サンエックス キャラクターチャンネル ~オールスター大集合!~

【さんえっくす きゃらくたーちゃんねる おーるすたーだいしゅうごう】

ジャンル テーブル & コレクション
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 エム・ティー・オー
開発元 ランカース
発売日 2008年8月28日
価格 5,040円(税込)
判定 なし
ポイント サンエックスオールスターズのミニゲーム集
キャラゲーとしてもゲームとしても丁寧な作り
水増し気味のミニゲーム
サンエックスキャラクターゲームリンク
サンエックスオールスターズ
テーマパークであそぼう/キャラさがしランド/ キャラクターチャンネル


概要

  • 「ピニームー」「たれぱんだ」「リラックマ」などでお馴染みのブランド及びメーカーであるサンエックスのキャラクターが出演するゲーム。
  • サンエックスキャラクターが総出演するテレビ番組を舞台に、様々なミニゲームをプレイしていくのが目的となる。
  • ゲームとしては完全一人プレイ専用。DSの通信機能を使用した二人までのダウンロードプレイに対応。
  • 本作は原則としてタッチペンでの操作率が高いが、十字ボタン/ボタンでの操作にも対応している。
    • ミニゲームのほとんどはタッチペンオンリーの操作となっている。それ以外に関しては十字ボタンなどでも代用可能。
    • なお、このページではタッチペン操作を想定した表記をしている。

主なルール

セーブデータ作成

  • ゲーム開始前にセーブデータを作成する。
    • 4つあるセーブデータから好きなものを選び、「プレイヤーの名前」「誕生日」「キャラクターアイコン」の設定を行えばゲームスタート。
      • キャラクターアイコンに関しては12キャラのいずれかを始めから選択できる。
      • 作成したセーブデータは一切の変更はできないので注意。
      • 作成セーブデータを消去する事ができるが、当然ながら二度と元に戻らないので取り扱いに要注意。
    • セーブデータを選ぶと番組の一覧画面、及びスタジオ現場画面に移項する。

ゲームの流れ

  • 下画面には番組一覧が表示されている。
    • 新聞やテレビ雑誌などで見かけるスケジュール風の番組一覧があり、その中に専属のチャンネルが13つ、さらにその中に複数の番組が表示される形となる。
      • 番組一覧から好きな番組を選ぶと何かしらのミニゲームなどがプレイでき、その結果によって番組一覧に変化が生じる仕掛けとなっている。
      • 番組一覧は下画面すべてに収まりきらないため、スライドさせる事で一覧の位置を上下左右斜めに移動調整できる。
      • 専用アイコン(番組一覧)をタッチすると画面すべてに凝縮された番組一覧を表示できる。こぢんまりとした表示ではあるが、これを利用すればスライドさせる手間を省く事ができる。
    • ゲーム開始時ではチャンネルは6つしか開局しておらず、選べる番組もごく少数しかない。
      • チャンネルや番組を増やすには、プレイした番組のミニゲームをクリアしたり、サンエックスクローバーを集める必要がある。詳細は下記にて。
  • 上画面にはスタジオ現場が表示されている。
    • ゲーム開始時では誰もおらず殺風景だが、ミニゲームをクリアする度にキャラマスコットが入手でき、スタジオ現場内に段々とキャラが集結してくる。
    • 専用アイコン(スタジオ)をタッチするとスタジオ現場が下画面に移動する。この状態で入手したキャラマスコットをタッチすればそのキャラの詳細を拝める。
      • 番組一覧同様にスタジオ現場も画面すべてに表示しきれないので、目的のキャラを見つけたければ左右にスライドさせ現場の位置を移動調整する必要がある。
  • 新番組、隠しチャンネル解禁について。
    • 選べる番組のミニゲームを特定数クリアするか、サンエックスクローバーを複数枚集めれば、新番組やチャンネルが解禁される。
      • サンエックスクローバーは最大で999枚まで溜められるが、すべての新番組などを解禁するのに必要なクローバーはその半分程度の枚数で事足りると思われる(詳細不明)。
    • サンエックスクローバーはミニゲームをクリアする度にそれ相当の枚数が貰える。貰える枚数はクリアしたゲームの内容によって変わる。以下詳細。
      • 「キャラクターチャンネルゲームの"難易度ふつう"をクリア」 ⇒ クローバー1枚。
      • 「キャラクターチャンネルゲームの"難易度むずかしい"をクリア」 ⇒ クローバー2枚。
      • 「キャラクターチャンネルゲームの"難易度げきむず"をクリア」 ⇒ クローバー3枚。
      • 「キャラクターチャンネルゲームの"もっと~"をクリア」 ⇒ クローバー4枚。
      • 「イラストパズルのイラストを1枚クリア」 ⇒ クローバー1枚。
      • 「トリビアQをクリア」 ⇒ クローバー1枚。
      • 「San-Xけんていをクリア」 ⇒ クローバー1枚? (詳細不明)。
    • 番組内のミニゲームをどれだけクリアしたかの目安として、プレイした番組に印が付けられる。以下詳細。
      • 「New」 - まだ一切のプレイをしていない番組。
      • 「黒星」 - クリアを全くしていない番組。
      • 「数字星」 - 特定の難易度、イラストをクリアした番組。星には難易度などをクリアした回数の数字が表示される*1
      • 「金星」 - すべての難易度、イラストをクリアした番組。難易度が1つしかない番組はクリアした時点で金星が付く。
  • 番組のミニゲームをクリアすると時折臨時ニュースイベントが発生する時がある。
    • 条件を満たすと効果音と共に番組一覧か専用アイコンが光る。その光る番組か専用アイコンをクリックすると、以下の臨時ニュースイベントでのプレイが可能となる。
    • 「特別番組」
      • どこかの番組一覧が光っているのでそれをクリックしてミニゲームをクリアすると、サンエックスクローバーが通常の数に加え特別ボーナスとして3枚入手できる。
    • 「みつけてもいいとも!」
      • 専用アイコン(スタジオ)が光っているのでそれをクリックするとプレゼントボックスが置かれている。そのボックスをクリックすれば専用ミニゲーム「みつけてもいいとも!」が始まる。
      • 「○○○のキャラをみつけてクリックしよう」という指示がされるので、その対象キャラを制限時間以内に探してクリックすればクリアとなる。
        なお、対象キャラの回答は1キャラで終わる時もあれば、複数キャラを探さなければならない時もある。
      • クリアすればサンエックスクローバーが5枚入手できる。
    • プレイしたミニゲームを終えるとイベントは終了する。また、臨時ニュースイベント中に全く無関係の番組を選んでしまうと同様にイベントは消えてしまう。
  • 同じく番組のミニゲームをクリアするとニュースイベントが発生する時がある。
    • イベントが発生すると、クリアした番組の専用キャラクターに関するニュース(トリビアっぽい情報)が鑑賞できる。
      • 一度鑑賞したトリビアは各チャンネルに表示されている番組「ニュース」を選ぶ事で再鑑賞が可能となる。

チャンネル紹介

  • 上記で述べた通り、本作には全部で13のチャンネルが存在する。以下チャンネルの紹介。
    • 1~12チャンネルはそのキャラクター専用の番組のみで構成されている。
    • San-Xチャンネルに関しては明確な専用キャラはおらず、このチャンネル専属の複数のサンエックスキャラクターを混合した様な番組となっている。
    • キャラクターの存在を知らない方のために、チャンネルに公式サイトのリンクを付け加えている。
+ チャンネル一覧
+ チャンネル内の番組一覧
キャラクターチャンネル(共通) 10
番組
キャラクターチャンネルゲーム(通常版) 1
キャラクターチャンネルゲーム(もっと~)
まちがい発見!
ジグソーパズル
合体! パネル
トリビアQ
ニュース
キャラげきじょう 3
San-Xチャンネル 11
番組
まちがい発見! 1
ジグソーパズル
合体! パネル
トリビアQ
San-Xけんてい
キャラめいかん
サウンドステーション
きょうのうらない
イラストミュージアム
ニュース
???

番組のルール

  • 多くの番組はミニゲームとなっている。
    • ミニゲームには大きく分けて「キャラクターチャンネルゲーム」「イラストパズル」「クイズ」の3つの分類に分けられる。以下主な分類の紹介。
      • クリアした難易度やイラストにはクリアマークが付き、好成績を出すとベストスコアに記録される。ベストスコアは他のセーブデータのプレイヤーのそれと並んで番組内で表示される。
    • ミニゲーム以外の番組も幾つか存在するが、それに関しては下記の番組ルールを参考にして欲しい。
+ ミニゲームの分類
  • 「キャラクターチャンネルゲーム」
    • キャラクターチャンネル全般に存在するミニゲーム。各チャンネルには「通常版(難易度3つ)」「もっと~」の2つの番組がある。
    • 各チャンネルによってプレイルールが全く違い、完全なる差別化が図られている。
    • 通常版では難易度は「ふつう」「むずかしい」「げきむず」の3つが用意されている。
      始めは「ふつう」しか選べないが、それをクリアすれば「むずかしい」⇒「げきむず」の順で解禁されていく。
    • また、番組を特定数解禁させていくと同じゲームの上位版である「もっと~」という番組もプレイできる。
      「もっと~」は難易度が1つしかないが、その難しさは通常版よりも高くなっている。
  • 「イラストパズル」
    • すべてのチャンネルに存在するミニゲーム。各チャンネルには3つの番組がある。
    • 各チャンネルにおけるプレイルールは全く同じである。
    • 「まちがい発見!」「ジグソーパズル」「合体! パネル」の3種類のイラストパズルが用意されている。
    • すべてのイラストパズルにおいては、キャラクターチャンネルは3枚づつ、San-Xチャンネルは6枚のイラスト問題がある。
      各チャンネル、及びイラストパズルにおいては、最初はイラスト1枚しか選べないが、それをクリアすれば1枚づつ選択できるイラストが解禁されていく。
  • 「クイズ」
    • すべてのチャンネルに存在するミニゲーム(番組)「トリビアQ」と、San-Xチャンネルのみに存在するミニゲーム(番組)「San-Xけんてい」がある。
    • 「トリビアQ」はそのチャンネルの専属キャラクターに関するクイズとなっている。
    • 「San-Xけんてい」はトリビアQの上位版に位置するクイズとなっている。
  • すべての番組のルール詳細は以下の通り。
    • 「キャラクターチャンネルゲーム」「イラストパズル」「クイズ」に関しては上記の通りのミニゲームとなる。
    • 「その他の番組」に関してはゲーム性なしのおまけコンテンツとなる。
+ キャラクターチャンネルゲーム
  • ぐるぐる にゃんにゃんにゃんこ
    もっと! ぐるぐるにゃんにゃんにゃんこ
    (にゃんにゃんにゃんこチャンネル)
    • 下画面に直線や丸型の道が敷かれたパネルが複数あり、複数匹のにゃんにゃんにゃんこがそれにしたがって自動で動いている。
    • パネルをスライドさせて道先を切り替え、にゃんにゃんにゃんこの移動調整を行っていく。
    • パネルの端にはアイテムが複数置かれており、にゃんにゃんにゃんこがそれに触れるとコスプレをする。
    • 上画面に表示されたコスプレと同じアイテムでコスプレをさせるとスコアが1加算。無関係のアイテムで非表示のコスプレをさせてしまうと制限時間減少のペナルティ。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
  • たれぱんダイビング
    もっと! たれぱんダイビング
    (たれぱんだチャンネル)
    • 下画面に複数匹のたれぱんだが下方向に落ちてくる。
    • 落ちてきたたれぱんだをタッチで上画面に飛ばしていく。素早く2回タッチすれば飛ぶ勢いが増す。
    • タッチして上画面にある複数の風船がたれぱんだに触れるとそれが割れてスコアが1加算。タッチできずに下画面から落ちてしまうと制限時間減少のペナルティ。
    • 上画面には風船以外にもハングライダーとパラシュートがあり、それにたれぱんだが触れると落ち方の機軸が変わる。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
    • 「もっと~」では制限時間がない代わりに、一度でもたれぱんだを下画面から落としてしまうとゲーム終了になってしまう。
  • MONOKUROBOOのモノクロ☆ボックス
    もっと! MONOKUROBOOのモノクロ☆ボックス
    *2(Monokuro Booチャンネル)
    • 下画面に白と黒のパネルが複数あり、その中に白モノクロブーと黒モノクロブーが1匹づつ隠れている。
    • 上画面に表示されたパネルヒントを元に、2匹のモノクロブーが隠れていると思われしパネルをタッチしていく。
    • 見事正解を当てればスコアが1加算。不正解だと制限時間減少のペナルティ。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
  • おおきなみかんの木の下で
    もっと! おおきなみかんの木の下で
    (みかんぼうやチャンネル)
    • みかんぼうやをスライドで左右移動させ、木から下に落ちてくるみかんを拾っていく。
    • 落下みかんにみかんぼうやが触れるとスコアが1加算。みかんと同時に落ちてくるトゲに触れてしまうとみかんぼうやがしばらく動けなくなるペナルティ。
    • 時折「れんだ!」という指示が発生するので木をタッチしまくると、大量のみかんと共にスコアが10加算される巨大みかんも落ちてくる。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
    • 「もっと~」では制限時間がない代わりに、一度でもみかんを触れ損ねたり、トゲに触れてしまうとゲーム終了になってしまう。
  • こげぱんDASH
    もっと! こげぱんDASH
    (こげぱんチャンネル)
    • 下画面に大量のキレイパン族が下方向にダッシュしており、その中に紛れ込む感じでこげぱん族もダッシュしている。
    • こげぱん族をタッチするとスコアが1加算。キレイパン族をタッチしてしまうと制限時間減少のペナルティ。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
    • 「もっと~」では制限時間がない代わりに、一度でもこげぱん族をタッチし損ねたり、キレイパン族をタッチしてしまうとゲーム終了になってしまう。
  • おどる! ゴリンゴワールド
    もっと! おどる! ゴリンゴワールド
    (ゴリンゴチャンネル)
    • 太鼓の達人風の音楽ゲーム。BGMにのせて上画面に3種類のマークが左方向に流れていく。
    • 下画面に「ゴリ(赤)」「ンゴ(黄)」「ゴリンゴ(赤黄ミックス)」の3つのアイコンがあるので、リズムに合わせてマークに対応したアイコンをタッチしていく。
    • ちゃんと正確にマークが判定に重なっているとゲージが上昇。判定がずれていたり、タッチするアイコンが間違えているとゲージ下降。
    • BGM演奏が終えた状態でゲージが一定量溜まっていればクリアとなる。
  • ケロリのキモチ
    もっと! ケロリのキモチ
    (次の日ケロリチャンネル)
    • 下画面に葉っぱが大量にばら撒かれた状態となっており、その中に隠れているキャラを探し当てていく。
    • 葉っぱをスライドでどかしてキャラを発見し、上画面で指定されたキャラと同じものをタッチすればスコア1加算。葉っぱを同じ位置に重ねてスライドさせてしまうと無造作に散らばってしまうペナルティ。
    • 時折水の泡が出現し、それをタッチして割らないと葉っぱやキャラの視界が遮られてしまう。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
    • 「もっと~」ではタッチする事で制限時間を延長してくれるキャラも配置されている。
  • めちゃ2 たべてる! かも?
    もっと! めちゃ2 たべてる! かも?
    (かものはしかも。チャンネル)
    • 上画面にかものはしかも。が食べ物を要求しているので、下画面にある8つの食べ物の中から要求されたものをスライドで上に渡していく。
    • 要求している食べ物を渡せばスコア1加算。違う食べ物を渡してしまうと制限時間減少のペナルティ。
    • 時折指定された食べ物を渡すと下画面の食べ物がすべてメロンパンになる。その時限定で一定時間はありったけのメロンパンを渡してその分のスコアが荒稼ぎできるチャンスとなる。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
    • 「もっと~」では一度でも要求されていない食べ物を渡してしまうとゲーム終了になってしまう。通常版同様に制限時間もある。
  • 靴下にゃんこのピアノレッスン
    もっと! 靴下にゃんこのピアノレッスン
    (靴下にゃんこチャンネル)
    • キーボードマニア風の音楽ゲーム。BGMにのせて下画面に10種類の音符が降ってくる。
    • リズムに合わせて降ってくる音符を対応したピアノの鍵盤にタッチしていく。
    • ちゃんと正確に音符が判定に重なっているとゲージが上昇。判定がずれていたり、タッチする鍵盤が間違えているとゲージ下降。
    • BGM演奏が終えた状態でゲージが一定量溜まっていればクリアとなる。
  • Jewel catの記憶
    もっと! Jewel catの記憶
    (Jewel catチャンネル)
    • 下画面に複数の宝石があり、1つの宝石だけが見えている状態で他はすべて蝶々が被さって隠れている。
    • 真剣衰弱感覚で見えているものと同じと推測される宝石をタッチしていく。
    • 同じ宝石を当てればスコア1加算。関係のない宝石をタッチしてしまうと制限時間減少のペナルティ。
    • 3回までは一時的にすべての宝石が確認できるヘルプ機能が搭載されている。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
    • 「もっと~」では制限時間がない代わりに、関係のない宝石にタッチしてしまうとゲーム終了になってしまう。
  • wanroom ビフォーアフター
    もっと! wanroom ビフォーアフター
    (wanroomチャンネル)
    • 上画面に綺麗に配置されたワンルームキャラが、下画面に無造作に乱雑したワンルームキャラが置かれている。
    • スライドでワンルームキャラを移動させ、上画面と全く同じ配置にしていく。
    • 1つのワンルームキャラを上画面と同じ配置にする度にスコア1加算。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
  • さがしてみつけてアフロ犬
    もっと! さがしてみつけてアフロ犬
    (アフロ犬チャンネル)
    • 下画面に様々な種類のアフロ犬(猫も含む)がいる地帯が表示される。一画面には地帯が収まりきらないので、スライドさせないとすべてのアフロ犬達の居場所が拝められない。
    • 上画面で指定されたアフロ犬を探し出してタッチしていく。もちろん、スライドさせないと絶対に見つけられないアフロ犬も多くいる。
    • 指定されたアフロ犬をタッチすればスコア1加算。
    • 制限時間以内に指定ノルマ以上のスコアを出すとクリアとなる。
    • 「もっと~」ではタッチする事で制限時間を延長してくれるキャラも配置されている。
+ イラストパズル
  • まちがい発見! (すべてのチャンネル)
    • 上下画面にイラストが表示されるので、その中から全部で10個ある間違いを○印でスライドしていく。
    • すべての間違いを回答すればクリアとなる。
    • ベストスコアはクリアまでにかかった経過時間が記録される。
      なお、前作とは違い、間違えた箇所に○印を付けるとペナルティとして経過時間が10秒上乗せされるので、インチキ攻略法は通用できなくなっている。
    • イラストによるゲーム的な意味での難易度の差はない。
  • ジグソーパズル(すべてのチャンネル)
    • 下画面に縦5ピース × 横6ピースのジグソーピースがばら撒かれているので、それらをスライドして繋いでいく。
    • すべてのジグソーピースを繋げればクリアとなる。
    • ベストスコアはクリアまでにかかった経過時間が記録される。
    • イラストによるゲーム的な意味での難易度の差はない。
  • 合体! パネル(すべてのチャンネル)
    • 下画面に積み木ピースが組み合わさった形のイラストがある。上画面にその内の2ピースが順々に表示されるので、それと同じ形のピースをタッチで選んでいく。
    • イラスト内のすべてのピースをタッチし終えればクリアとなる。
    • ベストスコアはクリアまでにかかった経過時間が記録される。
    • 後で選べるイラストになる程にピースの枚数が増幅され、ゲーム的な意味での難易度が高くなる。
      ピースの組み合わせは「18ピース」「24ピース」「42ピース」の3タイプがある。
+ クイズ
  • トリビアQ(すべてのチャンネル)
    • 番組内のチャンネルキャラ*3にまつわるトリビアクイズが○×形式で出題されるので答えていく。
    • クイズは5問あり、そのうちの3問を正解すればクリアとなる。
    • ベストスコアはクイズに正解した数が記録される。
  • San-Xけんてい(San-Xチャンネル)
    • 「トリビアQ」で出題された13チャンネル分の総合トリビアクイズが○×形式で出題されるので答えていく。
    • 不正解だった時点で即終了する厳しいペナルティとなっており、一切のミス回答は許されない。
    • ミスせずにクイズを10問正解すればクリアとなるが、ミス回答するまではその後もクイズは出題され続ける。
    • ベストスコアはクイズに正解した数が記録される。また、正解数によって様々な「称号」が得られ、それはセーブデータに表示される。
+ その他の番組
  • キャラげきじょう(すべてのキャラクターチャンネル)
    • チャンネルキャラにまつわるショートストーリー仕立ての劇場が鑑賞できる。各キャラクターチャンネルに3番組ある。
    • 1番組毎に「前編」「中編」「後編」と分かれており、そのすべてのストーリーが繋がっている。
  • ニュース(すべてのチャンネル)
    • 各チャンネルで発生したニュースイベントをこの番組で再鑑賞できる。
    • キャラクターチャンネルは各5つ、San-Xチャンネルは6キャラ × 3つのニュースがある。
  • キャラめいかん(San-Xチャンネル)
    • スタジオ現場に集めたキャラマスコットを図鑑形式で鑑賞できる。
    • 見たいキャラマスコットにカーソルを合わせるとそのキャラの詳細を拝める。
    • 全部で200キャラのキャラマスコットが用意されている。
  • サウンドステーション(San-Xチャンネル)
    • ゲーム中で流されたBGMを聞ける。いわゆるサウンドテストに該当。
    • 全部で37曲のBGMが用意されている。
  • きょうのうらない(San-Xチャンネル)
    • サンエックスキャラクターの誰かによる今日の運勢を鑑賞できる。
    • 運勢の結果はセーブデータ作成で入力した誕生日に反映される。
  • イラストミュージアム(San-Xチャンネル)
    • イラストパズルでクリアしたイラストを鑑賞できる。
    • 全部で126枚のイラストが用意されている。
  • ??? (San-Xチャンネル)
    • この番組を除くすべての番組を解禁/金星クリアすると出現する。
    • ネタバレという程でもないが、お楽しみ的な意味でこの番組に関する詳細は割愛する。

お試し版ダウンロード

  • 本作に収録されている番組(ミニゲーム)の一部をDSの通信機能を用いて、相手のDS側にお試し版としてダウンロード配布できる。
    • ダウンロードを行うには配布される側のDS本体が別に必要となる。
    • タイトル画面で「つうしん」を選び、以下の6つの番組を選び配布開始。番組の情報に関しては上記のキャラクターチャンネルゲームの項参照の事。
      • 「ぐるぐる にゃんにゃんにゃんこ」
      • 「たれぱんダイビング」
      • 「MONOKUROBOOのモノクロ☆ボックス」
      • 「こげぱんDASH」
      • 「ケロリのキモチ」
      • 「めちゃ2 たべてる! かも?」

評価点

  • 丁寧に作られているゲーム内容。
    • 作中にてゲームのルールが詳細に説明されるので、混乱する事もなくすんなりと馴染めるのが嬉しい。
      • ミニゲームを初めてプレイする前に親切なルール説明が必ず挟まれる。また、ルール説明のスキップも可能なので無理に見せられる心配もない。
      • 見た事のないイベントが発生する度に親切な解説が入るので、「これはどういうイベントなのか?」という心配に悩まされる事もない。
    • 一部を除けばタッチペンと十字ボタン/ボタンの両操作が可能で無理やりなタッチペンの押し付けはされない。
      • タッチペンの操作性も良好であり、むしろタッチペンだけのプレイでも十分楽しめる。
      • ただ、問題点の項で述べた煩わしさの件もあるが…。
    • 直接ゲームとは関係ないが、説明書の作りもかなり丁寧でページ数が多い。
      • ほとんどのミニゲーム説明に関してはわざわざ1ページ単位でわかりやすく掲載されているこだわり様である。
      • また、説明書自体もカラフルで見ているだけでも楽しい上質さである。エム・ティー・オー製ゲームの説明書は原則丁寧尊重だが本作にもちゃんと当てはまっている。
  • テンポ感は至って上質。
    • キャラゲーにありがちな余計な演出は皆無で、どの番組をプレイするにもひたすらにさくさくと事が進む。
      • ミニゲームは大方数分で終われる手短さであり、だれる事もなくテンポの良い攻略が可能。
      • 間違えて番組を選んでしまってもすぐに元に戻れる機能も搭載されているので、余計な時間を消費する誤爆プレイの心配もない。
    • とにかくこのゲームにおいては「無駄なウエイト」という煩わしさは一切無縁といっていいだろう。
  • ゲームバランスも良好。
    • ミニゲームはすべて「頑張れば必ずクリアできる」難易度調整がされており、無駄なストレスでプレイが長引く心配は少ない。
      • 一部難しいミニゲームがない訳ではないが、少なくともブチ切れる程にバランスが崩壊しているものはなく、十分納得のできる範囲となっている。
    • 本作の購買対象であるお子様には若干きついミニゲームがあるかもしれないが、そこは親との連携プレイで解決して良き親子関係を結べる…かも。
  • キャラゲーとしての出来も一級品。
    • ゲーム内に登場するサンエックスキャラクターがひたすらに可愛く、キャラゲーとしてのクオリティは申し分ない出来。
      • 原作における各キャラの個性が上手く描かれており、そのキャラのファンならば感激できるのは必至であろう。
    • プレイを進めて番組一覧が埋まっていく様が楽しく、テンポの良さも相まってなかなか止められない中毒性を持つ。
      • 「ちょっとだけプレイのつもりだったのに気が付いたらはまっていた」という状況も十分考えられるゲームなのでプレイの際には注意した方がいいかもしれない。
    • 他にも「スタジオ現場にマスコットキャラが勢揃いする様」「100枚以上の極上イラストが拝める」といったコレクション要素もファンにとっては感激ものではないだろうか。
  • くすっと笑えるデザインセンス。
    • 上記の番組ルール詳細を見れば分かると思うが、実在する某有名テレビ番組のパロディネタが多い。
      • 某お昼のバラエティが元ネタであろう「みつけてもいいとも!」や、某リフォーム番組が元ネタであろう「wanroom ビフォーアフター」など様々なネーミングが用意されている。
      • ご丁寧にも番組の表示フォントまで元ネタでそっくりで、徹底的なパロディっぷりが窺える。
  • シリーズ全般にいえる事だが、明らかに贔屓されている扱いのキャラは全くいない。
    • キャラクターチャンネルの担当キャラは全員同格扱いだし、San-Xチャンネルの6キャラも同様でこのキャラだけが浮いているという凸凹さが全くない。

問題点

  • そんなに多くないミニゲームの種類。
    • 総計131の番組が収録されているが、同じルールのミニゲームが違う番組に使い回されており、ミニゲーム集としてのバリエーションははっきりいって多くない。
      • 本作のミニゲームの種類を大きく分けると「キャラクターチャンネルニュースが12種類」「イラストパズルが3種類」「クイズが2種類」とすべて合わせても17種類のみである。
      • 実際、プレイを進めていく度に同じミニゲームの再挑戦となり、水増し感を強く覚えてしまう節もある。
  • 前作からの流用素材が幾つかある。
    • 本作に収録されたイラストの中には、前作『キャラさがしランド』に収録されたものと全く同じものが結構収録されており、前作のプレイヤーにとっては新鮮味に欠ける部分があるかもしれない。
      • 同様にスタジオ収録のキャラマスコットにも前作からの流用キャラも多く存在し、こちらも批判の的になりやすい模様。
    • とはいえ、素材そのものは相変わらずのハイクオリティなのでそこまで大きな批判ではないだろうし、前作に触れていないプレイヤーにとっては問題点といえるものではないだろう。
  • 個々の面でいえば前作、前々作よりもグレートダウンした一面もある。
    • 前作の総収録イラストは300枚超だったが、本作は3つのイラストパズル全部合わせても126枚しかなく、前作の半分にも満たない。
      • さらには上記に示した流用素材も含まれるので、前作のプレイヤーからしてみるとさらに物足りなさを覚えてしまうだろう。
    • ミニゲームにおける前々作でいうところの難易度「かんたん」が存在せず、難易度のハードルが微小に上がっている。
      • また、すべての難易度(「もっと~」も含む)をクリアしないとすべての要素が解禁できないので、「この難易度はきついからスルー」というプレイスタイルが通用しなくなった*4
  • 一部の操作性に細かい難あり。
    • 番組一覧をスライドさせると、スライドとタッチが誤認識され関係のない番組が決定してしまう事態が多々ある。
      • 選べる番組が増えるとより顕著になっていき、スライド移動が煩わしくなってくる恐れもある。
      • とはいえ、十字ボタン/ボタン操作でも番組一覧の選択/決定は可能だし、たとえ番組を決定したとしてもすぐに戻ればいい話なので大きな問題点でもない。

総評

ゲームとしての作り、キャラゲー・お祭りゲーとしてのクオリティは紛れもない良作といえる出来。
それだけに「後はゲームのバリエーションが強化されていれば…」と思ってしまう。

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最終更新:2021年11月18日 09:23

*1 一度でもその難易度などをクリアしていると、再度同じ難易度などをクリアしても数字は増えない。

*2 ゲーム内では「☆」はなくハートマーク表示。

*3 San-Xチャンネルに関してはリラックマなど6キャラ分のクイズとなる。

*4 前々作では必ずしも全難易度のミニゲームをクリアしなくてもゲーム進行に問題なかった。