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「[[判定不一致修正依頼]]」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *バトルヒート 【ばとるひーと】 |ジャンル|対戦格闘|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/31B30GCHT7L.jpg,height=160)| |対応機種|PC-FX|~| |発売・開発元|ハドソン|~| |発売日|1994年12月23日|~| |定価|8,800円(税別)|~| |判定|なし|~| |ポイント|斬新なアイデアと盛大な手間&br;ハード性能をフルに生かした迷作|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -PS・SSの台頭に脅威を感じたハドソンが、急遽発売日を前倒しして登場させた次世代ハードPC-FXのキラーソフト。 --それに見合ったゲーム内容で、アニメーション描写能力が飛びぬけて優れているPC-FXを生かすために全編がアニメーションで仕上がっている。 -キャラクターデザイナーは羽山淳一。アニメーション制作はステジオコピック。 --羽山淳一はアニメ「北斗の拳」で作画監督を担当していた事があり、キャラクターは全体的に北斗の拳チック。筋肉描写が凄い。 **システム -基本的なシステムは一般的な対戦格闘と変らないが、プレイキャラクターはテレビアニメのようにセルアニメーションで描写されている。プレイキャラクターと対戦相手は同一画面内に描かれている。 --何を言ってるのか解らないと思うが、見てみない事にはこれ以上説明のしようが無い。 #region(プレイ動画) &video(https://youtu.be/QyRFxXH0DZo) #endregion --プレイヤーはコマンド入力をする事でキャラクターに行動を与える事ができる。間合いやガード、ヒットポイントや必殺技は全てアニメで表現される。 ---投げ技や飛び道具等、ド派手な技もアニメーションで描写。 -相手の攻撃に対し反撃を仕掛ける事ができ、その反撃に対し更に反撃返し…も可能(10回まで)。 **評価点 -美麗なアニメーション --セルアニメで表現される格闘ゲームという意欲作なだけに、アニメーションのクオリティは非常に高い。 **問題点 -ゲームバランスが悪い。 --飛び蹴りが強すぎて、どのキャラでも飛び蹴りを繰り返すだけで簡単にクリアできる。 --キャラクターバランスは別に悪く無い。 -同キャラ対戦どころか、同チーム((このゲームは帝国軍と反乱軍の戦いという設定で、1Pが反乱軍、2Pが帝国軍に固定されている。))所属キャラ同士で戦う事が出来ない。 -実のところシステムとしては80年代のアーケードゲームのジャンルの一つであるLDゲームの延長でしかない。 **総評 次世代ハードの性能を生かすフルアニメーションの新感覚格闘ゲーム。~ ダイナミックな戦闘アニメは見る者を圧倒した。それと同時に、PC-FXと言うハードの可能性にも驚かされただろう。~ だが、ゲームそのものの出来はいまいちであった。 良くも悪くもPC-FXを象徴するような作品である。 **余談 -本作のEDテーマ「逢いたい君がいない」は2年後にシンガーソングライターの「天方直実」がデビュー曲として歌っている。その際、一部歌詞が若干変化している。 --それが原因かは定かではないが、ゲームそのものの知名度と比較するとこの曲の認知度や人気はかなり高い。 -開発中の段階では『FXファイター』というタイトルでアニメーションのシーンが&bold(){(93年レベルの)3Dポリゴンによるムービー}で表現されていた。 --PC-FXにポリゴン描写を処理する能力を与えなかった理由の1つとして、「3D表現をするなら動画描写機能を使って3Dのプリレンダムービーを流せば良い」というものがあるが、この内容で発売していたらかなり誰得な作品になっていたのは間違いない…。 #region(プレイ動画) &video(https://youtu.be/UmPlPjvgWdA) #endregion
「[[判定不一致修正依頼]]」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *バトルヒート 【ばとるひーと】 |ジャンル|対戦格闘|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/31B30GCHT7L.jpg,height=160)| |対応機種|PC-FX|~| |発売・開発元|ハドソン|~| |発売日|1994年12月23日|~| |定価|8,800円(税別)|~| |判定|なし|~| |ポイント|斬新なアイデアと盛大な手間&br;ハード性能をフルに生かした迷作|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -PS・SSの台頭に脅威を感じたハドソンが、急遽発売日を前倒しして登場させた次世代ハードPC-FXのキラーソフト。 --それに見合ったゲーム内容で、アニメーション描写能力が飛びぬけて優れているPC-FXを生かすために全編がアニメーションで仕上がっている。 -キャラクターデザイナーは羽山淳一。アニメーション制作はスタジオコクピット。 --羽山淳一はアニメ「北斗の拳」で作画監督を担当していた事があり、キャラクターは全体的に北斗の拳チック。筋肉描写が凄い。 **システム -基本的なシステムは一般的な対戦格闘と変らないが、プレイキャラクターはテレビアニメのようにセルアニメーションで描写されている。プレイキャラクターと対戦相手は同一画面内に描かれている。 --何を言ってるのか解らないと思うが、見てみない事にはこれ以上説明のしようが無い。 #region(プレイ動画) &video(https://youtu.be/QyRFxXH0DZo) #endregion --プレイヤーはコマンド入力をする事でキャラクターに行動を与える事ができる。間合いやガード、ヒットポイントや必殺技は全てアニメで表現される。 ---投げ技や飛び道具等、ド派手な技もアニメーションで描写。 -相手の攻撃に対し反撃を仕掛ける事ができ、その反撃に対し更に反撃返し…も可能(10回まで)。 **評価点 -美麗なアニメーション --セルアニメで表現される格闘ゲームという意欲作なだけに、アニメーションのクオリティは非常に高い。 **問題点 -ゲームバランスが悪い。 --飛び蹴りが強すぎて、どのキャラでも飛び蹴りを繰り返すだけで簡単にクリアできる。 --キャラクターバランスは別に悪く無い。 -同キャラ対戦どころか、同チーム((このゲームは帝国軍と反乱軍の戦いという設定で、1Pが反乱軍、2Pが帝国軍に固定されている。))所属キャラ同士で戦う事が出来ない。 -実のところシステムとしては80年代のアーケードゲームのジャンルの一つであるLDゲームの延長でしかない。 **総評 次世代ハードの性能を生かすフルアニメーションの新感覚格闘ゲーム。~ ダイナミックな戦闘アニメは見る者を圧倒した。それと同時に、PC-FXと言うハードの可能性にも驚かされただろう。~ だが、ゲームそのものの出来はいまいちであった。 良くも悪くもPC-FXを象徴するような作品である。 **余談 -本作のEDテーマ「逢いたい君がいない」は2年後にシンガーソングライターの「天方直実」がデビュー曲として歌っている。その際、一部歌詞が若干変化している。 --それが原因かは定かではないが、ゲームそのものの知名度と比較するとこの曲の認知度や人気はかなり高い。 -開発中の段階では『FXファイター』というタイトルでアニメーションのシーンが&bold(){(93年レベルの)3Dポリゴンによるムービー}で表現されていた。 --PC-FXにポリゴン描写を処理する能力を与えなかった理由の1つとして、「3D表現をするなら動画描写機能を使って3Dのプリレンダムービーを流せば良い」というものがあるが、この内容で発売していたらかなり誰得な作品になっていたのは間違いない…。 #region(プレイ動画) &video(https://youtu.be/UmPlPjvgWdA) #endregion

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