DEATH NOTE キラゲーム

【ですのーと きらげーむ】

ジャンル コミュニケーション推理ゲーム

対応機種 ニンテンドーDS
メディア 512MbitDSカード
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
開発元 イングローブ
キャビア
発売日 2007年2月15日
定価 5,229円
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 なし
ポイント かなり人を選ぶ
キラゲーム自体は楽しめないこともない
少年ジャンプシリーズ


概要

社会現象にまでなった人気漫画『DEATH NOTE』(デスノート)の初のゲーム化作品。いわゆるキャラゲーである。
(単体作品としてではなく、お祭りゲーとしてならば本作以前に『JUMP SUPER STARS』に参戦している。)

原作の完結後に発売されたこともあり、ストーリーは概ね原作に沿っている。
本作独自の要素として、「キラゲーム」という推理ゲームが全国的に流行しているという設定になっている。プレイヤーは原作キャラの姿を借りて「キラゲーム」に参加し、自らの頭脳を駆使して勝利を目指す。

基本設定

夜神月を新メンバーに加えた日本捜査本部で、捜査手法に「キラゲーム」が取り入れられた。
キラゲームとはインターネット上で自然発生的に生まれて流行している遊びであり、竜崎はこれをプレイすることでキラのプロファイリングが可能だと考えたのだ。
そして捜査本部内では「何か意見が分かれたらキラゲームで決める」というルールが定着していった。
(wikipediaの記述を元に一部改変)


特徴

キラゲーム

  • キラゲームとは、理想社会を目指す殺人者「キラ」と天才探偵「L」の知恵比べを模した対人推理ゲームである。ストーリーはこのキラゲームを中心に進めていく。
    • キラ「うまく捜査本部に潜り込むことができた…あとは捜査員共を味方につけてじっくりとLを探し出して始末してやる…。」
    • L「どうやら捜査員のなかにキラが紛れ込んだようだが、むしろ好都合だ。こちらの身を隠しつつキラを検挙しよう。」
      • …というような役割分担で進めていく。
  • 上の説明だけでわかった人はすごいが、要するに『汝は人狼なりや?』をコンピューターゲームで再現したものといえる。ルールはそちらを参照してほしい。
    • 『人狼』を知っている人は、キラが人狼、Lが占い師のようなものと思ってもらえればいい。
  • キラゲームの「役職」
    • キラゲームに参加するのは、基本的に原作『DEATH NOTE』第一部の捜査本部メンバーたち。この参加メンバーのうち、一人がキラ、一人がLとなる。それ以外の者は捜査員(『人狼』の村人に相当)となる。自分以外の参加者の役職はわからないので、これを推理することが最重要事項となる。
      なお、この役職はあくまでキラゲーム上の役割分担なので、必ずしも「夜神月=キラ」「竜崎=L」とは限らず、プレイのたびに変化する。
    • プレイヤー(このソフトをプレイする人間)には必ずキラかLのどちらかの役職が与えられる。プレイヤーが捜査員になることはない。
    • Lの目的はキラを「検挙」すること。キラの目的はLを「キラの裁き」、もしくは誤認による「検挙」で脱落させることである。また生き残りがキラとLの2名のみになった場合もキラの勝利となる。
      • なお『人狼』とは異なり、本作ではL自身の生存が勝利条件に含まれる。Lが検挙や裁きで脱落すれば、即座にキラの勝利となる。
    • CPU専用の特殊な役割として「崇拝者」がある。捜査員の一種だが、誰がキラなのかを知っておりキラの勝利のために動く、『人狼』における「狂人」や「狂信者」に近い役職。ただしキラ側からは誰が崇拝者かわからないので、間違って脱落させてしまうこともある。
  • 討論と検挙
    • 登場人物は「発言力」「疑惑度」「信頼度」という3つのパラメータ値を持つ。発言によってこれらを調整しながら、自分の勝利に向けて場を誘導していく。
    • 「疑惑度」はキラではないかと疑われている度合い。「信頼度」は他の参加者から受けている信頼の度合い。「発言力」は言わば行動ポイントのようなもので、発言のたびに消費され、ターンごとに信頼度に応じて回復する。
      • 各パラメーターの最大値は100。なお、他人の疑惑度の正確な値は知る手段がないが、疑惑度が50、80を超えるとチェックマークが着くので目安になる。
    • 発言内容はコマンド選択式。発言力を消費して対象キャラクターの疑惑度や信頼度を上下させる。より効果の大きい「必殺発言」もある。
    • また他の人物の発言に対しては発言力を消費して「同調」と「反論」が可能。
      • 同調したり反論すればその発言の効果を高めたり、ひっくり返したりできる。ただし、変化があるのは疑惑度のみで信頼度に対する効果は変わらない。
      • 例えば疑惑度↑、信頼度↓の発言への反論に成功すると、疑惑度は下がるが、信頼度に関しては影響なし。なお、一部の必殺発言を除くと自分の疑惑度を能動的に減少させる手段は「自身に対する疑惑度上昇の発言に反論する、もしくは疑惑度減少の発言に同調する」のみである。
      • 反論に対してさらに「対抗」することもできる。この場合は言ってみればオークションのようなものが始まり、互いに発言力を消費しながら反論しあい、最後に発言できた方の効果が発動する。
    • 各キャラが3回ずつ発言するとターンが終了する。発言のパスも可能だが、パスが多い者は疑惑度が上がりやすい。
      • フリーモードでは1ターン内の発言回数を1~3回の範囲で選択可能。回数を減らすと投票回数、キラの裁き、Lの調査の回転数が上がり、ゲームスピードが早まる。
    • ターン終了後「投票」が行われる。各自がキラだと思う者に票を投じ、過半数の票を得た者が「検挙」されてゲームから脱落する。誰も過半数に達しない場合、そのターンは誰も検挙されない。
      • フリーモードでは「過半数に達していなくても最大得票者が検挙」の設定にすることもできる。誤認逮捕率が跳ね上がるのでこのルールでは基本L不利。これを逆手にとってハンデとして用いるのも一興だが。
  • キラの裁き
    • キラは投票終了後、参加者一人に対してデスノートを用いた「裁き」を行うことができる。対象の人物を確実に脱落させることができるが、Lではない捜査官を誤って裁いてしまった場合、以降の発言力の最大値が半分になるという大きなペナルティがある。
      • 裁きを行わずパスすることも可能。Lの正体に確証が持てないうちは、裁きではなく検挙によって脱落するように仕向けるほうが堅実といえる。
    • キラは特定の参加者の信頼度を100にすることにより、Lに関する手がかりを得ることができる。得られる情報は「○と○はLではない」「○もしくは○がLである」「○は崇拝者」の3種類。
  • Lの推理
    • Lは投票終了後、参加者一人を指定して、その人物がキラであるか否かの確定情報を得ることができる。ただしこれでキラが誰かを知ったとしても、勝利のためには「投票による検挙」という手続きを踏まなくてはならない。
    • 投票により捜査官が誤って検挙された場合、Lの発言力の最大値が20低下する。
  • こうして、キラもしくはLの勝利が確定するまでターンを繰り返していく。

その他システム等

  • ストーリーモード:原作に沿ったストーリーを読み進めながら、要所でキラゲームの対戦を行うモード。全13ステージ(チュートリアル、隠しステージ含む)。
    • ステージクリアの条件はほとんどの場合「キラゲームに勝利すること」だが、中には「キラとなって検挙される」といった変わった条件もある。
  • シングルモード:自由なルールと組み合わせでNPCキャラと対戦する。
  • 対戦モード:ワイヤレス通信による2人対戦モード。詳細は後述。
  • 登場キャラクター
    • 通常キャラクター15名
      • 夜神月(白)、竜崎、弥海砂、夜神総一郎、松田桃太、相沢周市、南空ナオミ、夜神粧裕、高田清美、模木完造、ワタリ、レイ=ペンバー、奈南川零司、火口卿介、尾々井剛
    • 隠しキャラクター4名
      • ニア、メロ、魅上、夜神月(黒)
      • クリア条件とは別に設定される「ボーナス条件」を満たすと「リンゴ」が得られ、これの数が一定数に達すると順次使用可能になっていく。
      • 夜神月(黒)の必殺発言は夜神月(白)と効果が異なるが、同一人物なのでシングルモード等ではどちらか片方しか選べない。
    • 他に、特定の操作を行うとバグキャラクター(?)としてレムが使用できる。ただし必殺発言を使用するとフリーズする。

評価点

  • 楽しめる人には楽しめるキラゲーム。
    • キラとLの頭脳戦をプレイヤー自身に体験させるために、『人狼』のルールを拝借するという発想自体が秀逸である。安易に推理アドベンチャーゲームにするよりも、気の利いた賢明な判断だったといえるだろう。
    • 『人狼』のファンにとっても、『人狼』っぽい雰囲気を手軽に味わえるソフトとしての価値がある。リアルの『人狼』は10人近いプレイヤーが集まらないと面白くならないゲームであり、ネットを通じてのプレイ環境もあるが初心者にはハードルが高いのだ。
  • 絵に関して言えばほぼ原作通り。レベルはかなり高い。
  • 原作における主要メンバーは網羅。ほぼ完全といっていいだろう。
    • よって「頼りなさすぎる松田L」「ノートを使うか迷う夜神粧裕キラ」などというシュールな光景も見れる。
      • ヨツバ関連のキャラが8名→3名に大幅に削られたのは気になるところだが、他の5人はあまり個性がなかったし多すぎても困るだけなので、これぐらいが丁度いいのかもしれない。
      • 原作第一部を元にした作品だが、第二部の主要キャラであるメロとニアも隠しキャラとして登場。
      • ちなみに死神は完全に脇役である。
  • キャラクターの作りこみは相当なもの。
    • キャラ毎に固有の「必殺発言」がある。原作の名ゼリフを再現した演出で効果も一発逆転を狙える。
    • 気付きにくいが実は初期の信頼度はキャラクター同士の組み合わせにより固定の値になっている。
      • 竜崎とワタリの信頼度は初期から高いなど、これも原作再現である。
    • CPUの賢さもあなどれない。例えばプレイヤーがキラとなった場合、先述のように特定人物の信頼度を上げると大きなメリットがあるのだが、露骨にこれを狙うと自分がキラであると看過されてしまう。
      逆に自分がLとなり、「Lの推理」でキラが誰かを知り得たとしても、キラの疑惑度を高めることに躍起になりすぎると、逆にキラに正体を知られて「裁き」を受けてしまう。
    • 上記の思考パターンはあくまで一例。実際には、他人がLやキラかどうかを判断する基準はキャラクターごとに細かく異なっている。
      • こちらも実際にプレイしても影響に気づきにくいのだが…。中にはあまり頭が良くなく、気まぐれで動いているようにしか見えない者もいる。
    • このように秀逸なルールとCPU思考ルーチンにより、プレイヤー自らの知力がモノを言う頭脳戦が味わえる。そして役職はプレイごとに変化し、キャラの思考やパラメータも十人十色、それらを自在に組み合わせられるシングルモード(フリー対戦)もあるので何度も楽しめる。
  • 良好な操作性。
    • 無理なタッチペン操作を押し付けるDSゲームが多い中、本作の操作系統はタッチペンのみで完結しており非常に操作しやすい。
      • というか、操作性に限るなら冗談抜きにDSゲーム最高クラスと言ってもいいレベル。
  • バカ要素と見れば評価できなくもないストーリー。
    • おおまかな流れは原作に沿っているが、原作にない展開も多い。例えば「月の家に弥海砂と高田清美がやってきて、月の恋人にどちらが相応しいかを、なぜか粧裕も交えてキラゲームで決める」という、どこからつっこめばいいかわからない話もある。
      • まぁ後述するように基本的に相当無茶なストーリーなのだが…。
  • IFストーリー
    • 原作とは違ったストーリー展開もあり、プレイヤーの視点次第でエンディングも変わる。

問題点

  • 楽しめない人には楽しめないキラゲーム。
    • そもそもルールが複雑でわかりにくい。もともと人間同士の会話形ゲームだったものをコンピューターゲームにしたせいもあるのだが、『人狼』には存在しない「信頼度」や「疑惑度」「発言力」といったパラメーターを管理する必要がある。
    • また、基本的に相手がキラ(もしくはL)であることを証明する手段はない。周りの人間からどう思われているかが何より重要、ひとたび「こいつは怪しい」と思われたらもうオシマイという世界なのだ。そのあたりに馴染めず、モヤモヤを感じてしまう人には向いていない。
      • 『人狼』では、敵対プレイヤーの発言の矛盾を見抜いて暴きたて、自分の正しさを第三者に対して証明することもできるのだが、本作ではそこまで高度な論戦は不可能。
    • せっかく『DEATH NOTE』という題材を得たのに、それっぽい役職が少なすぎるのも残念。Lの絶対的支援者である「ワタリ」や、キラと同等の能力を持つ「第二のキラ」などを、役職として登場させて欲しかったところである。
    • キラとLの力関係が互角ではなく、基本的にLが大幅に不利。
      • キラはLを特定できたら「裁き」一発で終了だが、Lは確実性の薄い評決以外にキラを倒す方法が無い。したがって、キラ側は「裁き」の無駄撃ちさえしなければ大抵の場合Lの誤認逮捕、もしくは特定→裁きで勝てる。しかも捜査官が全員死んでもキラの勝利である。
      • Lの脱落で即敗北というルールのため、『人狼』では有効な「占い師自身の死を覚悟した自己犠牲的行動」がLには許されない。
      • さらにLを守護する役職も存在しないため、正体発覚が敗北に直結する。Lはカミングアウト(自ら正体を公言すること)もできず最後まで潜伏を続けなくてはならない。
      • キラの根回しのせいでL以外の捜査官が誤認逮捕されたとしても、それでペナルティを受けるのはLのみというルールになっている。
    • 前述したように、プレイヤーは「L」か「キラ」のどちらかの役職が強制され、「捜査員」や「崇拝者」になることはできない。
  • 無茶がありすぎるストーリー。
    • そもそも、なぜ竜崎ら捜査本部の面々がこんなゲームに興じているのかといえば、先述のように「キラの心理のプロファイリングに繋がるから」というもの。あまりにも無理がある設定である。
    • さらに捜査本部内で意見が分かれたら、その時もキラゲームで決める。まるで、いきなり「それなら麻雀で決着をつけよう!」などと言い出す麻雀漫画のようである。
    • レイやナオミなど原作では捜査本部に来ていない人物も、本作では捜査本部にまでわざわざ来てキラゲームに興じる。
    • そんな無茶だらけの設定でありながら、ストーリーはおおむね原作通りに進行していく。
      • そのため連続殺人事件の捜査中にキラゲームで遊びはじめる、ナオミは手がかりを求めて捜査本部まで来たのにキラゲームに負けたらそのまま帰っていく、といった謎な状況になっており、よけいにストーリーの強引さを印象付けてしまっている。
    • ただし、月を追い詰める本作オリジナルの展開に繋げる伏線になっている点を評価する声もある。
  • キャラクターのグラフィックはレベルが高いが、表情の変化といったパターンが少なめ。
    • 原作名物の大胆な表情変化(通称「顔芸」)を再現してくれれば、さらに評価は上がっていたと思われるだけに惜しまれる部分。
  • 討論時の発言のセリフがうまく繋がらず、おかしな会話になってしまうことがしばしばある。
    • 他者から自分がキラではないかと疑う発言をされ、反論や同調が連鎖している時に「私もそう思っていた」とまるで他人事のようなセリフを吐くなど。
      • ただ、セリフ自体はそれなりにバリエーションも個性もある。繋げると不自然な場面が多々あるだけで。
    • 本作の「発言」とはパラメータを操作するためのコマンドに過ぎず、重要なのはその効果のみ、発言内容のセリフにはゲーム的な意味は無い。それを割り切れる人は何とも思わないのだが、割り切れない人は違和感や滑稽さを感じ取ってしまう。
  • キャラクター毎の必殺発言の使い勝手の差が大きい。
    • 例えば奈南川の「フッ、もうみんなだれかわかっているんじゃないのか?」。自分以外の疑惑度が最も高い誰かの疑惑度を最大値(100)にする効果。
      • 自分がキラの時なら、自身の疑惑度が高まって検挙されそうなときに票を散らして生き延びたり、誤認逮捕でLの発言力を削ったりできる。Lパートでもキラと確定した相手の疑惑度を先の2ターンで高めておき、最後のターンで使って確実に検挙させたり汎用性がかなり高い。
    • 逆に使いにくいものもある。代表格は夜神粧裕の「みんなもっと話しましょ!」。
      • 全員の発言力を40にできる。正直活かせる場面はかなり少なく、使い勝手はかなり悪い*1
    • 他にも相沢の「わたしはあなたを信じる」(対象の疑惑度を0にして信頼度を100にする)が、弥海砂の「ミサのこと信じてね」(対象の信頼度を100にする)のほぼ上位互換だったりする。
  • 通信対戦モードの問題。
    • 本作には2人のプレイヤーがキラゲームをプレイする通信対戦モードがある。一方がキラ、一方がLであることが明白なので、相手プレイヤーが操っているキャラは誰なのかを推理することが焦点となる。
    • ただ、特に個人ごとにデータが違うようなゲームでもないのにソフト2本が必要。
    • プレイヤーの思考時間がたった3秒しかない。反応時間でCPUとプレイヤーキャラを判別させないための措置なのだが、対CPU戦ではじっくり考えられるので、そのテンポに慣れていると致命的な不利になりかねない。

総評

ゲーム全体の出来は駄作寄りだが、キラゲームそのものはメンバーや役職を変えながら遊べば結構長く楽しめる。
基本的に発言や行動の矛盾を見つけるゲームであるため、それに慣れれば簡単にクリアできる。
しかしキラゲームのルールに馴染めないプレイヤーは「ロクに推理せずに当てずっぽうでプレイして、負けたら勝つまでやり直す」というプレイスタイルに走りがちであった(特にキラは、ペナルティなど気にせずに他人を片っ端から裁いていくという方法で、かなり高い確率で勝利できてしまう)。このようなやり方でも一応クリアできるのだが、それではまったく楽しくない。そのせいか本作は巷でさほど高い評価を得られなかった。
原作『DEATH NOTE』への愛着に加えて「キラゲームのルールを把握できるか」「明確な答えのない戦いをそういうものとして割り切れるか」といった点で評価の変わる、かなり人を選ぶゲームである。


その後

  • 本作は「よくある有象無象のキャラゲー」として忘れられていった。しかし「キラゲーム」のルールに注目して、これを『汝は人狼なりや?』の亜流として、主にネット上でプレイし続けている人もいるらしい(ただしルールはかなり独自改良されている)。
    • 公認のファングッズとして2019年には『DEATH NOTE 人狼』というボードゲームも発売されている。ただし、普通の人狼ゲームやキラゲームとはかなりシステムが異なり、むしろ『犯人は踊る』のようなボードゲームに近いゲームデザインになっている。
  • 後継作として『DEATH NOTE Lを継ぐ者』が発売されている(DS専用・2007年7月12日)。こちらは『スコットランドヤード』という世界中で人気のあるボードゲームを元にしている。
    さらに後継作として『L the proLogue to DEATH NOTE ~螺旋の罠~』が発売(DS専用・2008年2月7日)。インターネット等で流行している「脱出ゲーム」を元にしたゲームデザインで、ストーリーは完全オリジナルとなっている。
  • 後年には『ロストディメンション』『レイジングループ』『グノーシア』『Among us』など、人狼をコンピュータゲームに落とし込んだ作品が数多く存在する。いずれも10年代に作られた事を考えると、本作はかなり先見的な試みだったと言えるかもしれない。
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最終更新:2024年03月24日 11:08

*1 一応全員の発言力を制限することで不必要な反論や対抗を縛って自身の発言の効果を安定させる…というような高度な戦略はある。