本項では『対戦ホットギミックシリーズ』の彩京製ナンバリングタイトルを扱います。
判定はいずれも「良作/バカゲー」です。


対戦ホットギミックシリーズ

【たいせんほっとぎみっくしりーず】

ジャンル 脱衣麻雀
高解像度で見る

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対応機種 アーケード
発売・開発元 彩京
稼働開始日 1997年 対戦ホットギミック
1998年 対戦ホットギミック 快楽天
1999年 対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン
2000年 対戦ホットギミック フォーエバー(4EVER)
判定 良作
バカゲー
彩京作品リンク

※ AmazonリンクのPS2版はCERO:18才以上対象(旧レーティング)だが、裸体描写は水着やコスプレに差し替えられているため注意




1人プレイは、熱く連打に燃えろ!
生意気な女は、ボタン連打でおしおきだ!
連打するボタンはA~Nのどれでもいいが、 俺はいつも Hボタン だ!
2人プレイは、 漢(オトコ) の戦いだ!
高い役をあがって、プロレス技を炸裂させろ!




概要

二人打ちのオーソドックスな脱衣麻雀。相手の点を0以下にするか3回上がると勝利となり、「おしおき」と称してボタン連打であんなことやこんなことができる。対局が進むとともに少しずつ溜まっていく「ジャンパワー」を消費して様々なイカサマも行える。
豊富な女の子キャラによる華やかな演出が魅力で、一見脱衣麻雀として無難にまとまっているようだが、本作が語り継がれるタイトルとなった真の要因は2人対戦プレイの破壊力によるところが大きい。
人気成人向け漫画雑誌『COMIC快楽天』とのコラボレーションなど企画面でも話題を呼び、定番の脱衣麻雀タイトルとしてゲームセンターを彩った。

彩京から4作、版権を獲得したクロスノーツから1作がリリースされているが、麻雀ゲームの性質上作品ごとの変更点はマイナーチェンジの範疇となっているため、本項ではまとめて紹介する。

基本システム

  • ルールは基本的にアリアリだが、タイトルの通り対戦を意識した作りになっており、3人麻雀の「ツモ損」のようなルール(ツモ減り2人分)が取り入れられている。
    • これによってツモで上がるよりも振り込み(捨て牌でロンすること)の方がダメージが大きくなる(親のハネ満ツモ18000÷3=6000より親の満貫直撃12000の方が痛い)。極力振り込むリスクを避けて直撃による大ダメージを狙う戦法がやや重要になっている。
    • また、面前ツモとピンフの複合が認められない(関西では面前ツモとピンフの複合を認めず面前ツモ30符とするルールがあり、関西方面拠点のビデオシステム・彩京・日本物産のゲームで用いられる傾向が強い)など、関西に拠点を置いていた彩京らしさを感じさせる部分が多少見られる。
  • プレイヤーをサポートするミニキャラが存在し、対局中はコミカルな動きで様々な画面表示を行う。
    • 初代から「雀犬」と名付けられた犬が務めていたが、『デジタルサーフィン』からはジャンファイターのミニキャラも追加された。

ゲームモード

  • 1Pモード
      すべての問題は麻雀で解決できるってゆうか、麻雀で解決しろ。当たって砕けろ、そんな感じの物語だ。 (公式より)
    • ステージごとに表示される相手キャラから一人を選び、順番にCPUと対局を行っていく通常の1人プレイモード。1作目と4作目では腹立たしい女性を麻雀とおしおきで更正、2作目と3作目では異世界からの脱出という目的のストーリーがある。
    • 少しずつ溜まっていく「ジャンパワー」を消費してイカサマアイテムを購入することができ、対局開始時に使用できる。
    • 対局に勝利するとおしおき(いわゆる脱衣シーン)に移行し、ひたすらボタンを連打して女性キャラにエッチなことをできる。相手キャラごとに数種類のおしおきの中から1つを選択する形式だが、「おしおきしない」選択肢もあり、隠しキャラの出現条件になっていることがある。
  • 通信対戦モード
      永遠に闘い続ける運命にある、2人の漢の血と汗と涙の物語。とりあえず「お前ら誰?」って感じ。以上。 (公式より)
    • 2台の筐体を連結させて行う普通の2P対戦(ネット環境以前のゲームである)。ゲーム開始時に対戦モードを選んでおくと乱入待ち状態で1Pモード開始となり、相手も対戦モードを選ぶと対局が開始。
    • イカサマアイテムの使用は不可だが、追い込まれた側は牌塗り替えが可能になる救済措置あり。
    • おしおきの代わりに実写の「ジャンファイター」たちによる狂気の必殺技演出(後述)が搭載されている。
  • ジャンファイターズモード
      全国一般公募より厳選されたジャンファイター達が大暴れ! (中略) 謎の要素も満載!もうやるしかない! (公式より)
    • 対戦モードの好評を受けて3作目『デジタルサーフィン』から追加された1人プレイモード。
      対戦モードと同じノリでストーリーが進むが、一般公募の謎キャラやゲーメスト誌*1のネタを絡めたフリーダムかつカオスを極めるストーリーが炸裂している。
    • 4作目では「探偵物語」のパロディである「雀偵物語」になった。キャラが変わってもフリーダムなストーリー仕立ては相変わらずである。

評価点

多彩な女の子たちによる華やかな演出

  • それまでの脱衣麻雀によく見られた「あからさまなアニメ絵」や「コテコテの実写」のどちらでもないライトな雰囲気を前面に押し出し、脱衣麻雀を遊ばないプレイヤーにもとっつきやすいビジュアルをアピールすることで、新たな客層の獲得に成功している(多くの18歳未満の健全な男子をその道に踏み外させてしまった余罪もあるが…)。
    • 特に初代と4作目『フォーエバー』でメインイラスト・キャラクターデザインを手掛けた司淳の評価が高い。アニメと写実の中間的な画風に加え、陰影の強い独特の塗りで当時非常に人気が高かった司氏の起用は本シリーズのイメージ・方向性を決定付けたと言っても良い。
      氏はこれ以前にも同社の『戦国ブレード』で彩京の作品に携わっており、ゲーセンでは既におなじみのイラストレーターになっていたこともプレイヤーのとっつきやすさに繋がったと言える。
    • 2作目『快楽天』では成人向けジャンルで発行部数1位を誇る人気コミック誌『COMIC快楽天』とのコラボレーションを敢行。同誌で連載中だった漫画のキャラクターが多数登場する豪華な内容となり、「これを見て涙しない漢はいない!」との売り文句通り画期的な作品として話題をさらった。
    • 3作目『デジタルサーフィン』では当時急速に普及し始めていたインターネットを題材に取り入れ、ホームページを開設して活躍していたイラストレーター陣を起用。吉崎観音や安森然、ありかわかときち、モグダンといったその界隈では有名な絵師らが名を連ねた。
  • イラストに負けず劣らずキャラクターボイスも豪華。マスコットのお助けキャラ「雀犬」(及び女の子の一人)を『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけでお馴染みの矢島晶子が演じているのをはじめ、こおろぎさとみ、松井菜桜子、くじらといった人気声優陣が惜しげもなく起用されている。
    • ゲームの性質上セリフの量はさほど多くなく、ただでさえゲームセンターは雑多に置かれたゲームのサウンドや周囲の喧騒でキャラボイスがかき消えがちな環境なのだが、細部に手を抜いていない姿勢が見て取れる。

マニアックなシチュエーションの豊富さ

  • モロに性的なシーンはほとんど無いが、服に水をかけて胸だけを透けさせたり、体に巻きついているリボンを引っ張って脱がせるなど、フェティシズムをくすぐるマニアックなシチュエーションが多い。18禁タイトルとはいえ業務用という制限されたプラットフォームの中でできるだけのエロを、という開発陣の工夫であろう。
    • おしおきシーンはボタン連打に連動してアニメーションする要素が加えられている。連打するだけの単純な作業だが、ただ眺めるだけではなく少しでもプレイヤーをゲームに参加させようというアイデアは評価に値する。
    • 胸がこぼれる際の「揺れ」が秀逸で、並ではないこだわりが込められている。おしおきが完了する寸前で止めてキャラの様子を楽しむことなどもでき、好みのシチュエーションをチョイス可能なことと相俟って大変よろしい
    • デモ画面に顔が出ているのでバレバレだが、隠しキャラクターによるファンサービスも恒例となっている。ムサ苦しい野郎が紛れ込んでいる(ちゃんとおしおきもできる)のはご愛嬌。

笑撃の実写対戦モード

  • 本シリーズの真の恐ろしさが詰まっているのが2P対戦(及び、対戦と同じテイストで進行する「ジャンファイターズモード」)。通常、脱衣麻雀の対戦と言えば「勝った側が女の子の脱衣シーンを見られる」というのが普通だが、このゲームの対戦にはそんな軟派さは微塵も無い。漢と漢の闘いである。
    • 具体的にはジャンファイターと呼ばれる全身タイツを着た野郎二人(実写)が、上がった役に応じた様々なプロレス技(?)をかけ合う。役が低いときは普通の技が中心だが、高くなるにつれて「ヒザかっくん」や「ちゃぶ台返し」といった妙なものが増え始め、満貫以上にもなると「バズーカ」や「チクビーム」など、もうやりたい放題。
      • 初代では1P側と2P側の必殺技は基本的に同じものだったが、『快楽天』以降はキャラ付けが進んで技の違いが際立つようになり、内容もどんどん狂ったものにエスカレートしていった。「北●百烈拳」や「アシュ●バスター」などのパロディ技も満載されており、『フォーエバー』のジャンデビルの頃になると「永井●に申し訳が立たないような技を平気で繰り出す」と公式でコメントされている。
      • そんなジャンファイターたちの必殺技の花形が、跳萬以上の役で高確率で発動する「辱め固め」*2シリーズ。背後から相手の両足を掴んでおっぴろげさせつつ、局部を露出させて辱めるという恐ろしい技である(勿論モザイク有)。続編が出るたびに新たな辱め固めのバリエーションが追加されていき、最終的には膨大な数の辱め固めシリーズを生み出すに至った。異様にチープな画面構成との相乗効果でシュールなことこの上ない。
    • 表向きは女の子にあれやこれをするゲームなのに、この変わりようはいったいどういうことか。本当に同じゲームなのか。シューティング界から脱衣麻雀に殴り込みをかけた彩京*3が一瞬にしてゲーセン野郎の目を引き付けた狂気の産物だった。
    • なお、ジャンファイターは京都大学プロレス研究会の学生らが演じている(彩京の旧社名は「彩アート京都」)。辱め固めは京大プロレス研の伝統技だそうな。
    • 1枚の基板で2台の筐体を稼動可能なオペレーターに優しい仕様など、地味な部分でも頑張っている(ただしリミックス作『インテグラル』『ミックスパーティー』では対戦は不可)。

問題点

  • 点数計算に一部誤りがあり、ツモ上がりが弱いルールになっている*4。そのため、イカサマアイテム選択や戦法に若干のセオリーと予備知識が必要。
    • 使用キャラの概念やそれに伴う戦略性の違いなどが無いことは物足りないと言えなくもないが、ゲームのコンセプトとして最初から切られている要素なので、そういうゲームと言えばそれまでである。
    • 些細な問題ではあるが、初代のシステムが続編でもほぼ変わらずに延々と使い回されマンネリ化が進んでいった。さらには本作と同じく彩京がリリースした『G-taste麻雀』でも使い回されている*5
  • 対戦モード時唯一のイカサマ技は前述の通り3本目開始時に負けている側だけが使えるのだが、点差等は考慮されない(100点差でも使える)為、よほどの差が無い限り3本目開始時に負けていた方が有利。

総評

バカゲー要素をこれでもかと満載しながら、気軽に遊べてしっかりエロい内容で不動の人気を勝ち取った稀有な作品。
彩京の創業当初から垣間見えていたマトモなゲームに変なものをぶち込むという特有の奇妙なノリ(『ストライカーズ1945』などにも見られる)の極致にあたるのが本シリーズである。
1Pプレイではこっそりとエロを堪能し、対戦ではバカバカしい必殺技で盛り上がる二度おいしい作りで好評を博し、90年代後半のゲームセンターの18禁コーナーには必ずと言っていいほど設置されていた人気タイトルとなった。

イラストは今となっては多少古臭さを感じるかもしれないが、司淳氏の画風などは時代の流行に左右されにくい味があり、当時プレイしていた人もそうでない人も楽しめる脱衣麻雀の名作である。
でも脱衣麻雀は18歳になってから! ジャンファイターとの約束だ!

もっとも、本作がゲーム史に名を刻んだ最大の理由はジャンファイターの存在のおかげであり、脱衣の方がおまけだが…。


その他

  • ボタン連打による脱衣システムにはユウガ(カプコンの別名義)の『麻雀学園』の影響が見え隠れする。
    ゲーメストでのカプコン・彩京開発者インタビューでは彩京スタッフがユウガの『麻雀スーパー○禁版』について語っており、その中でのイタズラから本作のヒントを得たとのこと。
  • 『デジタルサーフィン』を除き、隠しキャラはいずれも同社が主力としていたシューティングゲームからのカメオ出演によるファンサービスとなっている。
    • 初代と快楽天では『戦国ブレード』の富樫こより、『ガンバード』シリーズのマリオン、いろんな作品に顔を出す"風雲はだか侍"アインの3人。フォーエバーでは『戦国ブレード』のユーニス、『ガンバード』のヤンニャン、『ソルディバイド』のカシュオンの3人…の「そっくりさん」と言い張っている(本シリーズのキャラは全員名前が微妙に違う*6。そもそもマリオンとユーニスが本人だったら(未成年的な意味)でヤバイ*7)。
  • 3作目『デジタルサーフィン』には「ゲーメストとのコラボレーション」という裏コンセプトがあり、メスト愛読者なら必笑もののネタが散々詰め込まれていたのだが、その中でもジャンファイターモード時に対戦する「ジャンメスト(石井ぜんじ&タブチ健康)」に勝利した時の大技として「新声社爆破」(当時新声社は新しい自社ビルを建てたばかりだった)という必殺技が仕込まれていた。
    ……しかし本作の発売からわずか1ヶ月後、新声社はリアルに爆死(経営破綻*8)し、彩京渾身のネタとともに伝説と化した
    • 後にゲーメスト編集部員がエンターブレインに移籍してアルカディアを創刊した際には、彩京は「もう爆破しないよ!」との祝辞を寄せている。
      • ちなみに、当の彩京自身も発売から3年後に消滅(クロスノーツに吸収合併された挙句、翌年ゲーム開発部門が消滅)してしまった。開発者はのちに彩京(クロスノーツ)が液晶開発を請け負っていた発注元である某遊技機メーカー(取り扱い対象外なので名は伏す)へと転籍したが、その会社も解散の憂き目にあい、現在消息不明。関係した会社を爆破しまくりである。
    • なおこのコラボでは「新声社爆破」ばかり有名になっているが、その他の勝利時の技も「しゃがみ大ピンチ」「インド人を右に」「スーパーウリアッ上」といった誤植をネタにした「誤植乱舞」や、敗北時には石井ぜんじが打撃をコマ送りで繰り出す「ぜんじ乱舞」といったネタも仕込まれている。
    • スタッフロールの「協力」には新声社の他に『ストリートファイターEX』などで知られるアリカの名前があるが、これはジャンファイターモードにて特定条件を満たすと隠し対戦キャラとして登場する「ジャンアリカ」絡みのもの。当時、ゲーメストに同社の広告漫画である「そんなんARIKA」が掲載されていた縁で何故か一緒にコラボレーションを果たすということに・・・
  • 『快楽天』のジャンファイター(ジャンジャパン&ジャンアメリカ)が着用していた全身タイツは、ゲーメスト誌上で読者プレゼントに提供された。
  • 尚、誤植で有名だったゲーメスト誌上では、本作自体もまた「対戦ホ…トギミ…ク」と表されている。「ッ」が小さすぎて「…」に見えてしまったか、何故か死にかけたようなタイトルに。

移植・続編など

  • 『麻雀ホットギミック インテグラル』(2001年)
    • 4作目までの脱衣モードを詰め込んだ総集編。ただし脱衣に特化した作品のため、ストーリーがところどころ削られており、対戦モードとジャンファイターズモードが収録されていない。
    • 本作ではどういうわけか相手をハコ点にしないとおしおきが見れないようになっている。
  • 『対戦ホットギミック ミックスパーティー』(2005年)
    • 彩京を吸収合併して版権を引き継いだクロスノーツより発売。
      インテグラルと同じく4作目のまでの脱衣モードを全て収録した総集編だが、前作とは違い各作品を個別に遊ぶことができる。
      また、ストーリーの完全移植、TAITO Type X基板の採用に伴うグラフィックの高解像度化修正が行われた。ただし今回も対戦モードとジャンファイターズモードは収録されていない。
  • 『対戦ホットギミック 未来永劫(未来へゴー)』(2006年)
    • 6年ぶりとなった完全新作のナンバリングタイトル。
      シリーズで人気の高かったイラストレーター(司淳・獅子猿・宗我部としのり・みづきたけひと・白亜右月)をキャラクターデザインに起用した。
      悪名高いクロスノーツだが、本作の場合は他のジャンルほど複雑な開発ノウハウを必要としなかったためか、比較的マトモと言って良い出来に落ち着いている。
  • Windows版
    • 稼動当時には積極的な移植は行われなかったが、2003年より委託を受けたハーベストからグラフィックの高解像度化とCG・おしおき鑑賞モード追加を行ったWindows版が各種発売されている。
      ただし、やはり対戦モードとジャンファイターズモードは収録されていない。
  • プレイステーション2版
    • CERO18推奨となっているが、当然アダルトな表現は極力抑えられており、いわゆる「着エロ」路線への転換が図られている。
    • 『対戦ホットギミック コスプレ雀』(2004年4月29日)
      • 初代ホットギミックのアレンジ移植。司淳氏デザインによる新キャラクターが追加されたほか、イラストブック付きの限定版が同時発売。
    • 『対戦ホットギミック アクセス雀』(2005年4月28日)
      • 3作目『デジタルサーフィン』のアレンジ移植。吉崎観音氏デザインによる新キャラクターが追加されたほか、スペシャルパッケージと特製ブックレット付きの限定版が同時発売。
  • 『対戦ネットギミック カプコン&彩京オールスターズ』(カプコン・彩京、2001年6月28日)
    • ドリームキャストで発売された、カプコンと彩京の共同開発プロジェクト作品。両社の人気キャラクターたちが二人打ち麻雀を繰り広げる(脱衣要素はなく、1PモードではCG収集がメイン)。
      オンライン対戦モードが収録されており、対戦で得たポイントを使用してカスタマイズしたジャンファイターによる3Dグラフィックの必殺技の応酬が楽しめた(現在はサービス終了)。
      しかし1Pモードでは登場キャラ数が非常に多い分、1人あたりのボリュームが全体的に不足しており、CG収集も作業感と手抜き感を強く覚えさせるものであったため、評判は芳しくなかった。
      • ちなみにこの他の共同開発プロジェクトとして、ドリームキャスト版『ガンバード2』と、アクションシューティング『ガンスパイク』が製作された。
        ガンバード2には『ヴァンパイア』シリーズの人気キャラクター・モリガンがゲスト参戦。
        ガンスパイクには『ストリートファイター』シリーズのキャミィとナッシュ、『魔界村』シリーズのキング・アーサー、『ワンダー3』に登場するシバ・シンタロウ、『ヴァンパイアセイヴァー』のバレッタ、『ロックマン』シリーズのロックマンなど、様々なカプコンキャラが出演している*9
  • ホットギミック コスプレ雀 for Nintendo Switch』(2018年7月5日 ダウンロード専売)
    • 平成最後の夏にまさかの任天堂ハード参戦。PS2版『コスプレ雀』の移植でCEROはD。
    • タイトルに「対戦」と入っていないが恐らく文字数の関係で削られたと思われる。タイトルロゴには「対戦」の文字があり、ジャンファイターモードも完備。
    • 配信当初はeショップの画像がパンツ丸出しだったが、一週間も経たずに差し替えられた。さすがにまずかったらしい。
  • 対戦ホットギミック アクセス雀 for Nintendo Switch』(2019年7月4日 ダウンロード専売)
    • 令和最初の夏にまたもや登場。今回はちゃんとタイトルに「対戦」と入っているので安心だ。もちろんCEROはD。
    • 1Pモードやジャンファイトモードの他に、新たにフリープレイとストーリーモードが追加され、4つのモードが選べるようになった。
      ちなみにストーリーモードは「正義のために麻雀ファイト!町の平和のために戦わなくては。」という内容。

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最終更新:2024年04月06日 22:52

*1 マニアックな攻略記事と誤植の多さでアーケードゲーマーに絶大な支持を得ていたアケゲー専門誌。出版元の新声社が1999年に倒産したため惜しまれつつ廃刊。現在の『アルカディア』は事実上の後継誌である。

*2 世間的に同様の技は語呂がいいせいか『恥ずかし固め』と呼ばれている事が多いが本作では最初から一貫して『はずかしめ』である

*3 もっとも彩京の前身であるビデオシステムはお家芸にしていた脱衣麻雀からシューティング界に殴り込みをかけた形なので、ある意味原点回帰ではある。

*4 二人打ち麻雀なのに四人打ちの計算式を使う為、ロン(二人打ちなので直撃しかない)されない限り支払いが1/2から1/3に軽減される。

*5 お仕置きを見逃し続けると隠しキャラが出るという点も同じである。

*6 本シリーズに登場するのはミリオンであってマリオンではない等。

*7 こよりが『戦国エース』(貧乳少女)版でなく、『戦国ブレード』(爆乳成人女性)版なのも同じ理由。

*8 なお直前のゲーメストには次号(月2回刊なので半月後)の予告が普通に載っており、如何に急だったかが判る。更に言うとゲーメスト自体は(格ゲーブームの陰りで売り上げは落ちたものの)黒字だった。

*9 ちなみに海外版タイトルは『キャノンスパイク(Cannon Spike)』。