ギガンデス
【ぎがんです】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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開発元
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イーストテクノロジー
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発売元
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ローラートロン タイトー
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稼働開始日
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1990年2月
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プレイ人数
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1人
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判定
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なし
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ポイント
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ステージ開始時のアイキャッチが大きな特徴 難易度は高め
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概要
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1989年にイーストテクノロジーから発売された横スクロールSTG。
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キャッチコピーは「ある日ぼくは素敵なゲームに出逢った」。チラシに本編とは関係ない少年の絵が描かれその上に書かれている。
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出回りも悪く移植もされていないため、ドマイナーな作品である。
システム
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操作は1レバー2ボタン式。
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ボタンのうち1つはショットボタンだが、特徴的なのがもう1つの「攻撃方向の転換」ボタン。
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本作の自機は最大で周囲4方向に砲台がつく(後述)。転換ボタンを1回押すたびに、砲台の攻撃方向が時計回りに90度ずつ切り替わる。
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また、押しっぱなしにすることで45度の斜め方向に砲身を向けることも可能。
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本作の自機には独特のパワーアップシステムがある。
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ショットアイテムを取得することで砲台を装備しパワーアップするが、本作で特徴的なのはアイテムを取った方向に装備されるところ。上からアイテムを取ると、自機の上に砲台がくっつく、といった具合だ。
これにより、最大4方向に砲台を装備できる。
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ノーマルショット(N):ノーマルショットを射出。初期装備として1つ付いている。
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ミサイル(M):攻撃力が高いミサイルを射出。
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レーザー(R):単発での威力が高いレーザーを射出。
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クラッシャーボール(C):地形を沿うボールを射出。
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また各砲台の強化もできる。
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パワーアップ(P):取った方向の武器が強くなる。
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ウェーブ(W):取った方向の武器が蛇行して放たれるようになる。
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なお本作は即死制でその場復活だが、ミスしてもパワーアップは没収されない。
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その一方で、ステージクリア時には全装備が没収される。
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本作に近いシステムとして『メガブラスト』があげられる。しかし、こちらは自機サイズが非常に小さいのでプレイ感覚はかなり異なる。
評価点
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独特なパワーアップシステム。
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初めてプレイするとかなり戸惑いがちだが、慣れてくるとアイテムを決められた方向に装備させられるようになり、攻略の幅が広がる。
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なんといってもステージ構成が特異な点が上げられる。
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地形が複雑でギミックも豊富。特に、他のSTGでは見かける事の無い風変わりなギミックは、本作を特徴付けるアクセントであり、そのアイデアは見た目にも楽しめる。
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グラフィックは丁寧な作り。
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BGMは多彩で妙に印象的な曲が多く、使いまわしせずに各ステージとボス毎に用意されていて聴きごたえがある。
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なぜか23年後の2013年にSweepRecordから特典DVDつきサントラCDが発売された。現在は完売しており中古で若干プレミアがついている。
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ステージ開始時、「第○話」という表記になっている非常に個性的なアイキャッチが挿入される。
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作品全体通して世界観に一貫性が無いのであまり意味が無いのだが、視覚的に楽しめる。
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また、第1話のステージボス出現手前に登場する「もうすぐボス」と言うストレートな看板も面白い。
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その特徴的な各話アイキャッチ一覧
・第1話 ROUND37発進!
・第2話 ライバル出現
・第3話 メソポタミアの悪夢
・第4話 コロニーを救え!前編
・第5話 コロニーを救え!後編
・第6話 多々良島決戦
・第7話 地底王国ラーザン
・第8話 友よ静かに眠れ
問題点
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第二話は「ライバル出現」となっているが、そのライバルは2回しか出てこない。
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永久パターンがある。
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難易度が非常に高い。
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評価点であげた「地形が複雑かつギミック豊富」というのも難易度を高める要因のひとつになっている。
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一応連射装置を使用する事でそれなりの難易度に下げる事はできる。
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ラスボスを倒した後、スタッフロールも無く「GAME OVER」と表記されるあっけなさ過ぎるエンディング。
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あまりに唐突過ぎるバッドエンドのような演出で、裏のエンディングが存在するのかと勘違いしたプレイヤーもいるだろう。
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前述のサウンドトラックには未使用の4曲が収録されており、そのうちの一つはエンディングに使われるはずであったと思われる。
総評
ひねったシステム、色とりどりなステージ展開、個性的なステージ構成、インパクトの強い演出等、丁寧に作られている。
名前だけのライバルや寂しすぎるエンディング等の難点もあるが、それを覆して余るだけの面白さはあるゲームである。
では名作かと言うとそういうわけではない。連射装置が無くては話にならないゲームバランスなうえ、あっても地形が複雑で難易度は十分高い。
最終更新:2024年01月24日 17:23