Mr.インクレディブル

【みすたーいんくれでぃぶる】

ジャンル ベルトスクロールアクション(?)
対応機種 ゲームボーイアドバンス
発売元 D3パブリッシャー
開発元 Helixe
発売日 2004年12月2日
定価 4,800円(税抜)
レーティング CERO:全年齢対象
判定 なし
ポイント 良くも悪くも洋ゲーらしい雰囲気
良くも悪くもさっぱりボリューム
ディズニーシリーズリンク

概要

ディズニー&ピクサーが2004年に公開した映画、『Mr.インクレディブル』のゲーム版。
この作品のゲームはいくつか出ているが、本作はサブタイトルが何もなく、ストーリーは映画版に忠実になっている。

システム

  • 全4ステージ、39シーンのベルトスクロールアクション。シーンごとに使えるキャラクターは異なる。
    • 最も使用機会が多いのはもちろん主人公のMr.インクレディブル。それ以外にも家族それぞれに使用可能なステージがあり、Mr.インクレディブルの友人であるフロストを操作するステージもある。
  • アクションはシンプル。Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃、Rボタン+Bボタンでゲージ消費の大技。攻撃は十字ボタンとの組み合わせで何種類かに派生する。
    • システム自体もシンプルで、基本的にその場所に登場する敵を全滅させると先に進める。特にコレと言って凝った仕掛けは見当たらない。

評価点

  • ストーリーはそこそこ原作に忠実で、随所に映画のスティールも入る。
    • また、インクレディブルの復帰直後のステージでは腹の突き出たインクレディブルを使用できる。芸が細かい。
  • 同時に登場する敵の数は結構多く、広範囲攻撃技もあるので爽快感はなかなか。
    • 全体的に敵の武器をはじき飛ばせ、威力の高いダッシュ技が強すぎる感はあるが、壊れ技と言うほどのバランスブレイカーの技もなくアクションとしてバランスが取れている。敵を殴れば簡単にゲージが貯まるので大技がガンガン使えるのもうれしい。
  • 難易度はキャラゲーとしてはやや高めだが、特に詰まるほど難しい場面はなく、遊びやすい作品。
    • 過剰なほどワンアップアイテムが設置されているので、多少ならゴリ押しして進む事も可能。
  • アニメーションは割とヌルヌル動き、グラフィックレベルは高め。
    • BGMも原作らしいスパイっぽい雰囲気のものが中心で、再現度は高い。

問題点

  • なぜかは不明だが、セーブ方法がこの時代にパスワード制。
    • このためか本作にはハイスコアなどが一切存在せず、やりこみ甲斐に欠ける。
    • 4文字しかパスワードがないので、記録されるのは進行したステージと残機数のみ。メモするのが簡単という長所にもなるが…。
      • また残機数の限界が7体と中途半端である。
    • ちなみに残機無限やステージセレクトなど裏技的なパスワードも存在する。
  • インクレディブル家次男、ジャックジャックを操作できる場面が一切ない。
    • 原作では重大な役目を担っているのだが。
  • 全体的なボリュームは非常に薄く、かなりあっさりクリアできる。難易度調整やルート分岐は存在しない。
    • なぜかステージ3が15シーンと異常に長い。原作的に山場の場面なので仕方がないのかもしれないが…。
    • 隠し要素と言えるものは、随所に設置されている隠しアイテムぐらいか。ワンアップも含まれているので探す価値はある。
  • ボス戦は最初のボム・ヴォヤージュ以外全て巨大ロボットのオムニドロイド。攻撃パターンもほとんど同じで、しかもやたらタフなため単調で時間がかかる。

総評

全体的にあっさり気味なのは問題だが、子供でも簡単にプレイできるので、キャラゲーとしてはそれも含めてかなり遊びやすい作品。
特に深いことを考えずに遊べる洋ゲーらしいゲームと言えるだろう。