本項ではWii U用ソフト『スーパーマリオ 3Dワールド』と、移植作品であるNintendo Switch用ソフト『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』の両方を紹介します。(判定は共に「良作」)



スーパーマリオ 3Dワールド

【すーぱーまりお すりーでぃーわーるど】

ジャンル 3Dアクション
対応機種 Wii U
発売・開発元 任天堂
発売日 2013年11月21日
定価 5,700円(税別)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 良作
ポイント シリーズ初の3Dマルチプレイ対応
4人(+1)のキャラ選択が可能
マルチプレイを意識しすぎてソロプレイに向かない部分も
映像・音ともに、世界観の表現力は当時最高級
完成度は高いがハードの不振でゲームそのものの知名度が薄い
マリオシリーズ・関連作品リンク

概要

『Nintendo Direct』で電撃発表された、Wii Uでは初の3Dスーパーマリオ。
スーパーマリオ 3Dランド』(以下、『3Dランド』)のコンセプトを受け継ぎつつ、様々な追加要素を加えたもの。
元は3Dランドであることは間違いないのだが、マイナーチェンジ感が強いのがネックな『New スーパーマリオブラザーズ U』とは違い、本作はわりと純粋なパワーアップを遂げている。
2Dと同等のパートが多かった3Dランドと比べると、据え置きハードになったことでより世界観は広がり、背景もより美しくなったことで迫力も増し、より3Dアクションらしくなった。
WiiUにとっては2013年の最後にぶつけられた、その年の勝負をかけたソフトである。


特徴

キャラクターが4人(隠しを含めると5人)選択可能。性能は以下の通りで、基本的には『スーパーマリオUSA』と同じだと思ってもらえばよい。

  • マリオ
    • 平均的な性能。
  • ルイージ
    • 高いジャンプ力を持つが、滑りやすい。
  • ピーチ
    • 空中を少しだけ浮遊出来るが、足が遅い。
  • キノピオ
    • 足は速いがジャンプ力が低く、滞空時間が短い。
+ 隠しキャラ1名
  • ロゼッタ
    • スピンによる攻撃や滞空延長が特徴だが、ピーチと同じく足が遅い。
    • ちなみにこの作品から、ロゼッタの声優がメルセーディス・ローズやケリー・ケインからローラ・フェイ・スミスに統一されている。

また、自由選択は出来ないが特殊ステージではプレイアブル版のキノピオとは違うキャラとして、歩行しか出来ないキャラ・キノピオ隊長を使用したミニステージをプレイすることになる。

  • 3Dマリオ初となる4人同時のマルチプレイが可能に。
    • プレイスタイルは従来通り、分担して協力するのもよし、邪魔しあってプレイするもよし。
  • ゲームパッドを使った補助要素。
    • ゲームパッド画面にはミラーリングされたゲーム画面が表示されており、敵の足止めや、一部の仕掛けを起動させるなどの役割がある。
  • ネットワークと強く連動した要素。
    • マリオカートシリーズのように、他プレイヤーのゴーストを表示させることが可能。ゴースト最大表示人数は3人まで。
    • ステージごとにMiiverseに投稿をしたMiiが表示される。
  • パワーアップアイテム
    • 基本的には3Dランドと同じだが、新しいパワーアップがいろいろと追加されている。アイテムはスーパーマリオワールドと同じく1つだけストックされる。スーパーキノコもストック出来るが、キノピオ隊長パートなど滅多に手に入らない。
+ 各種アイテム
  • スーパーキノコ
    • ダメージを受けたチビマリオの状態から、普通のスーパーマリオに戻る。
      • おなじみのアイテムなのだが、本作ではレア。他の大半のパワーアップの下位互換なので「ハズレ」に近い。
  • ファイアフラワー
    • 『3Dランド』と同じく、ファイアボールを放つおなじみのパワーアップ。
      • 今回はファイアピーチ・キノピオなど珍しい人がパワーアップする姿が見られる。
  • ブーメランフラワー
    • 近年ではすっかりお馴染みなブーメランを投げるパワーアップ。同じくピーチのブーメラン衣装なども見られる(非常に無骨)。
  • スーパーこのは
    • たぬきスーツに身を包む。『3Dランド』と同様の仕様。ルイージだけキツネになるのも同じ。
  • スーパーベル
    • ネコマリオに変身。今作を代表する新パワーアップ。
      • 攻撃ボタンで前方へ攻撃を行う他、壁を一定時間よじ登れる。ネコマリオでないといけないところも多く、活用範囲が幅広い。
  • ダブルチェリー
    • プレイヤーキャラの分身が一人増える。能力はオリジナルのものをそのままコピー。最大5人まで増やすことが可能で、マルチプレイでもお構いなしに増える。
      • ただしステージ終了後に解ける他、ダメージを食らうと1体ずつ減っていく。ヒップドロップをかけることにより、増えた他プレイヤーの分身を自分のものとすり替えることが可能。
  • 巨大キノコ
    • 『Newスーパーマリオブラザーズ』からの登場。3Dでは初登場であり、かつてと同じくあらゆるものを踏み砕く。一定時間で解ける。
  • スーパースター
    • 無敵になれるアイテム。ジャンプするとスーパーマリオブラザーズ3のように宙返りする。
  • 無敵このは
    • 『3Dランド』と同様の救済アイテムで、一定回数ミスをすると救済用のボックスが現れる。光り輝く無敵のたぬきマリオに変身し、ステージクリアまでダメージを受けなくなる。ステージ終了後には通常のたぬきに戻る。
  • まねきネコベル
    • 隠しアイテム。ネコマリオと性能は同じだが、ヒップドロップをすると無敵状態のまねきネコに変身し、落下距離に応じてコインが手に入る。

上記の他、本作にも「被る」アイテムが登場する。ダメージを食らうとボックスが外れて元に戻る。

  • プロペラボックス
    • 『3Dランド』同様、二段目に高くジャンプ出来るアイテム。
  • コインボックス
    • 同じく『3Dランド』から続投。歩いたりヒップドロップをした際にコインを続々入手出来る。一定数入手すると壊れる。
  • ほうだいボックス
    • 砲弾を撃てる。チャージも可能で、特定の壁などを爆風で破壊することが可能。
  • ライトボックス
    • 暗闇の中でも発光する。テレサなどに光を当てると倒すことも可能。
  • ハリボテクリボー
    • クリボーの頭を被る。敵が自分に向かってこなくなるが、ダメージは受けるうえ、武器を投げ続ける敵などには効果がない*1

評価点

  • ステージの質・量の多彩さ。
    • ワールドごとに特色があるのは同じだが、それぞれまるで別世界のように多彩なギミックが用意されており、飽きない作り。量も多く、クリア後の隠しワールドは4つある。
    • 一部『3Dランド』同様に使い回しはあるものの、前作の反省を踏まえてか今回はそういったことを感じさせないようバラエティ豊かになっている。
    • 中にはマリオカートを意識したステージがあり、駆け抜けるだけでも楽しく作られていることがある。
    • 隠しスターに加え、今回はMiiverseで使えるスタンプもステージ中に隠されており、やりこみに一つエッセンスが加えられている。
  • 本作が発売された2013年はルイージ生誕30周年を祝う「ルイージの年」であるため、それにちなんで本ソフトもルイージをフィーチャーした仕掛けが盛り込まれている。
    • ステージごとに「ドットルイージ」が隠されている(この要素は『New スーパールイージ U』および『ファミコンリミックス2』にも存在)。スコアに記録されないため意味は無いが、探してみるのも面白い。
      更には…
      + ルイージの年にちなんだ隠し要素
    • ゲームを一度クリアしてエンディングを迎えると、タイトル画面から『ルイージブラザーズ』が遊べるようになる。
      • マリオブラザーズ』のルイージ版ともいえるもので、キャラクターをルイージに置き換えている。
        • 2Pはマリオ…ではなく、両方ともルイージ。1P側は現在の緑色のモダンカラー、2P側は昔の白いクラシックカラーになっている。キャラクターが違うだけで、内容自体は昔の『マリオブラザーズ』そのまま。
      • また、『New スーパールイージ U』のセーブデータがあれば連動して最初からプレイすることもできる。
  • 進化したグラフィック
    • HD化によりグラフィックは3DSの『スーパーマリオ3Dランド』は勿論の事、Wii以前の従来のマリオシリーズから大幅に進化。また単純にキレイになっただけでなく多彩であり、スタッフの工夫や愛情がそこかしこで感じられプレイする意欲をかきたてる。
      • グラフィック自体はマリオらしくカートゥーン調に仕上がっているが、2013年のゲームとは思えないグラフィックを誇る。被写界深度*2やリッチな光源処理など、最新技術もふんだんに取り込まれている。
      • また、マリオシリーズでは初となるセルフシャドウも表現されている。
      • 「プレイヤーキャラの影は(光源の位置に関わらず)必ず真下にある」など、遊びやすくする工夫はちゃんと引き継がれている。
    • それでいて全編殆ど処理落ち無しの60fpsで動く。4人マルチプレイではダブルチェリーでプレイヤーキャラを分身させまくることができるが、それでもなお極めて安定したフレームレートをキープできるという優れものである。
  • スターコインからグリーンスターに変更され、視認性が向上した。
    • マリオ的にはより高級感が増した他、見分けが付きやすくなった。
    • ただし配置自体はやや見えにくい位置に置かれやすくなった。特殊なボーナスステージをクリアしないと手に入らないものも。
  • 3Dの4人マルチプレイの楽しさ。
    • 2Dマリオとはまた違った協力体制、邪魔しあいなどが可能となり、別の盛り上がりを演出している。
    • 任天堂お得意の(?)いわゆる友情崩壊ゲーはここでも遺憾なく発揮されている。
  • キャラクターを変えながらプレイ出来る。
    • ステージごとにキャラを変えてプレイするということも可能。隠し要素を発見するための周回プレイもこのおかげで飽きにくい。
    • 『スーパーマリオギャラクシー』のロゼッタを使用できる貴重な3Dマリオでもある。
    • お気に入りのキャラだけを使い続けることも出来るが、シャッフルという機能もあり、マルチプレイでそれぞれ使いたいキャラが被った時はこのシャッフルで平等になる。
      • ちなみにこのシャッフル、一人用プレイでも可能となっている。気分転換にキャラクターをランダムにするのもなかなか楽しいものがある。
  • 近年のマリオで定番化した、程よい難易度。
    • 序盤はあっさり味、後半につれ高難易度化という流れは今作でも健在。
    • ちゃんと階段式に難しくなっていくので、いきなり理不尽なコースにぶち当たることは少ない。ネコマリオ等のパワーアップマリオも強力なため、マリオ慣れした人なら早々詰まることはない。
      • ぶち当たっても上述の救済措置があるうえ、今回も残機アップはとても簡単なので楽に再挑戦できる。
    • 裏コースはかなりやりごたえあり。中でも最終コースは歴代3Dマリオ屈指の難易度を誇る。
  • 新旧入り混じった要素の採用。
    • BGMは基本全て新作だが、システム的なBGMは過去作のものを使用している。
    • 3Dランドでは従来通りのミスBGMだったのが、本作ではスーパーマリオブラザーズ3のものをアレンジしたものになっている。
      • ただしゲームオーバーのBGMは前作と同じくお馴染みのものになっている。
    • 懐かしのスーパーマリオワールドからの敵キャラが再起用された。
      • 特にスーパーマリオワールド(リメイク含む)以来の登場となるクリボンやブルの出演は一部で話題を呼んだ。
      • クリボンは元々クリボーの代わりに登場したキャラであるが、2つの種族が同じ作品に登場したのは一応本作が初。個性付けもスーパーマリオワールド通りなので特徴も被っていない*3
      • ブルはスーパーマリオワールドのように攻撃手段は多彩ではなく、本作では突進のみ。また、攻撃(猫マリオや尻尾マリオなどの攻撃を含む)してヘルメットを外してからもう一度攻撃すると倒されるキャラになった。なお、ヒップドロップなら一撃で倒すことが可能。
      • ちなみにブルの踏んづけた音などは、スーパーマリオワールド当時のSEをそのまま利用している。
    • 『謎のからくり城』なる、どこかで聞いたことがある名前のステージが登場する。
      • 文字通り和風な城を攻略していくステージで、障子の扉をゲームパッド画面をタッチしながら開けていくなど、他にはない雰囲気のステージとなっている。
  • Miiverseやゴーストによるネットワークを利用した強固な救済措置。
    • ゴーストは、クリアタイムを競う他に、どうしてもわからない隠し要素の発見に貢献する。要はいちいち攻略サイトを見たり攻略本を見ながらのプレイにさよならできる。
    • スタンプはMiiverseの盛り上げに貢献しており、気軽にMiiverseに投稿出来る。現在はサービス終了につき、もう楽しめないのが惜しいところか。
  • 依然カメラワークが優秀。
    • 使わなくてもプレイ出来るが、多少角度を付けることで見えなかった隠し要素が見えることもある。
  • マップがフィールドマップ化
    • フィールドマップを自由に動き回ることが可能で、その道中でコインを見つけたりすることも可能に。
    • 隠しステージ的なものもあり、そういうのを探す意味でも自由度が高い。

問題点

  • 『ネコ』の優遇
    • 本作の推しである『ネコ』だが、その能力が余りにも突出して優れすぎてしまっている感がある。
      • 例えば『とびつき』や『壁のぼり』による極端なショートカットが可能であったり、ゴールポストに至ってはそのままてっぺんまで駆け上がってしまう。
      • 救済措置と言われればそれまでではあるが、若干やり過ぎな感があるのは否めない。
  • 数はそれほど多くないものの、一部ゲームパッドを使わないと攻略できないステージがある。
    • WiiUのゲームなのだから標準付属されているゲームパッドを活用する部分があること自体はそれほど問題はない。だが、他コントローラを使っていてもゲームパッドの使用を強制される*4のはやり過ぎな感が否めない。
    • 「ゲームパッド単体プレイとテレビとゲームパッドの二画面を活かしたゲームの二面性が存在する」のが売りのWiiUであるが、今作に限って言えば「テレビとゲームパッドを組み合わせて遊ぶ」要素に関しては、単独プレイだと一部煩わしさを感じる要素になっている。
    • テレビでプレイしている場合はギミックを動かす為にテレビから視線をゲームパッドに落とす必要があり、これがまた煩わしい。
    • 裏を返せばこれはマルチプレイ用の要素(ゲームパッド使用者がギミック作動・敵の足止めなどの役割を担う)とも言えるので、一概に悪とは言えないが、単独プレイにおいてまでこだわる必要性は薄いと言わざるを得ない。ギミック自体は面白さはあるが。
  • グリーンスターの取得難易度
    • 過去作のスターコインや彗星メダルの取得に比べ、難易度が緩い。全部取得すると相当の時間がかかるが。
    • 具体的には、「グリーンスターの場所がわかりやすい」「コインを集めて出現させるというパターンが多い」「ミステリーボックスでの取得が多い」など。
    • 過去作で多かった「特定のアイテムを使用しないと取得できない」といった様なものはそこまで多くなく、そのアイテムの取得自体も容易だったりする。
      • 協力プレイができる関係上、どちらかが犠牲になって強引に取得するという手段も取ることができる。そのため、ブーメランやボールを投げて取得する様なものは、だいたいその方法で取得ができる様になっている。
  • キャラクターの性能のやや極端な調整。
    • 普通にプレイするうえで使いやすいのはマリオとルイージの2名。ピーチとキノピオはややデメリットが強く扱いづらい。
      • 特にルイージは、上級者向けの技術となるが滑りやすい特性を活かし、ネコ状態でダイビング攻撃した後着地直前に引っかき攻撃で着地キャンセルするとスリップによる慣性で速く動ける。
        それを繰り返してタイムアタックを狙うプレイヤーも存在し、場合によっては下記のキノピオより速いタイムを狙える。
    • ピーチはジャンプの滞空時間を長く稼げるという能力を持つが、肝心の滞空時間がさほど長くない。足もかなり遅く、マリオUSAのような扱いやすさに欠ける。
      • ただしたぬきピーチになると、元の滞空時間+たぬきマリオの効果が別々に出るため、これによって長い滞空時間を稼げる。
        また、空中浮遊を活かしてネコ状態で上記を行うことで飛距離を稼げ、それによって谷間や崖の多いステージを速攻クリアする事もできる。
    • キノピオは足が速いが滞空時間が短いという特に使いづらいキャラ。普通なら飛べそうな間であってもキノピオだと助走を付けないと飛べない地点が多々ある。 終盤になると、落ちたら即ミスになることも増えるので、キノピオを選ぶだけで難易度上昇に繋がる。ゴールの頂上を取る必要があるので、その点でも不便。
      • 滞空時間が短いことに加え、ジャンプの高さ自体も低い。
    • また、足が速いという特徴も、本編を普通にクリアする上ではあまり役に立たない(必要とされる場面がかなり少ない)。
      • 名目上は上級者向けのタイムアタック用キャラなためとはいえ、『マリオUSA』と違って「野菜の引っこ抜きが速い」といった攻撃面での利点がなく、通常プレイではあまり役に立たないのは残念。
      • 更に言うと、上記によるネコ状態での挙動から、タイムアタックにおいてはルイージとピーチの二強とされており、個性の薄いマリオや空中戦に弱いキノピオが埋もれてしまっている。
      • ただし足の早さのおかげでウサギを捕まえるのは他のキャラより得意など、やはりステージ攻略とあまり関係ない要素では力を発揮する。
    • 隠しキャラクターということもあって、ロゼッタは優遇されている。
      • 他のキャラクターはスーパーキノコをとった状態だけでは攻撃が出来ないが、ロゼッタだけはスピンが使用可能。これにより滞空時間も稼げるため、上記に加えてピーチがやや不遇になってしまっている。
      • もっとも、ロゼッタもパワーアップすると攻撃ボタンが潰されてスピンが使用出来なくなるので、必ずしも他のキャラを完全に押しのけるほど使いやすいわけではないが。
  • アイテムが1ストック制であるため、そういう意味では難易度が高い。
    • Wii以降のNewスーパーマリオブラザーズシリーズのようにたくさんのアイテムを持ち歩けないため、パワーアップ維持や管理が結構難しい。
    • 中にはキノピオの小屋で大量にアイテムがもらえる時があるが、どれが二つを選ばなくてはいけないため、残ったアイテムが非常に勿体無い。
  • ストーリー関連
    • 今回のクッパはようせい姫7人をさらってようせいの国を侵攻する内容だが、どうしてクッパがようせいをさらうのかがよくわからない。ピーチがプレイヤーキャラなため代理として登場した感が強い。
      • 一部プレイヤーからは(ネタか本気かはともかく)クッパを使う必要性自体が低いという意見まである。
      • いつもならマリオ本編とされる作品*5において、(理由の有無にかかわらず*6)ピーチばかりさらう内容、いわゆる「いつものマリオ」ばかり*7なので、ようせいを必要な理由があるのはわかるが理屈が分からないという面が大きい。
  • ポーズの仕様
    • 「地上または水中で自由に動き回れる時」しか、ポーズからのコース離脱ができない。
      • 空中はもちろん、透明土管の中や着地して手を広げている時*8ではコース離脱ができない。
    • 「コースアウトしそうで危なかったのでやり直そう」という理屈を阻止したいのであろうが、初心者はもちろんタイムアタック狙いの上級者にも優しくない。
  • ネットワークマルチプレイが出来ない。
    • ある意味ゴーストとともに走るというのはそれに当たるかもしれないが、同時プレイ出来ないのは現代の観点から見ると少し寂しいものがある。とはいえ流石に同時プレイだと先のfpsの問題に影響が及ぶか。
  • マルチプレイでプレイヤーの見分けがつきにくいアイテムがある。
    • 「無敵このは」を取るとどのキャラも全員白タヌキ状態になるものの、ほかの状態と違い色が統一されていて自分のキャラか見分けが付きにくくなることも。特にズームアウトになると顕著。
  • 星5つクリアに関して
    • マリオシリーズでは「1つのファイルにつき『星5つ』で完全クリア」というのが、定番化しつつあるが、それがとても面倒な仕様になっている。
    • グリーンスター、スタンプをコンプリート、全てのコースで旗の頂上を取るなどの他に、全キャラで全コースクリアという作業としか思えないような条件がある。最大でも動かせるのは4キャラクターなので、少なくとも各コース2回はクリアする必要がある。
      • コントローラーを追加購入していない場合は1キャラクターしか同時に操作できないため、挑戦回数は更に増えることになる。
      • 難しいコースはクリアできるまで何度でも挑戦する必要があるので、かなり大変。特に先の通りキノピオは性能的に厳しいことから終盤はかなり難易度が上がる。
    • 一応、ゴールポールに掴まりさえすればいいので、得意なキャラのみを操作し、残りはシャボン状態でゴール前まで連れて行くという楽な方法はある。しかし、これはこれで単調な作業になってしまう。

総評

『3Dランド』をより昇華させ、別物と言っても良いくらいにまでパワーアップさせたWiiUの良作である。
映像もHD画質となって美しくなったばかりではなく、60fpsで滑らかに気持よく動くマリオ達の姿は見ているだけでも飽きない。
突き詰めれば『3Dランド』の焼き直し感があるのは否めないが、過去の教訓を多く活かしている良作であることには違いない。


余談

  • スタンプによるMiiverse本来の目的の崩壊
    • スタンプは普段Miiverseに投稿しないプレイヤーでも気軽に投稿出来る機能である。それゆえに、Miiverseでは落書きのような投稿で溢れかえってしまっていた。本来Miiverseが果たすべき「攻略補助」「感想の共有」という目的が薄れ、ただの遊び場になってしまっていた。
    • せっかく質問を投稿しても、そういったスタンプ遊びの書き込みで埋もれやすいのはネックである。
      • なお、Miiverseがサービス終了になったことでこの遊び方すら潰されてしまい、今はコレクションとしての価値がかろうじてある程度。
  • 本作のキノピオ隊長コースのゲーム性を継承したスピンオフ作品の『進め! キノピオ隊長』が発売されている。
    • Wii U版『キノピオ隊長』は実は『3Dワールド』の前日譚という設定になっており、『3Dワールド』のコースが隠し要素として収録されている。
      • 一方、3DS&Switch移植版『キノピオ隊長』は上記とパラレルで『スーパーマリオ オデッセイ』の前日譚に変更されているため、『3Dワールド』のコースはカットされている。
  • 知名度が低いせいか、本作で登場したネコマリオについては、後年始まった公式の販促番組「ニャニャニャ!ネコマリオタイム」における活躍の方が有名。元ネタの方をよく知らない者もいる程。
  • 氷の上で助走をつけ、高速でしゃがみを繰り返すと慣性によりありえない速度を出せる。通称ネオ・ケツワープ
    • 土管に入っても速度を維持できる。
  • スーパーマリオメーカー 2』に本作のスキンが登場する。ネコマリオや透明ドカン等本作独自の仕様を使って2Dマリオのステージを作れる。
    • このスキンを使って作成したステージの背景に本作のステージが表示されるというちょっとしたファンサービスも。
  • 惜しむらくはWiiU自体が不振で、当時はあまり話題性がなかったせいか、知名度が薄いことであろう。
    • 先の『3Dランド』の焼き直しという見方からも、前評判を落としてしまうことになった。このミスは『Wii Party U』など自社開発の他WiiU作品にも当てはまるものがあり、とても勿体ない。
    • しかし実際に発売されてからはその出来の良さの評判が徐々に広まり、さらに後述するSwitchへの移植のおかげで知名度はある程度上がってきている。

スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド

【すーぱーまりお すりーでぃーわーるど ぷらすふゅーりーわーるど】

ジャンル 3Dアクション
対応機種 Nintendo Switch
発売・開発元 任天堂
発売日 2021年2月12日
定価 6,578円(税別)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 良作
ポイント 3DワールドのSwitch移植+完全新作
3Dマリオシリーズ初の本格オープンワールド
3Dワールド側も調整されより遊びやすくなった

概要(+)

WiiUで好評を博した『3Dワールド』のSwitchの移植版。
WiiUソフトのSwitch移植の際には何かしら追加要素が設けられることがあるが、本作では完全新作が1本追加という贅沢仕様となっている。
本編はWiiU版の原作とほぼ同様なため、以下は追加モード『フューリーワールド』(便宜上「本作」と表記)に特化した内容を主に解説する。


特徴(+)

  • 本作の目的は各地に散らばるネコシャインを集めることにより猫灯台の光によって世界を広げ、最終的にフューリークッパと化したクッパの暴走をクッパJr.と共に止めること。
  • 基本的な操作体系やアイテム、ギミックなどは『3Dワールド』に準拠している。
    • ただし、根本的に違う点として残機の概念が存在せず、ミスしてもコインを50枚失うのみという点が挙げられる。これは『オデッセイ』からフィードバックされた要素で、これ以外にもスナップショットで写真を撮れる機能なども導入されている。
  • クッパJr.
    • 本作ではクッパJrがお供として付いてくる。普段はCPUとしてプレイヤーをサポートするが、協力プレイをすることで2Pが操作できる。
    • CPU操作の際にはサポートレベルは3段階を選択可能で、『すごくたすける』の場合は先にいる敵まで倒してくれる。逆に『なにもしない』だとクッパJr.によるサポートなしで進めることができる。
    • また、ストックしたアイテムを使用する際も彼がマリオに与える形となっている。
    • 協力プレイの際はマリオを踏み台ジャンプさせてより高い足場へジャンプする等の連携ができる他、フューリークッパ戦でも操作可能であり、なんとフューリークッパに対してダメージを与えることが可能。
  • フューリークッパ
    • 一定時間経過するとフューリークッパが出現し、マリオを攻撃してくる。
    • フューリークッパはステージ攻略時ではお邪魔キャラとなっているが、着弾した火弾が足場となったり、熱線をうまく誘導することでマリオでは破壊できないブロックを破壊してネコシャインなどの隠しアイテムが見つかる為、単なるお邪魔で終わらない。
    • また、ネコシャインを集めることでギガベルが復活し、これに触れることで超巨大なギガネコマリオへ変身。フューリークッパとの戦闘へ移行する。
    • これに見事勝利すると黒い絵の具が消えていき、探索範囲が広がる。
  • プレッシー
    • 本作は各ステージが孤島のように転々としている為、移動手段として海を高速で渡れるプレッシーは不可欠である。
    • Rボタン長押しでも十分スピードは出るが、一旦潜って頭だけ浮上したタイミングでBボタンを押すと更にスピードが出る。連続も勿論可能。
    • また、プレッシーに乗ったまま上陸も可能で、木々や敵キャラ等の障害物をなぎ倒すことが可能。

評価点(+)

  • 3Dマリオシリーズ初のオープンワールド導入
    • 64やオデッセイなど今までの3Dマリオは複数のマップを行き来しながら探索していたが、本作ではステージ間が完全に1つのマップに配置された、本当の意味でのオープンワールドとなった。
    • また、プレッシーによる移動手段もスピーディー。島間移動が快適であるのは勿論、アグレッシブな操作でリングをくぐり、コインを集め、隠されたネコシャインのある孤島を探す楽しみもある。
    • また、クリア後はマップ画面からワープも可能。これにより更に快適に。
  • バラエティ豊かなステージ群
    • スケート靴で滑走するステージやプロペラボックスで塔を登るステージ等ステージ毎に特色があり、似たようなステージは一つとして存在しない。
    • また、同ステージの別のネコシャインでは青コインを集める等様々なルールがある為飽きさせない。
  • 相変わらずマリオを操作して楽しい
    • 『オデッセイ』と『3Dワールド』のアクションが本作ではネコマリオでの壁を登ったりやタヌキマリオで浮遊してみたりと3Dワールドと同じアクションでありながらオープンワールドの世界を巡る楽しさ故にまた違った爽快感がある。
  • クッパJr.と共に冒険する新鮮さ
    • 3Dマリオシリーズではポンプ、チコ、キャッピーといったマリオの冒険のサポート役が存在したが、本作ではクッパJr.が初めてその役を担っている。前作以前では何れも初登場キャラであり、更にクッパJr.自体マリオと幾度となく戦ってきただけに意外性として申し分ない。『サンシャイン』で初登場したJr.とネコシャインを集めるという構図も感慨深い。
    • 一応マリオの味方になったのは今回が初ではなく、本作から半年程前に発売された『オリガミキング』でも特定の場面で共闘していたが、アクションゲームでの操作キャラクターになるのは初。

『3Dワールド』の評価点・改善点

  • ゲームスピードの向上
    • WiiU版と比べプレイヤーの移動速度が向上しており、より軽快にアクションゲームを楽しむことができようになった。
    • 高速化によりダッシュジャンプ距離が伸びたため、ゴールの金旗を得るのが簡単になった。金旗の判定も緩くなっている。
    • 地味にファイアマリオでのファイアボールの速度も上がっている。
    • オートセーブも画面を止めずに行ってくれるようになった。
  • リトライが楽に
    • ポーズメニューで「やりなおす」が追加された。コースに入ったときの状態で最初からやり直すことができるようになった。
    • ハンコやグリーンスターを取った後に死んでも、取得状態がそのままになった。
  • ハード上の変更点
    • マイクへの息吹きかけ要素は無くなり、プロペラのついたリフトは自動で動くリフトに置き換えられた。
    • タッチ機能は続投されているが、Switchのジャイロ機能でアイコンを動かして操作することもできるようになり、片手でコントローラーを離さずプレイすることができるようになった。
      • 余談だが、このジャイロのアイコンでゲーム内のオブジェクトをつつくと色んな反応を示してくれる。
      • 代表的な物ではプレイヤーの状態に関わらずブロックが壊せる、コインが取れる、ノコノコを甲羅から追い出せるなど。
      • ?パネルを踏んで!パネルにするギミックではジャイロアイコンで!パネルに出来てしまう。
  • オンラインマルチプレイの追加
    • 「Nintendo Switch Online」に加入することにより離れたフレンドともマルチプレイが可能となった。
    • これにより直接会うことができない友達や、SNS上の友達と同時に遊べるようになる等、マルチプレイの窓口が広がった。WiiU版の問題点の一つであった全キャラ全ステージクリアもこれによって多少は楽になった。
    • 1人プレイ専用であったキノピオ隊長ステージも最大4人までのマルチプレイに対応。相対的にマップが狭くなるため難易度がむしろ上がる可能性もあるが、大勢でワイワイ楽しむことが出来る。
  • その他プレイ上の改善点
    • 幅跳びの滞空時間と距離が伸びた。
    • ネコマリオの壁のぼりと滑空の距離が伸びた。
    • 『オデッセイ』からの追加アクションがいくつか逆輸入されている。
      • ヒップドロップ中に転がるボタンで、オデッセイのボディアタックのようなアクションが可能になった。
      • 上向きの土管の上でヒップドロップを行ったり、横向きの土管に向かって転がると素早く土管に入ることができるようになった。地味ではあるが地下ルート経由のタイムアタックが捗る。
  • スナップショットモードの追加
    • これまた『オデッセイ』から登場。3Dワールド・フューリーワールドともに時間を止めて写真撮影が可能。
    • 3Dワールドの方で集めたハンコで写真をデコレーションすることも可能。これに伴ってモノクロだったハンココレクションに色が付き、にぎやかになった。

問題点(+)

  • 他の3Dマリオと比べてボリュームは若干薄め
    • パッケージイラスト等の扱いを見れば、『フューリーワールド』はあくまで「移植版に新たに追加されたおまけゲーム」の位置付けであるとは思われるが、特に3Dマリオとしての前作が名作『スーパーマリオ オデッセイ』である為に余計に比較に挙げられやすい。
    • 『オデッセイ』では収集アイテムであるパワームーンが836枚*9と破格のボリュームを誇っていたのに対し、今作ではネコシャインが100枚と8倍近く差が開いている。
    • もっとも、『3Dワールド』未プレイのプレイヤーから見れば本編と合わせてそれなりに濃厚ではあり、おまけにしては十分なボリュームではある。
  • 背景の没個性
    • 上記の通りステージ自体はバラエティに富んでいるのだが、一方で背景はステージが広い大海原の一つの孤島となっている関係上、その殆どが水色一色であり、世界の変化に欠けている。
    • ただし、ステージの島の中には雪が降るエリアや周囲が溶岩に囲まれた火山も存在する為、全部が全部個性に欠けるということはない。
  • 待機時間が出る
    • フューリークッパを追い返すことはできるが、逆に好きなときに呼ぶことは普通ではできない。そのため、彼の力が必要なネコシャインを集めるには、彼が出現するのを待たなければいけなくなる。
    • ちなみにフューリークッパを強制的に呼び出す方法は、クッパのamiiboを使うことのみ。
  • 一部ネコシャインが難しい
    • 特に挙げられるのは三毛猫探し。同エリアから迷子の三毛猫を数匹親のところまで運ぶといったミッションなのだがだだっ広いオープンワールドの中見つけること自体手間取ってしまう。
      • その上着水してしまえば三毛猫は消えてしまい、元のいる位置まで戻ってしまう。島を二つ以上跨いだ場所にもいるため、ちょっとした操作ミスで水の泡になってしまえば精神的ダメージも大きい。
      • 更に追い打ちをかけるようにフューリークッパが出現した状態だと漏れなく他の猫同様敵対してしまう為、出現までの時間まで計算する必要まである。
      • ただし、着水すると三毛猫が消えることを考えれば、三毛猫は基本的に持ち運んで親まで歩ける範囲にしか配置されていないことになるので、探索範囲はある程度絞りやすくなる。
  • コインを集める意味が薄い
    • 上記の通り本作には残機は存在しないが代わりに100枚集めるとまねきねこベル以外の変身アイテムをランダムでアイテムストック欄に1つ追加される。
    • しかし問題の変身アイテム自体ハテナブロックでも手に入る為、わざわざリスクを冒してまでコインを集める意味は無く、ボーナスと捉える程度でしかない。
    • また、上限の5個ストックしたアイテムが選ばれないといったことはない為、被った場合はせっかく集めた100枚が無駄になってしまう。暫く進めれば殆どのアイテムのストックが満タンになる為、使用しない限りコインを集めても無駄に終わってしまう。
    • 本作ではボーナス土管や招き猫マリオのヒップドロップ等、コインが大量に手に入る機会が多い為勿体ない。
  • プロコンを使用した場合、バネを弾いて飛びにくい
    • 純正プロコンを使用した場合、バネを弾いて飛ぶギミックで失敗しやすい。
      • Joy-Conとプロコンとでスティックの違いがあるのか、原因は不明である。

『3Dワールド』の問題点・改悪点

  • 移動高速化により、操作の制御が若干難しくなった。
  • ハード上仕方ないことだが、据え置きモードだとタッチ操作がジャイロになったため、操作が忙しくなった。
    • 傾ける操作自体はWiiの頃から存在していたが、今作の場合は角度を正確に合わせる必要があるため、かなり神経を使う。
  • キノピオ隊長ステージの多人数プレイは、各自がカメラを操作できるので混乱しやすい。
  • ポーズメニューの「やりなおす」は、一度ミスするとマップからコースに入ったときのパワーアップやストックを記憶しない。そのため、アイテムの効果を使いたいときに使えずミスすると、再びアイテムを取りに行くかゲームを再起動するかする羽目になる。
  • ステージの構造上、カメラが動かせないか可動域が狭い場所が多いため、スナップショットモードは『オデッセイ』ほどの自由度はない。
  • 基本的にロードは早くなっているが、一部の読み込みには劣っている他、若干の遅延等が存在する。特に目立つのはステージから出る時のロード時間か。

総評(+)

WiiUの不振に引きずられて不遇の名作となってしまった『3Dワールド』が快適に遊べる調整を得てSwitchで遊べる時点で評価に値する。
しかし何と言っても『フューリーワールド』という完全新作が追加され、未プレイの人は勿論、WiiU版の『3Dワールド』プレイ済みの人も勿論十二分に楽しめるようになった。
特に本作のウリの1つである『フューリーワールド』は手堅い出来もさることながら、初となるオープンワールド導入により、3Dマリオシリーズの未来を見据えた快作と言えよう。


余談(+)

  • 『ルイージブラザーズ』は引き続き『3Dワールド』側本編のゲームクリアで出現する隠し要素として再録されているが、Switch版ではたとえ『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』のセーブデータがあっても最初から出現することはない。
    • WiiU版とほぼ同内容だが、Switch版の『ルイージブラザーズ』にはバーチャルコンソールのメニューが存在しないという違いがある。
  • 2021年4月9日から『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でスピリッツイベント『巨大クッパと一騎打ち! フューリーワールド』が開催されていた。
    • 「フューリークッパ」「ギガネコマリオ」「子ネコ」が登場する。
  • TETRIS 99』とのコラボ祭が開催された。
  • 2021年3月時点での売上は国内86万本、世界559万本
    • 国内売上では発売から僅か1ヶ月半でWiiU版の売上(累計67万本)を上回ったことになる。

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最終更新:2024年04月15日 10:13

*1 ちなみに一番背の高いピーチだと明らかに身体半分程度が見えてしまっているのだが、それでも敵は気づかない。

*2 カメラのピント調節のように背景をぼかす処理

*3 ただしオリジナルのように、クリボンを持ち運ぶことは出来ない。スーパーマリオギャラクシーのクリボーに似ている。

*4 他のコントローラでプレイしていると、「ゲームパッドが必要なステージ」という注意書きが出る。

*5 RPGやパーティ系、ペーマリやスピンオフを含まない。

*6 『スーパーマリオギャラクシー』は銀河征服といった、しっかりした理由も少なからず存在する。

*7 『ペーパーマリオRPG』では実際にネタにされた。

*8 非常に高いところから落ちた時や透明土管から飛ばされた時に発生。

*9 表記上は999枚