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超ネタばれ
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「被告人はつらい過去を持ち、妹思いの良い兄だから無罪に違いない」と考えたプレイヤーも多いようだが、実際にはしっかり殺している。むしろ「妹思いだったから殺した」のだが、単純に考えていると引っ掛かりやすいようだ。
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二人の人間を殺した罪に問われていたのだが、真相は「一人は殺していたが、もう一人は殺していない(既に別の人が殺していた)」、つまり「片方は有罪でもう片方は無罪」。
タイトルの『有罪×無罪』とはこのことを指しているのではないか、とも言われている。……もちろん、一人殺した時点で総合的には有罪なのだが。
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同情の余地も多いがそれでも罪は罪であり、しかも「罪状を否認している=反省していない」ということで、決して軽い刑には収まらない。そういったどこかやるせない、物悲しさを残しつつ本作は幕を閉じる。
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…………と、思われた。
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