Dance Dance Revolution

【だんすだんすれぼりゅーしょん】

ジャンル 音楽シミュレーション
対応機種 アーケード
販売元・開発元 コナミ
稼動開始日 無印:1998年9月26日
IRver.:1998年11月18日
判定 良作
Dance Dance Revolutionシリーズ


概要

音楽に合わせて、画面上を流れる上下左右の矢印に対応するフットパネルを、タイミングよく踏んでいくゲーム。
「足でプレーするゲーム」というユニークなスタイル、東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)の洋楽コンピレーションアルバム『Dancemania』シリーズとのタイアップで実現したクオリティの高い楽曲が、ゲームファンのみならず一般層にも受け、1998~99年頃にブームとなった。

システム

  • 基本的な遊び方は画面の指示に合わせてパネルを踏むことだけ。
    具体的には画面の下から上に上がってくる矢印のマークが、画面上部の基準マーク(ステップゾーン)に重なった時に矢印の向きと同じ方向のパネルを踏めばよい(上は奥、下は後ろ)。 同時に2個出てきた場合はジャンプして踏まねばならず、難度を上げる要素の一つとなっている。
    • 画面上部には「ダンスゲージ」があり、先のタイミング評価が良いものであればゲージは上昇、悪いものであれば減少する。
      このゲージを曲が終わるまでに残しきればクリア。逆に途中でゲージが空になってしまうとその場で曲が停止し、ゲームオーバーとなる。
    • 店の設定にもよるが、大体は1プレー3曲に設定されている。
  • 他音ゲーに対するDDRの大きな特徴は、許容されたパフォーマンスプレーの多彩さにあるといえる。
    • 本ゲームは空打ちミスが原則存在せず、指定された矢印と関係ない他のパネルを踏んでも大丈夫なので、ステップのアレンジが大幅に許容されている。回転したり、譜面を覚えて背面プレー(画面を背にギャラリー側を向く)をしたり、本格的なストリートダンスのステップをDDRの譜面に合わせて実現したり、クリア時のロースコアを競い合ったり(5種類のタイミング判定のうち、中間の「GOOD」は得点が入らない一方ゲージも減らないため、理論上0点でクリアすることが可能)、果てはコスプレや楽器演奏と、プレーの幅はプレーヤーの想像力に応じて広がっていく。
  • 楽曲は当初Dancemaniaシリーズからの楽曲が中心であったが、シリーズが進むごとにコナミオリジナルの曲が増えつつある。
    • コナミオリジナル曲は今でこそさまざまなコンポーザーが手掛けているが、初期作品ではほぼNAOKIこと前田尚紀の手がけた曲が中心であった。
      前田尚紀は初期から参加してジャンルを問わず多彩な楽曲を提供しており、ファンからの人気が高い。

Dance Dance Revolution(初代)

初代の評価点

  • 1998年9月26日稼動開始。記念すべき初代バージョンではあるが、公式ではサンプル・プロトタイプ版の位置付けとなっている。
    斬新なインターフェースが話題になり、普段ゲームセンターに来ない客層がプレーしに来る程の話題性を持っていた。
    • 収録曲数は東芝EMI*1のDancemaniaシリーズからの楽曲が8曲、コナミオリジナル曲が1曲の合計9曲。唯一のコナミオリジナル楽曲は『DDRX3 VS 2ndMIX』までリミックスされ受け継がれる「PARANOiA」である。
    • 『BEMANI』シリーズでは初めての選曲画面での楽曲プレビュー機能を実装。この機能のおかげでプレイ前にどのような曲か把握しやすくなっている。
  • モードは「EASY」「NORMAL」「HARD」の3つでモードによって選べる楽曲が異なる仕様。この仕様は『2ndMIX』まで続いた。
    「EASY」は練習用モードでルール説明を挟んで「NORMAL」の一部楽曲から1曲をゲームオーバーなしで必ず最後までプレーできる。
    • 当時は練習用モードでもクリア条件を満たせなかった場合は容赦なくゲームオーバーになる作品が見られたため、保証制度を採用したのは評価できる点だろう。
  • ダンサーキャラは6人。以降のシリーズでお馴染みになるAFROやずきんシリーズキャラが登場したのも初代から。
    • DDRでは初代から1つの楽曲に対して2つないし3つの譜面が準備されていた。基本的にはBASIC・ANOTHERの2種類であったが、「Kung-fu Fighting」及び「Butterfly」の2曲に関しては、初代・IR Ver.に限りNORMALモード、HARDモードの2つのモードで異なるBASIC譜面が用意されていた。2ndMIX以降引き継がれるのは、HARDモードのBASIC譜面である。
      • 難易度変更は隠しコマンドとして搭載されていた。
    • 本作では最終ステージのみ出現する曲*2を条件を満たしてクリアすると譜面難易度が一段階上がったEXTRA STAGEへ進むことができる隠し要素があった。*3
      EXTRA STAGE専用曲はなく、ルールも通常通りであるため、あくまで「上位難度譜面の存在を仄めかす仕掛け」の側面が強い。
      • 『DDR Solo』等派生作品を除くと『2ndMIX』でEXTRA STAGEが一度廃止され、『DDRMAX』にてルールを変更し、更にEXTRA STAGE専用曲を用意した上で復活することになる。
      • ちなみに『BEMANI』シリーズにて、「最終ステージにて条件を満たすことで行くことができる追加ステージ」の要素を初めて実装した作品とされている。
    • なお、EXTREMEまであったナンバーの一枚絵は初代には無かったが、IR Ver.で表示されるようになった。
  • 難易度は足のマークの数で表現しており、多いほど難しくなる。また、足のマークの数に併記する形で英単語による難易度表記がされている。
    • 難易度の段階は1~8の8段階で、数字の小さい物から「SIMPLE・MODERATE・ORDINARY・SUPERIOR・MARVELOUS・GENUINE・HERO(DDR2ndからはPARAMOUNT)・EXOBITANT」となっている。
      • さらに、DDR2ndMIX Club Version(beatmania IIDX substream・2nd styleとの連動バージョン)からは難易度9(CATASTROPHIC)が登場した。後の作品である、『DDRX3 VS 2ndMIX』の「2ndMIXモード」では、隠し新曲に合わせて難易度9が「EVOLUTIONARY」、難易度10は「REVOLUTIONARY」。

初代の問題点

  • 判定のズレ
    • ファンの間では、PARANOiAの微妙な判定ズレが今も語り草となっている(IR Ver.で解消)。
    • ちなみにこのズレは「BPM180という高速の楽曲では曲に追いつくことができないだろう」というスタッフの判断で、タイミングを16分ほど遅く配置しているため、つまり意図的なものであった。しかしズレによって却ってやりづらくなってしまうことが発覚したため後のバージョンアップで修正された。
  • 矢印を踏んだ際の仕様
    • 初代に限り、判定エリアに矢印が重なるタイミングで踏み、PERFECT・GREAT判定を出しても矢印が消えずにそのまま流れていく仕様であり、上手く踏めたかどうかが分かりづらかった。
      • 後述のIR Ver.では改善され、PERFECT・GREATの判定で踏めた場合は矢印が消えるようになった。
  • コマンドによる隠しモードはそれぞれ排他であり1つのみ有効。
    • 具体的には「ANOTHER」「DOUBLE」「MIRROR」の隠しコマンドはどれか1つしか有効にできない。すなわち、ANOTHER譜面はSINGLE専用であり、またANOTHER譜面やDOUBLEプレーにMIRRORを掛けることもできない。
      • IR Ver.では改善され、新たに「DOUBLE ANOTHER」が追加されている。

IR Ver.

IR Ver.の評価点

  • 1998年11月18日稼動開始。公式では、IR Ver.(通称1.5)が正式な初代DDRとされている。
  • 基本的なルールには変化はないが、上記の通りPERFECT・GREAT判定で踏んだ場合に矢印が消えるようになった。
    また、プレー画面のスコアフォントの色が初代の青文字から赤文字に変わったため、初代との判別は容易である。
  • 新規コナミオリジナル曲の「TRIP MACHINE」と「MAKE IT BETTER」の2曲が追加され、収録曲数は合計11曲になった。
    • 「MAKE IT BETTER」は本来ロケテスト時点で収録を予定していた「MONEY」という楽曲が、ライセンスの都合上収録できなくなったために、代替として制作されたオリジナル曲である。
      そのため曲調をリスペクトしており、勿論全く別の曲であるがよく似た雰囲気となっている。
    • 「TRIP MACHINE」は意図的に変則的なリズムパターンを多く組み込んだ曲であり、PARANOiAとは別方向の難しさでプレーヤーへの挑戦状となった。後の作品でもPARANOiAと共にシリーズ化し、双璧をなすボス曲として受け継がれている。
  • 隠しコマンドが併用できるようになり、DOUBLEにもANOTHERが追加。
  • SINGLEに限り、ANOTHERの更に上の難易度として「MANIAC」が追加された。こちらも隠しコマンドによる出現となっている。
  • 2人用にて、両者に全く同じSINGLE譜面が流れるようになる「VERSUS」モードが追加された。
    • 前作の2人用モードは「COUPLE」であり、それぞれ異なる譜面が流れるものだった。VERSUS追加により両者のスコアを同時に競うなどの遊び方ができるようになった。
      • なお、後のシリーズの2人用ではCOUPLEが廃止され、VERSUSが標準のスタイルとなっている。
  • IR Ver.と名付けられている通り、プレー後のパスワードを公式サイトで入力することでインターネットランキングに参加することができるようになった。

IR Ver.の問題点

  • SINGLEにMANIACが追加されたものの、DOUBLE MANIACはできない。
    • 1人で8枚のパネルを使うDOUBLEプレーに関しては、追加されておらず、DOUBLE MANIAC譜面の追加はDDR4th Plusの稼働を待つことになった。
    • もっとも、初代のDOUBLEはBASICのみしかプレーできなかったため、当時は新規追加のDOUBLE ANOTHERも手応えのある新たな上級譜面として喜ばれた。

総評

足でプレーするというユニークなスタイルは、初代の時点で完成しており、次作の2ndMIXで爆発的な人気を巻き起こす。本作と2ndMIXのサウンドトラックは約50万枚を売り上げ、「世界で一番売れたゲームミュージックのサウンドトラックCD」として、ギネスに認定されるに至った。
アーケード版の時点で収録曲数は11曲と少ないが、そのどれもが非常に個性的であり、キャッチーである。DDRの代名詞となった「Butterfly」を始め、アニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル」にも使われた「Kung-fu Fighting」やディスコのクラシックナンバーである「THAT'S THE WAY」など、幅広い年代にアピールできる楽曲のラインナップは既に初代の時点で完成されていた。

製作側は、「こんな恥ずかしいゲーム誰がやるんだ?」と疑心暗鬼だったようだが、1人がやっていると「じゃあ自分もやってみようか」となる日本人の国民性には案外合っているゲームだと思われる。
アレンジプレーの豊富さもDDRの魅力であるが、全盛期には公式でのパフォーマンス大会が開催されるなど、普通にプレーする以外の魅力を兼ね備えたゲームであったことも大ヒットの1つの要因であろう。


プレイステーション版

ジャンル 音楽シミュレーション

対応機種 プレイステーション
販売元 コナミ
開発元 コナミコンピュータエンタテインメント東京
発売日 1999年4月10日
定価 5,800円
判定 良作

家庭用概要

  • プレイステーションへの移植版。
    • IR Ver.をベースに、通常コントローラ使用を想定した独自のアレンジモード(指定されていない場所でのステップがミス(判定表示はOUCH!!)になる)が収録され、このモードでしか登場しないダンサーキャラクターも追加された。
    • マット型の専用コントローラも発売。アーケードと違い柔らかい出来になっている。
  • EDITモード搭載。
    • 以降の家庭用シリーズでもお馴染みとなる、自作のステップシーケンスを作ることができるモード。ちなみに配置できるのは「4分・8分・16分」のみ。「3連符」や「32分」は当時は配置できなかった。
  • DDR2ndMIXからの先行収録
    • Dancemaniaライセンス楽曲では「BOYS」と「I Believe in Miracles」の2曲が、コナミオリジナルでは「PARANOiA MAX ~DIRTY MIX~」が先行収録された。
  • 家庭用オリジナル楽曲
    • こちらも以降のシリーズではお馴染みとなるが、初代から家庭用オリジナル曲が収録されていた。当時の家庭用DDRのコナミロゴで使用されていたメロディをアレンジした「MAKE A JAM!」と、家庭用のサウンドディレクターである、U1-ASAMiこと浅見祐一によるPARANOiAのリミックスである「PARANOiA KCET(clean mix)」の2曲が収録された。
    • 先行収録曲・家庭用オリジナル曲は、モード及び曲数の総クリア回数で解禁される。

家庭用の評価点

  • EDITモードの搭載。
    • キー音があるため、EDITが不可能なbeatmania・pop'n musicシリーズとは異なり、踏んでも何か音が出るゲームではないため、自由にシーケンスデータを作成できるEDITモードは、当時のプレーヤーにとっては夢の様なモードであった。単純に高難易度を求めた譜面や、ひたすら回転し続ける譜面、同時踏みしかない譜面、矢印を一切配置せずにひたすら筐体の上でパフォーマンスをするEDITなど、DDRのプレースタイルの幅広さを決定づけたのがこのEDITモードである。
  • 家庭用オリジナルキャラクターが6体も増えている。
  • 隠しコマンドの保存
    • モード選択画面で上を押すと、隠しコマンド入力画面になり、そこでアーケードと同じ隠しコマンドを入力すると、難易度変更・MIRROR(譜面が鏡写しになる)・DOUBLEモードが解禁される。一度入力したものはメモリーカードに保存され、起動毎にコマンドを入力する煩わしさはない。

家庭用の問題点

  • DDR2ndReMIX(DDR2ndの家庭用)までは、楽曲は一般の商業CDと同じ要領で収録されており、プレー中にリアルタイムで読み込む形を取っていたため、専用コントローラ(マットパネルなどとも呼ばれる)でプレーしている際に振動が加わると読み込み不良を起こし、特に本作の場合は強制的にGAME OVERとされてしまう*4
    • 実際に体を動かしてプレーするゲームでは致命的。同時踏みの多い「MAKE IT BETTER」などの楽曲では、読み込み不良を起こさないために神経をすり減らすことになる。
    • 家庭用3rdMIXから本作をAPPEND DISCとして読み込むことで、3rdMIXのシステムで本作をプレーできるようになるのだが、こちらではデータを一度本体に全て読み取るからか、振動による読み込み不良→GAME OVERの流れは発生しない。
    • もちろん振動対策ができていればそれを気にする必要もないのだが…
      • 余談だが、本作とDDR2ndReMIX、及びClub Versionの楽曲を収録したAPPEND CLUB VERSION1,2をCDプレーヤーに入れると、そのまま楽曲をCDプレーヤーで読み込むことができた。数曲だがこの方法以外だと実機でしか聞けない曲もある。
  • ARRANGE MODEと専用コントローラの相性の悪さ
    • アーケードのフットパネルのように、どこを踏んでいるか分かりやすい細工*5がされていないため、中央に立ったつもりでも実はパネルを踏んでいて誤反応するということも多い。また、右前に◯ボタン、左前に×ボタンが配置されているため、少し踏み間違えると◯ボタンと×ボタンに割り当てられている→と↓のパネルを踏んだとされ、ミス扱いになってしまう。通常のプレーではさほど問題ではないが、指定された矢印以外を踏んではいけないこのモードでは致命的。あまり評判が良くなかったのか、次回作以降は収録されていない。
      • 後年AC版「X」にて、踏むとペナルティを食らうシーケンス「ショックアロー」が登場したが、「特殊な譜面扱いのCHALLENGE限定」「採用されている譜面は選曲画面で事前に告知される」といった、慎重な配慮が施されている。
  • 隠し要素の解禁に凄まじい時間を要する。
    • EDITモード及び、先行収録曲・家庭用オリジナル曲はプレー実績に応じて解禁されるが、最初に解禁される「MAKE A JAM!」は10曲クリアするだけという簡単さに対して、「PARANOiA KCET(clean mix)」は『HARDモードを100回クリア』、「BOYS」は『EASY以外のモードで600曲クリア』、「PARANOiA MAX ~DIRTY MIX~」は『HARDモードを500回クリア、「I Believe in Miracles」に至っては、『EASY以外のモードで700曲クリアする』というとんでもない条件になっている。また、上記のEDITモードの解禁は『EASY以外のモードで500曲クリアする』となっている。
      • ゲーム開始時点で遊べる曲数が11曲であるのに対して、あまりにも膨大なプレー回数を要求する形になっている。そもそもこれらの隠し要素は「アーケード版とリンクし、当該の曲をプレー(EDITモードは一度でも何らかのモードをクリア)する事で解禁」という、アーケード版とのリンクを前提とした条件も課されており、家庭版のみを使った解禁はおまけとしての救済措置としてしか加味していなかったのだろう。
      • 当然、対応するアーケード作品がほぼ稼働していない現在では正規手段での出現は不可能。そのための救済処置か、2ndMIXか3rdMIXの家庭版では本作の全隠し要素を解禁させる仕様が搭載されている。
    • 2ndReMIXからは、EDITモードは最初から選べるようになっている。

家庭用総評

家庭用ソフトに関しては、初作ということもあり、若干の粗が見られるがアーケード版の雰囲気をそのまま味わえる上に、バグもなく、振動対策さえすれば快適にプレーできる。現在では初代の楽曲を収録した家庭用作品は他にも多数出ているため、こちらをあえて買う必要はないが、唯一「STRICTLY BUSINESS」のみ原盤アーティストの都合により、以降の家庭用作品には一切収録されていないため、本楽曲をやってみたいという場合は購入を考えてもいいだろう。

その後の展開

  • プレイステーション版『2ndReMIX』および『3rdMIX』のAPPEND DISCとして使うことが可能になっており、それぞれの新システムで本作の楽曲をプレー可能。
  • 本作限定の収録曲はほぼ全て翌年に発売された『BEST HITS』にて3rd準拠の便利なインターフェースの元で遊べてしまう+そちらの方が収録曲数もほぼ倍でお得のため、今ではあまり購入するメリットが存在しない。
    • 『BEST HITS』に収録されていないAC版初代の曲は「STRICTLY BUSINESS」と「TRIP MACHINE」のみ。なお、前者はPS版だと初代でしか遊べないが、後者はコナオリ曲のため何度も再録されている。
      • その他、PS版初代収録曲だと2nd先行の「BOYS」、家庭用オリジナルの「MAKE A JAM!」「PARANOiA KCET ~clean mix~」も入っていないが、これらは全て2ndに再録されており、後者のコナオリ2曲は3rdにも再録されている。
    • 本作は上記のような不便な要素が多いことに加え、以降のシリーズのEVENT MODEに相当するモードがないことから好きな曲のプレーが煩わしい。また、EXTRA MIXや5th MIXのDATA BANKモード*6で保存したEDIT譜面を遊ぶ際に2ndMIXでデータ変換するか、もしくは2ndか3rdからディスクチェンジしないといけない」「3rdのシステムで遊ぶにはいちいちディスクチェンジが必要な上、演出が簡素化される」「BEST HITSを購入した方がDPのMANIAC譜面を遊べる」などのデメリットも存在する。
    • ただし本作の雰囲気は本作でしか味わえないし、1曲だけ本作でしか遊べない曲も存在することや、音楽がCD-DA収録のためサントラ代わりに使えるという本作のみの点もある。また、「3rd MIX」のINFORMATIONを全て出現させるには本作のDISCが必要である(あまり意味は無いので趣味の範疇になってくるが)。
  • 2015年よりアメリカのニューヨーク州にあるストロング国立演劇博物館が選定する「World Video Game Hall of Fame(ビデオゲームの栄誉の殿堂)」において、2022年の殿堂入り4作品の1つに本作が選ばれた。選定理由として「1998年のリリース以来、実に100種類以上のバージョンが発売され、『Guitar Hero』や『Rock Band』等の音楽ゲームが生まれるきっかけを作った先駆者である」、「ビデオゲームの枠に止まらず、フィットネスにも活用され、トーナメントも開催されたりと、その名の通り音楽ゲームに革命をもたらした作品」となっている。

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最終更新:2024年03月28日 08:32

*1 東芝の資本から離れて2007年に「EMIミュージック・ジャパン」と社名変更したのち、2012年には親会社のイギリス・EMI社がユニバーサルミュージックへ買収されたことに伴って消滅。現在はユニバーサル内のレーベル「EMI RECORDS」として名を残すのみである。

*2 NORMALモードでは『1.0』では「MY FIRE」。『IR Ver.』では「TRIP MACHINE」。HARDモードは両バージョン共に「PARANOiA」。いずれもそのバージョンのボス曲として扱われていた曲である。

*3 この仕様のため、最上位難易度譜面でプレーした場合は条件を満たしてもEXTRA STAGEへ進むことができない。

*4 2ndでは読み込み不良の後もプレーを継続する事が可能。ただしクリアまで一切曲が流れなくなってしまう。

*5 パネルを少し低くする等

*6 他機種で遊べるEDIT譜面をダウンロードできるモード。「EXTRA MIX」では発売当時の機種で遊べなかった譜面が、「5th MIX」ではプレーヤーから投稿された大量の譜面がダウンロードできた。