【せかいじゅのめいきゅうつー しょおうのせいはい】
ジャンル | 3DダンジョンRPG | |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 256MbitDSカード | |
発売元 | アトラス | |
開発元 |
アトラス ランカース |
|
発売日 | 2008年2月21日 | |
定価 | 5,229円(税込) | |
セーブデータ | 1個 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
廉価版 |
アトラス・ベストコレクション 2010年7月15日/2,940円 |
|
判定 | なし | |
世界樹の迷宮シリーズ |
3DダンジョンRPG『世界樹の迷宮』シリーズの第二作。
舞台は前作のエトリアから「ハイ・ラガード公国」に変わり、冒険者は迷宮の最上部にあると噂されている天空の城を目指す。
時間軸としてはエトリアでの冒険から少し経った頃であり、ハイ・ラガードの人々もエトリアのことを知っているなど若干の繋がりが示されているが、前作を遊んでいなくても特にプレイに支障はない。
マッピングなどの世界樹の迷宮シリーズを通しての特徴は世界樹の迷宮を参照。
前作のようなデータを破壊・消滅するような致命的なバグは消滅したが、バグの数は前作よりも増えているうえにやっかいなものばかり。
なお、2010年に発売されたベスト盤ではほとんどのバグが修正されているため、今から購入する際にはそちらをおすすめする。初版の場合は各自で情報を収集して不具合を防ぐしかない。
本作特有の、特に理不尽な要素として以下の3つがよく話題に上がる。
最初のミッション「ハイ・ラガード入国試験!」
新システム「!!ああっと!!」
強制不意打ちモンスター
これらの理不尽さは「対処のしようがなくてつまらない」という意見もあれば、「世界樹ならこのくらいしないと」と正反対の意見もあり、好みが分かれている。
開発陣はどうやら前者の意見を重視したようで、後続となる作品では、前述した「FOE」「!!ああっと!!」への対策や、初心者から上級者まで楽しめるように難易度を分けるなどの変更・改良を重ねていった。
+ | 長いので格納 |
+ | 26Fのネタバレ |
前作のシステムやUIを大幅に改善し、システムの基礎を築いた作品。
他の作品より高難易度、バグ・不具合が多いといった難点もあるため、今までダンジョンRPGをしたことのない人がいきなり今作から始めるにはやや厳しい。しかし、ストーリー・システムが大幅に劣っているというわけではないので、世界樹の迷宮の楽しさを存分に味わうことができるだろう。
*1 前作ではガードが1回しか発動しない代わりに、1回であれば範囲攻撃もすべて軽減できたが、今作では範囲攻撃でも被弾1回ごとに発動判定があるため、2回目の被弾以降はガードしてくれるか運次第となる。(例として、全体攻撃に対してフロントガードを使用した場合、前作では1列まとめて軽減できたが、今作では前列の1人目は確実にガード、2人目以降は運任せ、ということ)