【ばいおはざーどすりー らすとえすけーぷ】
ジャンル | サバイバルホラー | ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション Windows 95/98 ドリームキャスト ニンテンドーゲームキューブ |
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発売・開発元 | カプコン | ||
発売日 |
【PS】1999年9月22日 【Win】2000年6月16日 【DC】2000年11月16日 【GC】2003年1月23日 |
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定価 |
【PS】7,140円 【Win】?円 【DC】6,090円 【GC】5,040円 |
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廉価版 |
カプコレ 2003年1月23日/4,800円(税別) |
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配信 |
ゲームアーカイブス 2008年12月24日/600円 |
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判定 | 良作 | ||
バイオハザードシリーズ |
『バイオハザード』シリーズの第3作にして、ナンバリングタイトルではPS最後の作品。
『初代』の主人公・ジルを再び主人公に据え、『バイオハザード2』の舞台裏で繰り広げられたもうひとつの物語を描く。
前2作では主人公が2人ずつ存在し、それぞれでパートナーや細部の展開が異なる方式だったが、本作では主人公はジル1人に固定されており、パートナーも新キャラのカルロスのみである。
前作とは時系列が少々異なり、前作では既にバイオハザードが起きているラクーンシティに訪れた主人公達が街を脱出するまでを描いていたのに対し、本作ではバイオハザード発生直後からミサイルによってラクーンシティが消滅するまでが描かれる。
舞台も前作と同じラクーンシティながら、警察署がメインだった前作とは異なり本作は街の広範囲を探索する(*1)。
洋館事件から生還したS.T.A.R.S.の生き残りのメンバーたちは、事件を引き起こした国際製薬会社「アンブレラ」の生体兵器開発の実態を訴え、真実を公表すべく活動を続けていたが、その努力が報われることはなかった。
ラクーンシティそのものがアンブレラのお膝元であり、ラクーン警察含めて強い癒着関係にあったため、誰もが彼らの言う「人肉を食らう化け物とその正体」を一笑に付し相手にしなかったのである。
見切りをつけたメンバーたちはアンブレラの調査のために密かにヨーロッパ各地に散っていき、メンバーの一人であるジル・バレンタインは、ただ独りラクーンシティに残り、街の内部から調査を続けていた。調査を進めるうちに、ジルはこの街に未曾有のバイオハザードが進行していることを察知する。
しかし人々が真実に気が付いた時には既に手遅れだった。街に蔓延るゾンビ、逃げ惑うラクーン市民。
警官隊は全滅し、アンブレラ社が送り込んだ傭兵部隊「U.B.C.S.」もゾンビの驚異的生命力の前にその多くが壊滅していく。
D小隊所属のカルロス・オリヴェイラはかろうじて仲間と共に生き残るものの、迫り来るゾンビの軍勢を前に、活路を見出すことが出来ずにいた。一方自力での脱出を図っていたジルは、S.T.A.R.S.メンバーを付け狙う巨躯の怪物の存在に気付く。
崩壊するラクーンシティからの、「最後の逃走」が始まる。
前作で「数の恐怖」へとシフトした本シリーズ。本作ではその数の恐怖に加え、次に述べる新たなる恐怖を用意することでマンネリを見事回避した。
追われる恐怖
ランダムの恐怖
決断の恐怖
よじ登る | すぐさまよじ登り、間一髪でコンテナを回避。ノーダメージで先に進む。 |
飛び降りる | コンテナよりも先に飛び降り、落ちた先でコンテナをかわす。ノーダメージだがタイムロスしてしまう。地震の元凶となった敵を垣間見ることができる。 |
タイムオーバー | コンテナの落下に巻き込まれて大ダメージ。 |
この他にもシリーズおなじみの恐怖演出や新たな敵も恐怖を倍増させてくれる。
ファンおなじみの「ハンター」シリーズの新型や、ミミズの変異体「グレイブディガー」など、手強いクリーチャーも多い。
また、ストーリー各所で挿入されるムービーも健在で、クオリティは前作から向上している。
緊急回避
弾薬生成
オブジェクト
その他
本編クリア後に解禁されるミニゲーム。本作を語る上で外せない要素の一つである。
ミニゲーム自体は前作の「4th survivor」や、前作デュアルショック版の「Extreme Battle」があったが、やりこみ要素が導入され有名になったのは今作からだろう。
ファンから概して高評価を受け、クリア後のミニゲームはシリーズの伝統になった。
+ | 傭兵3人の性能 |
緊急回避について
難易度について
武器の優遇・不遇
弾薬生成システムの練り込み不足
無限弾の仕様
その他
多くの新要素や徹底した恐怖演出で、危惧されていたマンネリ化を見事に避けた名作。クリア後のミニゲームなど、後の作品に引き継がれた要素も多い。
発売当初こそ賛否両論を呼んだが現在では多くのファンから好意的に受け止められている。
ゲームアーカイブスでもDL販売(*13)されているので未体験の人は是非。
前作と同様に本作にもクスリと笑いを誘うネタ(制作側にそのつもりはないのだろうが…)が各所にちりばめられている。
+ | ニコライの生命力(エンディングに関するネタバレあり) |
*1 警察署も登場するがあくまでマップの一つであり、探索範囲は狭まっている。
*2 追われている最中に休憩所に入ると、踏み込んでこそ来ないものの、一時の安らぎを与えてくれる休憩所のBGMすらも「外に奴が居る…」と言わんばかりの恐怖心を煽り立てるものに変わってしまう。
*3 当然、純正の物ではなくそれに準ずるものだと思われるが。
*4 ただし、回避動作中に武器構えボタンをもう一回押すことで、構え動作をキャンセルしてすぐに移動に移るテクニックが存在する。
*5 『4』などにもボタン入力による回避があったが、実質QTEであった。
*6 ほぼ全ての武器弾薬を最初から所持、体力が増えている、敵が弱体化しているなど。
*7 もちろん実際に250発装填できるわけではなく、アイテム欄一枠分にスタックできるというゲーム的な意味合い。事実作中の射撃モーションでも、一発ごとに弾を込め直している。これは弾薬種類が多いために所持アイテム数を圧迫することの救済処置と見られ、『2』『CODE: Veronica』などでも同様の仕様である。
*8 追跡者に関するライブセレクションのみでドロップアイテムを入手していった場合にも同様の入手時期となる。
*9 映画『ターミネーター2』の様に銃本体を回転させる。
*10 追尾+貫通効果が付与され、爆発までのタイムラグもなくなる。
*11 特に今作では純粋な入手弾薬も少なくかつランダム、エリアがかなり広く動き回ることが多いので尚更である。
*12 追跡者は道中の扉を壊すことができる。また、カルロスを見失うと礼拝堂へ向かう事から、ジルの居場所を知っていると思われる。そしてそれを放置すると実際に礼拝堂に侵入され、ジルが殺されてゲームオーバーになる。
*13 規制関係か若干の修正あり。例えばPS版では病院内でハンターがゾンビの首を切り落とすシーンがあるが、DL版では首が落ちなくなっている。
*14 直前でニコライが殺害した同僚(ゾンビ化の兆候あり)の遺体も消えている。
*15 『アンブレラ・クロニクルズ』でも登場する。
*16 冒頭で倉庫のコンテナに閉じこもった人物の日記。『アンブレラ・クロニクルズ』でも登場する。
*17 これに関しては『オペレーション・ラクーンシティ』で理由が明かされている。また『3』の時点でも同様の裏設定がある。
*18 銅像からブロンズの本を取り外し、別の場所にあるブロンズの羅針盤(入手時の仕掛けを解くにはブロンズの本が必要)を代わりに置くと、銅像が回って建設現場のエレベーターに使えるバッテリーが出てくる。