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*jubeat Qubell 【ゆびーと きゅーべる】 |ジャンル|音楽ゲーム|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~| |稼動開始日|2016年3月30日|~| |判定|なし|~| |ポイント|Emeraldのシステム面はpropと大差なし&br()以前の旧曲解禁システムを復活&br()バラエティ豊かな期間限定QUBE&br()''前代未聞の全難易度レベル10''|~| |>|>|CENTER:''[[jubeatシリーズ]]''| //コピオス辺りからプレー及び記事を拝見していた者ですが、問題視されていた旧曲解禁などpropからの改善点も見られていることから、Qubellは流石に「賛否両論」判定とは言いがたいです。最低でも「判定無し」前後の方が良いと思われます。 // 初稿執筆者はKnitからのプレーヤーですが、本作は基本構造がpropと大差なかったのでpropから引き継いで仮判定してました。 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 jubeatシリーズ第8弾。~ QUBEを破壊していくスタイルは見た目こそ一新されているがシステム上はpropと変わりない。 **特徴 -システム面では前作『[[jubeat prop]]』と大差なく、経験値に相当するdig pointとビーズに相当するKEY QUBE(とそれで開く黒いQUBE)、各STAGE最後のUNLOCK CHALLENGE(ないSTAGEもあり)という基本構成は維持されている。 --ただしSTAGEを構成するQUBEの並び順は道中の通常QUBE→KEY QUBE課題に対応する黒QUBE→UNLOCK CHALLENGEのQUBEとなっており、前作のStepに相当する数値はない。 ---黒QUBEの数に対してKEY QUBEの数が余裕を持った設定になっているSTAGEもある。 ***主なイベント -本作では期間限定のイベントにおいても同様のQUBEが配信される。 --イベントにおいてはUNLOCK CHALLENGEの課題についてはEmeraldと違って複数のEXTREME譜面から1つを選ぶのではなく、難易度ごとに異なる3曲のいずれか、もしくは指定された曲で3段階の難易度のどれかという形となっている。 -「干物妹!うまるちゃん」「NEW GAME!」とのコラボイベントなど様々なイベントQUBEが配信された。%%キューブだけに「ロウきゅーぶ!」とのコラボということはなかった%% ''Fables of Akhuta -伸びゆく枝の先に-'' -Akhuta作の楽曲が解禁可能なQUBE。 --STAGE 2までは課題(KEY QUBE、UNLOCK CHALLENGE)に星がよく絡んでいる。 --STAGE 3では''Akhutaが空に向けて構えたドリルでQUBE(もちろん足元にある)を破壊していく''というシュールな光景が展開される。 --STAGE 3のUNLOCK CHALLENGEでは、1~2曲目としてGITADORAから移植された「星宿る空の下で」と本機種初出の「枝に結ぶ願い」(新規追加のホールド譜面)を連続で挑戦する形となっている。~ この2曲はサントラで連結したロングバージョンが収録され、更に[[GITADORA Tri-Boost Re:EVOLVE]]でイベント隠し曲として収録されている((GITADORAでは「枝に結ぶ願い」単独での収録はない))。 ''夏のニュージェネ流星フェスタ2016'' -IIDXおよびSDVXとの合同イベント。jubeatではt+pazoliteの「Angelic Jelly」がデフォルトとなり、それ以外の曲を解禁するイベントQUBEが配信された。((ちなみに、後に4機種で開催された「流星拡散フェスタ」においても4機種とも「Angelic Jelly」がデフォルトである)) --STAGE 5におけるKEY QUBEの構成において「Lv3以上のクリア」「RATING A以上」がそれぞれノルマ40回と設定されており、並のプレーヤーでは相当量のdig pointが余る事態となっていた。((「デフォルト及びSTAGE 3までの解禁曲のそれぞれでRATING A以上(計4個)」「フルコンボ10回」まではともかく、最後の1つは「Lv10でRATING SS以上を15回」で、この8つのうち6つ以上を達成すると最後のUNLOCK CHALLENGEに進める形。))((初回開催時の期間終盤にはPOLICY BREAKが開催されていたため、ノルマの関係上プレー回数が多くなる一般的なプレーヤーのほうがそちらにおいて有利になるという事態も。ちなみにSTAGE 5のUNLOCK CHALLENGEにおける1~2曲目のADVANCED枠はFLOOR INFECTION解禁曲である。)) ''猫大樹 夏のパーリーピーポー'' -猫体質と新井大樹のユニット「猫大樹」のアルバムからの楽曲を解禁可能。 --最後に解禁できる「負けないよ…-Runners High-」はEXTREME譜面が版権曲の中でも圧倒的な難度を誇っており、''『[[festo>jubeat festo]]』稼働中の2019年6月下旬に削除されるまで版権曲最難関と評された''。 ''2016 Summer dig dig 祭'' -QUBE選択画面で「ギタ・ドラ・jubeat大夏祭りのテーマ」のアレンジが流れるなど、お祭りをイメージしたQUBE。 --後半ではREFLEC BEATからの移植となる「FUJIMORI -祭- FESTIVAL」や、新曲「NISHIMURA -祭- CARNIVAL」も登場。 --法被姿のスミス氏がドリルで氷を削ってかき氷を作っているかのようなシュールっぷり。 ''遠い記憶の旅人たち~バビロニア~'' -劇団レコードの「バビロニア」の世界観をたどることができるQUBE。同曲のほか、SHAMDELとのコラボ楽曲2曲が解禁可能。 --STAGEをクリアするごとにストーリーの断片が公式サイトで閲覧できるという特典もあった。 --1STAGE当たりの長さが非常に短い上に黒QUBEもなく、UNLOCK CHALLENGEも3STAGEに1度という構成。理論上12回でコンプリート可能。((同様にコンプリートまでの必要プレー回数理論値が少ないQUBEに「干物妹!うまるちゃん」(理論値は10回)があったが、こちらはSTAGE 5に黒QUBEが4つありその条件となる「それまでの全STAGEの解禁曲を一通りRATING B以上でクリア(計4個)」を1プレーで達成する関係上このプレーにおいてBONUS TUNEを発生させるのが絶対条件となる。))((余談だが、本QUBEの初回開催中にSOUND VOLTEX中心の連動イベントであるPOLICY BREAKにおける各機種プレー回数のカウントが密かに行われている不具合が発見されたが、不具合が発見された際に開催中だったMUSECA 1+1/2以外は修正が行われているため本QUBEを初回開催時にコンプリートしていたとしても本機種対象のPOLICY BREAK開催時点でプレー回数はリセットされている。)) ''米津玄師 / ハチ × BEMANI'' -同名の合同イベントにおける「ハチ」名義の楽曲を解禁できるQUBE。 --なお3曲ともスマートフォン版「jubeat plus」には収録済だが、「マトリョシカ」「パンダヒーロー」はそちらからの移植なのに対し、最後の「ドーナツホール」だけは本人歌唱版の移植ではなく原曲の別カットとなっている。 ''Valanga-伝説の山-'' -DJ TOTTO作のREFLEC BEATシリーズ収録曲「Valanga」が解禁できるQUBE。 --少し前に[[REFLEC BEAT 悠久のリフレシア]]に「glacia」が収録されており、それと対になるイベントとなった。 --KEY QUBEやUNLOCK CHALLENGEは全てDJ TOTTO作の曲となっている。~ STAGE 2のKEY QUBEは少し前に終了した連動イベント「[[スミスのきまぐれジェントル>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#id_8a436290]]」の「Chloé」であり、同STAGEのUNLOCK CHALLENGEにはBSからの移植曲である「にゃんのパレードマーチ♪」も含まれている。 ''掘りすぎ dig RUSH'' -DDR・GITADORA・IIDX・pop'n・REFLEC BEAT各シリーズで活躍するアーティストの新曲が解禁可能な5つのQUBEが登場。 --各QUBEとも、先立ってスマートフォン版「jubeat plus」における特定の楽曲パックに収録された4曲のうち2曲も解禁可能。ちなみに残り2曲は次回作であるclanにおいて2回に分けてSHOPに追加された。 -実質的に5つのQUBEを制覇することが参加条件となる((ただし全QUBE制覇が要求されるのはSTAGE 3におけるKEY QUBEという形であり、またMATCHING SELECTやローカルマッチングで当該曲をクリアしてもKEY QUBEは獲得できる))FINALでは、''空前絶後の全難度Lv10を誇る「Megalara Garuda」が登場''。 --「Megalara Garuda」が登場するSTAGE 4は''Lv10の高難度楽曲をHARD MODEでSSS(98万点)以上''という%%ごりら%%達人向けのRISKY UNLOCK CHALLENGE''のみ''となっている。 --この曲は新曲であるにもかかわらず伝導が可能。そのため、STAGE 3での「Against the vulgar aggressor」解禁まで自力クリアとし、「Megalara Garuda」は伝導で受け取っても実質的にはコンプリートである。 ***その他 ''プレー料金の統一'' -本作以降、jubeatでは他機種に存在する「PASELI限定の上位スタート」が存在していない。 --後述するようにBONUS TUNEの進出条件(となるポイントの獲得量)についても統一されているなど、支払い手段を問わず普通にプレーできるようになった。 --jbox pointのボーナスやEXPERT OPTIONを追加課金で設定できるといったPASELI支払いに対する特典自体はアップデートで追加されている。 ''BONUS TUNEの仕様変更'' -前作までのBONUS POINTはコインプレーの場合は溜まる量が少なかったことから、BONUS TUNE自体が実質的にPASELIプレー専用コンテンツといった物だったが、今作のBONUS POINTはコインプレーでもPASELI時と同等の量が溜まるようになり、PASELI機能の無い店舗でもBONUS TUNEに進みやすくなった。 -なお、前作は主にBONUS MUSICで旧曲解禁を行う形式だったが、同機能は今作で廃止。 --こう書くと「別にBONUS TUNEに行く必要は無くね?」と思うかも知れないが、BONUS TUNEでもdig pointは普通に貯まるため、BONUS TUNEに行く意義自体は残っている。 -BONUS TUNE POINTのストック上限が本作以降20回相当まで拡大されている(propではあふれた分は500pt(半周分)までしか残らなかった)。 ''BeatStreamシリーズからの楽曲大量移植'' -稼働終了を控えた[[BeatStream アニムトライヴ]]からオリジナル楽曲が大量移植。~ 2017/2/13 0:00時点でのプレーデータの状態に応じてjubeat側で解禁が発生し伝導の起点プレーヤーになるという形である。 --プレーデータがあれば解禁されるものと、BSにおいてBEAST譜面を解禁していることが条件((「怪盗BisCoの予告状!!」「トキメキストリーム」「CHERNOBOG」はNIGHTMARE譜面があるが、NIGHTMAREの解禁状態は不問。また、BEAST CRISYSでの解禁だった「Sky High」「CHERNOBOG」はBEAST譜面解禁まで進行していないと無効。))のものがある。~ ちなみに「怪盗BisCoの予告状!!」は告知こそ要解禁の枠だったがアニムトライヴへのアップデートでBEAST譜面まで無条件解禁に移行されていたため、プレーデータがあれば解禁される形になっている。 --ただし、出そろった際に一部楽曲が漏れているという指摘があった。それについては問題点の項で。 --余談だが、再開催終了直後かつ本件発表直前にUNLOCK CHALLENGE課題曲のうち1曲の削除が発表された「2016 Summer dig dig 祭」が課題曲入れ替えの上で今後また開催されるのではないかと発表時点で感づいた人もいるとか。((5月の開催時にはSTAGE 2の1曲目ADV枠であったケツメイシの「カーニバル」が「CARNIVOROUS」に差し替えられている。ちなみに同じタイミングのBSC枠であったナオト・インティライミの「カーニバる?」はfesto稼働中の2019年6月下旬に削除されている。)) ---- **評価点 ''一部楽曲の無条件解禁移行'' -本作稼働開始時に、それまで隠しだったオリジナル曲の一部が無条件解禁に移行した(一部はe-AMUSEMENT PASS使用のみという条件となっている)。 -中でも初代~khit辺りの楽曲は初出から5年以上経過と非常に長い間自動解禁されてなかった事から、古参ファンや連動イベントでjubeatの楽曲に触れていたプレーヤーから大いに歓迎されることになった。 -2017年2月以降対象曲が微増している(過去の連動イベントで[[BeatStream]]から移植された曲((ただし、以後も伝導自体は発生する現象あり))、米津玄師 / ハチ × BEMANIでの「LOSER」((元々「orion」初回出荷分の特典コードによる先行解禁だったが2017年4月よりe-AMUSEMENT PASS使用時無条件解禁に移行。余談だが、clan以降はe-PASSも不要になっている。))) 旧曲解禁システムの改善 -前作における旧曲解禁要素「BONUS MUSIC」は、(当時)ほぼPASELI専用コンテンツだったBONUS TUNEを利用する関係で、PASELIプレーヤー専用とも言うべき立ち位置。かつ一週間につき解禁出来る曲の数も5曲までと限られていた事から、プレーヤーからも「改悪された」という評価が大半を占めていた。 -だが、本作では通常のモードに相当する「Emerald QUBE」とは別に存在する「Garnet QUBE」でBONUS TUNEを経由せず、かつ一週間に解禁出来る旧曲数の限度も撤廃されたことによって、本作では旧曲を解禁出来るようになったのは素直に評価が出来る。 -他にも、QUBEを掘り進めていく中で登場したKEY QUBEが未解禁旧曲のものだった場合、その時に解禁される形となっている。 -加えて、本作では過去シリーズで実装されていたシステムの「楽曲伝導」を経由した解禁方法も復活していることから、難がありすぎた前作と比較して旧曲解禁が大きく改善されていると言えよう。 楽曲解禁時の自由度の増加 -前作においては「step」という形の1ルートしか存在せず、楽曲解禁の際に必然的に「詰み」が発生してしまう事も見受けられていた。 -だが、今作では前作の「step」に相当する「Emerald QUBE」の他にも様々な種類の「QUBE」が設けられた事によって、「Emerald QUBE」が行き詰った際に気分転換としてイベントなどの他QUBEに挑戦するといったことができるため、前作のstepの課題だった「詰み」対策が練られている。 -これに加えて、「Emerald QUBE」のUNLOCK CHALLENGEでは通常の条件の他に上級者向け条件である「MORE CHALLENGE」が設けられたことから、プレーヤーの棲み分けも比較的なされることになった。 --ただ、全曲プレーしようとすると結果的に「詰み」という問題が立ちふさがる。これについては問題点の項にて。 **賛否両論点 Garnet QUBE -常設のQUBEはメインとなるEmerald QUBEと旧曲解禁用のGarnet QUBEの2つとなっているが、後者は色々と面倒な仕様となっている。 --そもそも明確に分離されている関係上、旧曲を積極的に解禁したければそちらを選ばなければならない。 --また、全長は25個×1~5曲分(未解禁曲の残りに依存、6曲以上残っていても5曲として扱う)となっているが、どこに旧曲が隠されているかはランダム。最悪、110個破壊した先に5曲固まっているなんてことも起こりうる。 --1曲当たり25個のうち最後の1個はその解禁した曲をクリアすることによるKEY QUBEが当たっているため、5曲の中に目的の曲がなかった場合5曲ともクリアして新たなGarnet QUBEを出現させなければならない。 ---とはいうものの、本作では伝導解禁が復活している関係で、他のQUBEを利用している際に楽曲の伝導が行われる事があるので、前作と比べるとマシに感じるのは事実。 ---一応e-AMUSEMENTサイトのベーシックコースで次に掘り当てる曲を指定できる「dig digレーダー」が使えるため、それで指定することも可能。 まさかのネタ曲「ペンパイナッポーアッポーペン」 -ピコ太郎が世界を席巻した「ペンパイナッポーアッポーペン」がまさかの収録。~ ただ、音楽ゲームという観点で見ると損な気がしなくもない。 --演奏時間わずか45秒、「全米ビルボード・ソング・チャートのトップ100に入った中で最も短い曲」としてギネス世界記録に載ってしまうほど。 --曲が短いことで全難度で最小ノート数を更新するレベルであり、スコアがクリア可否に直結するjubeatでは各ノートの得点が圧倒的に多くなる本曲では気が抜けない。 --本作当時はまだ話題性もありプレーする人は多かったが、この短さは次回作clan以降において意外な形で影響をもたらすことになる。 --余談だが、デモ画面での再生範囲にホールドマーカーが出る曲はこれが初。そのため、デモ画面においてホールドマーカーの部分がきちんと表示されない不具合が発生するようになった(clanでようやく修正)。 **問題点 ''propと変わりない基本ルール'' -メインであるEmerald QUBEの各STAGEにおいて最後に控えるUNLOCK CHALLENGEにおいて課題曲がEXTREME譜面である点はpropから変わりない(序盤のSTAGEを除く)。~ そのため、実力によっては行き詰まるということが普通に起きる点も変わらない。 --本作ではSTAGE 2の「運命」から既に自重していない((STAGE 2のクリア自体はADVANCEDで達成すればよいが、STAGE 13の進行条件となるMORE CHALLENGEのためにはEXTREMEでクリアする必要があり、EXTREMEはLv10。))と評価されることが多いが、以後のUNLOCK CHALLENGEでpropにおける「凛として咲く花の如く ~ひなビタ♪ edition~」「Braid & Blade」「隅田川夏恋歌」レベルで問題視された曲はない。~ 一方で、STAGE 6での解禁でありSTAGE 9ではMORE CHALLENGEの条件としてRATING B以上を要求される「Just a Game」(EXTREMEはLv10)は「STAGE 9まで行けるプレーヤーなら(RATING Bは)余裕」とまで評されていたとか。 ''相変わらず調整されていない難易度'' -これまで詐称・逆詐称と評価されている譜面の難易度が本作でも調整されていない。 --特にNEW GAME! QUBEのSTAGE 2におけるUNLOCK CHALLENGEの2曲目では''「ADVANCED(漆黒のスペシャルプリンセスサンデー/Lv6)とEXTREME(とってもとっても、ありがとう。/Lv7)の難易度が逆転している」とまで評価された''ほど。 --propで多数の難民を生み出した「凛として咲く花の如く ~ひなビタ♪ edition~」「Braid & Blade」「隅田川夏恋歌」(すべてEXTREME)もすべて9で据置。 --prop新曲(主にBASIC譜面)や「あいのうた(ADVANCED/EXTREME)」「unisonote(ADVANCED)」「オムライス(ADVANCED/EXTREME)」といった詐称評価の多い譜面も据置である。 --一方で逆詐称評価されている譜面も据置。「キラキラ☆ステーション(BASIC)」が顕著と言われている。 「Endless Chain ~2人でトリガーをひこう~」解禁フラグ消滅との誤認現象 -以前から開催されている「Endless Chain ~2人でトリガーをひこう~」のプレゼントキャンペーンだが、本作の公式サイトでは過去バージョンで受け取り済だったとしても未取得かのように表示されるという問題がある。 --実際には解禁済フラグもきちんと引き継がれている。 --ちなみに本作稼働終了直前にイベントは終了し、clan以降ではSHOPもしくは伝導での解禁となっている。 リザルト詳細表示の削除→EXPERT OPTION限定機能化 -saucer fulfill以降実装されていたリザルト詳細表示が本作稼働当初は削除されていた。~ 後のアップデートで復活したが''EXPERT OPTION利用時限定''となっている。 --それまでのバージョンではPASELI使用時限定だった時期やコインプレーでもNORMAL MOREでなら開放されていた時期があった。~ 追加料金不要で復活したのはfestoでのことである。 ''一部UNLOCK CHALLENGEの内容表示ミス'' -期間限定QUBEにおけるUNLOCK CHALLENGEの内容プレビューが一部間違っている。~ しかも''1つを除いて再開催時にも修正されなかった''。 --唯一修正されているのは「干物妹!うまるちゃん」のSTAGE 4における2曲目BSCの難易度だが、これも修正されたのではなく「This game」からの差し替え対象を選ぶ際に「曲名がTで始まる、''BSCがLv3''((「This game」のBSCは正しくはLv4だが、Lv3と表示される不具合があった))の曲」という条件で選んだ結果「Two souls -toward the truth-」になったのではないかと言われている。 不遇の「NEW GAME!」コラボ -2017年1月末の「This game」削除に絡んで発生した問題。 --この曲の削除直前に開催されたのは''楽曲が無条件解禁移行済である「干物妹!うまるちゃん」の方''。このため、NEW GAME! QUBEの再開催が不可能になるレベルの事態に陥っている。((どちらもUNLOCK CHALLENGEの課題曲に「This game」が含まれる段階があったが、その条件はうまるちゃんは「曲名がTで始まる(なおADV枠はS、EXT枠はFで始まっている)」なのに対しNEW GAME!は「曲名の読みが『ゲーム』で終わる版権曲(ちなみに別に同様の条件のオリジナル曲で構成された箇所もある)」と見られている。)) --3月に再開催されたときには「時の妖花」に置き換えられているが、これについても脈絡がないという指摘がある((「2016 Summer dig dig 祭」の「カーニバル」→「CARNIVOROUS」は「語源的に(多少)つながっている分まだマシ」と評されることがある。))。 ---ちなみにこの再開催終了直後に「干物妹!うまるちゃん」QUBEの再々開催が行われている。 --なお、次回作『clan』でも「NEW GAME!」コラボ関連が狙い討ちされたと疑われる事態が発生している。 // 調べてみたらclanでの削除の2か月ほど前にCHUNITHMでコラボイベントがあったようで //アホくさ。こんなもん眉唾物だろうに… //他機種でも削除が相次いでおり疑われて仕方ない 忘れ去られた「メイビ~初恋!?ビスケット☆大作戦」 -BeatStreamシリーズのオリジナル曲が多数移植される中で、最終回の第10弾が「CHERNOBOG」のみであることが発表された際に多くのファンから「『メイビ~初恋!?ビスケット☆大作戦』はどうした?」などの罵倒が寄せられた。 --それまでは「プレーデータがあれば解禁される曲」「BSにおいてBEAST譜面を解禁していることが条件の曲」の組み合わせだったが((厳密には第3弾が前者のみ2曲、第5弾は後者のみ2曲となっている。また第1弾は告知こそ前者4曲+後者4曲だが、後者のうち「怪盗BisCoの予告状!!」はアップデートによる無条件解禁移行のため実質的に前者5曲+後者3曲となっている。))、最終回は後者のみとなっており空白となっている前者に「メイビ~初恋!?ビスケット☆大作戦」が入るべきだったのではないか、など。 --ちなみに2018年1月に[[SOUND VOLTEX IV>SOUND VOLTEX IV HEAVENLY HAVEN]]でBSシリーズ楽曲が移植された際のラインナップには含まれている。 --他にもBEMANI SUMMER DIARY 2015の「虹色遊園地」「ドッキン☆サマーあばんちゅーる」(及び「夏色DIARY BisCoの思い出(>▽<)」)が漏れていることを指摘する声も。~ これらの楽曲については「大規模連動イベント」を初出としていることから「BeatStreamからの移植曲」として扱えなかった可能性がある((「ドッキン☆サマーあばんちゅーる」はイベント上IIDX→BSとされているが、これだけでは同様に考えるとBS→GITADORAとなる「虹色遊園地」も漏れた理由の説明がつかない。))((なお、翌年に開催された合同イベント「BEMANI ROCK FES'16」の「スカイダイバー」は移植曲のラインナップに含まれている、というか同曲のジャケットにBSのキャラクターがデカデカと描かれている関係でBSオリジナル曲として扱わざるを得なかったと見られる(イベント内でもBS初出として扱われてはいる)。ちなみに元々jubeatに収録されていた同イベント関連曲は「Good bye, Summer ~さよならは言わない~」のみ。))。ちなみに、「BisCoの思い出(>▽<)」以外はコラボレーション先の機種にて現在でもプレー可能。 多すぎた伝導解禁楽曲 -今作での伝導限定曲はBeatStreamシリーズの曲とQubellic Prism(後述)の計26曲。伝導可能な新曲はMegalara Garudaと合わせて27曲にものぼる。~ さすがに多すぎというレベルで、周囲にその曲を持っているプレーヤーもおらず、マッチングランダムなどで引き当てるのも困難と涙を飲むプレーヤーが続出した。 --流石にやりすぎたと反省したのか、2017年のゴールデンウィークに開催された「Golden Music Week」ではこれらの曲(日数の関係上か、BSからの移植曲のうちプレーデータがあるだけで解禁された曲はごく一部のみ対象となっている)から「きょうのオススメ楽曲」が選出される形で救済措置が取られた。~ 未解禁プレーヤーでも選択することができ、解禁済みプレーヤーとマッチングすれば伝導が成立し以後も自由にプレー可能になる。 --次回作以降は伝導解禁自体が大幅に楽になったため、今作のような伝導曲難民が現れることは(その曲をプレーする人がいるという前提であれば)なくなった。 ---なお、本作稼働末期には時間の近い曲とマッチング可能なイベントが期間限定で開催された(clan以降のマッチングシステムのβテストと考えてよい)。 ---- **総評 基本ルール自体はpropと変わりなく、一見すると「ガワだけ変えた」という印象が残るバージョン。 だが、システム的に大きな破綻は無く、楽曲解禁の自由度や旧曲解禁といった前作で問題だった要素の数々にメスを入れたことに加えて、多種多様なイベントの内容も評価された事によって、結果的に低迷気味だったシリーズのファンを再び増やしたバージョンといっても良いだろう。 **その後の展開 -本作におけるBeatStreamからの大量移植が好評だったのかは不明だが、2017年7月26日より稼働開始の次回作『[[clan>jubeat clan]]』以降のバージョンでは『[[MUSECA]]』や『[[おといろは>未発売ゲーム2]]』といったBEMANI全体での扱いが悪かったりお蔵入りした機種の楽曲を積極的に収録する方針になった模様。 --この事については移植を望んでいた他機種プレーヤーからはともかく、jubeat側のプレーヤーにとっては少々複雑な目で見られている様子。~ MUSECAの場合はSOUND VOLTEXというもっとふさわしい相手があるだろうに…… **余談 ''初のロケテスト非開催'' -本作は''稼働前のロケテストが一切行われない''という、当時としては異例の出来事がプレーヤーの話題になった。 --ロケテストが行われなかった事により、恒例のナレーションボイスやエクセレントといった演出類については事前に知ることが出来ず、「稼働してからのお楽しみ」という事になった。 --一方、本作に収録予定の楽曲はjubeat plusでオリジナル楽曲が先行配信されたりポスターで版権曲のラインナップが発表されたりと、ロケテストが存在しない分のフォローも行われており、Qubell新曲を稼働前に知る手段が完全に無くなったわけでは無いのが救い。 --なお、「ロケテスト無しでBEMANI新作を稼働させる」という例は、同日に稼働した「DanceDanceRevolution A」でも行われている。 楽曲削除の撤回 -2016年7月末にあった楽曲削除では、当初の告知後「僕らの永遠~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~」だけ削除が撤回されている。 中島由貴とのコラボレーション -今作ではjubeat好きの声優である「中島由貴」とのコラボレーションが行われた。 -本作の時点では100人とのローカルマッチングに挑戦するという企画が開催され、チャレンジ達成記念としてコナオリ新曲「Bonjour, The World!!」へのメインボーカル参加も行われた。 -次回作以降のバージョンでも彼女とのコラボレーションが行われているのだが、2017年の特番以降のBEMANI生放送(仮)では総合司会を務めるようになったり、The 7th KACの共通予選書き下ろし曲「Be a HERO!」を歌唱担当したりと、jubeatのみならず近年のBEMANI界隈の顔的な存在として位置づけられる様になり現在に至る。 血迷った(?)公式大会 -2016/8/25の[[CHUNITHM AIR>CHUNITHM]]稼働開始時に、BEMANIシリーズから同作に移植されている曲で構成された大会「祝!!のべ54機種に収録記念!ベスト・ヒットFAIR」が開催された。~ %%そんなことよりも今まで曲を取られっぱなしという点に対して向こうからオリジナル曲を何曲か移植させろと小一時間%%((結局、向こうからのリターンがないまま2021年1月の『CHUNITHM PARADISE』でこの辺の楽曲は削除されている)) --また、この日のオススメ楽曲も「AIR RAID FROM THA UNDAGROUND」であり、これまた同作を意識しているという説も。 4桁の数字 -「掘りすぎ dig RUSH」の第3弾開催頃より、タイトル画面のバージョン番号の後ろに4桁の数字が追加されている。 --第4弾開始前や先述の「ペンパイナッポーアッポーペン」配信開始時、その後追加された「Bonjour, The World!!」の準備時((「黒髪乱れし修羅となりて~凛 edition~」「ペンパイナッポーアッポーペン」と違い更新即解禁ではない))に当該項目の更新が確認されている。 --clan以降でも存続しているが、clanでここが更新されることはなく、festoでは0000にリセットされている。 幻のAPPEND表記 -2016年12月のアップデートにおいて、BEMANI生放送(仮)では「jubeat Qubell APPEND」という表記があったが、実際にアップデートされた筐体ではAPPEND表記はなくなっている。 --EXPERT OPTIONの復活など大規模であり、また更新中に内部データ(通常のアップデートでは更新されず、タイトルが変わるレベルの時のみ更新されている部分)の更新があり再起動を要求されたというオペレーターの証言もあるため、実質的にはAPPENDクラスのアップデートとなっている。表記が消えた理由については不明。((後にノスタルジアがFORTEにバージョンアップした際に韓国ではタイトルロゴの変更なしに内容のみ同様のバージョンアップという形になったことから、タイトルが変わると韓国で再度審査の手間がかかるためAPPEND表記を削除したという説が発生することになった。)) ---ちなみにアップデート中に内部データ更新があり再起動要求という事案はclanでも2018年3月に発生しており、こちらも大規模な機能追加があったことから実質APPENDとみなされている。 稼働1周年記念曲 -1周年を迎えた2017/3/30よりスタッフ起点の伝導限定曲「Qubellic Prism」が登場。 --3月及び4月の最終金曜日には同曲の伝導を推進すべくイベントが開催された。 ---3月は配信開始日である前日と同様に特定の時間帯にスタッフが同曲を選択するマッチングイベントが開催された。 ---4月は上述した「Golden Music Week」の初日という扱い。~ BSからの移植曲(一部除く)や「Megalara Garuda」も同イベントで拡散推進が行われた。 --アーティスト名になっている「Nazzo-Non-Heat」の正体は不明、というか「謎の人」ということで公表する気もないだろう。なお、次作clanでも「Wandering Gravity」を手がけている。 jubeat × 永谷園コラボ楽曲 -サウンドディレクターのS-C-U(ショッチョー)がお茶漬け好きという縁から、永谷園とのコラボ楽曲も制作された。 --ボーカルはA応Pが担当している。 --第2弾の「ちょちょいとちょいだよ夢浪漫」ではコナミ退社後の96が久しぶりに参加している(作詞は以前タッグを組んでいたあさき)。 --S-C-U自身も最後の「拙者はSAMURAI FOOD」を制作、ボーカル(というかラップ)も担当している。 --公式のコラボなので何の問題もないのだが、(「拙者はSAMURAI FOOD」を除き)ジャケットは永谷園の製品パッケージのパロディとなっている。 サントラについて -今作のサントラは2016年内に登場した楽曲を収録した物が発売された。 --ちなみに、残りの今作初出曲は後に発売された『clan』のサントラに収録されている。 --なお、次回作『clan』のサントラは現在は前期の楽曲のみを収録した物のみが発売されている。従って、現在リリースされているjubeatシリーズのサントラでほぼ全てのコナオリ曲が収録されたサントラはQubellまでという事になっている模様。
*jubeat Qubell 【ゆびーと きゅーべる】 |ジャンル|音楽ゲーム|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~| |稼動開始日|2016年3月30日|~| |判定|なし|~| |ポイント|Emeraldのシステム面はpropと大差なし&br()以前の旧曲解禁システムを復活&br()バラエティ豊かな期間限定QUBE&br()''前代未聞の全難易度レベル10''|~| |>|>|CENTER:''[[jubeatシリーズ]]''| //コピオス辺りからプレー及び記事を拝見していた者ですが、問題視されていた旧曲解禁などpropからの改善点も見られていることから、Qubellは流石に「賛否両論」判定とは言いがたいです。最低でも「判定無し」前後の方が良いと思われます。 // 初稿執筆者はKnitからのプレーヤーですが、本作は基本構造がpropと大差なかったのでpropから引き継いで仮判定してました。 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 jubeatシリーズ第8弾。~ QUBEを破壊していくスタイルは見た目こそ一新されているがシステム上はpropと変わりない。 **特徴 -システム面では前作『[[jubeat prop]]』と大差なく、経験値に相当するdig pointとビーズに相当するKEY QUBE(とそれで開く黒いQUBE)、各STAGE最後のUNLOCK CHALLENGE(ないSTAGEもあり)という基本構成は維持されている。 --ただしSTAGEを構成するQUBEの並び順は道中の通常QUBE→KEY QUBE課題に対応する黒QUBE→UNLOCK CHALLENGEのQUBEとなっており、前作のStepに相当する数値はない。 ---黒QUBEの数に対してKEY QUBEの数が余裕を持った設定になっているSTAGEもある。 ***主なイベント -本作では期間限定のイベントにおいても同様のQUBEが配信される。 --イベントにおいてはUNLOCK CHALLENGEの課題についてはEmeraldと違って複数のEXTREME譜面から1つを選ぶのではなく、難易度ごとに異なる3曲のいずれか、もしくは指定された曲で3段階の難易度のどれかという形となっている。 -「干物妹!うまるちゃん」「NEW GAME!」とのコラボイベントなど様々なイベントQUBEが配信された。%%キューブだけに「ロウきゅーぶ!」とのコラボということはなかった%% ''Fables of Akhuta -伸びゆく枝の先に-'' -Akhuta作の楽曲が解禁可能なQUBE。 --STAGE 2までは課題(KEY QUBE、UNLOCK CHALLENGE)に星がよく絡んでいる。 --STAGE 3では''Akhutaが空に向けて構えたドリルでQUBE(もちろん足元にある)を破壊していく''というシュールな光景が展開される。 --STAGE 3のUNLOCK CHALLENGEでは、1~2曲目としてGITADORAから移植された「星宿る空の下で」と本機種初出の「枝に結ぶ願い」(新規追加のホールド譜面)を連続で挑戦する形となっている。~ この2曲はサントラで連結したロングバージョンが収録され、更に[[GITADORA Tri-Boost Re:EVOLVE]]でイベント隠し曲として収録されている((GITADORAでは「枝に結ぶ願い」単独での収録はない))。 ''夏のニュージェネ流星フェスタ2016'' -IIDXおよびSDVXとの合同イベント。jubeatではt+pazoliteの「Angelic Jelly」がデフォルトとなり、それ以外の曲を解禁するイベントQUBEが配信された。((ちなみに、後に4機種で開催された「流星拡散フェスタ」においても4機種とも「Angelic Jelly」がデフォルトである)) --STAGE 5におけるKEY QUBEの構成において「Lv3以上のクリア」「RATING A以上」がそれぞれノルマ40回と設定されており、並のプレーヤーでは相当量のdig pointが余る事態となっていた。((「デフォルト及びSTAGE 3までの解禁曲のそれぞれでRATING A以上(計4個)」「フルコンボ10回」まではともかく、最後の1つは「Lv10でRATING SS以上を15回」で、この8つのうち6つ以上を達成すると最後のUNLOCK CHALLENGEに進める形。))((初回開催時の期間終盤にはPOLICY BREAKが開催されていたため、ノルマの関係上プレー回数が多くなる一般的なプレーヤーのほうがそちらにおいて有利になるという事態も。ちなみにSTAGE 5のUNLOCK CHALLENGEにおける1~2曲目のADVANCED枠はFLOOR INFECTION解禁曲である。)) ''猫大樹 夏のパーリーピーポー'' -猫体質と新井大樹のユニット「猫大樹」のアルバムからの楽曲を解禁可能。 --最後に解禁できる「負けないよ…-Runners High-」はEXTREME譜面が版権曲の中でも圧倒的な難度を誇っており、''『[[festo>jubeat festo]]』稼働中の2019年6月下旬に削除されるまで版権曲最難関と評された''。 ''2016 Summer dig dig 祭'' -QUBE選択画面で「ギタ・ドラ・jubeat大夏祭りのテーマ」のアレンジが流れるなど、お祭りをイメージしたQUBE。 --後半ではREFLEC BEATからの移植となる「FUJIMORI -祭- FESTIVAL」や、新曲「NISHIMURA -祭- CARNIVAL」も登場。 --法被姿のスミス氏がドリルで氷を削ってかき氷を作っているかのようなシュールっぷり。 ''遠い記憶の旅人たち~バビロニア~'' -劇団レコードの「バビロニア」の世界観をたどることができるQUBE。同曲のほか、SHAMDELとのコラボ楽曲2曲が解禁可能。 --STAGEをクリアするごとにストーリーの断片が公式サイトで閲覧できるという特典もあった。 --1STAGE当たりの長さが非常に短い上に黒QUBEもなく、UNLOCK CHALLENGEも3STAGEに1度という構成。理論上12回でコンプリート可能。((同様にコンプリートまでの必要プレー回数理論値が少ないQUBEに「干物妹!うまるちゃん」(理論値は10回)があったが、こちらはSTAGE 5に黒QUBEが4つありその条件となる「それまでの全STAGEの解禁曲を一通りRATING B以上でクリア(計4個)」を1プレーで達成する関係上このプレーにおいてBONUS TUNEを発生させるのが絶対条件となる。))((余談だが、本QUBEの初回開催中にSOUND VOLTEX中心の連動イベントであるPOLICY BREAKにおける各機種プレー回数のカウントが密かに行われている不具合が発見されたが、不具合が発見された際に開催中だったMUSECA 1+1/2以外は修正が行われているため本QUBEを初回開催時にコンプリートしていたとしても本機種対象のPOLICY BREAK開催時点でプレー回数はリセットされている。)) ''米津玄師 / ハチ × BEMANI'' -同名の合同イベントにおける「ハチ」名義の楽曲を解禁できるQUBE。 --なお3曲ともスマートフォン版「jubeat plus」には収録済だが、「マトリョシカ」「パンダヒーロー」はそちらからの移植なのに対し、最後の「ドーナツホール」だけは本人歌唱版の移植ではなく原曲の別カットとなっている。 ''Valanga-伝説の山-'' -DJ TOTTO作のREFLEC BEATシリーズ収録曲「Valanga」が解禁できるQUBE。 --少し前に[[REFLEC BEAT 悠久のリフレシア]]に「glacia」が収録されており、それと対になるイベントとなった。 --KEY QUBEやUNLOCK CHALLENGEは全てDJ TOTTO作の曲となっている。~ STAGE 2のKEY QUBEは少し前に終了した連動イベント「[[スミスのきまぐれジェントル>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#id_8a436290]]」の「Chloé」であり、同STAGEのUNLOCK CHALLENGEにはBSからの移植曲である「にゃんのパレードマーチ♪」も含まれている。 ''掘りすぎ dig RUSH'' -DDR・GITADORA・IIDX・pop'n・REFLEC BEAT各シリーズで活躍するアーティストの新曲が解禁可能な5つのQUBEが登場。 --各QUBEとも、先立ってスマートフォン版「jubeat plus」における特定の楽曲パックに収録された4曲のうち2曲も解禁可能。ちなみに残り2曲は次回作であるclanにおいて2回に分けてSHOPに追加された。 -実質的に5つのQUBEを制覇することが参加条件となる((ただし全QUBE制覇が要求されるのはSTAGE 3におけるKEY QUBEという形であり、またMATCHING SELECTやローカルマッチングで当該曲をクリアしてもKEY QUBEは獲得できる))FINALでは、''空前絶後の全難度Lv10を誇る「Megalara Garuda」が登場''。 --「Megalara Garuda」が登場するSTAGE 4は''Lv10の高難度楽曲をHARD MODEでSSS(98万点)以上''という%%ごりら%%達人向けのRISKY UNLOCK CHALLENGE''のみ''となっている。 --この曲は新曲であるにもかかわらず伝導が可能。そのため、STAGE 3での「Against the vulgar aggressor」解禁まで自力クリアとし、「Megalara Garuda」は伝導で受け取っても実質的にはコンプリートである。 ***その他 ''プレー料金の統一'' -本作以降、jubeatでは他機種に存在する「PASELI限定の上位スタート」が存在していない。 --後述するようにBONUS TUNEの進出条件(となるポイントの獲得量)についても統一されているなど、支払い手段を問わず普通にプレーできるようになった。 --jbox pointのボーナスやEXPERT OPTIONを追加課金で設定できるといったPASELI支払いに対する特典自体はアップデートで追加されている。 ''BONUS TUNEの仕様変更'' -前作までのBONUS POINTはコインプレーの場合は溜まる量が少なかったことから、BONUS TUNE自体が実質的にPASELIプレー専用コンテンツといった物だったが、今作のBONUS POINTはコインプレーでもPASELI時と同等の量が溜まるようになり、PASELI機能の無い店舗でもBONUS TUNEに進みやすくなった。 -なお、前作は主にBONUS MUSICで旧曲解禁を行う形式だったが、同機能は今作で廃止。 --こう書くと「別にBONUS TUNEに行く必要は無くね?」と思うかも知れないが、BONUS TUNEでもdig pointは普通に貯まるため、BONUS TUNEに行く意義自体は残っている。 -BONUS TUNE POINTのストック上限が本作以降20回相当まで拡大されている(propではあふれた分は500pt(半周分)までしか残らなかった)。 ''BeatStreamシリーズからの楽曲大量移植'' -稼働終了を控えた[[BeatStream アニムトライヴ]]からオリジナル楽曲が大量移植。~ 2017/2/13 0:00時点でのプレーデータの状態に応じてjubeat側で解禁が発生し伝導の起点プレーヤーになるという形である。 --プレーデータがあれば解禁されるものと、BSにおいてBEAST譜面を解禁していることが条件((「怪盗BisCoの予告状!!」「トキメキストリーム」「CHERNOBOG」はNIGHTMARE譜面があるが、NIGHTMAREの解禁状態は不問。また、BEAST CRISYSでの解禁だった「Sky High」「CHERNOBOG」はBEAST譜面解禁まで進行していないと無効。))のものがある。~ ちなみに「怪盗BisCoの予告状!!」は告知こそ要解禁の枠だったがアニムトライヴへのアップデートでBEAST譜面まで無条件解禁に移行されていたため、プレーデータがあれば解禁される形になっている。 --ただし、出そろった際に一部楽曲が漏れているという指摘があった。それについては問題点の項で。 --余談だが、再開催終了直後かつ本件発表直前にUNLOCK CHALLENGE課題曲のうち1曲の削除が発表された「2016 Summer dig dig 祭」が課題曲入れ替えの上で今後また開催されるのではないかと発表時点で感づいた人もいるとか。((5月の開催時にはSTAGE 2の1曲目ADV枠であったケツメイシの「カーニバル」が「CARNIVOROUS」に差し替えられている。ちなみに同じタイミングのBSC枠であったナオト・インティライミの「カーニバる?」はfesto稼働中の2019年6月下旬に削除されている。)) ---- **評価点 ''一部楽曲の無条件解禁移行'' -本作稼働開始時に、それまで隠しだったオリジナル曲の一部が無条件解禁に移行した(一部はe-AMUSEMENT PASS使用のみという条件となっている)。 -中でも初代~khit辺りの楽曲は初出から5年以上経過と非常に長い間自動解禁されてなかった事から、古参ファンや連動イベントでjubeatの楽曲に触れていたプレーヤーから大いに歓迎されることになった。 -2017年2月以降対象曲が微増している(過去の連動イベントで[[BeatStream]]から移植された曲((ただし、以後も伝導自体は発生する現象あり))、米津玄師 / ハチ × BEMANIでの「LOSER」((元々「orion」初回出荷分の特典コードによる先行解禁だったが2017年4月よりe-AMUSEMENT PASS使用時無条件解禁に移行。余談だが、clan以降はe-PASSも不要になっている。))) 旧曲解禁システムの改善 -前作における旧曲解禁要素「BONUS MUSIC」は、(当時)ほぼPASELI専用コンテンツだったBONUS TUNEを利用する関係で、PASELIプレーヤー専用とも言うべき立ち位置。かつ一週間につき解禁出来る曲の数も5曲までと限られていた事から、プレーヤーからも「改悪された」という評価が大半を占めていた。 -だが、本作では通常のモードに相当する「Emerald QUBE」とは別に存在する「Garnet QUBE」でBONUS TUNEを経由せず、かつ一週間に解禁出来る旧曲数の限度も撤廃されたことによって、本作では旧曲を解禁出来るようになったのは素直に評価が出来る。 -他にも、QUBEを掘り進めていく中で登場したKEY QUBEが未解禁旧曲のものだった場合、その時に解禁される形となっている。 -加えて、本作では過去シリーズで実装されていたシステムの「楽曲伝導」を経由した解禁方法も復活していることから、難がありすぎた前作と比較して旧曲解禁が大きく改善されていると言えよう。 楽曲解禁時の自由度の増加 -前作においては「step」という形の1ルートしか存在せず、楽曲解禁の際に必然的に「詰み」が発生してしまう事も見受けられていた。 -だが、今作では前作の「step」に相当する「Emerald QUBE」の他にも様々な種類の「QUBE」が設けられた事によって、「Emerald QUBE」が行き詰った際に気分転換としてイベントなどの他QUBEに挑戦するといったことができるため、前作のstepの課題だった「詰み」対策が練られている。 -これに加えて、「Emerald QUBE」のUNLOCK CHALLENGEでは通常の条件の他に上級者向け条件である「MORE CHALLENGE」が設けられたことから、プレーヤーの棲み分けも比較的なされることになった。 --ただ、全曲プレーしようとすると結果的に「詰み」という問題が立ちふさがる。これについては問題点の項にて。 **賛否両論点 Garnet QUBE -常設のQUBEはメインとなるEmerald QUBEと旧曲解禁用のGarnet QUBEの2つとなっているが、後者は色々と面倒な仕様となっている。 --そもそも明確に分離されている関係上、旧曲を積極的に解禁したければそちらを選ばなければならない。 --また、全長は25個×1~5曲分(未解禁曲の残りに依存、6曲以上残っていても5曲として扱う)となっているが、どこに旧曲が隠されているかはランダム。最悪、110個破壊した先に5曲固まっているなんてことも起こりうる。 --1曲当たり25個のうち最後の1個はその解禁した曲をクリアすることによるKEY QUBEが当たっているため、5曲の中に目的の曲がなかった場合5曲ともクリアして新たなGarnet QUBEを出現させなければならない。 ---とはいうものの、本作では伝導解禁が復活している関係で、他のQUBEを利用している際に楽曲の伝導が行われる事があるので、前作と比べるとマシに感じるのは事実。 ---一応e-AMUSEMENTサイトのベーシックコースで次に掘り当てる曲を指定できる「dig digレーダー」が使えるため、それで指定することも可能。 まさかのネタ曲「ペンパイナッポーアッポーペン」 -ピコ太郎が世界を席巻した「ペンパイナッポーアッポーペン」がまさかの収録。~ ただ、音楽ゲームという観点で見ると損な気がしなくもない。 --演奏時間わずか45秒、「全米ビルボード・ソング・チャートのトップ100に入った中で最も短い曲」としてギネス世界記録に載ってしまうほど。 --曲が短いことで全難度で最小ノート数を更新するレベルであり、スコアがクリア可否に直結するjubeatでは各ノートの得点が圧倒的に多くなる本曲では気が抜けない。 --本作当時はまだ話題性もありプレーする人は多かったが、この短さは次回作clan以降において意外な形で影響をもたらすことになる。 --余談だが、デモ画面での再生範囲にホールドマーカーが出る曲はこれが初。そのため、デモ画面においてホールドマーカーの部分がきちんと表示されない不具合が発生するようになった(clanでようやく修正)。 **問題点 ''propと変わりない基本ルール'' -メインであるEmerald QUBEの各STAGEにおいて最後に控えるUNLOCK CHALLENGEにおいて課題曲がEXTREME譜面である点はpropから変わりない(序盤のSTAGEを除く)。~ そのため、実力によっては行き詰まるということが普通に起きる点も変わらない。 --本作ではSTAGE 2の「運命」から既に自重していない((STAGE 2のクリア自体はADVANCEDで達成すればよいが、STAGE 13の進行条件となるMORE CHALLENGEのためにはEXTREMEでクリアする必要があり、EXTREMEはLv10。))と評価されることが多いが、以後のUNLOCK CHALLENGEでpropにおける「凛として咲く花の如く ~ひなビタ♪ edition~」「Braid & Blade」「隅田川夏恋歌」レベルで問題視された曲はない。~ 一方で、STAGE 6での解禁でありSTAGE 9ではMORE CHALLENGEの条件としてRATING B以上を要求される「Just a Game」(EXTREMEはLv10)は「STAGE 9まで行けるプレーヤーなら(RATING Bは)余裕」とまで評されていたとか。 ''相変わらず調整されていない難易度'' -これまで詐称・逆詐称と評価されている譜面の難易度が本作でも調整されていない。 --特にNEW GAME! QUBEのSTAGE 2におけるUNLOCK CHALLENGEの2曲目では''「ADVANCED(漆黒のスペシャルプリンセスサンデー/Lv6)とEXTREME(とってもとっても、ありがとう。/Lv7)の難易度が逆転している」とまで評価された''ほど。 --propで多数の難民を生み出した「凛として咲く花の如く ~ひなビタ♪ edition~」「Braid & Blade」「隅田川夏恋歌」(すべてEXTREME)もすべて9で据置。 --prop新曲(主にBASIC譜面)や「あいのうた(ADVANCED/EXTREME)」「unisonote(ADVANCED)」「オムライス(ADVANCED/EXTREME)」といった詐称評価の多い譜面も据置である。 --一方で逆詐称評価されている譜面も据置。「キラキラ☆ステーション(BASIC)」が顕著と言われている。 「Endless Chain ~2人でトリガーをひこう~」解禁フラグ消滅との誤認現象 -以前から開催されている「Endless Chain ~2人でトリガーをひこう~」のプレゼントキャンペーンだが、本作の公式サイトでは過去バージョンで受け取り済だったとしても未取得かのように表示されるという問題がある。 --実際には解禁済フラグもきちんと引き継がれている。 --ちなみに本作稼働終了直前にイベントは終了し、clan以降ではSHOPもしくは伝導での解禁となっている。 リザルト詳細表示の削除→EXPERT OPTION限定機能化 -saucer fulfill以降実装されていたリザルト詳細表示が本作稼働当初は削除されていた。~ 後のアップデートで復活したが''EXPERT OPTION利用時限定''となっている。 --それまでのバージョンではPASELI使用時限定だった時期やコインプレーでもNORMAL MOREでなら開放されていた時期があった。~ 追加料金不要で復活したのはfestoでのことである。 ''一部UNLOCK CHALLENGEの内容表示ミス'' -期間限定QUBEにおけるUNLOCK CHALLENGEの内容プレビューが一部間違っている。~ しかも''1つを除いて再開催時にも修正されなかった''。 --唯一修正されているのは「干物妹!うまるちゃん」のSTAGE 4における2曲目BSCの難易度だが、これも修正されたのではなく「This game」からの差し替え対象を選ぶ際に「曲名がTで始まる、''BSCがLv3''((「This game」のBSCは正しくはLv4だが、Lv3と表示される不具合があった))の曲」という条件で選んだ結果「Two souls -toward the truth-」になったのではないかと言われている。 不遇の「NEW GAME!」コラボ -2017年1月末の「This game」削除に絡んで発生した問題。 --この曲の削除直前に開催されたのは''楽曲が無条件解禁移行済である「干物妹!うまるちゃん」の方''。このため、NEW GAME! QUBEの再開催が不可能になるレベルの事態に陥っている。((どちらもUNLOCK CHALLENGEの課題曲に「This game」が含まれる段階があったが、その条件はうまるちゃんは「曲名がTで始まる(なおADV枠はS、EXT枠はFで始まっている)」なのに対しNEW GAME!は「曲名の読みが『ゲーム』で終わる版権曲(ちなみに別に同様の条件のオリジナル曲で構成された箇所もある)」と見られている。)) --3月に再開催されたときには「時の妖花」に置き換えられているが、これについても脈絡がないという指摘がある((「2016 Summer dig dig 祭」の「カーニバル」→「CARNIVOROUS」は「語源的に(多少)つながっている分まだマシ」と評されることがある。))。 ---ちなみにこの再開催終了直後に「干物妹!うまるちゃん」QUBEの再々開催が行われている。 --なお、次回作『clan』でも「NEW GAME!」コラボ関連が狙い討ちされたと疑われる事態が発生している。 // 調べてみたらclanでの削除の2か月ほど前にCHUNITHMでコラボイベントがあったようで //アホくさ。こんなもん眉唾物だろうに… //他機種でも削除が相次いでおり疑われて仕方ない 忘れ去られた「メイビ~初恋!?ビスケット☆大作戦」 -BeatStreamシリーズのオリジナル曲が多数移植される中で、最終回の第10弾が「CHERNOBOG」のみであることが発表された際に多くのファンから「『メイビ~初恋!?ビスケット☆大作戦』はどうした?」などの罵倒が寄せられた。 --それまでは「プレーデータがあれば解禁される曲」「BSにおいてBEAST譜面を解禁していることが条件の曲」の組み合わせだったが((厳密には第3弾が前者のみ2曲、第5弾は後者のみ2曲となっている。また第1弾は告知こそ前者4曲+後者4曲だが、後者のうち「怪盗BisCoの予告状!!」はアップデートによる無条件解禁移行のため実質的に前者5曲+後者3曲となっている。))、最終回は後者のみとなっており空白となっている前者に「メイビ~初恋!?ビスケット☆大作戦」が入るべきだったのではないか、など。 --ちなみに2018年1月に[[SOUND VOLTEX IV>SOUND VOLTEX IV HEAVENLY HAVEN]]でBSシリーズ楽曲が移植された際のラインナップには含まれている。 --他にもBEMANI SUMMER DIARY 2015の「虹色遊園地」「ドッキン☆サマーあばんちゅーる」(及び「夏色DIARY BisCoの思い出(>▽<)」)が漏れていることを指摘する声も。~ これらの楽曲については「大規模連動イベント」を初出としていることから「BeatStreamからの移植曲」として扱えなかった可能性がある((「ドッキン☆サマーあばんちゅーる」はイベント上IIDX→BSとされているが、これだけでは同様に考えるとBS→GITADORAとなる「虹色遊園地」も漏れた理由の説明がつかない。))((なお、翌年に開催された合同イベント「BEMANI ROCK FES'16」の「スカイダイバー」は移植曲のラインナップに含まれている、というか同曲のジャケットにBSのキャラクターがデカデカと描かれている関係でBSオリジナル曲として扱わざるを得なかったと見られる(イベント内でもBS初出として扱われてはいる)。ちなみに元々jubeatに収録されていた同イベント関連曲は「Good bye, Summer ~さよならは言わない~」のみ。))。ちなみに、「BisCoの思い出(>▽<)」以外はコラボレーション先の機種にて現在でもプレー可能。 多すぎた伝導解禁楽曲 -今作での伝導限定曲はBeatStreamシリーズの曲とQubellic Prism(後述)の計26曲。伝導可能な新曲はMegalara Garudaと合わせて27曲にものぼる。~ さすがに多すぎというレベルで、周囲にその曲を持っているプレーヤーもおらず、マッチングランダムなどで引き当てるのも困難と涙を飲むプレーヤーが続出した。 --流石にやりすぎたと反省したのか、2017年のゴールデンウィークに開催された「Golden Music Week」ではこれらの曲(日数の関係上か、BSからの移植曲のうちプレーデータがあるだけで解禁された曲はごく一部のみ対象となっている)から「きょうのオススメ楽曲」が選出される形で救済措置が取られた。~ 未解禁プレーヤーでも選択することができ、解禁済みプレーヤーとマッチングすれば伝導が成立し以後も自由にプレー可能になる。 --次回作以降は伝導解禁自体が大幅に楽になったため、今作のような伝導曲難民が現れることは(その曲をプレーする人がいるという前提であれば)なくなった。 ---なお、本作稼働末期には時間の近い曲とマッチング可能なイベントが期間限定で開催された(clan以降のマッチングシステムのβテストと考えてよい)。 ---- **総評 基本ルール自体はpropと変わりなく、一見すると「ガワだけ変えた」という印象が残るバージョン。 だが、システム的に大きな破綻は無く、楽曲解禁の自由度や旧曲解禁といった前作で問題だった要素の数々にメスを入れたことに加えて、多種多様なイベントの内容も評価された事によって、結果的に低迷気味だったシリーズのファンを再び増やしたバージョンといっても良いだろう。 **その後の展開 -本作におけるBeatStreamからの大量移植が好評だったのかは不明だが、2017年7月26日より稼働開始の次回作『[[clan>jubeat clan]]』以降のバージョンでは『[[MUSECA]]』や『[[おといろは>未発売ゲーム2]]』といったBEMANI全体での扱いが悪かったりお蔵入りした機種の楽曲を積極的に収録する方針になった模様。 --この事については移植を望んでいた他機種プレーヤーからはともかく、jubeat側のプレーヤーにとっては少々複雑な目で見られている様子。~ MUSECAの場合はSOUND VOLTEXというもっとふさわしい相手があるだろうに…… **余談 ''初のロケテスト非開催'' -本作は''稼働前のロケテストが一切行われない''という、当時としては異例の出来事がプレーヤーの話題になった。 --ロケテストが行われなかった事により、恒例のナレーションボイスやエクセレントといった演出類については事前に知ることが出来ず、「稼働してからのお楽しみ」という事になった。 --一方、本作に収録予定の楽曲はjubeat plusでオリジナル楽曲が先行配信されたりポスターで版権曲のラインナップが発表されたりと、ロケテストが存在しない分のフォローも行われており、Qubell新曲を稼働前に知る手段が完全に無くなったわけでは無いのが救い。 --なお、「ロケテスト無しでBEMANI新作を稼働させる」という例は、同日に稼働した「DanceDanceRevolution A」でも行われている。 楽曲削除の撤回 -2016年7月末にあった楽曲削除では、当初の告知後「僕らの永遠~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~」だけ削除が撤回されている。 中島由貴とのコラボレーション -今作ではjubeat好きの声優である「中島由貴」とのコラボレーションが行われた。 -本作の時点では100人とのローカルマッチングに挑戦するという企画が開催され、チャレンジ達成記念としてコナオリ新曲「Bonjour, The World!!」へのメインボーカル参加も行われた。 -次回作以降のバージョンでも彼女とのコラボレーションが行われているのだが、2017年の特番以降のBEMANI生放送(仮)では総合司会を務めるようになったり、The 7th KACの共通予選書き下ろし曲「Be a HERO!」を歌唱担当したりと、jubeatのみならず近年のBEMANI界隈の顔的な存在として位置づけられる様になり現在に至る。 血迷った(?)公式大会 -2016/8/25の[[CHUNITHM AIR>CHUNITHM]]稼働開始時に、BEMANIシリーズから同作に移植されている曲で構成された大会「祝!!のべ54機種に収録記念!ベスト・ヒットFAIR」が開催された。~ %%そんなことよりも今まで曲を取られっぱなしという点に対して向こうからオリジナル曲を何曲か移植させろと小一時間%%((結局、向こうからのリターンがないまま2021年1月の『CHUNITHM PARADISE』でこの辺の楽曲は削除されている)) --また、この日のオススメ楽曲も「AIR RAID FROM THA UNDAGROUND」であり、これまた同作を意識しているという説も。 4桁の数字 -「掘りすぎ dig RUSH」の第3弾開催頃より、タイトル画面のバージョン番号の後ろに4桁の数字が追加されている。 --第4弾開始前や先述の「ペンパイナッポーアッポーペン」配信開始時、その後追加された「Bonjour, The World!!」の準備時((「黒髪乱れし修羅となりて~凛 edition~」「ペンパイナッポーアッポーペン」と違い更新即解禁ではない))に当該項目の更新が確認されている。 --clan以降でも存続しているが、clanでここが更新されることはなく、festoでは0000にリセットされている。 幻のAPPEND表記 -2016年12月のアップデートにおいて、BEMANI生放送(仮)では「jubeat Qubell APPEND」という表記があったが、実際にアップデートされた筐体ではAPPEND表記はなくなっている。 --EXPERT OPTIONの復活など大規模であり、また更新中に内部データ(通常のアップデートでは更新されず、タイトルが変わるレベルの時のみ更新されている部分)の更新があり再起動を要求されたというオペレーターの証言もあるため、実質的にはAPPENDクラスのアップデートとなっている。表記が消えた理由については不明。((後にノスタルジアがFORTEにバージョンアップした際に韓国ではタイトルロゴの変更なしに内容のみ同様のバージョンアップという形になったことから、タイトルが変わると韓国で再度審査の手間がかかるためAPPEND表記を削除したという説が発生することになった。)) ---ちなみにアップデート中に内部データ更新があり再起動要求という事案はclanでも2018年3月に発生しており、こちらも大規模な機能追加があったことから実質APPENDとみなされている。 稼働1周年記念曲 -1周年を迎えた2017/3/30よりスタッフ起点の伝導限定曲「Qubellic Prism」が登場。 --3月及び4月の最終金曜日には同曲の伝導を推進すべくイベントが開催された。 ---3月は配信開始日である前日と同様に特定の時間帯にスタッフが同曲を選択するマッチングイベントが開催された。 ---4月は上述した「Golden Music Week」の初日という扱い。~ BSからの移植曲(一部除く)や「Megalara Garuda」も同イベントで拡散推進が行われた。 --アーティスト名になっている「Nazzo-Non-Heat」の正体は不明、というか「謎の人」ということで公表する気もないだろう。なお、次作clanでも「Wandering Gravity」を手がけている。 jubeat × 永谷園コラボ楽曲 -サウンドディレクターのS-C-U(ショッチョー)がお茶漬け好きという縁から、永谷園とのコラボ楽曲も制作された。 --ボーカルはA応Pが担当している。 --第2弾の「ちょちょいとちょいだよ夢浪漫」ではコナミ退社後の96が久しぶりに参加している(作詞は以前タッグを組んでいたあさき)。 --S-C-U自身も最後の「拙者はSAMURAI FOOD」を制作、ボーカル(というかラップ)も担当している。 --公式のコラボなので何の問題もないのだが、(「拙者はSAMURAI FOOD」を除き)ジャケットは永谷園の製品パッケージのパロディとなっている。 サントラについて -今作のサントラは2016年内に登場した楽曲を収録した物が発売された。 --ちなみに、残りの今作初出曲は後に発売された『clan』のサントラに収録されている。 --なお、次回作『clan』のサントラは現在は前期の楽曲のみを収録した物のみが発売されている。従って、現在リリースされているjubeatシリーズのサントラでほぼ全てのコナオリ曲が収録されたサントラはQubellまでという事になっている模様。

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