【どらごんくえすとふぁいぶ てんくうのはなよめ】
ジャンル | RPG | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
メディア | DVD-ROM 1枚 | |
発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 |
アルテピアッツァ マトリックス |
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発売日 | 2004年3月25日 | |
定価 | 8,190円 | |
廉価版 |
アルティメットヒッツ 2006年7月20日/2,940円 |
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CEROレーティング | A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ドラゴンクエストシリーズリンク |
SFC版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のリメイク作。グラフィックやサウンドの向上は勿論、一部システムの追加・変更等が行われている。
別会社で開発が進められていた『VIII』とは異なる路線で、本作独自の演出方法やインターフェイスが取り入れられている。
戦闘に関するバランス調整が雑
SFC版にあった数々のバグは修正されたが、PS2版独自の新たなバグや仕様の穴が存在している。
ただ、致命的なバグはほとんどなく、むしろ利用して遊びの幅を広げられる有用なものもある。
ゲームとしては充分良作だが、SFC版への思い入れが強い人にとっては、前述の問題点が気になり易く、賛否を呼んでしまう点は否めない。
とはいえ総合的なリメイク作品としての品質は十分であり、とりわけ原作で問題とされていたビジュアル面・サウンド面の強化による恩恵はとても大きい。
また、やりこみ要素はかなり増えており、戦闘難易度の適度な向上に加え肝心の戦闘テンポも良いため、やりこみプレイヤーや新規ユーザーからも好評である。
結果としては原作の粗の多さをほどよく無くし、完全版として生まれ変わった良リメイクと言える。
*1 本作では2回目の負けイベントは「戦闘画面」にならないので、負け演出と言ったところだろうか。
*2 マーサの倒れるモーションが全く同じことや、主人公一行が終始棒立ちなこともシュールさに拍車をかけている。
*3 SFC版では最適なタイミングで最適な治療を試みるのもちろん、予め補助呪文を施しダメージ軽減を試みたり、場合によってはそもそも被害を受けないように『ガンガンいこうぜ』並の猛攻で殲滅にかかる事もある。
*4 シリーズにしばしば出てくるモブキャラの名前と同じ。ちなみに『IV』に登場するサイモンはさまようよろいのような見た目に武装した人物。
*5 ただし、片方のみLV99でも素早さが異様に低い
*6 仲間会話でもビアンカの「なんだか ぶきみな塔ね。」を筆頭に、当初はダンジョンだったと思しきセリフが散見される。
*7 ただし現時点ではスタッフロールの途中で止まってしまうためクリアは不可能