SPAWN In The Demon's Hand

【すぽーん いん ざ でーもんず はんど】

ジャンル 多人数対戦アクション

※ドリームキャスト版
発売・開発元 カプコン
対応機種 アーケード ドリームキャスト
メディア NAOMI基板 GD-ROM 1枚
稼動開始・発売日 2000年1月 2000年8月10日
定価 - 5,800円(税別)
プレイ人数 ボスアタックモード:1~4人
チームバトルモード:2~4人
バトルロイヤルモード3~4人
オフライン:1~4人(モードによって上限が異なる)
オンライン:最大8人
通信機能 筐体間通信プレイ(協力・対戦) マルチマッチングを利用した通信対戦
公式HPより追加キャラクターダウンロードサービス
※現在はいずれもサービス終了
周辺機器 ビジュアルメモリ連動
※要ドリームキャスト・コントローラ
ドリームキャスト・キーボード
アーケードスティック
ぷるぷるぱっく
判定 良作



概要

1992年にアメリカのイメージ・コミック社より出版された、トッド・マクファーレン原作のアメリカンコミック、『SPAWN(スポーン)』を題材にした対戦型アクションゲーム。

通常、アクションゲームでは操作キャラクターが一度でも倒されてしまう、または用意された機数を使い果たすとゲームオーバーとなってしまうが、本作ではペナルティはあるが、倒されてもゲームオーバーとはならずゲームを続行することが出来るようになっている。
なお、具体的な内容に関しては下記で記載する。

上の表ではドリームキャスト版の情報も併記したが、本項では基本的にアーケード版に関して記載し、ドリームキャスト版に関しては余談、あるいはアーケード版との簡単な差異の説明にとどめる。


基本システム

操作系統

1レバー+4ボタン。
攻撃ボタンとジャンプボタンの他に、武器切替えボタンと一人称視点に移行して周囲を見回せるビューアジャストボタンがある。
ビューアジャストボタンを押している間は後述の回避以外はその場から動くことが出来なくなり、レバーの左右はその場で入れた方向に回るだけになる。
ちなみに、ビューアジャストボタンを押しながら左右の同じ方向に2回レバーを入れるとその方向に出だしだけ無敵になりつつ回避が出来る。

アイテム

強化アイテム

フィールド上の障害物を破壊すると赤・青・黄・緑それぞれの色の球体が出現することがある。
これはそれぞれプレイヤーの能力をアップさせる効果のあるもので、纏めると下記のようになる。

効果 獲得時のメッセージ
攻撃力アップ
個数によって武器自体の性能も上がる
WEAPON POWER UP!
防御力アップ DEFENCE UP!
移動力アップ SPEED UP!
体力全回復 FULL RECOVERY!

強化アイテムによる強化は5段階となっており、フィールド上にも出てくるのは緑以外はそれぞれ5個までとなっている。
また、緑以外の強化アイテムも入手時に体力が微量回復する。

武器

フィールド上にあるボックスを開けたり障害物を破壊したりすると出現する武器、および敵が落とした武器は装備可能なものであれば入手することが出来る。
武器は3つまで保有することが出来、武器切替えボタンで持っている武器を順番に切り替えられる。
武器3つの他に素手状態もあり、キャラクターによっては素手でないと出来ないアクションもあるため、一概に「常に武器を装備しておいた方が良い」「素手状態にメリットがない」と言い切れない場合もある。

強化アイテム、武器共に初期装備の武器を除いて倒されてしまうと全てをその場に落としてしまう。
また、攻撃を受けて吹っ飛ばされたりした時にも現在使用している武器を落としてしまうことがある。
強化アイテムもダウン時に1つ落としてしまう上に、空中で追撃を受けた場合は食らった回数分落としてしまう。


ゲームモード

本作では下記の3つのモードが用意されている。
ゲームモードは参加しているプレイヤー全員の投票で決まる仕組みを取っている。

ボスアタックモード

ステージごとに登場する強大な敵ボスを決められた制限時間内(デフォルト2分30秒。店舗側で変更可能)に撃破することが目的のモード。

このモードでは、1人でプレイした場合(シングルプレイ)と2人以上でプレイした場合(マルチプレイ)でステージの編成が異なり、シングルは7ステージクリアでエンディング*1、マルチは14ステージクリアでエンディングが見られるようになっている。
従って、このモードを全て楽しむにはマルチプレイをする必要があるため、ドリームキャスト版では1人でも全ステージプレイ出来るよう、コンピューターをパートナーとして疑似マルチプレイが出来るようになっているが、勿論、敢えてパートナーを入れずにシングルプレイも可能。

このモードでは、プレイヤーが倒されると、前述のアイテムを落とす他に制限時間が若干減少してしまう*2が、制限時間が残り20秒を切ると、タイムアップ直前の警告が入ると共にこれ以降は時間減少のペナルティが科されなくなり、また、ペナルティによって残り20秒を割ることもない*3

ボスにトドメを刺すとそのシーンがアップで表示され、そのあとリザルト画面に移行する。
リザルト画面中でも自由に動き回ることが出来る*4他、そこではそのステージに要した時間とステージ1からのトータルで要した時間、そしてプレイしている筐体におけるクリアタイムランキングトップのプレイヤーが同じステージをクリアした時点でトータルで要した時間が表示される。
その他、前述のクリアタイムのようなランキングが無いので完全な自己満足だが、下のチームバトルモードのポイントルールに基づいてそのステージで獲得したポイントとミスして減点されたスコアも表示される。

なお、このモードはプレイ中に乱入された際には選ぶことが出来ない。
従って、協力プレイをしたい場合はゲーム開始時にプレイヤー全員が参加する必要がある。
ただし、下記のチームバトルモードで勝利したチームはそのままボスアタックモードをマルチプレイ出来る*5

チームバトルモード

赤と緑の2チームに分かれて対戦するモード。
制限時間(デフォルト3分。店舗側で変更可能)内にどれだけ敵チームのキャラクターを倒してポイントを獲得したかで競う。
タイムアップになった時点で獲得ポイントが多いチームの勝利となり、勝利チームはそのままボスアタックモードでプレイを継続出来る。
2人で対戦する時は強制的にこのモードでの対戦となり、コンピューターのパートナーが1人付く。
また、3人以上でプレイする際に挟まれるチーム決めで編成が1対2や1対3になってしまった場合も、人数が少ない方のチームにコンピューターのパートナーを追加して人数を調整される。
加えて、チーム決めを行う際に参加プレイヤー全員が同じチームになることも起こりうるが、その際は新規プレイであった場合はボスアタックモード、乱入であった場合はバトルロイヤルモードに移行する。

このモードの勝敗を決めるポイントは下記の通りに増減する。

項目 ポイント 備考
敵を直接倒す +2ポイント 直接とは攻撃によって倒すことを指す。従って、銃や仕掛けた地雷などで倒しても2ポイント獲得出来る。
敵を間接的に倒す +1ポイント こちらの攻撃によって敵を高高度から落下*6、または溶岩などへ落として倒した場合は間接的に倒した事になり、こちらが適用される。
味方を倒す -2ポイント 直接・間接問わず、味方を倒した場合に適用。
自滅する -3ポイント 直接・間接問わず、自分の攻撃が原因で倒れた場合や自ら溶岩などに飛び込んだりした場合に適用。

バトルロイヤルモード

プレイヤー3人以上の時のみ選択可能なモード。
自分以外は全て敵の状況で、制限時間(デフォルト3分。店舗側で変更可能)内にどれだけ敵を倒してポイントを獲得したかで競う。
タイムアップの時点で最も多くポイントを獲得したプレイヤーが勝者となり、ボスアタックモードのシングルプレイでプレイを継続出来る。

このモードのポイントも原則的にはチームバトルモードのものに準じる*7が、このモードに限り、現在トップになっているプレイヤーを直接倒すと4ポイント獲得出来る。

余談になるが、ほとんどのキャラクターがボスアタックモードとチームバトル・バトルロイヤルの2モードとで初期装備が異なり、後者のモードでは前者の装備により強力な武器が追加される場合もある。


評価点

簡単操作で豊富なアクション

  • 1レバー+4ボタンの編成で一部を除いて複雑な操作を必要としない。
    • その一部も同時押しやスタートボタンを使うものであったり、前述した回避アクションといった、余程普段ゲームをプレイしないでもなければ難なく出来る操作である。
      • 入力に対してのレスポンスも良好なので、操作周りでのストレスは感じにくい作りになっていると言えるだろう。
  • 武器の種類は剣や槍の他に重火器、果ては地雷などのトラップもあり、その種類は非常に豊富である。
    • 勿論、キャラクターごとに装備の可否があるのでどの武器でも自由に扱える訳ではないが、それを踏まえても選択の幅が豊富。
      • 中には特定ステージの特定のボックスからでのみ入手出来る武器や、一定条件を満たさないと手に入れられない武器などもある。
    • 登場キャラクターの1人、「ダーク・エイジス・スポーン(DARK AGES SPAWN / D.A.SPAWN)」の振う「トゥーハンデッドソード(TWO HANDED SWORD)」のように、絶大な破壊力と大振りなモーション*8故に当たった時の爽快感が飛び抜けているものもあれば、銃を用いて動き回りながら的確に狙い撃つアクションを楽しむことも出来る「トゥイッチ(TWITCH)」といったキャラクターもおり、キャラクターや武器の種類によって立ち回りは大きく変わってくる。
      • キャラクターのバリエーションも豊富なことが噛み合わさって、プレイの幅を大きく広げている。
  • ただし、ある意味で爽快感のトレードオフになっている部分もあるが、描写が生々しい訳ではないものの、倒し方によっては首を跳ね飛ばしたり、上半身を吹っ飛ばしたり、全身を粉砕したりなどの描写があり、これはマルチプレイのボスアタックモード、ラストステージのボスである「マレボルギア(MALEBOLGIA)」以外は例外なくどのキャラクターも対象となるので、そういった描写が少しでも含まれているのが苦手という方はプレイしない方が良いかも知れない。

対戦プレイが熱い

  • 単純なバランスを考えると正直悪いと言わざるを得ないが、ゲーム全体的に攻撃力が良くも悪くもインフレ傾向にあるため、前述のアイテムも手伝って、非常にポイントが目まぐるしく動くようになっている。
    • 攻撃力がインフレ傾向にあることに加えて、攻撃が味方を巻き込みやすい所もあるため、意図せず味方を倒して減点されてしまったりといったハプニング要素が起こりやすいことも拍車をかけている。
      • 倒されてもすぐにリスポーン(復活)出来る仕様と相まって、実力差が極端に離れていたりなど、余程のことがなければタイムアップまで対戦を楽しめるだろう。
  • ちなみに、ボスアタックモードのマルチプレイでも攻撃が味方にも容赦なく当たるため、協力プレイのはずがいつの間にか対戦プレイのような状態になってしまうことも。
    • 更にマレボルギアに至っては、タイムアップになってもマレボルギアが勝手に自滅してステージクリアになってしまう*9ため、ラストステージではマレボルギアを放っておいて味方同士でバトルロイヤル状態になることも珍しい光景ではない。
      • もっとも、ボスアタックモードではプレイヤーが倒されてしまうと時間がペナルティとして減少してしまうので、ラストステージ以外でやりすぎるとボスを倒すのに必要な時間までも無くなってタイムオーバーになってしまいかねないので、程々にしておいた方が良いだろう。

BGM

  • 各ステージのBGMはどれもステージに合っており、雰囲気を一層盛り上げてくれる。
    • ステージの楽曲だけではなく、「クランクシャフト(CRANKSHAFT)」が歌う、エンディング曲「Dress Is Torn」、ドリームキャスト版のオープニング曲「Rip It Up」のいずれも評価が高い。

問題点

シングルプレイ冷遇

  • 対戦プレイが出来ないのは当然としても、ボスアタックモードもシングルでは7ステージしか無い。
    • それ以上のステージをプレイしたければマルチプレイが必須なのだが、前述したようにプレイ開始時から全員が揃っていなければ、途中乱入では強制的に対戦になってしまうし、そもそもアーケードでいつでもマルチが出来るかと言えばそうも行かないだろう。
      • そういう意味ではシングルプレイヤーに冷たい仕様と言わざるを得ないが、ドリームキャスト版ではこれも前述したがコンピューターのサポートを付ける形での疑似マルチプレイというフォローが入った点は評価出来るだろう。

ビジュアルメモリ連動

  • 「ドリームキャスト版を買ったのだから、その位のメリットは…」で納得出来るレベルを超えて一部のダウンロードキャラクターが強すぎる。
    • 特に、ボスアタックモードでも最大の難関とされるステージ11のボスである「ゲートキーパー(GATE KEEPER)」は完全にぶっ壊れ性能。
      • 作中では3発使い捨ての「パンツァーファウスト3(PANZERFAUST 3)」と同等性能の攻撃が使い放題な上に、攻撃+ジャンプ+武器切替えボタン同時押しで繰り出せる、同じエリアにいる敵全てが攻撃対象となる「フレイムピラー*10」、攻撃+ジャンプボタン同時押しで繰り出す「ダッシュ攻撃*11」など、攻撃性能も攻撃力も尋常ではない高さとなっている。
    • 現状では新規で入手するのはかなり手段が限られてしまうので難しいが、こういった内容を考えると、あまりビジュアルメモリ連動を利用するのも考え物かも知れない。
      • その一方で「ゾンビ(ZOMBIE)」など明らかにネタなキャラクターもいるので、全てのダウンロードキャラクターが凶悪性能というわけではない。
    • ちなみに、ドリームキャスト版においては、一部のビジュアルメモリ連動キャラクターが弱体化されている。
      • 分かりやすいところでは、ボスアタックモードのステージ2のボスである「スリエル(SOLEIL)」*12の繰り出す大型ビーム、同じくステージ12のボスの「エンジェルテネレス(ANGEL TENERES)」の繰り出す真空波(共に攻撃+ジャンプボタン同時押し)はドリームキャスト版では使用時に一定量の体力を消費する*13のだが、アーケード版では体力の消費無しで使用出来るという差異がある。
  • ちなみに、筐体のタイムリリースキャラクターに「アドマニッシャー(ADMONISHER)」というキャラクターがいるのだが、このキャラクターはダウンロード配信でもデータを入手出来るので、連動を利用するとタイムリリースとダウンロード配信のアドマニッシャーと2人出て来ることもある。
    • 勿論、どちらのアドマニッシャーも性能に差はないのでお好きな方をどうぞ。
      • ついでの余談になるが、アーケード版ではタイムリリースキャラクターは、既に選択可能になっている筐体*14においてスタートボタンを押してゲームをスタートさせ、そのままキャラクターセレクト画面が出るまで押し続けておく事で選択が可能になる。
  • なお、このダウンロード配信のキャラクターはビジュアルメモリにゲームのシステムデータとは別に記憶領域を要求し、更にキャラクターそれぞれを別途ダウンロードする必要がある。
    • 現状ではダウンロードは出来ないが、一部のビジュアルメモリのセーブデータ集などのムックで本作に関して全ての隠しキャラクターが使用可能という内容を謳ったデータが散見されるが、システムデータしかない場合はあくまでドリームキャスト版でプレイする時にしか使えず、あくまでキャラクター個別のデータをビジュアルメモリにセーブしていなければビジュアルメモリ連動で使用することが出来ない。

純粋なゲームバランス

  • 外的要因を考えなければキャラクターごとの性能差は正直目を覆いたくなるほどのレベル。
    • ビジュアルメモリ連動無しで使える、筐体のタイムリリースを含めたキャラクターだけで見ても、弱キャラと強キャラの性能差が開いている極端なバランスである。
      • 加えてダウンロードキャラクターまで含めてしまうと、上述のゲートキーパーを含めた一部のダウンロードキャラクターは強化アイテムやフィールドのギミックなどの要素ももはや意味を持たず、適当に暴れられてしまうだけでこちらは手の打ちようが無くなってしまうなど、更に壊滅的になってしまう。
    • とは言え、一部のダウンロードを含めたキャラクターは別にして、性能差を埋めるのが強化アイテムであったり、フィールドのギミックであったりなどな訳で、それらを省いて考えることに意味はあるのかと言われるとその通りではあるのだが…。
      • 強化アイテムに関しては裏を返してみれば、強キャラに独占されてしまうと、もはやそのプレイヤーがミスして自滅しない限りは手が付けられなくなるとも言えるということになるのだが。

スポーンのキャラゲーとして

  • 対戦アクションに特化している面があるため、ストーリー性は正直無いと言わざるを得ず、原作を知らない人にはこの作品のストーリーラインも解らないだろうし、逆に原作を知っている人にはキャラクターがただポッと出て来るゲームになってしまっているので物足りなさを感じてしまう可能性が高い。
    • 一応、ドリームキャスト版ではデフォルトよりも難易度を上げてボスアタックモードのマルチプレイをクリアすることで操作キャラクターのエンディングが見られるといった要素が追加されているが、それでフォローとするには明らかに弱いと言わざるを得ない。

総評

純粋なゲームバランスだけで考えてしまうと正直「終わっている」というレベルであり、そこだけ見てしまうと良作とはとても言えないゲームになってしまう。
しかしながら、対戦においては余程実力差が離れている、ひたすら逃げの一手を打つなどの白けるプレイに走るでもなければ、そもそもの「倒されてもすぐリスポーン出来る」というゲームシステムの他にステージのギミックやアイテムなどの要素もあって、自然と熱く盛り上がれるタイトルである。
また、協力プレイでも往年の名作『ファイナルファイト』の協力プレイを彷彿とさせる、協力のはずがいつの間にか互いに潰し合っていたり…などといったプレイも出来るため、遊びの幅も広い。

大剣ぶん回しての爽快感あふれるプレイに走るも良し、銃器でネチネチ遠距離からいたぶるのも良し、あるいはひたすら通り魔が如く他のキャラクターに不意打ちを仕掛けるプレイに走るのも良いし、それ以外にも様々なプレイスタイルがある。
とは言え、突き詰めすぎると場合によっては盛り上がるどころか白けることになってしまいかねない部分もあるので、そういう意味では、友人・知人とある程度身内ルールを決めてのプレイが一番楽しめるタイトルであると言えるだろう。

現状ではドリームキャスト版・アーケード版共に非常にプレイ困難なタイトルと言わざるを得ないが、機会があれば是非難しいことを考えずに気軽にプレイしてみてほしいタイトルである。


余談

以降の展開について

本作の系譜に近似したものとして、海外のコミック誌『ヘビーメタル』を題材にした『ヘビーメタル ジオマトリックス』が2001年にアーケード(こちらもNAOMI基板)とドリームキャストにて稼働・発売されている。

作中(および本項)の表現について

本作では前述したように、倒し方によっては(生々しさこそ無いが)真っ二つになったり首を刎ねられたり、あるいは粉砕されたりすることがある。
ちなみに、内容を読んで不自然に思われたかもしれないが、本項ではここ以外で「殺す」「殺される」と言う類の言葉を使っていない。
と言うのも、作中では徹底して日本語表示は「倒す」*15などと表記されているため、敢えて合わせたものである。
作中でそのようにした正確な理由は解らないが、描写が描写な所もあるので、文字表現まで追い打ちにならないよう、幾分でもマイルドにしようとしたのかも知れない。


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最終更新:2023年12月31日 21:23

*1 遥か遠くにある巨大な影をプレイヤーキャラクターが睨め付けるシーンと共に英語で「この先はマルチプレイで追加される」旨の表記が出てスタッフロールになる。

*2 デフォルト設定の場合はシングルは12秒、マルチは10秒。設定によりペナルティの時間減少を増やすことも出来る。なお、ドリームキャスト版ではコンピューターのパートナーが倒されてもペナルティが科されない。

*3 例えば、マルチプレイ時にプレイヤーが1人倒された時点の制限時間が残り25秒だった場合、本来ならば10秒減って残り15秒となるが、この場合はペナルティの時間減少は5秒となり、制限時間が残り20秒になる。

*4 この間も体力はしっかりとカウントされているので、場合によってはリザルト画面の最中に自爆などにより倒れることも起こりうる。この場合はリスポーンしないので、それ以降は画面が切り替わるまで動くことが出来なくなる。

*5 ただし、勝利チームがプレイヤー1人で残りはコンピューターだった場合はシングルプレイになる。

*6 ジャンプなどで高高度から飛び降りる分には問題ないのだが、攻撃を受けてダウンしている体勢で高高度から落下すると地面に叩き付けられたとしてそのまま落下死となる。なお、落下死と扱われる高度はキャラクターによって異なり、特に後述するビジュアルメモリ連動で使用出来る大型のボスキャラクターは他に比べて相当低い高さからの落下でも落下死となってしまう。勿論、ボスアタックモードのボスとして出てきたときは落下死することはなく、あくまでプレイヤーが使用した場合のみ。逆に超小型の敵である「カーズ子分(CURSE SUB)」は相当高い所から落下しても落下死とはならない。

*7 勿論、味方は居ないので味方を倒しての-2ポイントは起こり得ない。

*8 攻撃ボタンで回転斬り、攻撃とジャンプボタン同時押して兜割。

*9 ちなみに、まともにプレイする場合もマレボルギアに攻撃を一発当てるとクリアになる。ただし、陸地から離れた位置にいる上に、その周りが溶岩の海なので攻撃を当て損ねるとほぼ確実に溶岩に飛び込んで自滅になってしまうため、接近戦のみで攻撃を当てるのは難しいが、ナイフなどの投擲武器や銃を用いればそれこそ一歩も動かずにクリアすることも可能。

*10 発動すると敵の足下で炎を巻き上げて攻撃する。この炎はそこまで強力ではないが追尾性能がある。

*11 フレイムピラーは一部媒体で技名の表記が残っていたのだが、こちらは正式名称不明につき、行っているアクションをそのまま記載している。素早くダッシュしながらのタックルからその勢いのまま水平斬りへと連携させる。大体の場合はそこからもう1回ダッシュ攻撃で追撃出来たりする。

*12 大半のキャラクターはステージ2は「カーズ(THE CURSE)」がボスとなるが、プレイヤーが一部キャラクターを使用している場合に限り、こちらがステージ2のボスになる。

*13 エンジェルテネレスの真空波は一発出し切りなので使用する度に体力を消費するが、スリエルの巨大ビームはボタンを押し続けている間は継続してビーム出し続けるため、使用している間は体力を消費し続ける。

*14 1台出現させれば全ての繋がっている筐体で使用可能…とはならず、全ての筐体でそれぞれ出現させなければならない。

*15 「制限時間内にボスを倒せ!」や「○○が××に倒された」など。