「たたいて! モグポン」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

たたいて! モグポン」(2022/10/26 (水) 11:04:27) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*たたいて! モグポン 【たたいて もぐぽん】 |ジャンル|たたいてスッキリ!新感覚モグラたたき| |対応機種|Wii(Wiiウェア)| |メディア|ダウンロード専売ソフト| |発売・開発元|アジェンダ| |発売日|2008年11月11日| |定価|500Wiiポイント| |プレイ人数|1~4人(協力、対戦プレイ可)| |備考|''2019年1月31日にWiiウェアの購入期間は終了済み''| |判定|なし| |ポイント|ガンシューティング風もぐら叩きゲーム&br()低ボリュームながらも新感覚| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -はがき作成ソフトである「宛名職人」で知られるメーカー、アジェンダが2008年にリリースしたWiiウェア向けソフト((かつてはゲームブランドである「アージェント」の名でゲーム開発をしていたが、2007年から会社名の方を使用している。なお、現在はゲーム開発事業を別会社に移管したため撤退している。))。ジャンルが示す通りのもぐら叩きゲームなのだが、ただのもぐら叩きでは済まされないギミックが搭載されている。 -1~4人プレイが可能だが、モードによって最大プレイ人数が違うので、詳細は下記ルールに示す。 **主なルール -基本操作はWiiリモコンをハンマーに見立てる方式を採用。リモコンにポイントを当てる事によりハンマー位置の調整を行い、リモコンを下に振るとそこにいるモグラを叩けるという仕組み。原則として、モードセレクトでボタンを使用する以外は、リモコン振り以外の操作は一切使用しない。 --なお、ゲーム内にて親切なチュートリアルも完備されているので、それを利用すれば即座に操作が理解可能であろう。 -このゲームには大きく分けて3つのモードがある。以下その詳細。 -アドベンチャーモード --1~2人協力プレイが可能。 --「ジャングル」「宇宙」「JAPAN」「ホラー」の4つのステージが用意されており、各ステージは3種類の難易度(かんたん、ふつう、むずかしい)で構成されている。すなわち4ステージ×3難易度で計12ステージが存在し、それらをクリアしていくのが目的となる。 --ステージセレクト制で、プレイ始めはジャングルのかんたんしかプレイできないが、クリアするにつれ他のステージが解禁されていくという流れとなる。 --ステージには制限時間が定められており、それが0になるまでに多くのもぐらを叩いてスコアを稼いでいく。必ず制限時間が無くなるまでそのステージは続けられ、ステージ途中でゲームオーバーとなる要因は一切無い。 ---ステージ内はスクロールなどでもぐら配置が常に変化しており、もぐら自身も空中で浮遊するものや、ワープで出現するものなど、多種多彩な種類が存在する。例えるならば、''ガンシューティングのようなノリでもぐら叩きをするゲーム''といえる存在である。 ---もぐらは出現してから早く叩く程高得点となる他、叩き方の特定条件を満たすと金色のもぐらが出現し、それを叩くとさらなる高得点が得られるボーナスがある。すなわち''「反射神経」と「もぐら配置のパターン把握」の両面を持ち合わせているか否かで、そのステージのスコア結果に雲泥の差が出るのは必至である''。 --ステージを終えるとリザルト画面に進み、総計スコア表示、及び結果によって金、銀、銅のメダルが得られ、スコアランキング表示もされる。やり込みプレイヤーにとっては全ステージ金メダル制覇は取っておきたいところ。 ---Wi-Fiを利用すれば、各ステージのハイスコアを登録する事が可能。なお、登録するかどうかは完全任意であり、無理に登録する必要は無い。 -とことんモード --一人プレイ専用で、複数人のプレイは不可。 --定番のもぐら叩きフィールドの中で、どれだけのもぐらを叩いてスコアを稼げるかを競う。 --スコア稼ぎに特化したモードで、ゲームオーバーにならない限りはエンドレスである。一定のもぐらを叩くとフィールドが広まりもぐらの穴が増加する他、もぐらのスピードも早くなり、難易度が増してくる。 --プレイヤーにライフが5つ設定されており、もぐらを叩き逃すと1消費、すべてなくなるとゲームオーバーとなる。 --アドベンチャーモード同様、早く叩く程高得点で、特定条件で金のもぐらも出現する。 --ゲームオーバー後はリザルト画面に進み、総計スコア表示とスコアランキング表示がされる。また、このモードもWi-Fiにてハイスコア登録が可能である。9999999点でカウントがストップし、日本では11人が達成している(プレイヤーの人数は3万人以上いる)。 -バトルモード --1~4人対戦プレイが可能。 --対戦限定のモードではあるが、プレイヤーの変わりにCPUを担当させる事ができるので、一人プレイも可能である。 --定番のもぐら叩きフィールドの中でもぐらを叩き、条件を満たした者が勝者となる。 --このモードでは「色モード」と「数モード」の2ルールが選べ、それぞれのルールが異なる。 ---「色モード」は複数色のモグラが出現するのだが、叩いたモグラが4つまでストックされトランプのポーカーの要領で役が決まり、役によって相手のライフを減らしてダメージをあたえられる。一人だけライフが残っていた者、もしくは制限時間が0でも決着が付かなければライフ残数が多い者、のどちらかが勝利となる。4ペア(同色もぐら4匹)などの強い役である程敵に与えられるダメージが大きいので、ただ闇雲に叩かずに考えて行動を起こす必要があるかもしれない。 ---「数モード」は純粋に叩いたもぐらの数で勝敗を決める至ってシンプルなルール。制限時間0にて叩いた数が多い者が勝利となる。 --「色モード」「数モード」共に、もぐらの代わりにアイテムボックスが出現する事があり、それを叩けばそのプレイヤーに何かが起こる(戦況プラスかマイナス、どちらかの意味で)。 --対戦主体なので、このモードにはスコアランキングやWi-Fi機能は搭載されていない。 -アドベンチャーモードで全ステージをクリアするとスタッフロールが始まる。なお、スタッフロール中でスタッフらしき似顔絵(Mii)をもぐらに見立てて叩けるお遊び的な操作が可能(特にゲーム的な意味は無いが)。一度見たスタッフロールはゲームとは個別で再鑑賞する事も可能。 -各モードで特定条件(好成績、プレイ時間など)を満たすと、称号を得る事ができ、それを集めるのもやり込み要素の一つとなっている。 //-他詳しい事は[[オフィシャルサイト>http://agenda-game.com/products/mogpon/]]にて確認されたし。 //サイトのリンクが切れてました。 //『記事の書き方』のページに倣い、「批評点」という項目を「評価点」と「問題点」に分離しました **評価点 -キャラデザインが非常に可愛らしく、多種多様なもぐらの存在が愛くるしい。 --しかし、彼らは所詮はもぐら叩きの的でしかなく、ポコポコとハンマーの洗礼を食らうその様はどことなく残酷(?)かもしれない(可愛いけど)。 -「もぐら叩きとガンシューティングの融合」という、今までにありそうで無かった新感覚なプレイが堪能できる。 --従来のガンシューだとWiiザッパー込みでの操作がデフォルトとなりつつあるが、本作はリモコンのみで片手プレイが可能であり、ひたすらにまでお手軽である。 --その簡単でカジュアルな操作により、子供や女性のプレイヤー層にも十分入り込めるし、アドベンチャーモードはクリアするだけなら誰でも可能なので、ゲームに慣れていない人でも軽く全クリアできる優しさも嬉しいところ。 --Wiiのソフトは無意味なリモコン振り操作を入れて操作性を悪化させているものが少なくない中、本作はハンマーという武器の使わせ方を上手く再現した、''振らせる事に意義がある''ゲームである。これぞリモコン振りをさせる模範的存在ではないだろうか。 **問題点 -リモコン縦振りでもぐらを叩くという操作の関係上、意外にも体力を消耗しやすく、長時間のプレイは結構きついものがある。 //-ステージ数が少ない。 //--「アドベンチャーモードの全12ステージ」といえばそれなりに多そうに思えるかもしれないが、実際のところ、各ステージの難易度差は構造の長さが多少違うだけで、どの難易度も似たようなステージばかりである。 //--他の2モードもそこまでプレイバリエーションが多い訳でもなく、この辺は悪い意味でWiiウェア的な小粒さは拭いきれないところ。 //金額的には妥当じゃないかな ---- **総評 定番のもぐら叩きを一風変わったコンセプトでプレイでき、やり込みや対戦プレイも付いて500Wiiポイントという価格はなかなか良心的である。まさに、「小粒でカジュアルなソフトを安価で提供する」というWiiウェアの為に存在しているソフトといっても過言ではない。
*たたいて! モグポン 【たたいて もぐぽん】 |ジャンル|たたいてスッキリ!新感覚モグラたたき| |対応機種|Wii(Wiiウェア)| |メディア|ダウンロード専売ソフト| |発売・開発元|アジェンダ| |発売日|2008年11月11日| |定価|500Wiiポイント| |プレイ人数|1~4人(協力、対戦プレイ可)| |備考|''2019年1月31日にWiiウェアの購入期間は終了済み''| |判定|なし| |ポイント|ガンシューティング風もぐら叩きゲーム&br()低ボリュームながらも新感覚| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -はがき作成ソフトである「宛名職人」で知られるメーカー、アジェンダが2008年にリリースしたWiiウェア向けソフト((かつてはゲームブランドである「アージェント」の名でゲーム開発をしていたが、2007年から会社名の方を使用している。なお、現在はゲーム開発事業を別会社に移管したため撤退している。))。ジャンルが示す通りのもぐら叩きゲームなのだが、ただのもぐら叩きでは済まされないギミックが搭載されている。 -1~4人プレイが可能だが、モードによって最大プレイ人数が違うので、詳細は下記ルールに示す。 **主なルール -基本操作はWiiリモコンをハンマーに見立てる方式を採用。リモコンにポイントを当てる事によりハンマー位置の調整を行い、リモコンを下に振るとそこにいるモグラを叩けるという仕組み。原則として、モードセレクトでボタンを使用する以外は、リモコン振り以外の操作は一切使用しない。 --なお、ゲーム内にて親切なチュートリアルも完備されているので、それを利用すれば即座に操作が理解可能であろう。 -このゲームには大きく分けて3つのモードがある。以下その詳細。 -アドベンチャーモード --1~2人協力プレイが可能。 --「ジャングル」「宇宙」「JAPAN」「ホラー」の4つのステージが用意されており、各ステージは3種類の難易度(かんたん、ふつう、むずかしい)で構成されている。すなわち4ステージ×3難易度で計12ステージが存在し、それらをクリアしていくのが目的となる。 --ステージセレクト制で、プレイ始めはジャングルのかんたんしかプレイできないが、クリアするにつれ他のステージが解禁されていくという流れとなる。 --ステージには制限時間が定められており、それが0になるまでに多くのもぐらを叩いてスコアを稼いでいく。必ず制限時間が無くなるまでそのステージは続けられ、ステージ途中でゲームオーバーとなる要因は一切無い。 ---ステージ内はスクロールなどでもぐら配置が常に変化しており、もぐら自身も空中で浮遊するものや、ワープで出現するものなど、多種多彩な種類が存在する。例えるならば、''ガンシューティングのようなノリでもぐら叩きをするゲーム''といえる存在である。 ---もぐらは出現してから早く叩く程高得点となる他、叩き方の特定条件を満たすと金色のもぐらが出現し、それを叩くとさらなる高得点が得られるボーナスがある。すなわち''「反射神経」と「もぐら配置のパターン把握」の両面を持ち合わせているか否かで、そのステージのスコア結果に雲泥の差が出るのは必至である''。 --ステージを終えるとリザルト画面に進み、総計スコア表示、及び結果によって金、銀、銅のメダルが得られ、スコアランキング表示もされる。やり込みプレイヤーにとっては全ステージ金メダル制覇は取っておきたいところ。 ---Wi-Fiを利用すれば、各ステージのハイスコアを登録する事が可能。なお、登録するかどうかは完全任意であり、無理に登録する必要は無い。 -とことんモード --一人プレイ専用で、複数人のプレイは不可。 --定番のもぐら叩きフィールドの中で、どれだけのもぐらを叩いてスコアを稼げるかを競う。 --スコア稼ぎに特化したモードで、ゲームオーバーにならない限りはエンドレスである。一定のもぐらを叩くとフィールドが広まりもぐらの穴が増加する他、もぐらのスピードも早くなり、難易度が増してくる。 --プレイヤーにライフが5つ設定されており、もぐらを叩き逃すと1消費、すべてなくなるとゲームオーバーとなる。 --アドベンチャーモード同様、早く叩く程高得点で、特定条件で金のもぐらも出現する。 --ゲームオーバー後はリザルト画面に進み、総計スコア表示とスコアランキング表示がされる。また、このモードもWi-Fiにてハイスコア登録が可能である。9999999点でカウントがストップし、日本では11人が達成している(プレイヤーの人数は3万人以上いる)。 -バトルモード --1~4人対戦プレイが可能。 --対戦限定のモードではあるが、プレイヤーの代わりにCPUを担当させる事ができるので、一人プレイも可能である。 --定番のもぐら叩きフィールドの中でもぐらを叩き、条件を満たした者が勝者となる。 --このモードでは「色モード」と「数モード」の2ルールが選べ、それぞれのルールが異なる。 ---「色モード」は複数色のモグラが出現するのだが、叩いたモグラが4つまでストックされトランプのポーカーの要領で役が決まり、役によって相手のライフを減らしてダメージをあたえられる。一人だけライフが残っていた者、もしくは制限時間が0でも決着が付かなければライフ残数が多い者、のどちらかが勝利となる。4ペア(同色もぐら4匹)などの強い役である程敵に与えられるダメージが大きいので、ただ闇雲に叩かずに考えて行動を起こす必要があるかもしれない。 ---「数モード」は純粋に叩いたもぐらの数で勝敗を決める至ってシンプルなルール。制限時間0にて叩いた数が多い者が勝利となる。 --「色モード」「数モード」共に、もぐらの代わりにアイテムボックスが出現する事があり、それを叩けばそのプレイヤーに何かが起こる(戦況プラスかマイナス、どちらかの意味で)。 --対戦主体なので、このモードにはスコアランキングやWi-Fi機能は搭載されていない。 -アドベンチャーモードで全ステージをクリアするとスタッフロールが始まる。なお、スタッフロール中でスタッフらしき似顔絵(Mii)をもぐらに見立てて叩けるお遊び的な操作が可能(特にゲーム的な意味は無いが)。一度見たスタッフロールはゲームとは個別で再鑑賞する事も可能。 -各モードで特定条件(好成績、プレイ時間など)を満たすと、称号を得る事ができ、それを集めるのもやり込み要素の一つとなっている。 //-他詳しい事は[[オフィシャルサイト>http://agenda-game.com/products/mogpon/]]にて確認されたし。 //サイトのリンクが切れてました。 //『記事の書き方』のページに倣い、「批評点」という項目を「評価点」と「問題点」に分離しました **評価点 -キャラデザインが非常に可愛らしく、多種多様なもぐらの存在が愛くるしい。 --しかし、彼らは所詮はもぐら叩きの的でしかなく、ポコポコとハンマーの洗礼を食らうその様はどことなく残酷(?)かもしれない(可愛いけど)。 -「もぐら叩きとガンシューティングの融合」という、今までにありそうで無かった新感覚なプレイが堪能できる。 --従来のガンシューだとWiiザッパー込みでの操作がデフォルトとなりつつあるが、本作はリモコンのみで片手プレイが可能であり、ひたすらにまでお手軽である。 --その簡単でカジュアルな操作により、子供や女性のプレイヤー層にも十分入り込めるし、アドベンチャーモードはクリアするだけなら誰でも可能なので、ゲームに慣れていない人でも軽く全クリアできる優しさも嬉しいところ。 --Wiiのソフトは無意味なリモコン振り操作を入れて操作性を悪化させているものが少なくない中、本作はハンマーという武器の使わせ方を上手く再現した、''振らせる事に意義がある''ゲームである。これぞリモコン振りをさせる模範的存在ではないだろうか。 **問題点 -リモコン縦振りでもぐらを叩くという操作の関係上、意外にも体力を消耗しやすく、長時間のプレイは結構きついものがある。 //-ステージ数が少ない。 //--「アドベンチャーモードの全12ステージ」といえばそれなりに多そうに思えるかもしれないが、実際のところ、各ステージの難易度差は構造の長さが多少違うだけで、どの難易度も似たようなステージばかりである。 //--他の2モードもそこまでプレイバリエーションが多い訳でもなく、この辺は悪い意味でWiiウェア的な小粒さは拭いきれないところ。 //金額的には妥当じゃないかな ---- **総評 定番のもぐら叩きを一風変わったコンセプトでプレイでき、やり込みや対戦プレイも付いて500Wiiポイントという価格はなかなか良心的である。まさに、「小粒でカジュアルなソフトを安価で提供する」というWiiウェアの為に存在しているソフトといっても過言ではない。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: