の「初期型旅客列車」や昔懐かしい「ボンネットバス」など古き良き時代の乗り物が並ぶが、時代が進むと「高速電気機関車」「ノンステップバス」など近代的な乗り物が登場する。
    • 老朽化した車両は売却して新しい車両を買い直すしかないが、子会社は新装することで新製同様の状況に回復させることができる。
    • また、実際の時事ニュースについて登場人物が報告する。単なる報告だけということも多いが、新しい子会社建設の解禁、物価や株価に影響を与えるものもある(例えば2008年9月16日のリーマンショックの後には株価が大幅下落するなど)。
      • 中には「ソ連崩壊のニュースが流れた」「ディスコが流行っている」「栄養ドリンクのCMが24時間戦えますかと歌っている」という懐かしい話題から「群馬県にジャンボ旅客機が墜落した」「地下鉄で毒ガスによるテロが発生した」という痛ましいものまで幅広い。
  • ダイヤ設定が綿密になる。
    • 前作では難しかった特急電車の通過待ち設定などが、手間はかかるものの容易になった。
    • 貨物列車も機回し(機関車を列車編成の先頭部から最後部へ付け替えること)ができるようになった。
      • そのため前作の貨物列車は路線を工夫しないと片道では最低速の後進しかできず、旅客列車と同じ路線を走らせると邪魔になることが多かったのだが、本作では邪魔することがなくなった。
      • ただし、綿密なダイヤ設定は後述するような問題も生じさせている。
  • スリープモードでの時間進行も健在。
    • 報告ごと、決算時、進行しないなど、ストッパー機能も存在。
    • また、スリープ時はスピーカー出力が無い状態でBGMが流れ続けているため、ヘッドホンを繋げる事でちょっとしたプレイヤーにもなる。
  • コンストラクションで作ったシナリオの出力取り込み機能、シナリオクリアまでのプレイデータを参照出力取り込みできるライバル機能の追加
    • 他ユーザーに自作ユーザーシナリオを遊んでもらったり、遊ぶことが出来るように。また公式非公式問わずシナリオクリアまでのプレイデータを参考にできるようになった。(ライバルに関しては一定期間ごとにプレイデータを切り取っている)
  • セーブデータの保存箇所は前作の3つから大幅に増え、50になった。ゲームに入っている全てのシナリオのクリアデータを保存できるだけでなく、多数の自作マップも保存することができる。
    • PC版と比べると少ないとする意見もあるが、インタビューで3DSの限界の都合と言われており、仕方が無い所である。

問題点

  • マップを回転する度に一々前作に存在しない5秒位のロード演出が入る。
    • これはこのゲームのクォータービューの描画は3Dでは無く、内部のプリレンダリング処理を方向ごとにやり直す必要がある為。
    • また、スリープ時でのマップ回転機能が何故か生きているため、持ち運び中にスリープして再開したらマップが回転していたという事故が多め。
  • 時間進行が遅くなったとの触れ込みだが、確かに前作よりは遅くなったとは言え、約0.7秒に1分とまだ遅いとは言い難い。
  • ダイヤ設定を回送と営業の2通りに設定できる。しかし、営業時間中に回送時間のダイヤ設定をするときには、ポイントや駅ごとにいちいち「回送タブ」を押して設定しなければならず、面倒。逆も然り。また、ダイヤのリスト位置がいちいち初期の場所に戻るのも地味に面倒くさい。
    • また、回送を設定しなくても運休時間があれば車庫などに行くまでは自動的に回送ダイヤになる。列車や路面電車ではよほど複雑なポイント設定でもしない限り問題にはならないが、バス・トラックは交差点の回送運行設定を忘れると、とんでもないところに行ってしまう。
      • このあたり、細かくダイヤ設定をしたいという人にはいいのかもしれないが、そうでない人にはややとっつきにくさをあたえる。
      • 面倒なら、全て24時間運行にすれば解決する。ただし、そうすると深夜帯は乗客が少ないために、利益が減少する場合もある。
  • 通行人の描写があるにもかかわらず、『A列車で行こう9』で言う1:1モードでは無く、昔ながらの比率と違和感全開。
  • 相変わらず、船による輸出が強い。前作よりは弱体化しているが輸出による資源の売却が基本的に高値ばかりなので古い年代では港を立てて資源を集めて一気に輸出する方法がセオリーと化す。
    • 但しこの方法が通用するのはプラザ合意が発表される1985年まで。それ以降は資材の値段が急落し、船での輸出ではやや稼ぎにくくなってしまう。それでも2000年頃までは価格変動を意識せずともそれなりに稼げるが。
  • 車庫を6階の高さに置けない他、信号場や車庫は地上にしか置けない。このため地下鉄の車庫やトンネル内の信号所は作れない。
  • 隣り合った架線柱と結合出来るのは何故か高架にあるもののみ。
  • 前作でできた地上や高架で交わる立体交差駅(新大阪駅など)がバグを使わない限り作れなくなっている。『A列車で行こう9』でもver2.0で追加されたというのに。
  • 列車や車が前作に比べて小さい。特に車はタッチしにくくなっている。
  • 前作で作れた地下内部の踏切が作れなくなった他、地下道の交差が立体交差のみとなっている。そのため、普通の地下交差点が作れず、地下道の建設にかなりの制限がかかるようになった。
  • CPU限定の建物に対し新装を行うことができない。老朽化した建物は例え開発上優秀なものでもやたら撤去されやすくなるため、学校や警察署、役場等が老朽化すると大変困ったことになる。こうなると当該施設の近場に資材を置かないようにするしか対策はない。
  • 配置物の河川が邪魔になることがある。
    • 河川があるところは斜めに線路が敷けず、河川上で分岐や橋脚も作れない。よって、駅の位置によっては配線がおかしくなってしまう。
    • コンストラクション以外では河川を撤去(埋め立て)不可能なので、路線を整備するときには河川にも考慮しないといけなくなってくる。
  • 鉄道車両のデザインがあまり良くない。
    • 実在車両をモデルにしているのは分かるが、どれもデフォルメやアレンジが上手とはいえず、違和感の漂うデザインになってしまっている。
    • 貨物列車に連結する客車が茶色の旧型客車1種類しかなく色も変えられない。
  • 経営モードでは環境音の種類が乏しく、発車メロディーや雨音ぐらいしか鳴らない。
    • いちおう車窓モードでは走行音などが鳴る。
    • 路面電車を大量に走らせると、発車時に鳴らすベルが非常にうるさく感じられる。

賛否両論点

  • 前作に比べて会社経営が複雑になっている。
    • 社員数や社員の業務負荷の概念が導入されている(前作では社員の士気のみ)。「やさしい」では意識しなくともあまり問題ないのだが、「普通」以上ではそこにも気を配らないと思ったように利益が上がらずにジリ貧になる場合も。
    • 都市情報には公共交通機関利用率というものがある。これが低いと、乗客が少ないのでどんなに列車を走らせてもなかなか街が発展しないし、鉄道利益も上がらない。そのため、路線を引いて電車を走らせば勝手に街が発展するとは限らず、工夫が必要。
      • 最も辛いのは「道路を引けば引くほど下がる」という落とし穴があること。道路はほとんどの物件に良い影響を与え、町全体の活性化には欠かせないのだが、利用率の低いマップで道路を一気に引いたら悲惨なことになる。
    • 損益計算書でも減価償却費*3などの概念が導入され、よりリアルになった反面、経営管理が前作以上に難しくなっている。慣れていないと利益があまり出ていないのにガッポリ税金を取られることも。
      • こうした内容はリアル志向のプレイヤーからすれば、歓迎できる点だろうが、前作のようなシンプルなものを好むプレイヤーにすれば、ややこしくなった印象を与えるかもしれない。ただし、『A列車で行こう9』のようなPC版プレイ経験者ならそれほど複雑には思わないだろう。
  • コンストラクションは最初から選べない。とは言え前作よりは条件はかなり緩和されている(マップ3つクリア。つまり、チュートリアルマップだけクリアでも良い)。
  • 路面電車に対する冷遇と中途半端さ。
    • 2車線の道路に複線しか敷けない、その上併用軌道から専用軌道に乗り入れる事も出来ない(勿論逆も)、車庫が存在しないなど。
      • このため営業休止中も道路のど真ん中の電停で夜間停泊させるしかない。せめて道路に併設する形で車庫を設置するくらいのことはしてほしかっただろう。
      • 新しく路線を伸ばす場合、新しく道路を引いた上で路面軌道を敷設する必要があるため、事実上2回も建設費がかかる。前述の通り道路を敷くと公共交通機関利用率が下がるわけで、純粋な営業面では定員がやや多い以外はバスの下位互換状態。一応バスより周囲の発展が心持ち速いという長所もあるにはあるが、それだけで長所を活かせるとは言い難い。
    • 正直な話、単純なマップクリアだけなら電車とバスだけでも事足りるのが実情であり、残念ながら趣味の領域となっている。
    • とはいえ、A列車は路面電車を中心としたシリーズではないため、路面電車がクリアに必須とされるシナリオでなければ使用を強制されないという見方もできる。
  • 前作から進化し、子会社を回転させる事が出来るようになった。
    • しかし2方向にしか回転する事が出来ないので自由度という観点から不十分という声もある。

総評

前作からの問題点の改善や様々な新要素による正統進化と言える一作。
前作に比べてダイヤ管理や会社経営面などで良くも悪くも複雑化しているが、その分遊び応えも増している。
列車を走らせて街を発展させていくという、箱庭と経営の面白さが詰まっている一作。


余談

  • 2014年2月14日から5月30日までの期間にシナリオコンテストが実施され、最終的に6作品が入賞してDLCとして2015年2月4日に発売された。
    シナリオの内容は「国鉄時代に凍結された路線を復活させる」「工業依存から脱却して娯楽都市とする」といったリアリティのあるものから「マップの真ん中にでかでかとうしと書かれている」「作中人物からネコに見えるとか言われている鬼ヶ島を開発する」という風にネタに走っている作品もある。
  • 本作の実質的続編として、Nintendo Switch専用ソフト『A列車で行こう はじまる観光計画』が2021年3月12日に発売された。「観光」を主軸としたゲームシステムを採用し、要望が多かったAIの大幅改善・グラフィックの向上などが見受けられる。
    • 社員たちキャラクターデザインは、『世界樹の迷宮』シリーズを手がけた日向悠二氏が担当。可愛らしいビジュアルは多方面から人気を博している。

みんなのA列車で行こうPC

【みんなのえーれっしゃでいこうぴーしー】

対応機種 Windows7/8/8.1/10(Steam)

発売・開発元 アートディンク
発売日 2016年12月15日
価格 【パッケージ・ダウンロード版】5,800円(税別)
【with公式ガイドブック】6,800円(税別)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 良作
ポイント パソコンならではの快適なパフォーマンス
3DS版とは互換性無し
A列車で行こうシリーズ

概要(PC)

『A3D』をパソコン向けに移植したもの。基本は同じだがPC向けに最適化されている。


追加点(PC)

  • 資金が無制限となりゲームオーバーにならないフリーモードが搭載。
    • プレイ途中からでも移行可能。ただしエンディングは見られなくなる。
  • スリープ中の時間進行はウインドウサイズ最小化へと変更。
  • グラフィックの画面表示領域が4倍に。マップの拡大縮小も可能。
  • DLC含めた3DS版の全シナリオマップを収録の他、3本の新マップが追加された。
  • Steam実績に対応。
  • Steamワークショップを通じて自作マップやライバルデータの配布が可能になった。

評価点(PC)

  • パフォーマンスが非常に大きく向上。
    • カレンダーや3Dカメラが別ウインドウ化され、常時出せるようになった。
    • マップの回転も3DS版ほどに待たされず、セーブも一瞬で終わる。
    • マップ表示もフルHDディスプレイなら3DS版の3倍近くまで見渡せる。
  • 時間進行速度に新たに「超高速」が追加。
    • これの動作速度はパソコンの動作速度(メモリ)に依存する。
  • A列車で行こう9』と比べて必要スペックが低いためノートパソコンでも快適にプレイできる。

問題点(PC)

  • ユーザーインターフェースが3DS版そのまま。
    • 特にボタン解像度まで3DS版そのままで拡大不可だったため、高解像度ディスプレイを使っているユーザーほどボタンサズが小さくて押しにくいと不評だった。
      • 現在はアップデートにより拡大表示が出来るようになったため改善済み。
  • ハードの都合上仕方がないのだが、3DS版で作成したマップは引き継げない。
  • Steamへのアカウント登録が必要だが、セーブデータはクラウドではなくローカルデータ。そのため、パソコンの機種変更時、データの引っ越しが若干面倒。
    • もっともこれはオフライン状態でもプレイできるという側面もあるので一概に問題とは言えないが。

総評(PC)

パソコン向けという事もあり、遊びやすさは3DS版より圧倒的に向上している。機種にこだわりが無いならこちらを選ぶのも手。


その他の作品

A列車で行こう3D NEO

  • Newニンテンドー3DSに対応させたアップデート版。
    • Newニンテンドー3DSで起動すると処理速度が大幅に向上し、マップ回転速度やセーブ・ロード時間、時間進行速度が早くなる。Cスティック、ZR・ZLボタンにも対応しDLCマップも全て同梱。
    • 基本仕様は『A3D』と同様であり、旧3DSで起動しても恩恵は得られない。
    • 通常の『A3D』を持っているユーザー向けに『NEO』と同様の仕様になるアップデートパッチ「更新データ Ver. 2.0.0」も配信。ただし当然ながらDLCは付かない。
    • セーブデータ、シナリオデータ、ライバルデータなどは旧版と互換性あり。ただしソフト収録シナリオのクリア状況までは引き継がれない。
      • また、旧版とは別ソフトとして扱われるため、『ダウンロード版にセーブデータを移動』するソフトを使って旧パッケージ版からNEOダウンロード版へデータを移動させる事は不可能。
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最終更新:2021年08月01日 23:20

*1 資材のグラフィックが豆腐のように見えることから

*2 運行費自体が旅客列車に比べて割高なことと、定員数や接客設備を開発で改良出来ない為

*3 大雑把な例を挙げると、100万円かけて路線をひき、耐用年数を20年と仮定する。この場合、1年間の費用は100万÷20年=5万円と計算され、5万円の支出が20年続くものとされる。そのため、工事をした年は100万円支出したのに会計上は5万円の支出と計算される。