【あぽなしぎゃるずおりんぽす】
ジャンル | 召喚シミュレーション | ||
対応機種 |
プレイステーション セガサターン |
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発売・開発元 | ヒューマン | ||
発売日 |
【PS】1996年10月25日 【SS】1996年12月20日 |
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定価 | 各6,090円(税込) | ||
レーティング |
【PS】なし 【SS】セガ審査:18歳以上推奨 |
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判定 | クソゲー | ||
ポイント |
説明不足のストーリー 中途半端なバトル キャラのクォリティは高い エンディング曲は好評 典型的声優だけゲー |
複数の原画家と多彩な声優を駆使した豪華で壮大な作品…を想定していたと思われるが、ストーリーは説明不足、バトルは練り込み不足で中途半端。結局は典型的な声優(だけ)ゲーになってしまった。
+ | 声優と原画家一覧(敬称略) |
現代の高校生昇(ノボル)はいつからか、夢の中で神々の世界「おりんぽす」(*2)に迷い込むようになってしまう。そしてある日夢の中で出会った少女にふたたび会うため、妖精ニルヴァーナ(以下ニル)と共に、異世界から女の子達を召喚し立ち塞がる敵と戦う。
+ | 要約すると… |
アイディア自体は独創的で、全体を見れば一応はまとまっており、一見すると面白そうに見える。
しかし蓋を開ければ度重なるロード、戦略性の無いバトルパート、説明不足から来る支離滅裂なストーリー、微妙な召喚キャラクター達。ゲームとしての質は劣悪である。
しかし召喚システムや多数の原画家採用など光るものもあり、ストーリーを普通に完結する、バトルを普通に遊べるものにする、ロードを快適にする、そのように当たり前のレベルに作っていれば、また違った評価になったかもしれない。何故このクオリティのままでGOを出してしまったのか。
+ | 本作のOPムービーはこちら。 |
*1 説明書、エンドクレジット共に「川口宏」と誤表記。OPのみ正表記。
*2 原文ママ。
*3 主人公と敵に設定されているHP。召喚キャラクターがダメージを受けると同時に減る。
*4 毎ターン選択コマンドによって付加される。そして数値は行動毎に変化し、最大2倍。
*5 眠ってしまうと女の子は何も出来なくなり、起きるまではプレイヤーもコマンド選択が出来なくなる。
*6 ネットの有志の解析情報によれば、データの格納に問題があるらしい。大きなデータをまとめて収納しており、ロードのたびに一括で読み込む必要があるためだそうな。
*7 本作参加の漫画家勢の中では唯一Wikiがある。
*8 何故か唯一キャラクター原案のみの担当。担当キャラは皆バイク等のメカが入るためかと思われるが不明。
*9 ビアンカのエッチな下着のイラストが有名。
*10 アニメーターに関しては余程の実績でもなければ表向きには語られない職種のため、活動していても名が売れていないのは仕方ないが。
*11 サイボーグのみ全身をロボットのようなバトルスーツで覆い、頭と目元くらいしか見えない。さらに水泳帽のようなものを被っていてナニコレ状態。
*12 かないみかと本作召喚キャラ声優で構成されたバックコーラス。歌い出しからサビ前はかないが、サビはバックコーラスが歌う。