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*エキサイティングビリヤード 【えきさいてぃんぐびりやーど】 |ジャンル|テーブルゲーム|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/160100055.jpg,height=160)| |対応機種|ファミリーコンピュータ ディスクシステム|~| |発売・開発元|コナミ|~| |発売日&br()()は書換開始日|1987年6月26日(1987年8月25日)|~| |定価|2,800円(税別)|~| |判定|なし|~| |ポイント|完成度の高いシンプルなビリヤード|~| |>|>|CENTER:''エキサイティングシリーズ''&br;バスケット / ''ビリヤード'' / [[ベースボール>エキサイティングベースボール]] / ボクシング / [[サッカー>エキサイティングサッカー コナミカップ]]| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -コナミのエキサイティングスポーツシリーズ。 -1962年に公開され反響を呼んだ映画『ハスラー』の続編、『ハスラー2』により巻き起こった第二次ビリヤードブームに便乗したと思われる。 --その証拠に、パッケージ画面でハスラー2主演の『トム・クルーズ』に良く似た主人公が登場。背景にはハスラーの主人公であり、ハスラー2にも登場した「ポール・ニューマン」に良く似た人物も。 --アーケードの『[[ザ・ハスラー]]』がリメイクとも言われるが、同時制作だったと思われる。 //稼働日と発売日がわからないので詳細不明。曖昧な事しか書けません。 **システム -基本ルールは通常のビリヤードと同じ。 -ゲーム中にAボタンを押す事で球の番号を確認する事ができる。 -画面下部に台を真上から見下ろした状態が、上部に白球(手持ちボール)視点が表示されている。 --これにより微妙な角度のショットが可能。見下ろし画面だけでなく、白球視点もあるためミスショットをおこしにくい。 -白球を突く角度を調整する以外にも、白球を突く場所を選択できる。 --フォローショットやドローショットと言った、白球が他の球に当った後の挙動を選択できる。 --マッセやジャンプショットと言った、いわゆる曲芸打ちはできない。 -ハスラー界No1になるために各地のライバルたちと競うブレイクショット。ナインボール/ローテーション/ラックゲームを選択する。 --ナインボール/ローテーション/ラックゲームは最大4人プレイまで可能。もちろん1人でも遊べる。 -ブレイクショットモードでは、各地のライバル達とビリヤードで勝負をする。 --こちらのルールも通常のビリヤードと同じ。時々賭けをもちかけられ、それに勝負すると資金を得ることができる。 --新しいステージでビリヤードをするためには場所代を支払う必要がある。賭けに負け続けると破産して最悪詰んでしまう。 **評価点 -擬似3Dを駆使し白球視点を搭載した、非常にプレイしやすいゲームシステム。 --本作以前は『[[LunarBall]]』しかFCにはビリヤードゲームがなかったため、本作がいかに革新的だったのかがわかる。 -暗い色使いとジャズのBGM。 --色数制限があるもののそれを逆手に利用して、暗色と暖色で統一する事で渋い雰囲気を盛り上げている。 ---エンディングで表示されるネオンの光を例外としており、そこは特に印象的。 --さらに表記可能な文字が英字とカタカナのみであるため、異国(アメリカ)情緒あふれるものに仕上がっている。 **問題点 -NPCの思考時間が長い。ステージが進むに伴い思考時間は増加していく。 --ディスクシステム特有の問題であるロード時間の長さも相まってストレスフル。 **総評  特に語るべき点のないビリヤードゲーム。だが当時人気バラエティ番組であった「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の時間帯にCMが流れていた事もあって、地味になりがちなテーブルゲームの中で、変り種のシステムを搭載していない作品ではあるものの知名度はそこそこ高い。ハードのスペック制限を味方につけて雰囲気を統一し、プレイしやすい白球視点を搭載した高い完成度を誇る一作である。~  それだけにNPCの思考時間と、ディスクシステムの普及率の低さは非常に大きな痛手である。ビデオビリヤードゲームの需要の低下や、ハードスペックの向上による欠点の補い等もあって、秀作へと降格してしまった感は否めない。 **余談 -『[[ザ・ハスラー]]』と本作はBGMが共通している。 -『[[ラブプラス]]』にて、ライブハウスでのBGMで本作の物が使用されている。
*エキサイティングビリヤード 【えきさいてぃんぐびりやーど】 |ジャンル|テーブルゲーム|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/160100055.jpg,height=160)| |対応機種|ファミリーコンピュータ ディスクシステム|~| |発売・開発元|コナミ|~| |発売日&br()()は書換開始日|1987年6月26日(1987年8月25日)|~| |定価|2,800円(税別)|~| |判定|なし|~| |ポイント|完成度の高いシンプルなビリヤード|~| |>|>|CENTER:''エキサイティングシリーズ''&br;バスケット / ''ビリヤード'' / [[ベースボール>エキサイティングベースボール]] / ボクシング / [[サッカー>エキサイティングサッカー コナミカップ]]| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -コナミのエキサイティングスポーツシリーズ。 -1962年に公開され反響を呼んだ映画『ハスラー』の続編、『ハスラー2』により巻き起こった第二次ビリヤードブームに便乗したと思われる。 --その証拠に、パッケージ画面でハスラー2主演の『トム・クルーズ』に良く似た主人公が登場。背景にはハスラーの主人公であり、ハスラー2にも登場した「ポール・ニューマン」に良く似た人物も。 --アーケードの『[[ザ・ハスラー]]』がリメイクとも言われるが、同時制作だったと思われる。 //稼働日と発売日がわからないので詳細不明。曖昧な事しか書けません。 **システム -基本ルールは通常のビリヤードと同じ。 -ゲーム中にAボタンを押す事で球の番号を確認する事ができる。 -画面下部に台を真上から見下ろした状態が、上部に白球(手持ちボール)視点が表示されている。 --これにより微妙な角度のショットが可能。見下ろし画面だけでなく、白球視点もあるためミスショットをおこしにくい。 -白球を突く角度を調整する以外にも、白球を突く場所を選択できる。 --フォローショットやドローショットと言った、白球が他の球に当った後の挙動を選択できる。 --マッセやジャンプショットと言った、いわゆる曲芸打ちはできない。 -ハスラー界No1になるために各地のライバルたちと競うブレイクショット。ナインボール/ローテーション/ラックゲームを選択する。 --ナインボール/ローテーション/ラックゲームは最大4人プレイまで可能。もちろん1人でも遊べる。 -ブレイクショットモードでは、各地のライバル達とビリヤードで勝負をする。 --こちらのルールも通常のビリヤードと同じ。時々賭けをもちかけられ、それに勝負すると資金を得ることができる。 --新しいステージでビリヤードをするためには場所代を支払う必要がある。賭けに負け続けると破産して最悪詰んでしまう。 **評価点 -擬似3Dを駆使し白球視点を搭載した、非常にプレイしやすいゲームシステム。 --本作以前は『[[LunarBall]]』しかFCにはビリヤードゲームがなかったため、本作がいかに革新的だったのかがわかる。 -暗い色使いとジャズのBGM。 --色数制限があるもののそれを逆手に利用して、暗色と暖色で統一する事で渋い雰囲気を盛り上げている。 ---エンディングで表示されるネオンの光を例外としており、そこは特に印象的。 --さらに表記可能な文字が英字とカタカナのみであるため、異国(アメリカ)情緒あふれるものに仕上がっている。 **問題点 -NPCの思考時間が長い。ステージが進むに伴い思考時間は増加していく。 --ディスクシステム特有の問題であるロード時間の長さも相まってストレスフル。 **総評  特に語るべき点のないビリヤードゲーム。だが当時人気バラエティ番組であった「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の時間帯にCMが流れていた事もあって、地味になりがちなテーブルゲームの中で、変り種のシステムを搭載していない作品ではあるものの知名度はそこそこ高い。ハードのスペック制限を味方につけて雰囲気を統一し、プレイしやすい白球視点を搭載した高い完成度を誇る一作である。~  それだけにNPCの思考時間と、ディスクシステムの普及率の低さは非常に大きな痛手である。ビデオビリヤードゲームの需要の低下や、ハードスペックの向上による欠点の補い等もあって、秀作へと降格してしまった感は否めない。 **余談 -『[[ザ・ハスラー]]』と本作はBGMが共通している。 -『[[ラブプラス]]』にて、ライブハウスでのBGMで本作の物が使用されている。

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