ニンジャコマンドー

【にんじゃこまんどー】

ジャンル シューティング
対応機種 アーケード(MVS)
発売・開発元 アルファ電子
稼働開始日 1992年
配信 バーチャルコンソール
【Wii】2008年6月24日/900Wiiポイント
アケアカNEOGEO
【PS4/Switch】2018年9月6日/838円
【One】2018年9月6日/842円
判定 ゲームバランスが不安定
バカゲー
ポイント 超大味なゲームバランス
爆烈究極拳無双
歴史を守った?
名言ラッシュ
ADKニンジャシリーズ
ニンジャコンバット / ニンジャコマンドー / NINJA MASTER'S


概要

ニンジャコンバット』に続くアルファ電子のニンジャシリーズ第二弾。
ただし物語的な繋がりはなく、ベルトスクロールアクションだった前作と違い、任意縦スクロールシューティングとなっている。
ライフ残機併用制。また特徴として、シューティングゲームとしては初めて「コマンド必殺技」を導入している。その必殺技が問題なのだが。


ストーリー

「マルスコーポレーション」がタイムマシーンを使い、歴史を操ろうと企んでいる。ニンジャコマンドーの3人はマルスコーポレーションからタイムマシーンを奪い、歴史を守る命令を受けた。


ゲームシステム

  • 8方向レバー3ボタン
    • Aボタン:通常攻撃。連射速度により強化される。攻撃方向は画面上に固定。
    • Bボタン:緊急回避。わずかに速い速度でバク転移動する。見た目はバク転だが移動方向はレバーの方向。バク転中にAボタンで移動方向とは逆向きに攻撃する。
    • Cボタン:忍法。体力を消費して放つ無敵の全画面攻撃。
    • Dボタン:MVSなのでボタン自体は存在するが本作では使わない。
  • 使用基板がMVSであることが前提の、横長画面の縦スクロールゲームである本作は、敵が横からワラワラ湧いてくる。
    • それに対抗してプレイヤーキャラクターもコマンド技を駆使して戦う。ただし強制スクロールではなく任意スクロールなので、後ろ溜め技を多用すると先に進めずタイムアップになる。
  • 落ちている巻物を3つ集めると、一定時間動物に変身して無敵になる。
  • ボスの耐久力はもちろん高く、ガードもする。ガードされると必殺技と忍法以外は効かない。
    • 例外が紅蓮分身。まぁ分身しただけで、攻撃は通常攻撃だから仕方がない。倒された敵が落とすコインに限れば必殺技扱いの大コインだが。
    • ボスの耐久力を0にすると画面いっぱいこれでもかという程に大爆発をし、そのあとボーナスとして空からコインが大量に降ってくる。後述の爆烈究極拳と合わせてこのゲームが超ド派手に爆発するゲームという印象を与えることとなる。
      • なお、コインはステージクリア時のライフ回復に影響を与えるため、できるだけ回収していく事が重要となる。

キャラクター

プレイヤーキャラクターは3種類のコマンド技をそれぞれ持つ。コマンド技は一旦連射を止めてから入力しないと出ない。

  • ジョー・タイガー
    • ニンジャコマンドーのリーダーらしきアメリカ人の甲賀忍者で、ポスター等でも真ん中にいる主人公格。本名は「ジョー・ドラグ・ラングレーン」。3人の中では落ち着いた性格、ゆえに地味。一人だけ通常攻撃が扇状に広がる。
      コマンド技「雷神の術」と忍法「火炎龍」を持つが、ニンジャコンバットのジョーとの関係は不明*1
    • 「雷神の術」は3人の後ろ溜め技の中で一番使いやすいが、持続時間の長さから緊急回避を使いづらい。「竜巻神拳」は自分を中心に竜巻状に広がる火の玉を放ち、全方位を攻撃できる。「ダブル竜巻神拳」はその名の通り右回りと左回りの2重に竜巻神拳を出す奥義。もっとも無理に使わなくても竜巻神拳の連発で事が足りるが。
    • 因みに嫌いな物には後述する三国時代ステージボスのリョフが入っている。何故に?
  • レイア・ドラゴン
    • デモシーンで状況説明役を勤める伊賀流忍者のイギリス人少女。本名は「レイア・スローン」。デモシーンでは可愛いが、ポートレイトでは濃いメリケン顔。死ぬ時は「びじんはくめいいいい!」と(字幕で)叫ぶ*2
    • 「紅蓮分身」は通常攻撃最大からさらに連射することにより分身を生み出す。ただし分身が本体からあまり離れないため、攻撃範囲はそれほど広がらず、連射装置がないと維持もキツイ。「ファイヤーウォール」は左右に炎の壁を作るが、射程が2キャラ分しかない。ただし分身にも付く。「鳳凰拳」は後ろ溜め技。範囲は広いが攻撃力が低い。
      • 当初、紅蓮分身の所為で初心者向けキャラと思われたが、貫通能力が弱くボス戦が長期化する、溜め技を使わない限り攻撃範囲が狭く雑魚戦も苦労する、紅蓮分身と他の技が噛み合わない*3、連射装置付きでないと紅蓮分身の維持も大変、とデメリットが多くむしろ最弱キャラ。
    • ステージ間のデモでは主に時代の解説役を担当。多少ズレてる所があるのはご愛敬。
  • リュー・イーグル
    • 本名は「荒鷲龍騎(あらわし りゅうき)」。見た目は一番まともな忍者だが、性格は熱血気味。実は『ワールドヒーローズ』のフウマの子孫*4。後に出た『ADKワールド』でのプロフィールではひたすら「 みねうち 」が強調されており、趣味、好きな物、座右の銘の三つに「みねうち」が入っている。どんだけ好きなんだよ。
      • 本作品のバカゲー、不安定ゲーという評価の半分以上はコイツのせい。
    • 「爆烈覇王拳」は溜め時間が長く範囲も狭いと3人の中では最弱。「爆烈虚空拳」は左右に衝撃波を飛ばす。射程は画面いっぱいでファイヤーウォールより強い。「爆烈究極拳」は覇王拳を前方3方向に放つ最強奥義。
    • 忍法は「ぶらっくほーる」。まぁタイムマシーンが発明された未来のニンジャだからアリなのだろう。
    • 前述の巻物を三つ集めた際には鷲に変身するが、その絵面が大分BLACK DEAMを彷彿とさせる。
    • 嫌いな物に信長が入っているのは当然として、その他にも『殺生』も含まれている。全部みねうちで何とかしているのだろうか?でもあなたゲーム中で敵を爆殺しまくってますよね。
    • 名前が微妙に被っているが、リュウ・ハヤブサとはもちろん関係無い。
  • スパイダー
    • 敵キャラクターでマルスコーポレーションの社長(?)。でもメインコンピュータより格下扱い。おのーれ、おのーれ! あとリヒャルト・ギュオーに似ている。
    • ステージクリアごとにタイムマシーンに付いている通信機で捨て台詞を吐いてくれるが、実際に戦うのはステージ1と6だけ。なおステージ1で乗り込んだマシーンは爆発したのだが、どうやって逃げ出したのかは不明(しかも直後にタイムマシーンに工作もしているし)。ステージ6では未来戦車の爆発とともに命運が尽きる。
      • なお散り際のセリフは「これで勝ったと思うな!我がテクノロジーは永遠に不滅だ!」である。長嶋茂雄かよ。

バカゲーな点

アルファ電子作品らしくバカゲーな点は大量にあり、名ゼリフがどのステージにも出てくる。
なおステージ2から4はランダムに決まる。

  • 潜入マルスコーポレーション
    • ステージタイトルは「潜入」なのに、マルスコーポレーションに正面突入と早々にツッコミ所が発生。忍者?ニンジャです。スパイダーも最初から待ち構えており、敵側にも完全に計画がバレているガバガバ作戦。それ以前に忍べよ、と言ってはいけない。
    • タイムマシーンを奪うも調子が悪くて何処に行くか判らない、というかスパイダーにマシーンを操られている。それでも(ゲームの都合で)巧く目的地に着いてしまうが。
    • 開始直後のデモでジョーが「あれがマルスコーポレーションか! まるで ようさいだぜ!」と『ニンジャコンバット』めいたセリフを口にする。残念ながらリューが「せっしゃには ちっちゃなこやにしか みえないでござる!」とは返さない。
  • 原始時代
    • 恐竜と原始人が闊歩している。この時代に人間はまだいないため、原始人はマルスコーポレーションの人造人間と断定されてしまう。もっともボスの恐竜はロボットだったが。
    • ただし中ボスは巨大化もする人造人間だったため、間違いではないらしい。
    • クリア後のデモではボスを倒し、爆発のショックでタイムスリップが始まる際に「どこにとばされるのかしら?」と問うレイアに対し「きっとてきのアジトのひとつでござろう!」とポジティブに返すリュー。希望的観測かよ!
  • エジプト時代
    • そもそも「エジプト時代」とは何だろうか?「四大文明時代のエジプト」と言いたかったのだろうが。
    • エジプトの呪いはスパイダーの仕業*5と言う事でミイラ等を倒すが、これだけは本物でマルスコーポレーションとは一切関係なかったらしい。歴史を守った?そして本物をやってしまった事については黙殺するリュー。
    • 一応ボスの巨大なツタンカーメンのマスクはマルスコーポレーション製だったらしい。中ボスのミイラ以外はすべてマルスコーポレーション製だったのか? 道中でスパイダーが(背広のまま)現れ敵をけしかけているし。
  • 日本戦国時代
    • 敵は織田信長。リューが拳をプルプルさせながら信長を風魔の宿敵*6*7として「まおう うつべし!」といきなり歴史改変宣言。
      • 信長は登場時には普通サイズで敦盛を踊っていたが、戦闘に入るといきなり巨大化。マルスコーポレーションの仕業か? やはり道中でスパイダーが現れている。
    • 中ボスの巨大化力士を倒して一言。「 すもうパワーには まいったな! 」。まあ、スピニングバードキックのような動きをする全く新しいすもうパワーなのだからそうも言いたくなるか。
    • 敵を皆殺しにしたあとにクリアデモで、レイアが「じょせい(腰元)に てをだしたのは やりすぎじゃないの!」と言い出し、リューが「 しんぱい ごむよう! みねうち でござる! 」と返している。ただし「みねうち」したのは女性だけ*8だそうである。歴史を守った?この時代に信長を盛大に爆殺したらタイムパラドックスが起きるだろ!とデモを見て誰もがツッコミを入れる所だろう。
      • 会話の流れ的に「信長を爆死させておいてみねうちでござるとのたまった」と捉えてしまう人も多く、この場面はゲーマーの間で様々なネタにされた。それ以前に爆烈究極拳(炎柱を飛ばす)の何処に「みね」があると言うのか。なおリューは通常攻撃も火の玉である(いや、手裏剣や火矢にだって「みね」があるなんて聞いた事が無いが)。
  • 三国時代
    • 此処からは固定ステージ。要は中国の三国志の時代。何故「日本戦国時代」と違い「中国三国時代*9」にしなかったのかは謎。
    • ボスは呂布だが、最初から巨大。倒すと首だけになり竜に変身する。これもマルスコーポレーションの仕業か?
  • 第2次世界大戦
    • 第2次世界大戦中のドイツらしい。戦車がニンジャに蹴散らされるが、ゲームでこの突っ込みは野暮だろう。
    • マルスコーポレーションが未来兵器を持ち込んでいるとの予想に反し、実際にはスパイダーの乗るボスのみが未来戦車だった。他は見た目を誤魔化しているのか?
    • BGMのワンフレーズが明らかにショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」の第4楽章にそっくり。因みにこのBGMは1面クリア時に流れる物のロングバージョンである。
  • 未来マルスコーポレーション
    • 我々から見れば未来だろうが、プレイヤーキャラクターから見れば現代のはずだが。
    • 前面でついにスパイダーを倒し、歴史を守った(?)もののマルスコーポレーションのメインコンピューターを潰さないと第二、第三のスパイダーが現れ同じ事の繰り返しだと気付いて未来に戻ってきた。最初から気付け。
    • いわゆるボスラッシュ。2-5面のボスと雑魚、つまり呂布も現れるため、総てマルスコーポレーションの人造人間だったというのも嘘ではないらしい。でも、日本戦国時代の信長達は出ない。やっぱりアレだけ本物だったのでは…?
    • メインコンピュータを破壊してエンディング。夕日をバックに3人(のシルエット)が走るだけだが。

評価点

  • ステージ1と最終ステージ以外は色々な世界と時代を舞台にしているので、バリエーションに富んだステージが登場する。
  • 後に『ワールドヒーローズ2JET』などにも採用された「コメントシステム*10」を初採用した作品。ADK作品以外でも似たシステムが使われた事も。
    • 容量不足でボイスを付けられなかったのが原因なのだろうが、逆にコメントシステム並みにボイス付きで喋られてもウザがられていただろう事から、結果的に良い方向に。
  • 結果論だが、32代目風魔小太郎、呂布、博士(ブラウン博士)の存在が後の『ワールドヒーローズ』シリーズの世界観に広がりを与えた。

賛否両論点

  • 必殺技(特に究極拳)さえ出せれば簡単なゲームであり(レイア除く)、ヌルいシューターでも爽快感満点。
    • 一方で濃いシューターの腹を満たせなかった点は、家庭用ゲームならともかくアーケードゲームとしては微妙とも言える。
  • 最強の必殺技「爆烈究極拳」
    • 六芒星を描くと言う(当時としては)難しいコマンドだからという考えからか、画面半分を覆いつくすほどの火柱を放つうえ、近距離から大型ボスに放てば火柱が三つとも当たって、そのまま覇王拳の3倍のダメージを与える。
      • ちなみに超必殺技なんて考えが無い時代の作品のため、ゲージや残り体力等の使用条件はなく、コマンド入力さえ成功すれば際限なく撃てる。
      • しかも、コマンド判定がかなり甘く、レバー9/8回転の後、逆方向に5/8回転するだけで出せてしまう。さらにコマンド受付時間中にボタンを連打すると究極拳が連射されるため、ボスを文字通り瞬殺することもできる*11。雑魚もボスも出現した瞬間に燃え尽きる、まさに地獄絵図である。バッバッバクレツキュウキョクケン!
      • それでもコマンドが長いのは確かなので、ボスラッシュ時に一度コマンドに失敗すると、際限なく湧く雑魚敵に圧倒されてコマンドを再入力する余裕が無くなり死ぬ事もあるが*12
    • 爆烈究極拳程のインパクトはないが、爆烈虚空拳や竜巻神拳(ダブル竜巻神拳)も十分強い技であり、こちらもコマンド受付時間中の連射が可能。
      • 特に爆烈虚空拳は連射装置を用いて高速連射をするとラスボスをも判定出現とほぼ同時に瞬殺することが可能な超火力技と化す。
    • ファンからは好意的に見られているが、傍目から見ればゲームバランスを崩壊させた元凶である。

問題点

  • 画面の上端に写っている敵はどれだけ攻撃が当たってもダメージを受けない。しかしその敵からの攻撃はこちらにヒットする。
  • こちらの通常弾は障害物によって無効化されるが、敵の移動を除く攻撃全てとこちらの技は素通りとなっている。これにより複数の敵を相手にする場合はこちらが不利になる。まぁ本作に限らずスクロールシューティングではよくある話だが。
  • 回避の難しさ
    • 自機の通常移動は遅く、当り判定も厳しいのに、緊急回避に無敵時間は存在しない。一応緊急回避は通常移動と比較すれば少しだけ素早くやや距離も稼げるのだが、初動が遅い。
    • こんな自機に対してボスの攻撃は速いか隙間が無いか*13である。よってボス戦は画面端に追い込まれないようにパターンを覚えておいてなおかつバク転を満足に利用できるようになってはじめてまともに戦える。まぁ攻撃される前に爆烈究極拳で瞬殺すれば良いんですけどね。
  • 役立たずな忍法
    • 他のSTGで言うボンバーに当たる技だが、使用後の無敵時間が無いため、忍法で倒しきれない体力を持った敵の体当たりを避けることは不可能。もちろん、それ以外の雑魚と弾を消し去ることはできるのだが。
    • さらには、ダメージを負うと入力途中のコマンドの無効化、および非常に短い無敵と硬直が同時に発生する。これにより体当たりやモーションの長い攻撃は即死技となる*14。一応、死亡からの復帰時にはそれなりの無敵時間がある為、連続死することはない。
  • キャラバランス
    • 基本的に、「リュー>ジョー>>>>レイア」というかなり格差が開いたバランス。
      • ただし(当時の目で見れば)コマンド技が複雑な事を考えると、レイアでの難しさこそ想定されたバランスとも考えられるが。入力判定の甘さや連射可能な所為で台無しだが。
      • 個別エンディングは存在しないので、クリアだけが目的ならわざわざレイアを使う必要はない。
    • レイア以外でも爆烈究極拳や竜巻神拳(ダブル竜巻拳)を封印すれば難易度が急上昇するが、こちらは縛りプレイな話なので無視して良いだろう。
  • ボス耐久値の数値
    • 1面ボスは480だが、原始時代とエジプト時代のボスは200、戦国時代の信長は640、三国時代の呂布は300、第2次世界大戦のボスは580、ラスボスに至っては300と調整がいい加減。
    • ステージによって変動する事もなければ、最終面のボスラッシュでも耐久値は据え置きのまま。最初は低めで、ステージが進むごとに耐久値が上がっていくなどすれば少しはマシだったろうが…(ただし呂布に関しては、第二形態の当たり判定が小さいと言う強みがあるので数値以上の耐久力がある)。まぁ、ラスボスの耐久値1000に増えたところで爆烈究極拳で瞬殺可能なんですがね。

総評

アルファ電子を代表するバカゲーの一つ。トンチキな台詞はニコニコ動画などで未だネタにされている*15。ゲームバランスは酷いが、逆に爆烈究極拳等で爽快感を味わうゲームとしてある程度の人気を得たのが幸いと言えよう。


移植

  • PS2ソフト『ADK魂』にニンジャコンバットなどとともに収録されているのはもちろん、カルト的な人気を誇ったためかバーチャルコンソールでの配信までされている。

余談

  • 『ワールドヒーローズ2JET』でフウマが爆裂究極拳を覚えたが、本作では「爆烈」ワーヒーでは「爆裂」と微妙に字が違う所為か、技の内容は別物になっている。もっとも本作品の技そのままだと「連射可能でガード不可能の隙無し3WAY飛び道具」となってしまうが。
    • 一応企画段階では「連射不可能でガード可能な隙有り3WAY飛び道具」だったらしいが、それでもヤバくて没になったそうだ。ただし『PERFECT』ではゲージマックス時に、これに似たものに変化するようになった。
  • ゲーメストの読者コーナー担当が本作品(特にリュー)のファンで、人気の割には(ネタとして)何度も取り上げられている。
  • SNKプレイモアの作品『どきどき魔女神判!2(DUO)』では前作であるニンジャコンバットが人気アニメ作品という設定があるが、そのアニメ版の作画崩壊した回の話が「エジプト時代」など本作を匂わせるものとなっている*16
  • 実は本作には後期出荷版が存在しており、「爆烈究極拳が際限無く連発できることで大量のエフェクト表示がスプライトの表示上限数を超えてしまい、他のグラフィックが消えてしまう問題」が発売後に発覚し、SNKからクレームが入ってしまった。
    その為、爆烈究極拳の連打数に制限を加えた「修正版」に相当するものが後期出荷版という形で出回っている。
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最終更新:2023年12月27日 18:01

*1 コンバットではジョーが忍法「火炎龍」、ハヤブサが忍法「雷神の術」を持つ。どちらも体力消費ボム。また、コンバットのジョーの服は赤でハヤブサは青に対し、コマンドーのジョーは青。

*2 『ADKワールド』のキャラプロフィールでは座右の銘がこのセリフだったりする

*3 コマンドが「↓+A」のファイヤーウォールでさえ一旦連射を止めてからでないと出ないため。

*4 ワールドヒーローズのほうが後発なため、後付設定である。ちなみにフウマが5代目、リューが32代目。

*5 ステージデモでレイアがそう断言している。まるでゴルゴムのような扱いである。

*6 史実では、豊臣秀吉が北条家を滅ぼしたことにより主を失い没落、盗賊に身をやつした5代目風魔小太郎が徳川家康に処刑されて滅んだのでほぼ無関係。おそらく開発スタッフの勘違いだと思われる。

*7 信長が直接滅ぼしたのは伊賀の里であり、そのことは「信長公記」にも書かれているのでかなり信憑性が高い。ちなみに討伐の際の寄せ手には風魔出身者もおり、むしろ信長とは一時的にしろ協力関係にあったようだ。余談だが信長は伊賀を全滅させたわけではなく、当時逃げ延びた人々が結構おり、現代まで子孫を繋いでいる。それら子孫の家では信長を「魔王」と呼び、今でも決して崇拝や祭りの対象とせずに忌み嫌っているそうな。

*8 一応ステージ中に武器を持った腰元らしき敵キャラは出ている。

*9 イギリスや朝鮮にも三国時代があった。

*10 キャラアイコンの横に台詞が表示されるシステムで、キャラクター造詣に一役買った(ボイスが付いている必殺技や死亡時以外でも「いくでござる」等の台詞がある)。尤もプレイヤーはそんなのを読んでいる暇はないが。

*11 某動画での計測では1面ボスを0.46秒。おそらく体力ゲージ出現前にコマンドを成立させてはいたのだろうが。

*12 後述するが、ダメージを食らうとコマンドがキャンセルされるため敵の攻撃を避ける必要があり、(6/60秒でコマンド入力が可能な)外部装置でも使わないコマンド入力はまず不可能。余談だが外部装置を使うのなら、入力が甘いのを利用して移動しながらのコマンド入力さえ可能(当然移動速度は低くなるが)。

*13 例えば巨大呂布の方天画戟(槍)による薙ぎ払いは画面1/3を覆うほどなうえ隙間が無い。

*14 呂布の薙ぎ払いも、薙ぎ払った後のエフェクト部分にまで攻撃判定があるのか連続ヒットして即死する。

*15 特に「スモウパワーにはまいったな」は相撲にSFX合成を施した架空競技「SUMOU」や、格闘ゲームの相撲キャラを魔改造したものに対する称賛(ネタ的な意味で)として使われている。

*16 「どき魔女」のプロデューサーは元ADK社員で『ティンクルスタースプライツ』の生みの親でもある松下佳晴氏。