【きんぐおぶざもんすたーずつー】
1991年に発売された怪獣アクションゲーム『キング・オブ・ザ・モンスターズ』の続編。
対戦格闘ゲームだった前作とは異なり、本作はベルトスクロールアクションゲームとなった。
ROM容量も前作の55Mビットから74Mビットと容量が増加している。
西暦1996年、日本を戦場にして6体のモンスターたちが熾烈なサバイバル戦争を繰り広げた。日本中の都市が破壊、汚染され、多くの人々が犠牲となった(前作『キング・オブ・ザ・モンスターズ』での戦い)。
そして1999年、戦いの果てに3体のモンスターが生き残った。新たな地球の支配者は彼らになると誰もが疑わなかった。
だがその時思いがけないことが起こった。宇宙の彼方から謎のエイリアン「ネクスト・シング」が現れ、唐突に地球の支配を宣言したのである。
邪魔者の出現に怒ったモンスターたちは、まずこのエイリアンどもを排除すべく戦い始めたのだった。
+ | 以下、ボスの鬼畜具合。 |
怪獣プロレスをモチーフにした対戦格闘ゲームから宇宙規模に拡大したベルトスクロールアクションに方向転換した作品。
すべてにおいて前作から正統進化を遂げているだけに、ゲームバランスの調整がもう一息あれば、傑作に成り得た可能性も十分あった惜しい作品である。
ネオジオ / ネオジオCD版(NG / NCD)
スーパーファミコン版(SFC)
ジェネシス(海外MD)版
Switch / PS4 / One版
*1 必殺技でア○スラッガー状の飛び道具も放てる。パワーアップや必殺技を決めた時に「ヘアッ!」、ダウン時に「イ゛ヤ゛ーッ」とウ○ト○マンそっくりの声を発するなど
*2 プレイヤーキャラしか攻撃しないが、これは地球人類が地球の怪獣を倒すためにファマーディーとグルになっている(服従させられている?)と言う裏設定があるからである。地球の怪獣が暴れる事しか能のない獣なのに対し、ネクスト・シングの宇宙怪獣達は統率が取れており、少なくともキリキリとファマーディーは言葉が通じるので、地球の怪獣よりはマシと判断したのだろう。最も開始早々のセリフからわかる通り、ファマーディーは「叛乱・交渉は認めない」と断言しているので、暴れて気が済めば帰る地球の怪獣に対し、宇宙怪獣達には知性がある為、仮に地球怪獣を倒したとしても待っているのは、地球怪獣の蹂躙・虐殺という地獄に対する、ファシズム的な超強権的な支配という地獄だと推測される。
*3 「ゲーム中に2回挟まれる着地ミニゲーム成功時」と「ステージ3・5・7以外のボス戦にて自機側のライフが一定以下の状態で特定の位置でジャンプすると出現」の計6個。
*4 『戦国伝承』(及び続編『2』)、『バーニングファイト』、『ロボアーミー』、『ミューテイションネイション』などが該当。同社&同ハードで良心的な好バランスのベルトアクションは1994年の『トップハンター 〜ロディー&キャシー〜』まで待つ必要があった。
*5 クレジット数制限があることと難易度が4段階からの選択式になっている。家庭用ネオジオでは半ば標準の仕様。
*6 常時飛行、素早い連続攻撃、変則的な突進攻撃、予備動作なしの吸い込み投げ、狭い地形+段差による軸ずらし妨害など、とにかく鬼畜。回復アイテムについても、ボスが召喚した雑魚敵のドロップを祈るしかない。
*7 一定時間、追加入力の「ハリケーンアタック」で攻撃しながら移動できる。さらに、ダウン→追撃→起き攻め→ダウン…のループにより、2~3回使えばボスを倒せるほどの超火力を発揮する。
*8 パッケージ版はゴーグルを着けたような丸眼。
*9 エンディングでエイリアンの本隊(と思われる)が一斉にやってくるシーンがある。
*10 別名:ツインタワービル