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マクロスエースフロンティア
【まくろすえーすふろんてぃあ】
ジャンル
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3DACT
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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アートディンク、ベック
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発売日
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2008年10月9日
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定価
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5,040円(税込)
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判定
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なし
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ポイント
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シリーズ一作目
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マクロスゲームリンク
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概要
『超時空要塞マクロス』から『マクロスF(フロンティア)』までのシリーズ作の機体やパイロットが登場する3Dアクションゲーム。
キャッチコピーは「マクロス作品がPSPに集結!時空を超えたドッグファイト!」。
『ガンダムバトル』シリーズのマクロス版とでも言うべき作品で、シリーズ四作目『ガンダムバトルユニバース』と同じゲームエンジンを使用して作られている。
システムの特徴
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原作を踏襲した変形システム
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『マクロス』全編で活躍する可変戦闘機「バルキリー」は、ファイター・ガウォーク・バトロイドの三形態に変形可能となっていたが、本作でもそのシステムを再現することに成功している。
ファイター
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戦闘機形態。機動性に優れるが火力は低めで耐弾性能も低い。
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ガウォーク
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中間変形形態。ある程度の格闘戦も可能で、小回りが利き乱戦に向く。
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バトロイド
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所謂ロボット形態。火力が高く、足を止めての撃ち合いで真価を発揮する。
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アナログパッドを上に押すとファイター、右か左でガウォーク、下に押すとバトロイドに変形。戦況にあわせて臨機応変に使い分けられる。
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マクロス級戦艦などの大型ユニットは変形速度も遅くなっている。
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変形時の挙動もちゃんと作られており、その辺もぬかりはない。
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標準装備されたマルチロックオン
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『ガンダムバトル』シリーズでは一部の機体がチャージ射撃時に使えるだけだったマルチロックオンを、多くの機体がゲージ消費なしで使用可能。
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ミサイルが飛来する際には、ちゃんと雲を引いて突っ込んでいく。所謂糸引きミサイル。
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歌について
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一部のユニットは、歌武装を装備している。スピーカーポッドを撃ち込んでおかないと効果がないという欠点はあるが、有効中は近づくだけでダメージを与えることが出来る。
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対大型ユニット戦では非常に役に立つが、雑魚戦では少々使いにくい。
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カラーリング変更
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完全に自由というわけではないが、機体のカラーリングを変更することが出来る。
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「黒いファイヤーバルキリー」や「赤いVF-21」なども作成可能。マルチプレイ時に機体を見失わずに済む効果もある。
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友好度
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プレイヤーキャラとパートナー・オペレータの間には友好度が設定されており、これによってミッション時の台詞や指示の効果などが変化する。
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例えば仲のいいパイロット同士だとミッションクリア時に「今日は朝まで付き合えよ!」と言われたりする。
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マクロスシリーズらしく、三角関係になるようになっているのも特徴。
評価点
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手軽に楽しめるドッグファイト
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ファイター形態ではフライトシミュレータのような画面構成ながら、操作は簡単で『ガンダムバトル』シリーズに近いアクションが楽しめる。
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各作品ごとに難度が独立しており、どの作品からでも問題なく遊べるのも良い。
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多数のボーカル入りBGM
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「歌」がキーとなる作品だけに、有名な曲がボーカル入りで使用されている。
賛否両論点
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カスタムサウンドトラックが使いにくい
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各フォルダごとに一曲ずつMP3ファイルを入れなくてはならないし、ゲーム中にファイル名を確認することが出来ない。
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その後もこの仕様は続き、ユーザーを悩ませることになる。
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タイトルにも入っている『F』が中途半端
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製作時期を考えれば仕方がないが、やはり尻切れトンボ。もう少し待って、完全な形にしてくれれば……。
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ミサイルが有効すぎる
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自分が使う分にはいいが、敵がミサイルを使ってくると防ぎようがない。ロックオン性能が高い分、狙われると厳しいものがある。
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次回作では、ミサイルを迎撃するAMA(アンチミサイルアクション)とミサイル警報が追加された。
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ステージがバリエーションに乏しい。というか使い回しが多い
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汎用性を重視しているのか、同じようなステージが多い。公式サイトでは6パターンが紹介されているが、ほぼこれ。後は宇宙。
総評
『ガンダムバトル』のキャラ置換ものに見られがちだが、マクロスならではの設定を盛り込んでしっかり作られている。
だが色々と粗も目立ち、原作愛補正を加えないと高評価は付けられないか。
次回作以降ゆっくりとだが着実に進歩していくので、今はまだこの辺といったところ。
最終更新:2020年07月26日 23:49