ガチャピン日記DS
【がちゃぴんにっきでぃーえす】
ジャンル
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ジグソーパズル
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対応機種
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ニンテンドーDS
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メディア
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256MbitDSカード
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発売元
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ハドソン
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開発元
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ウィル
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発売日
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2007年9月20日
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価格
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2,940円
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プレイ人数
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1~2人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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ガチャピンとムックのジグソーパズル ジグソーパズル以上でも以下でもない内容 キャラゲーとしての魅力は高くない
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フジテレビ関連作品リンク
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概要
かつて放送していた国民的子供番組「ひらけ! ポンキッキ」「ポンキッキーズ」にて出演していたマスコットキャラクターであるガチャピンを題材としたニンテンドーDSソフト。
主役はガチャピンだが、相方のムックも友情出演している。ガチャピン(ムック)のブロクがゲーム内で鑑賞できるという設定になっている。
オートセーブ方式。操作はすべてタッチで行う。通信プレイ時では"DS本体2台と本ソフト1本"が必要(ダウンロードプレイ)。
主なルール
メインルール
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ゲームの流れ・操作系統について。
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いわゆる「ジグソーパズル」がプレイできる。本作のゲーム性はそれだけである。
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下画面にはプレイヤーが"はめこんでいく"ジグソーピースと"はめこみ枠"が、上画面にはジグソーパズルの完成見本絵が表示される。
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無造作に散らばった下画面のジグソーピースをすべて上画面通りにはめ込めば、その問題がクリアとなる。原則として制限時間フリーであり、問題途中でゲームオーバーになる要因は全くない。
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基本的な操作系統は「選択ピースをホールド後にスライドし、好きな位置へとピースをはめ込む」事のみ。
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隣接するピース同士を接触させると、「カチッ」という音と共に自動"はめこみ"が行われる。はめこみ枠内と該当ピースが一致した場合でも同様である。
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下画面の右端は以下のヘルプアイコンが配置されている。
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「まわす」…今選択しているピースを90度回転させる。このアイコンは「ピース回転あり」の問題のみに存在する。
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「せいり」…アイコンをホールドタッチすると、端側以外のジグソーピースすべてをアイコン内に収納する。もう一度ホールドタッチすると、収納されたピース全部が外へと排出される。
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「しまう」…アイコンをホールドタッチすると、すべてのジグソーピースすべてをアイコン内に収納する。もう一度ホールドタッチすると、収納されたピース全部が外へと排出される。
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「やめる」…アイコンをホールドタッチすると、プレイ中の問題を中断する。中断後はプレイ経過をセーブでき、次回プレイ時にそのままの状態からの再開ができる。
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問題種類について。
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本作の問題は大きく分けて「20ピース(縦4 × 横5)」「30ピース(縦5 × 横6)」「56ピース(縦7 × 横8)」「福笑い」の4タイプがある。
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福笑い以外の問題はさらに「ピース回転なし」と「ピース回転あり」の2種類があり、種類によって"それぞれ"の操作の手間が変わってくる。
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福笑いに関しては「ガチャピン達の目・口などを、上画面の完成絵と同じ位置に合わせれば」クリアとなる。福笑いはタイムアタック限定で2問だけ用意されている。
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タイムアタックの一部問題は「動画による動くジグソーパズル」が出題される。ルール自体は従来の問題と一緒だが、絵が動く故にジグソーピースの把握がし辛くなる。
主なモード
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パズルにチャレンジ
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本作のメインモード。137のモード専用問題に挑戦していく。
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モード決定後は「初級」「中級」「上級」「特級」のいずれかの難易度を選択でき、各難易度別に用意された複数ある問題をプレイできる。
但し、特級に関しては、他3難易度の問題すべてをクリアしないと出現しない。特級も全問クリアすると、問題のプレイバリエーションを広げる「隠し要素」が解禁される。
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初級問題は「20ピース(ピース回転あり・なし)」、中級問題は「30ピース(同)」、上級問題は「56ピース(同)」、特級問題は「56ピース(ピース回転ありのみ)」が出題される。
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各問題をクリアすればご褒美として「ガチャピンブログ」が鑑賞でき、下記のガチャピンブログに登録される。
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制限時間は一切なく、問題をクリアしてもプレイ経過時間などは記録されない。
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タイムアタック
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本作のもう一つのメインモード。66のモード専用問題に挑戦していく。
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このモードには難易度選択はない。一つのモード内に複数の問題が選択できる形となる。福笑いを含めた、すべてのタイプ・種類の問題が出題がされる。
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各問題には「目標クリア時間」が設けられており、それ以内にクリアすると"クリアマーク"が付くが、時間を越えてしまうとクリア扱いにはならない。
"パズルにチャレンジ"とは違い、クリア後はプレイ経過時間の最短記録がされる。
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通信モード
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対戦専用のモード。
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このモードではプレイヤー自らが描いた「お手紙」を相手側に送ったり、お手紙をジグソーパズルの問題としてプレイする事ができる。
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ガチャピンブログ
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パズルにチャレンジ"で鑑賞したガチャピンブログを、個別で鑑賞できる。
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オプション
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「ゲームデータの削除」「はめこんだジグソーピースの"はまりやすさ"調整」「上画面の見本表示の有無」「BGMの有無」「スタッフロール鑑賞」の各項目が行える。
評価点
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良くも悪くも普通のジグソーパズル。
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本作はまずクソゲーになり得ないジグソーパズルというジャンルであり、安定した面白みは持っている。
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200問以上の問題を収録。
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ロープライス発売である事を考慮すれば、この問題数はそれなりに健闘している部類ではなかろうか。
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「日常生活に興じるガチャピン達」「スポーツを楽しむガチャピン達」など、問題イラストのバリエーションは結構豊富。パラパラ漫画風ではあるが、動画の問題が収録されているのも嬉しい。
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システム周りはそこそこ快適で、説明書抜きでも安定したプレイが望める。プレイヤーを問わず"じっくり"とプレイさせてくれるという意味では、非の打ち所がない内容であろう。
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キャラゲー成分は控え目だが、好意的に解釈すれば「長ったらしいイベントや演出がなく、ゲームに集中できる」と言える。
問題点
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ひたすらにジグソーパズルをプレイするだけなので、早い段階からマンネリ色を覚えてしまう。
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ミニゲームといった"おまけゲーム"的なものがなく、最初から最後までジグソーパズルしか遊べるところがない。よって、ジグソーが好きではない人にとっては、即効で飽きる恐れが高まる。
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DSのハード仕様上仕方ないが、画面が小さすぎてピースが判別し難い。
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特に56ピースの問題は"ちょっとした"ミクロ状態であり、長時間プレイすると目が疲労してくる。こればかりは"DSi LL(3DS LL)"の本体でプレイする位しか解決のし様がない。
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キャラゲーである関係上、問題の多くに「緑(ガチャピンの肌)と赤(ムックの肌)」の配色が多く、色彩面におけるバリエーションが欠如している。
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キャラゲーとしてはあまり期待できない
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キャラゲー成分は幾分か控えめであり、原作要素を取り入れた演出やストーリー性を付加したりといった作りもない。
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強いていえば「気持ち程度のガチャピン(ムック)ボイスが入る」「ガチャピンブログが鑑賞できる」位の成分しかなく、キャラゲーとしての魅力は正直高くない。
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本作の題材にもなっているガチャピン日記(ブログ)の記事内容は非常に淡白で、多くのプレイヤーが「ふ~ん」程度の感情しか抱かないであろうと思われる。
総評
「ガチャピンとムックが出演しているジグソーパズル」として割り切るのならば無難に遊べる出来。しかし、本当にそれしか特色がないので、あまり多くのものを求めるのはお勧めしない。
ゲームにはあまり向いていないであろうポンキッキーズ関連をゲーム化すると、こういう「キャラゲーでなくとも成り立つジャンル」に偏ってしまうのかもしれない。
最終更新:2020年11月19日 02:06