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このページでは、『バスト ア ムーブ Dance&Rhythm Action』と『バスト ア ムーブ2 ダンス天国MIX』の2作について紹介しています。
バスト ア ムーブ Dance&Rhythm Action
【ばすと あ むーぶ】
ジャンル
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音楽ゲーム
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対応機種
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プレイステーション アーケード(SYSTEM12)
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発売元
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【PS】エニックス 【AC】ナムコ
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開発元
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メトロ
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発売日
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【PS】1998年1月29日
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判定
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良作
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概要(1)
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ダンスのカッコ良さを競う対戦型リズムアクションゲーム。
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宇宙からやってきた謎のエネルギー「ダンスエナジー・グルーブトロン」を身に宿す者達が対決する。
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キャラクター・ステージデザインは田中秀幸。
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全14キャラ(12キャラ+モーション流用の隠しキャラ2名)、全12ステージ。
ゲームシステム(1)
ルール
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一曲あたり1対1のダンス対決。一つの音楽が終わるまでにカッコよく踊っていた方(得点の多い方)の勝ち。
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ゲーム中は、カッコよく踊っている方にカメラが寄っていくので、最終的にアップで映っていた方が勝ちということ。
ダンスコマンド
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4拍子で区切られた「ダンスコマンド」を次々に入力していくことでダンスを踊る。
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一つのダンスコマンド入力に成功すると、次の4拍子分の間、キャラクターがダンスを踊り、得点が入る。その間にプレイヤーは次のダンスコマンドを入力していく。
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ダンスコマンドは1~3拍目に入力する「緑色の部分」と、4拍目のタイミングで入力する「赤色の部分」で構成される。
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緑色の部分は方向キー0~5個の組み合わせ、赤色の部分が○か×のワンボタン入力となっている。例えば「↑↑↑○」「↑↓↑↓×」など。
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緑色の部分は1~3拍目であれば好きなタイミングで入力して良い。
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コンボ
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ダンスコマンドを連続で入力すると「コンボ」となり、より派手なダンスになっていく。最高6~8コンボまで一連のダンスが繋がる。
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コンボ数が多いほど複雑なコマンドになるが、その分成功時の得点も大きくなる。
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また、コンボ数が多くなるにつれてキャラクターのグルーブトロンが輝き出し、キャラクターがキラキラ発光する。
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3コンボ目以降は現在のコンボ数が表示される。最後の6~8コンボ目はコンボ数ではなく『COOL!』『CHILLIN!』『FREEZE!!』という表示に変化していく。
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ノリノリゲージ
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上手くダンスを踊り続けるとノリノリゲージが上昇していき、ダンスがより派手で高得点なものに変わったり、より長いコンボが可能になる。
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ダンスコマンドのルート選択
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ノリノリゲージが上がってくると、ダンスコマンドが2パターン同時に表示されることがある。
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この場合、どちらか片方のコマンドを選んで入力することになる。より複雑な方のコマンドを選ぶほど、ダンスもよりカッコイイものになる。
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ジャマー
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ダンスコマンドの4拍目で△ボタンを押すと、相手のダンスを妨害する特殊能力「ジャマー」を使用できる(回数制限あり)。
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ジャマーを食らうとノリノリゲージが低下し、コンボもゼロに戻ってしまう。
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ジャマーを使われた側は、次の4拍目で□を押せばジャマーを回避できる。
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ソロパート
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曲の途中で2人のダンサーが交互に踊るソロパートがある。
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ソロパートでは専用の特殊なダンスを踊る。ソロパートのダンスはノリノリゲージが上昇しやすく、高得点が得られる重要な場面。
その他
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ステージ演出
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上手くダンスを踊るにつれて、ステージに何らかの変化が起こる。
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背景の窓ガラスが次々に割れたり、強風で屋根が吹き飛ぶなど。
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練習モード
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コマンド入力などの細かい練習ができるモード。
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このモードでは、現在のダンスレベル(ノリノリゲージの度合い)や得点、コマンド入力のタイミングを示すバーなどが表示される。
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ダンスビューモード
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一人用ゲームを一度クリアしたことのあるキャラのダンスを自由に鑑賞できるモード。
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踊るステージ、ダンスのパターン、カメラワーク、動作速度などを細かく設定できる。
評価点(1)
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上手くダンスを踊る楽しさ
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単純で分かりやすいルール、簡単すぎず難しすぎない程度の秀逸な操作性などシステム面の完成度が高い。
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ダンスの動きは実際のダンサーからモーションキャプチャーしており、リアルなダンスを楽しめる。
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音楽は様々なアーティストが手掛けており、いずれもクオリティが高い。
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シュールな設定やギャグ的な要素、個性的なキャラクター達
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ヒロくん(Hero)というキャラが踊っている時は、どこからか「ヒロくーん」という声援が飛んでくる。
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ラスボスのロボZ(Robo-Z、ロボズィー)ステージでは、ビル街で巨大ロボットとダンス対決を行う。
問題点(1)
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ソロパート突入直前には、コンボの最後の『FREEZE!!』を決めることはできず、ミスになってしまう。
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演出の変化に乏しいステージがいくつかある。
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練習モードやダンスビューモードではステージの特殊演出を見ることはできない。
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コマンド分岐はあるものの、やり込んでいくと基本的にはコマンドを覚えてしまうため最終的にはジャマー勝負になってしまう(特に対人戦)この事があってか、『2』はコマンド入力が大きく変わるようになった。
総評(1)
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avexを使い豪華な製作陣を擁して作成された音楽、当時最先端だったモーションキャプチャーを使用したキャラアクション、フレイムグラフィックスの田中秀幸氏が「Oh!スーパーミルクチャン」や「ココリコミラクルタイプ」などテレビを席捲する以前のイラストなど、色々な部分で時代を先取りした一作だった。当時リズムゲームはまだ過渡期で『パラッパラッパー』くらいしかなく、一大ブームとなる「Dance Dance Revolution」より8か月も早くリリースしていながら当時さほど大きな話題にならなかったのは発売時期の運もあったかもしれない。それでも根強いファンは多く、後のリズムゲーム旋風の一翼を担ったのではないか。
バスト ア ムーブ2 ダンス天国MIX
【ばすと あ むーぶ つー だんすてんごくみっくす】
ジャンル
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音楽ゲーム
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対応機種
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プレイステーション アーケード(SYSTEM12)
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発売元
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【PS】エニックス 【AC】ナムコ
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開発元
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メトロ
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発売日
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【PS】1999年4月15日
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判定
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良作
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概要(2)
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前作から1年後の舞台という設定の続編。
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ゲームシステムは全面的に進化している。
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プレイヤーキャラクターは前作から続投の9名(8名+モーション流用キャラ1名)に、新たに9名(4名+モーション流用キャラ5名)を加えた全18名。
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ステージ数は全12ステージ。既存キャラのステージも舞台・曲ともに一新されている。
ゲームシステム(2)
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ダンスコマンドの難易度選択
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キャラ選択時に、ダンスコマンドの難易度をEASY・NORMAL・MIXの3種類から選択できるようになった。どの難易度を選んでもダンスのコンボルートや得点などには影響しない。
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EASYは全てのコマンドに方向キーしか用いない。4拍目の部分も方向キーで入力する。
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NORMALは1~3拍目の部分を方向キー入力、4拍目の部分を○か×で入力する前作と同様のスタイル。
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MIXは1~3拍目の部分が方向キーと○×△□キーの混合になったり、4拍目の部分が○と×の他に△や□を入力する場合もある。キャラによっては方向キーを使わず○×△□だけの入力になるなど、よりキャラごとの個性が強くなる。
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これに伴い、ジャマーやジャマー回避のボタンはデフォルト設定では別のボタンに変更された。
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ドンピシャボーナス
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4拍目の入力をジャストタイミングで押すと、そのコマンドのマークが大きく光り、よりハイレベルなダンスに発展していく。
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前作のダンスルート選択は廃止され、今作ではノリノリゲージとドンピシャボーナスによってダンスのパターンが分岐するようになった。
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ジャマー返し
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相手にジャマーを使われた場合、次の4拍目にてジャストタイミングでジャマーを使うと、相手のジャマーをそのまま返す「ジャマー返し」となる。
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ジャマー返しの際は自分のジャマー使用回数は減らない。
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ジャマー返しに対して、ジャマー返し返しをする…といったことも可能。
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運だけシステム
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ステージの演出や勝敗の駆け引きに関わる新要素。
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各キャラがコンボ終盤の『COOL!(緑)』『CHILLIN!(赤)』『FREEZE!!(青)』を決めると、画面下部真ん中に、そのダンスに対応する色の緑・赤・青のブロックが1ブロック増えていく。ブロックの高さは最高3段目までで、更にブロックが追加されると1段目の高さに戻る。
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これら3色のブロックの高さを横一列に揃えた方がボーナスとして高得点を獲得でき、更に特殊なステージ演出が発生する。
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「運だけ」とは言っても意識的に狙えば成功率はかなり上げられる。ブロックの積み具合や自分と相手のコンボの進行度を見て、どこでジャマーを使うか、どこで一旦様子を見るか…といった駆け引きが生まれている。
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その他
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ジャマー成功によるソロパートの独占
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ジャマーを食らったキャラがダウンしている間にソロパートに突入した場合、前作では直後のそのキャラのダンスコマンド1~2回分が踊れなくなる程度の妨害効果だったが、今作ではダウンしたキャラはソロパートの間中ずっとダウンし続けており、その代わりにもう一方のキャラが二人分のソロパートを踊れるようになった。
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これによりソロパートおよびジャマーの影響力が大きくなっており、ソロパート突入直前の駆け引きが重要になった。
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ノリノリゲージ部分には、双方の得点が明確に表示されるようになった。
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ソロパート突入直前でも『FREEZE!!』を決められるようになった。
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ソロパート突入箇所によっては、画面フラッシュと共にカメラワークが目まぐるしく変わる演出も追加された。
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ダンスコマンドの緑色の部分のコマンドの長さが、最大ボタン5個入力→6個入力に増えた。
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ダンスコマンドの緑色の部分のコマンド表示は、入力したボタンだけが暗くなるようになり、どこまでコマンドを入力したかが分かるようになった。
評価点(2)
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より進化したゲームシステム。
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ドンピシャボーナスによって、よりプレイヤースキルが反映されるようになり、またジャマー関連の駆け引きがより熱くなった。
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演奏画面も緑枠のみが点滅する形式に変更され、ボタンを押す度にオブジェが暗色に変化する仕様も追加された事で全体的に分かりやすくなった。
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ダンスコマンドの難易度選択が導入された事も、ゲームを始めたばかりの入門者から腕に自信のある上級者まで受け入れられる間口の広さも魅力的。
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前作同様、音楽のクオリティがとにかく高い。明るい色調の今作は当時の音楽情勢も相まって、ダンスミュージック感の強いシンセポップも増えた。
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河野伸、COSA NOSTRA、DJ HASEBEなど製作陣が豪華。裏ラストステージは速いエレクトロ・ハウスなのだが、演歌歌手のオーロラ輝子氏が何故かボーカルを務めており、キャラも相まって不気味さを際立たせている。
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ショーティーステージ「ひざしの奥のハッピーハート」やツトムステージ「Got To Be Happy」は特に人気が高い。
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ステージの演出が前作より派手になり、エフェクトが多くなった。
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乗り物に乗ってステージを移動するような場所も増えた。
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ギャグ要素やシュールな設定などが更に濃くなった。
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1で続投しなかったキャラクターに関しても、その妹や父親が新キャラクターとして登場している事によって世界観に深みが増している。
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エンディングの番組では、ジェームス・スネオカという司会役がプレイヤーキャラの設定を解説してくれるが、オチでプレイヤーに火を付けられたり頭をかじられたりと毎回悲惨な目に遭う。
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極めつけは隠しラスボスのパンダー。最初は可愛らしい小さいパンダのような姿だが、序盤で変貌。全身をパンダのように白黒に塗ったリアルな人間になり、日本舞踊を踊るという謎のキャラ。
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ステージも、他のステージとは全く異なる異様、というか全体的にサイケデリックなデザインとなっている。
賛否両論点(2)
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ジャスト入力の導入やコマンドの複雑化などにより、前作よりも要求される操作の難易度が上がった面はある。
問題点(2)
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コンボ中のキャラの発光演出がやや地味になった。
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前作ではキャラの中心から光り輝くような演出だったのに対し、今作では足元が薄っすらと光るような演出になった。
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担当曲の雰囲気が前作とあまりにも違うキャラクターが多い。特にカポエラ、キティーNなどが顕著。
総評(2)
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『1』の正統進化と言うには十分すぎるボリュームとなった。キャラ毎のストーリー性は若干失われたが、ステージギミック・曲数やジャンル・使用キャラの数などが大幅に増え、カラーリングも明るくなった事から前回に比べてパーティーゲーム感の強い仕上がりとなった。
また前回に比べ前述の難易度選択やキャラ毎独自コマンドとなった為、入力難易度の幅が大きく広がり、初心者から上級者まで満遍なく楽しめるようになった。
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サウンドトラックは20年以上経った今でも高額で取引されており、弾数も多くない事から某中古CDショップなどではまず出回らない。見かけたらラッキー。
参考動画
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1 カポエラステージ Bust a Move:Heat vs Capoeira
2 ショーティーステージ Bust a Move 2: Shorty vs. Shorty
2 ツトムステージ Bust a Groove 2 - Kelly vs. Tsutomu
2 パンダーステージ Bust a Groove2: Kitty-N vs Panda!
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余談
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1、2ともにアーケード版に逆移植されている。使用基板はナムコのPS互換基板であるSYSTEM12。
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基本的に専用筐体での稼働だが、2のみ汎用筐体でも稼働可能。
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アーケード版では下方向入力がボタンではなく、足元のペダルを踏む形式になっている。
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2ではとある条件を満たすと特定のキャラクターのみに限るが書下ろし新曲がプレー出来た。
書下ろし新曲はロケテスト版では全キャラクターに用意されていたのだが、AC版書下ろし曲及び製品版未収録の没曲に関してはCD音源化されておらず、稼働店舗の減少も相まって半ば幻の楽曲と化している。
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AC版の販売元であるナムコと開発担当のメトロは後にかの有名な「アイドルマスター」で再びタッグを組む事になる。
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関連作品『ダンスサミット2001』
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2000年11月2日にPS2で発売された。
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作風や世界観は受け継がれているが、ゲームシステムは大きく異なる。4人組のダンスグループ内で目立つポジションにいくほど得点が入ると言うバトル方式。
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海外版は『Bust a Groove』のタイトルで発売されている。
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これは『バスト ア ムーブ』のタイトルが、『パズルボブル』の海外版『Bust a move』として既に使われていた為である。
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テレビCMの1パターンは、いかにも和の芸事の達人という風情の老人に、ドレッドヘアの黒人青年が教えを乞う内容だった。
「勝つ為には……」と呟いて沈思する老人を前に、青年は極めて真剣な様子でメモを構え次の言葉を待つが、「……ノリでしょ」と軽くオトされ、「
ノリ!
」と一声上げて目を剥く、という、なかなか愉快な寸劇になっていた。
最終更新:2023年12月07日 21:07