タケヤリマン
【たけやりまん】
ジャンル
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竹ヤリアクション
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対応機種
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ニンテンドー3DS(ダウンロード専用)
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発売元
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ポイソフト
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配信開始日
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2011年11月2日
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価格
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400円
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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バカゲー
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ポイント
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ゲームセンター風の竹ヤリ突きゲーム ちょっとのミスがゲームオーバーに繋がる難しさ
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概要
『王だぁ! ~ORDER~』(Wiiウェアソフト)など知られるポイソフトがリリースしたニンテンドー3DS用ダウンロードソフト。
架空の体感型アミューズメントマシーン「タケヤリマン」とそのバージョン違いが好きなだけプレイできるという設定。
オートセーブ方式。
収録ゲーム
本作はステージ(筐体)セレクト方式を採用している。
ゲーム序盤では「タケヤリマン(初代)」しかプレイできないが、特定条件を満たすと残り3バーションも選べる様になる。
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タケヤリマン
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2034年に稼動した初代バーション。
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正義の味方「タケヤリマン」が悪代官の拠点に乗り込み、竹ヤリ一本で戦いに挑むというストーリー設定。
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タケヤリマン2
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2036年に稼動した2代目バージョン。
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謎の忍者軍団「フウマ」に対し、タケヤリマンが再び活躍するというストーリー設定。
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前作に比べ、ステージの難易度が上がっている。
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タケヤリマン3
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2037年に稼動した3代目バージョン。
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前作の黒幕フウマを影で操っていた「ゴルマ」が憤慨し攻めてきたので、タケヤリマンが三度活躍するというストーリー設定。
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前作に比べ、さらにステージの難易度が上がっている。
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タケヤリマン フォーエバー
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過去にリリースされたタケヤリマン3作の中古筐体を一般人ファンが買い取り、それを合体・改造を施した非正規バーション。
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3作分の敵が総攻撃をかけるという設定で、明確なクリア目標がなくミスするまでは延々とステージが続けられる。
主なルール
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「主観視線による竹ヤリを操作し、奥から手前へと迫り来る敵のハリボテ(以下:敵)を突きで倒していく」というのが大まかなプレイの流れとなる。
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本作のゲーム画面は常に固定表示(竹ヤリの位置によっては微小にスクロールはする)の一人称視点であり、竹ヤリは横方向にしか移動できない。また、竹ヤリには射程制限があり画面手間側しか攻撃が届かない。
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敵を竹ヤリで突くと倒した扱いとなるが、倒せないまま時間が経過すると敵が逃走してしまう。
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一定区間毎に敵ラッシュが現れ、その度に「○○体の敵を倒せ」というノルマが課せられる。
そのノルマを達成すると「合格」判定、完全に敵を全滅させると「完璧」判定となり次の敵ラッシュに進める。
しかし、ノルマを満たせないままにラッシュが終わってしまうと「失敗」判定が下され、即ゲームオーバーとなってしまう。
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タケヤリマン1~3の筐体においては、「すべての敵ラッシュノルマを合格(完璧)判定でクリア」する事でステージクリア(ゲーム終了)となる。
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フォーエバーに関してはクリアの概念がなく、失敗判定となるまでは延々とゲームが続く。
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プレイヤーの操作は以下の通り。
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アナログレバー左右で竹ヤリの左右調整(十字キーには非対応)。
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Yボタンで「通常突き」。回数制限がなく、ある程度の連射が可能な基本攻撃。
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Bボタンで「ジャキーン突き」。回数制限はないが、ボタン押しっぱなしによる溜めを要する。通常突きよりも攻撃性能が高い。
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Aボタンで「特殊突き」。ステージ中に時折「特殊ハリボテ」が出現し、これを突く事で放てる様になる。回数制限があるが、上2つの攻撃にはない性能を持つ。詳細は後述。
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敵を以下の特殊なテクニックで倒すと、スコアボーナス増加などのボーナスが得られる。
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「コンボ」…攻撃の空振りなしで敵を倒し続けるとコンボカウンターが表示され、多大なスコアボーナスが稼げる。攻撃の空振りをしてしまうかゲーム終了時にてコンボが途切れる。
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「ドミノスタイル」…画面手前側から奥側に敵が並んでいた場合、手前側の敵を突くと奥側に引っ込む性質があり、その巻き添えで奥の敵を倒せる。この方法でないと倒せない敵もいる。
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特殊突き効果の内容は以下の通り。(カッコ内は使用回数)
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「のびーる竹ヤリ」(10回)…奥側にも攻撃できる突き。
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「どすこい突き」(10回)…これで攻撃した敵は奥側に滑っていき、そこに並んでいた敵も巻き添えで倒してしまう。
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この効果自体は他の突きでも起こせる(ドミノスタイル参照)が、どすこい突きは通常突きよりも攻撃判定が強く、ジャキーン突きよりも速く攻撃できるというメリットを持っている。
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「三日月」(10回)…幅の広い突き。
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「ビリビリボール」(5回)…一定時間、画面内の敵全員を動けなくしてしまう。
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「整列笛」(2回)…画面内の敵全員を縦一列へ整列させてしまう。
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「天罰」(1回)…画面内の敵全員を倒してしまう超性能。
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敵の一部には以下の攻撃で襲い掛かってきたり、特殊な性能を持っているものもいる。
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「爆弾」…これが画面手前側に触れると、一瞬だけ行動不能となってしまう。爆弾をこちらの攻撃で跳ね返し、奥側の敵にぶつける事が可能。
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「水風船」…これが画面手前側に触れると、一定時間竹ヤリの動きが遅くなってしまう。攻撃による跳ね返しは不可。水風船を竹ヤリを近づけさせない事で回避可能。
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「硬い敵」…こいつを通常突きで攻撃してしまうと、一瞬だけ行動不能となってしまう(ダメージをあたえる事は可能)。ジャキーン突きか特殊突きによる攻撃が推奨される。
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「ボス敵」…通常敵と一緒に現れ、プレイヤーに迫ってくる。耐久力が高く、通常敵よりも倒す手間がかかりやすい。
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「娘さん」…攻撃するとスコアダウンのペナルティ。ガンシューティングでいうところの人質的存在。
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各筐体のプレイを終えると「タケヤリストカード」という項目にプレイ結果が記録される。
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本作はすれちがい通信に対応しており、お互いのプレイ記録を競う事も可能。
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タケヤリストカード内にて竹ヤリの色を選択できる。特定条件を満たせば選べる色が増えていく。
評価点
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徹底なる「専用筐体による竹ヤリ突きゲーム」としての存在感。
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本作は「アミューズメント専用筐体風」にゲームを表現しており、意図的にアナログでチープな演出を多く取り入れている。
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専用筐体でゲームをするという設定上、ゲーム画面における敵などの動きが非常にぎこちなく、全面的に手作り感が凄いものとなっている。
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ゲーム的には『コズモギャング・ザ・ビデオ』におけるチャレンジングステージの3D版に近い。攻撃を当てると敵が奥側に引っ込む様はまさにそれ。
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各筐体のストーリー設定は割と物騒だが、敵は全員ペラいハリボテばかりなので流血などの残酷演出は一切ない。
なんか、かの良作ガンシューティング『ガンバレット』と同じ匂いがする作品である。
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各筐体における「なんちゃって江戸時代」を表現したというべき筐体デザインは非常に優秀。今時のゲーセンに置かれていても違和感がない程にハイセンスさを感じる。
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ゲーム内にて各筐体の紹介説明がされているが、「こんなの流行る訳ない」「案の定、商業的に爆死してしまった」(意訳)と妙に自虐的な情報があるあたりが泣ける…。
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センスのあるバカゲー。
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そもそも「単体で槍一本で敵地へ殴りこむ」というストーリー設定からしておかしい。
『いっき』の再来とかはいっちゃ駄目。
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ゲーム内の主人公の名称が「タケヤリマン」と何故か英字名称という謎。なんか、どこぞのご当地ヒーローにいそうな名称だ…。
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「竹先から張り手がでる(どすこい突き)」「竹先から鎌みたいな刃物が飛び出す(三日月)」など、竹の性能が妙にハイテクなのも突っ込みどころ満載というべきだろうか。
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タケヤリスト内にて敵を倒した数が「○○人の血を吸ったのだ…」、娘さんを攻撃した数が「娘さんを突いちゃった数」と表示されるのも何か変である。
問題点
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難易度は高い。一瞬のミスが死亡フラグに繋がる。
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というのも、敵の出現時間が異様に短い故にもたもたしてるとすぐ逃走されてしまい、ラッシュ時にノルマが消化できず失敗になり易いため。
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一番簡単なはずの初代タケヤリマンですら決して楽ではなく、タケヤリマン2以降はステージ序盤から思いっきり殺しにかかってくる有様。
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確実にステージをクリアしたければ、操作の腕前と共に、敵配置のパターン把握が必要不可欠となる。
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コンティニューが無い。
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上記のように難しいのに、ごり押しクリアは許されないスパルタっぷり。
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見かけはちょっと地味。
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評価点にあるようにアナログ筐体らしさが上手く再現されているが、悪くいえば地味で見栄えが良くないともとれる。
総評
かなりの高難易度でややプレイヤーを選ぶ節もあるが、主観視線で竹ヤリでハリボテを突きまくる様が愉快な作品。
3DSのDLソフトとしては比較的安価なのも嬉しいところ。
余談
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3DSのフレンドリストコメントで「タケヤリマン」と書こうとすると
何故か
弾かれてしまう。
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恐らくタイトルに禁止用語が混じってるからだと思われる。
最終更新:2017年07月08日 14:46