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*ポップンミュージック20 fantasia
【ぽっぷんみゅーじっく とうぇんてぃ ふぁんたじあ】
//スレの方で、AC13以降のナンバリングの読みに関しては公式のソースが確認できない限りは英語読みで統一した方がよいとの意見がありましたので、読みの部分を英語読みにします。万一、ソースがありましたら掲示の上で再度修正をお願いします。
|ジャンル|音楽ゲーム|#ref(https://img.konami.com/products_master_kam/jp_publish/am_popn20/jp/ja/images/pkg.jpg,,width=200)|#ref(https://img.konami.com/amusement/video/popn/images/arcade/ac_20bannar_o.jpg)|
|対応機種|アーケード|~|~|
|販売・開発元|コナミアミューズメント|~|~|
|稼動開始日|先行稼働日((新筐体を購入した店舗のみ)):2011年12月7日&br()一般稼働日:2011年12月14日|~|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
|ポイント|記念すべき20作目&br()選択可能モードの一新&br()クリアメダルが細分化&br()Lv43楽曲が2曲も投入&br()大規模公募イベントの開催|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''|
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#contents
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**概要
アーケード屈指の長寿音ゲー「ポップンミュージック」のシリーズ20作目。タイトルにナンバリングが併記された最後の作品。~
テーマは「ファンタジー」。キャッチコピーは「君と奏でる幻想的音楽シミュレーション、今、ここに!」。~
長くに渡って搭載されてきた各種ゲームモードにおける大きな刷新が施された。
**特徴・変更点
''選択可能モードの大幅変更''
-今作ではこれまで存在した「チャレンジモード」「超チャレンジモード」「ネット対戦モード」が消滅し、''「ノーマルモード」に統合''。
--過去作にも「ノーマルモード」は存在したが、上記の統合により過去作とは全く異なるモードになっている。
--判定は前作までの「超チャレンジモード」に準拠し、''COOL判定方式''のみとなる。1曲目のみ失敗しても次ステージに進める保証がつくのもそのまま。
--選曲決定時にネット対戦するかどうかを任意で選べるようになり、1曲ごとに対戦できるようになった。
-「エンジョイモード」は「イージーモード」に名称変更された。
--こちらはモード名が変更されただけで内容自体は特に変わりない。
--ただし通常はGREAT判定だが、ボーナスステージがノーマルモード仕様になったため、そちらのみCOOL判定に変更。
---加えて、ボーナスステージに限りスコアも10万点満点方式、5ボタン譜面がボーナスステージだけ左右を隠したピラーボックス型になるなど、完全にノーマルモードと仕様が統一されている。
--なお、次回作『[[ポップンミュージック Sunny Park]]』では5ボタン譜面と共にeasy譜面に統合された関係で「イージーモード」は廃止。従って「イージーモード」は今作のみのモードになった。
-「バトルモード」は一切変更なし。こちらもGREAT判定のまま。
''「エクストラポイント」の実装''
-エクストラステージ出現に必要だった「チャレンジポイント」が「''エクストラポイント''」に変更。
--これまでは「判定系」「MAXコンボ系」「スコア系」「オジャマ」の4つのノルマをプレイ開始前に選択し設定したノルマに応じたポイントが獲得できる方式だったが、今作ではプレーの結果に応じて自動的にポイントが加算される方式となった。
---これに伴い、「判定系」「コンボ系」「スコア系」のノルマがステージ開始前の設定可能ノルマから外され、そちらで設定できるのはオジャマノルマのみとなった。
---「オジャマ系」「スコア系」「MAXコンボ系」の基本条件における獲得ポイントに、「ネットワーク対戦のプレイ結果」「選曲」「リザルト更新」「連続プレイ日数」などプレイスタイルや結果に応じた様々なボーナスが加算される。
--モードの統合に伴い、通常チャレンジと超チャレンジでわかれていたエクストラステージの仕様が、超チャレンジ側における「スーパーエクストラステージ」で統一された(これに伴い、名称も単に「エクストラステージ」となった)。
---前作までは「チャレンジモード=満タンから始まってミスすると減少するEXゲージ」、「超チャレンジ=通常ステージと同じ加算型のゲージ((厳密にはAC13・14ではノルマ設定以外にも細かい条件が課されており、ノルマ自体をクリアできても指定の条件を満たせなければ出現するのはEXステージとなる。AC15以降はチャレンジモード同様に既定のチャレンジポイント満たした上でクリアするだけで必ず出現する。))」となっており、後者に統一された形となる。
''ネット対戦の仕様変更''
-上述の通りAC12から続いてきた専用モードが廃止され、仕様変更の上で「ネットワーク対戦」に名称が改められた。
--「ノーマルモード」プレイ内で1曲ごとに対戦をするかしないかを選択する形式になった。
--選曲後に「対戦しない」、「オジャマありで対戦する」、「オジャマなしで対戦する」から選べる。
---対戦をする場合は、オジャマ系ノルマをつけることができない。エクストラステージでは対戦不可。
---オジャマあり対戦の場合のみ、ステージ2以降で未クリアだった場合もゲームオーバーにならず次ステージに進める保証がつく。
--同時に最大6人と対戦可能になった。ちなみに一度だけ複数のチームに分かれて対戦する「チームバトル」形式の期間限定イベントが行われた。
--待機時間内に1人もマッチングしなかった場合は、「対戦しない」を選んだときと同じ状態になる。このときはオジャマ系ノルマをつけることも可能。
-店内対戦に限り、別難易度対戦が可能になった。
--対戦形式が1曲毎になったことにより、同一曲のNORMAL譜面とEX譜面でそれぞれ対戦などが可能。
--残念ながらネットワーク対戦では非対応。また、「メルト」や「ニエンテ/neu」等の譜面により音源自体が変化してしまう曲も別難易度対戦は非対応となっている。
''「ナビゲートモード」実装''
-アップデートで稼働途中から追加されたモード。AC9で実装された「オススメモード」と似たような新モードで、実質的に復活と言える。
--楽曲レベルやアーティスト等、様々な条件を設定することでその条件に合わせた楽曲を自動的に選択してくれる。
--また、このモードは''必ず設定曲数+1曲が遊べる''という大盤振る舞いなモードとなっている。
''クリアメダルが細分化''
-楽曲クリア時の成績に応じてクリアメダルの形が○、◇、☆の3種類のうちどれかが付けられるようになった。
--銀(フルコンボ)の場合はGOODの数、銅(通常クリア)の場合はBADの数、黒(クリア失敗)の場合は残りゲージで形が決まる。金(パーフェクト)は☆のみ。
---☆>◇>○の順でひとつ上の色のメダルに近い成績ということになる。
--これまでの作品でクリアメダルをつけていた場合、通常クリアは銅○、フルコンは銀○、パフェの場合金☆メダルが自動的に付けられる。
''ハリアイ・リザルト画面における音声演出の変更''
-楽曲開始前のハリアイ画面では初代から前作までBGMなしで声援の音声((AC17・18のみテーマに沿った異なるもの(前者は映画上映開始のブザー音で、後者は法ほら貝の音色と馬の走る音)))のみが流されていたが、専用のBGMが使われるようになった。
-同様に、BGMが一切存在しなかったリザルト画面も稼働後期から専用BGMが流れるようになった。
''ファンタジアパスポート''
-『[[beatmania IIDX 19 Lincle]]』の影響か、今作では所謂「アバター」にあたるカスタマイズ要素の「ファンタジアパスポート」が追加された。
--「特定のキャラクターを使用する」「特定の月にプレーする」「クリアメダルが特定の個数に達する」といったゲーム内の様々な条件をクリアすることによって、パスポートのパーツを獲得する事が出来、モードセレクト画面でパスポートのカスタマイズが出来る。
--ファンタジアパスポートはアバター要素に加えて、熱帯の際に対戦したプレーヤーの物を入手したり、ポプとも同士でパスポートの交換を行う事が出来たりと、いわゆる「コミュニケーション要素」も付加されている。
--また、本作のデモ画面では「みんなのファンタジアパスポート」と称して筐体でプレーしたプレーヤーのパスポートを見る事も出来た。
''「ハイライトゾーン」の追加''
-今作で初登場した楽曲(全てではなく一部のみ)に、要所要所の部分に「ハイライトゾーン」が追加されている。
--ハイライトゾーンに差し掛かるとキャラ枠付近にゲージが出現する。ハイライトゾーン内のノーツをすべて残さず拾うことでゲージがMAXになり、それと同時に両方のキャラクターが光のエフェクトと共にFEVERアクションをとる。
--ただの演出というわけではなく、ハイライトを成功させることで微量ながらエクストラポイントが獲得できるため、EXステージを狙うには無視できない存在となる。
--EXステージがPASELI特典に変更されたことでポイント制が廃止されたラピストリア以降も演出の一環として残されている。
''その他''~
-AC5以前のキャラクターの顔アイコンが刷新された
--ドット絵描写からAC6以降の縁取りなしのイラスト風のデザインに統一されている。
---デザイン自体も一新されており、各キャラクターのハリアイ絵をベースにしたデザインになっている(一部のキャラのみ、元のドット絵アイコンベースとなっている)
***開催イベント
''アイテム集め''
-今作における解禁イベントの一つ。このイベントは当時としては異例だった''稼働開始当初''からの開催となる。
--ゲーム終了後にミミが幻想世界を探索するイベントが挿入され、ゲームプレーを繰り返すと最終的に宝箱からアイテムを回収する形で新曲やパーツアイテムを解禁するという物。
--なお、このイベントのクリアは後半の解禁イベントである「それゆけ!ポップンクエスト」の参加条件となっている。従って、今作において全ての楽曲を解禁するにはこのイベントのクリアが必須。
''それゆけ!ポップンクエスト''
-今作における解禁イベントの一つ。例によって稼働後期からスタートした。
--ゲーム内で登場する様々なお題(クエスト)をこなしていき、最終的に新曲を解禁するという内容。
--このイベントではいわゆる経験値に相当する「名声」という数値が新たに登場する。なお今作で新曲を解禁するには名声を一定の数値まで溜める必要がある。
''『ポップンミュージック ポータブル2』との連携''
-稼働から近い時期に発売されたPSP『[[ポップンミュージック ポータブル2]]』のパーティーモードをクリアして入手した「ひみつのあんごう」を本作で使用することで、同作の書き下ろし新曲をプレー可能になるという連動要素がある。
--過去に初代『[[ポータブル>ポップンミュージック ポータブル]]』と『[[18 せんごく列伝>ポップンミュージック18 せんごく列伝]]』の連動の際、ソフトを購入しなくてもパスワードさえ知れば誰でも使えてしまうという事態が起きたためか、今作ではソフトに''e-AMUSEMENT PASSのコードを打ち込むことで個別にパスワードが生成される''という形式に変更され、他人のパスワードを使うというズルが不可能になった。
--4ヶ月に渡って『ポータブル2』の新曲が1曲ずつ移植され、最終的にオリジナル4曲全てがACに登場することになった。さらに、2012年6月20日以降はパスワード不要でe-AMUSEMENT PASSを使えば誰でも遊べる楽曲として無条件解禁された。
-それだけに留まらず、本作では更に同作で復活収録された「マキシマム/Mighty Guy」も同様にボーカル差し替えで移植された他、同作のために新規制作された3曲のEX譜面も収録されるという。本作でのCS版との連携は例年以上に力の入った物と言えるだろう。
''アルバム発売記念イベント''
-本作では、コンポーザーの1人であるTOMOSUKEとサウンドディレクターも兼任するwacのアルバムが発売された事を記念して、両アルバムから楽曲が隠し曲として収録され、大々的な解禁イベントが開催された。
--前者は「幻想音樂/αρχη」・後者は「ダージュ/ピアノ協奏曲第1番"蠍火"」。どちらもpop'n以外の機種で猛威を振るっていたボス曲の登場となる。
//TOMOSUKEはAC17でディレクション職から外れてます。
''APPEND TRAVEL''
-本作では前年の「APPEND FESTIVAL」に引き続き、『[[jubeat copious APPEND>jubeat copious]]』との連動イベントとなる「APPEND TRAVEL」が開催された。
--同イベントで特定の楽曲のプレーで溜まるポイントを公式サイトで消費する事によって、本機種ではファンタジアパスポートのパーツを獲得が出来た。
--また、イベント開催に伴い書き下ろし曲として「ロービットサンプリング/HEAT-BIT-HIT-BEAT」がpop'n/jubeat両機種に新規収録された。
''pop'n & REFLEC同時ロケテスト記念イベント''
-次回作『Sunny Park』と『[[REFLEC BEAT colette]]』のロケテストが同時開催された事により、それを記念して次回作からの新曲を解禁出来るイベントも開催された。
--解禁可能な楽曲は「トランスコア/FLOWER」と「トゥインクルポップ/Twinkle Wonderland」の2曲。現在のBEMANI界隈を代表する名曲群が今回のイベントを経由してpop'nに登場した。
''公募企画「WE LOVE ポップンミュージック みんなでつくって20 ~アーティストはキミだっ!~」''
-今作ではシリーズ通算20作を記念して大規模な公募企画が実施された。
--内容はロケテストで公開された楽曲のキャラクターデザインを募集するイラスト投稿サイト「pixiv」との提携イベント「''キミも★ポップンデザイナー''」、ゲーム終了画面に表示されるイラストを募集する「''みんなで★ポップンイラストコーナー''」、オリジナル新曲や楽曲のボーカリストを募集するSOUND VOLTEX FLOORとの提携イベント「''ボクもワタシも★ポップンアーティスト''」の3種。
--中でもキャラクターと楽曲関連についてはゲームに大きく影響を与える事等から好評を得ていて、後に23作目にあたる『[[éclale>ポップンミュージック eclale]]』でも同様の公募企画が行われる事になった。
**評価点
-クリアメダルの細分化で見やすくなったインターフェイス面
--前作までの楽曲別成績はクリアメダルが3種類しか無かった関係で、一見ではフルコンボorパーフェクトに近い状態の楽曲がどれなのか分からないという難点があった。
--だが、今作でクリアメダルが細分化された事によって、これが解消。クリアメダルの形で現在のBADやGOODの数を判断出来るようになり、一気に分かりやすくなった。
-高難易度譜面の拡充
--『IIDX』からの移植で「ダージュ(ピアノ協奏曲第1番"蠍火")EX」、ファンタジア解禁イベントのボス曲である「ムラクモ(少年は空を辿る)EX」と、一作品で2曲ものLv43楽曲が追加された。
---これら2曲はその中でも格上であり、AC16の「トイコンテンポラリー(シュレーディンガーの猫)」、AC17の「サイレント(音楽)EX」と並んでジャンル名の頭文字を取った通称''「トイサイダー村」''と呼ばれるようになり、次作『Sunny Park』でのレベル50段階再編成の際にこの4曲が揃って最高レベルの50に昇格している。
--加えて、『ポップンミュージック ポータブル2』からの移植曲として「リナシタ(uən)」も登場。同曲は初出レベルこそ42だが、譜面難易度自体はレベル43と引けをとらない物で、たかが「携帯機作品だから」といって決して油断出来ない難易度になっているのが特徴的。こちらも次作『Sunny Park』で旧43相当の新49に昇格している。
--これらの事から、本作は前作前々作ではやや停滞気味だった難易度のインフレが再び始まったことによって、超上級者を満足させ事になったと言える。
-新規追加のやり込み要素について
--今作で追加されたファンタジアパスポートにおけるパーツの獲得条件は非常に多岐に渡っていて、パーツ自体の種類も非常に凝っている点も相まって集めがいがある。
--楽曲解禁イベントの「それゆけ!ポップンクエスト」もクエストの内容自体も非常に凝っている他、楽曲及び譜面の他にパスポートのパーツを獲得出来たり、クエスト受注/達成の際に各キャラクターのセリフを聞けたりと、やり込み要素として見ると決して悪くない内容と言える。
-相変わらず楽曲・キャラクター面は大好評
--今作は「複数アーティストによる合作」をバージョン全体の楽曲方針に設定しているのだが、例によって数多くの名曲が登場した。
--『[[beatmania IIDX]]』を代表とするアーティストであるRyu☆はDai.及びHalkaとのユニット「HHH」名義での参加に加えて、音楽プロデューサーのStarving Trancerと新生ボーカリストである森永真由美と共に「ファッシネイション/朧」を提供。moimoi自身がモチーフの担当キャラ「モイモイ」と共に今作随一の人気を博した。
--TOMOSUKE率いるユニット「Dormir」のボーカリストのくりむはあさきと「あさきのくりむ童話」を結成。提供した楽曲の「いきもの失格」はあさき作曲のおどろおどろしい曲調・意味深な歌詞とくりむによるメルヘンな歌声が悪魔合体。担当キャラの「にんじん」もぎこちない動きと全く変わる事のない笑顔から強烈なインパクトを誇っている事から、今作のデフォルト楽曲の中では強烈な存在感を発している。
---なお、同ユニットは後に再結成する事になるのだが、再結成後に提供した楽曲も今作以上に強烈なインパクトを誇る楽曲として話題になってしまった。
--前作『[[19 TUNE STREET>ポップンミュージック19 TUNE STREET]]』よりpop'nのサウンドディレクターに就任したPONはギタリストの96こと黒沢ダイスケ氏と共に「ApachE」(アパッチ)を結成。提供した「ウルトラ90's/ノー!ノー!Way」はジャンル名に加えて曲調や担当キャラの「バウンティ」と公式サイトと某世界的ロックユニットを彷彿とさせる楽曲として話題になった。
--jubeat ripplesで登場した「A.I.デイトポップ/隅田川夏恋歌」の大ヒットの記憶が新しいALTはフレディ波多江とのデュエットソング「A.I.ダークネス/DOES NOT COMPUTE」を披露。同曲は作曲自体は「隅田川夏恋歌」と同じ村井聖夜ではあるものの、ダークな曲調を得意とする「エレハモニカ」名義での参加という事もあってか、いつものALT曲とは一線を画す楽曲として評価される事に。
--AC17以降でサウンドディレクターから退きつつコンスタントに楽曲提供を行なってきた人気アーティストのTOMOSUKEは、きしめんことナーサリーライム主題歌「true my heart」でお馴染みの「あべにゅうプロジェクト」とのタッグで「理系ポップ/恋はどう?モロ◎波動OK☆方程式!!」を提供。TOMOSUKE監修による理系用語が敷き詰められた歌詞と佐倉紗織による萌えを感じさせるボーカルというギャップのある組み合わせは勿論のこと、担当キャラの「ルート@ドー研」もひたすらドーナッツを研究しているツインテールの眼鏡女子という事から人気が爆発。また、LOSEアニメもメイド服を嫌々ながら着させられるという物という事で負けても美味しい。
--公募企画「みんなでつくって20」では主に楽曲とボーカリスト部門が存在感を放っていて、後のBEMANIシリーズで一線級に活躍するアーティストを多く輩出した事で知られている。
---疾走感のあるトランスナンバー「スターリートランス/Southern Cross」、往年のポップン曲らしさを押し出した「ポップンポップ/Like a pop'n music」、ラブリーな「ハッピーラヴゲイザー/恋愛観測」、現実問題を取り扱った「あやかしロック/情操ディストピア」と、いずれの楽曲も名曲と印象的な担当キャラが揃っている。
**賛否両論点
-モード統合について
//--今作はこれまでいくつかに分かれていたゲームモードがノーマルモードとして統合された件に関して、案の定ではあるが混乱が生じる事になった。
//案の定生じた混乱って何のことだ?詳しく書いてくれないと分からんぞ
--前作までの初心者プレーヤーにとってはエンジョイモードで慣れて次の段階へ進む際に、たくさんあるモードのどれを選べばよいのかがわかり難く取っつき辛いという難点があったが、モードが統一されてモード数が減ったため、その点が解消された。
--その一方で、旧作から親しんできたプレイヤーからは基本モードが一つに統一されてしまった事への否定的な意見も見受けられた。
---ネット対戦がモード自体の仕様変更によって従来よりも盛り上がり難くなってしまった点(後述)や、チャレンジポイント制からエクストラポイント制への移行に伴って「GREAT○○以上」「BAD○○以下」といった「判定系ノルマ」が削除された点も批判された。~
(一応「フルコンボ・低BADクリアボーナス」という形で残されているが、「クリア」「フルコンボ」「パーフェクト」「クールパーフェクト」という大雑把な形でしか計測されない)
//「GREAT○○以上」「BAD○○以下」はスコア系ノルマじゃなく判定系ノルマです。
//改めて調べてみたけど、一応、形を変えてEXポイント獲得条件としてちゃんと残されてました。
-ノーマルモードにおけるCOOL判定の強制化
--前作まではチャレンジモードがCOOL判定なし、超チャレンジモードがCOOL判定有りで分かれていたのだが、今作のノーマルモードでCOOL判定有り一本化された。
---結果として、ゲーム自体がスコアを重視する上級者向けにより特化され、同程度のレベル帯にいるプレイヤー間でもスコア精度に差が表れ易くなったためスコアの伸び悩みに悩むプレイヤーも多く出るようになった。
--これまでチャレンジモードを中心に遊んでいた人にCOOL判定への移行を実質強制する形となってしまった上に、モード統合の影響により超チャレンジと別口で保存されていたチャレンジモードのスコアが&bold(){一律削除}となってしまった点も批判された。
-ネット対戦のオジャマあり対戦・オジャマなし対戦の分化
--ネット対戦自体のシステム変更そのものの問題点は後述するが、本作で「オジャマなし対戦」が完全に分化された。~
元々「完全にオジャマなしで対戦したい」というガチバトル勢の声はそれなりに存在しており、オジャマ「なし」同士がマッチングするとガチバトル演出になったり、前作でも期間限定で「ガチバトルスペシャル」が開催される等はあったのだが、今作で完全にオジャマの有無で分かたれることになった。
---その結果、下記のシステム変更の影響もあってオジャマあり対戦の方は過疎化が著しくなってしまった。
--一ガチバトル勢からは「純粋な実力で勝負できる」という点でこの細分化自体は受け入れられており、対戦に何を求めるかで意見が分かれる形となった。
**問題点
//色分けにする必要のないところに色文字使わないでね。
-メイン解禁イベント「それゆけ!ポップンクエスト」について
--緑・青・赤の3色のクエストが存在し、基本的には緑クエストが「名声」ポイント稼ぎ用でコンボやスコアなどの特定条件をクリア、赤クエストが隠し曲・譜面の解禁に絡み、青クエストが赤クエスト出現のための前提条件となっていることが多い(例外もある)。
---赤クエストはいずれも名声を特定のクラスまで上げなければそもそも受注できないため、楽曲解禁に直接絡まない他色のクエストをある程度こなしていく必要がある。
--クエスト達成および楽曲解禁の為に遊ぶ楽曲が縛られるという点が不評の一因となった。
---緑クエストのうちノーマルモードが対象になる物は楽曲の種類については特に指定は無いものの、条件達成に対して相性の悪い楽曲を選曲してしまうと相対的にクエストクリアまでの道のりが遠くなってしまう。これを防ぐにはクエストと相性の良い楽曲を選ぶ必要があるのだが、キャラクターと担当楽曲のイメージから相性の傾向を推測しなくてはならないため、ある程度のプレー経験の積み重ねと知識を要する。勿論、今作がポップン初プレーの入門プレーヤーの場合はどの曲を選曲すれば分からずクエストのクリアまでに時間がかかってしまいがちであった。~
一応プレー後には「がんばりボーナス」として達成率を少量上昇させる事が出来るのだが、これを足掛かりに短期間で緑クエストを進めるのは難しい。
---青クエストは選曲中に出現するクエストカテゴリの中から当たり候補となる楽曲を選曲すれば初心者でもゲージを伸ばす事が出来るのだが、そうした場合はクエストをクリアするまでの間は正解の楽曲と切り離した上での自由な選曲が出来なくなってしまう。また、クエストカテゴリを介さずにクエストの内容から正解を導き出した上で自力で選曲するという方法も可能なのだが、どっちみち選曲内容が縛られてしまうのは仕方がない。
--また、楽曲解禁のために必要なキークエストの中には「COOL判定を10000回出す」「白ポップ君を3000個叩く」「グルーブゲージを累計500本獲得」と面倒なクエストが選ばれているものもあり、不評だった。
---これらの条件を短期間で満たすには上述の通りクエストの内容と相性の良い楽曲を選ぶのだが、当然ながら高難度譜面への特攻や低レベル譜面のプレーといった事を強制されてしまう。苦手なプレーヤーにとっては苦痛に感じられやすく、結果的に「やらされている」感が否めない。
--その一方で何の赤クエストの出現にも絡まない所謂「ダミー」の青クエストも多数存在し、円滑な解禁作業を阻害する。
---ダミークエストはイベントに初参加した辺りではクリア時に楽曲解禁に絡む要素の一つである名声も溜まるという事もあってか、序盤における名声の量の少なさも相まって「何が何でもクリアしなければならない」という様な状況のプレーヤーに対しては重宝されている面があった。~
その一方で「名声の量が十分に程度溜まり特定のクエストをクリアした次点で楽曲解禁準備に移行する」という様な状況になりがちなイベント後半ではダミークエストの選択は完全に無駄足になると言わざるを得ないだろう。
--このイベントで新曲を出現させるには、特定クエストのクリアに加えて、現在プレーヤーが所有している「名声」を一定の量を溜める必要があることから、楽曲の解禁方法は少し複雑と言わざるを得ない。名声が十分に溜まっていないイベント序盤戦では、楽曲解禁に必要となる緑/青クエストを消化しても新曲相当の赤クエストが出現しない事もザラ。
--稼働時から開催された解禁イベント「アイテム集め」を最後までクリアしないとポップンクエストに参加が出来ない点も、参加条件として厳しいものがある。
---アイテム集めは曲アイテムとパーツアイテムが交互に手に入る形でオールクリアまで「19個」ものアイテム収集を必要とするため、稼働初期から欠かさずプレーしていたかそうでないかで大差が付く形となってしまった。
---APPEND TRAVEL開始から本イベントの開始までの1か月間、隠し曲が出しやすくなる「2倍アップキャンペーン」が実施されていたため、稼働初期辺りから遊んでいるプレーヤーはすんなりとイベントに参加できたものの、クエスト開始以降から始めたプレーヤーの場合はキャンペーンの恩恵が受けられないこともあってなかなか新曲解禁にたどり着けず、配信されたばかりの新曲を知る手段が絶たれてしまったのも同然であった。
--前作の「タウンモード」ではラスボス配信後も新作の稼働まで新イベントの追加が行われていたのだが、本作のポップンクエストでは残念ながら行われなかった。一応、クエストの中では前期に行われた熱帯のチームバトルの第2回開催を示唆する内容があったのだが…~
なお、pop'nの楽曲解禁イベントはAC 18まではラスボス登場後は特に新規追加イベントなど無く新作稼働に移行していた傾向があったことから、今作のポップンクエストでの新イベント追加が無い点は単にあるべき姿に戻っただけとも言える。
--不評の原因としては前作AC19でのメイン解禁イベント「タウンモード」が非常に高評価だった反動もある。~
今作では稼働末期にアイテム集め&ポップンクエストが共に自動終了し、クエストを含んだ隠し曲の全解禁も行われていた事から、全解禁が行われなかった前作と比較するとそちらの面では評価されていると言える。
-公募イベントについて
--今作ではシリーズ通算20作目を記念して大々的な公募イベントが行われたのだが、うち「楽曲公募」については第2弾の楽曲が本作では配信されなかった。
--その第2弾の楽曲は次回作『Sunny Park』にて「みんなでつくって20 もーいっかい」のタイトルで配信。ここでようやく公募イベントが全て終了する事になった。
-ネット対戦の仕様変更に伴う問題
--今作では1曲毎に対戦するかしないか選ぶ方式に変更されたのだが、専用モードを採用していた前作までと違い、対戦待ちした場合は他のプレーヤーが同じ曲を選んでくれないとマッチングが成立しない。
---このため、前作と比較してネット対戦そのものが成立しないケースもかなり多い。~
今作から最大6人まで対戦可能になったのだが、そこまで人数が一度に集まる機会は滅多になく、前述の「チームバトル」イベント期間ぐらいしかまず見られなかった。
---同様の対戦形式を持つ[[jubeatシリーズ]]にあるような対戦待ち曲を適当に選んでくれるランダムマッチングは本作に存在しない。
--また、前作では各人が自分の選曲を持ち寄るという形式のため何の曲が来るのか予測がつかないという面もあったのだが、今作ではシステム上相手の対戦待ちの曲が予め分かってしまう。
---前作では自分の得意な曲や、ソフランなど苦手な人が多い特徴的な譜面の曲を「武器曲」として用いるスタイルも多く見られたが、今作ではそもそも相手がわざわざ選んでくれないと対戦が成立しないため、意味を成さなくなっている。
---専用モードではなくなったことにより、特にオジャマあり対戦については前作までの特殊な装備アイテム類も全て廃止されてしまったため、戦略性も下がっている。これもオジャマあり対戦の過疎化の原因でもある。
-ファンタジアパスポートの問題点
--本作で導入された新システム「ファンタジアパスポート」の要素の一つである「デモ画面でプレーヤーのパスポートを見る事が出来る」機能というのは確かに画期的な機能ではあるのだが、逆に言うとプレーヤー自身の個人情報の一部も見られてしまうということでもあり賛否あった。
--また、稼働初期ではパーツ獲得時に一つずつパーツ名が表示される関係で、複数の条件を満たしている場合はゲーム開始前の時間が遅れやすくなる点も見られた。この点は後のアップデートで複数のパーツが表示される形式に変更されたことによって解消されている。
-ハイライトについて
--今作で実装された新システムのハイライトは、本作の時点では試験段階という扱いなのか、本作における一部の譜面ではハイライトが存在しない物も見受けられている。
---特に本作随一の人気曲である「ファッシネイション/朧」はEX譜面のみハイライトが存在しないことが残念がられている。
--ハイライトは好評だったのか次作『Sunny Park』以降のシリーズ作品における新曲は標準でハイライトゾーンが設定されている。
--また、本作でハイライトが存在しない譜面についても『Sunny Park』稼働の際に新規のハイライトゾーンが追加されているのだが、未だにハイライトが追加されていない本作初出の譜面もちょくちょくと見られる。
-連動対象曲の難易度が高い
--本作ではjubeatとの連動イベント「APPEND TRAVEL」が開催されたのだが、ポイントを溜める際に必要な「ロービットサンプリング」の難易度が主にjubeatプレーヤーから批判されていた。
--というのも、同曲における下位譜面の5ボタンとNORMALはどちらもレベルの割には難しく詐称評価されていた。この2譜面は本来はpop'nのプレー経験の浅いプレーヤーが選択するべきなのだが、他機種プレーヤーがメインとなる筈の連動対象曲の難易度が高いのは頂けない。
--幸いEASYモード側の譜面はモード仕様の関係でそれほどでもないことから、jbプレーヤーはまずこちらから手を付けるべき。
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**総評
前作チューンストリートとの比較で何かと過小評価されがちな不遇作品であるが、ポップンとしての魅力や面白さは従来同様。~
ポップンミュージックシリーズとして十分良作と言えるだろう。
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**余談
-次作『[[Sunny Park>ポップンミュージック Sunny Park]]』以降はオフライン稼働に対応していないため、オフラインで稼働したいゲームセンターでは今作で止めているケースが多く、AC旧作としては見かける機会の多いバージョンである。
--前作『19 TUNE STREET』は全解禁が行われなかった関係で前作のオフライン版はイベント隠し曲がプレー不可能になっているのだが、次回作となる今作は前作のイベント隠しがあらかじめ全解禁されているため、現在では前作隠し曲の5ボタン譜面を目当てに今作をプレーする者も見られているらしい。
--ただし、本作のオフライン筐体についても、例えPHASE MAXになっていても''e-AMUSEMENT PASS限定で無条件解禁される一部の楽曲がプレー不可能''になっている。
---具体的には『ポータブル2』からの4曲、アルバム発売記念「幻想音樂」「ダージュ」、APPEND TRAVEL「ロービットサンプリング」、Sunny Parkロケテ記念「トゥインクルポップ」「トランスコア」、公募採用曲「スターリートランス」「ポップンポップ」、ポップンボーカリスト受賞「ハッピーラブゲイザー」「フェージングポップ」「あやかしロック」の14曲が遊べない。
---上記に加えて、初期データから一度もオンラインアップデートされていない筐体に限り、キャラ公募のIR新曲「ストライフ」「トラディショナルルーツ」「呪エモ?」の3曲も出現しない。
---これらの楽曲は『Sunny Park』以降も継続収録されているため、オンラインの現行筐体でならプレー可能ではある。
-ポップンミュージックカードについて
--今作でのポップンミュージックカードは第3弾より新たにアニメーションカードとチェンジカードが加わった。~
前者は各種アニメから抜粋した物がカードの絵柄に採用され、後者はカード用に新たに衣装が書き下ろされたキャラクターが描かれた物になっている。
--中でも後者はファンの間で大好評となり以降の弾でも続投している事から、結果的にポプカ人気を貢献する要素の一つとして定着することになった。
//↓作品のせいでそうなったみたいな書き方だったので修正。
-アーティストの世代交代について
--今作をもって「ふじのマナミ」「NAOKI」「Jun」「上野圭市」「Q-Mex」といった、今作を皮切りにpop'nとの関わりが消極的になったり楽曲提供を止めるアーティストが続発することとなった((このうちNAOKIとjunはfantasiaリリース後の2012年にコナミを退社しているのでその関係と思われる。ふじのマナミ(後に「藤野マナミ」名義に改名)、上野圭市はそれぞれ後に1曲提供、Q-Mexは未だに復帰していない。))。
//うさ猫の藤野マナミ名義でリリースした「モヘア」を忘れてませんか?
--その一方で、前作からサウンドディレクションを担当している「PON」や、みんつく20でBEMANIデビューした「NU-KO」「秋成」「red glasses」15 ADVENTURE以来の参加となる「m@sumi」といった所謂「新世代組」と称されるアーティストの活動が今作を皮切りに台頭し始めてきた。
--続く次回作『Sunny Park』でも今作とほぼ同様のアーティスト傾向が見られていた事から、今作と次作は良くも悪くも「参加アーティストの世代交代」を象徴しているバージョンと言えよう。
-今作参加ユニットのその後
--今作で登場したスペシャルユニットのうち「あさきのくりむ童話」「ApachE」「猫叉劇団」「猫叉Master feat. 常盤ゆう」の4組は、本作の後も新曲をリリースした。
--中でも「カラルの月」を提供した「猫叉劇団」は今作以降も現在まで継続してBEMANIへ楽曲を提供している点はもちろんのこと、アーティスト自身もリアルでズッ友という事が話題に。
-遂に正体を現したonoken
--今作で「ヴァルキリーブレイクス/CELSUS」を提供したFELYS氏は本作サントラのインストアライブにて自身の正体をBMS出身の有名アーティストである「onoken」と明かした。その際に過去に『17 THE MOVIE』と『18 せんごく列伝』で楽曲提供していた「Ax」の正体も彼であるとバラした
--もっとも、『17 THE MOVIE』の「Ax」名義での提供楽曲「ピアノテック/Stories」自体がonokenの楽曲群のフレーズで構成されていたり、以降の提供曲も氏の関係者との共作だったり、何より前作「アンティーク/時守唄」でも使用していたこの''「FELYS」という名義自体がonoken氏の代表曲の曲名そのまんま''であることから、ネタばらしする前から既に正体が氏ということがバレていたのだが…
-炎上してしまったボーカリスト
--今作の新曲「チュリースユーロ/マジヤバ最強伝説」の歌唱担当の「鋼兵」は後に2015年春辺りにアップロードした動画で歌い手を批判してしまったことをきっかけに大炎上。その後もユーザーによって氏が過去に匿名掲示板の有名荒らしの正体という黒歴史が暴露されてしまう大騒動に発展してしまった。((ただし明確なソースがないことから疑問を持つものも多い。))
--この騒動の影響なのか、今作で収録された「マジヤバ最強伝説」も「ファンタジア負の遺産」「ケツエメユーロ」といったようにプレーヤーからも散々な評価を下されてしまう事に。
---とはいうものの、本曲が収録された時点では氏自体の知名度が低かった関係なのか、単に「かっこいい曲」という感想を述べるプレーヤーも多かった。しかし、例の炎上騒動以降はそのようなプレーヤーも手のひらを返してしまい、現在はネガティブな印象を持つ楽曲として見られる様になったのは否めないだろう。
--ちなみに、pop'nは[[後の作品でも同じく炎上してしまった男性ボーカリストの楽曲を収録>ポップンミュージック ラピストリア]]する事をまたやらかしてしまう。一体何の因縁なのだろうか…
-声優デビューしたボーカリスト
--今作の「みんつく20 ボーカリスト部門」の恋愛観測でデビューしたボーカリストのNU-KOは後に本名の「佐伯伊織」名義でまさかの声優デビューを飾った。
--それ以前の彼女の商業作品における活動はコナミゲーのみという事もあってか知る人ぞ知る存在ではあったのだが、2018年に放送されたテレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」にてキングヘイローの声優を務めた事により一般にも知れ渡る事になった。
-今作のサントラについて
--今作のサントラは「ポップンクエスト」の最終フェーズ配信から約1ヶ月後の6月に発売された。
--なお、今作のサントラは「みんつく20 オリジナル楽曲/ボーカリスト部門」をはじめとする数曲は、配信前にサントラが発売された関係で収録されていない。
--結局、みんつく20の楽曲群は「も~いっかい」こと第2弾楽曲と共に次作『Sunny Park』のサントラに収録された。
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//検索用ワードにつき削除しないでください。
//ポップンミュージック20 ファンタジア
//ポップンミュージック20 fantasia
//pop'n music20 fantasia
//ポップンミュージック ファンタジア
*ポップンミュージック20 fantasia
【ぽっぷんみゅーじっく とうぇんてぃ ふぁんたじあ】
//スレの方で、AC13以降のナンバリングの読みに関しては公式のソースが確認できない限りは英語読みで統一した方がよいとの意見がありましたので、読みの部分を英語読みにします。万一、ソースがありましたら掲示の上で再度修正をお願いします。
|ジャンル|音楽ゲーム|#ref(https://img.konami.com/products_master_kam/jp_publish/am_popn20/jp/ja/images/pkg.jpg,,width=200)|#ref(https://img.konami.com/amusement/video/popn/images/arcade/ac_20bannar_o.jpg)|
|対応機種|アーケード|~|~|
|販売・開発元|コナミアミューズメント|~|~|
|稼動開始日|先行稼働日((新筐体を購入した店舗のみ)):2011年12月7日&br()一般稼働日:2011年12月14日|~|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
|ポイント|記念すべき20作目&br()選択可能モードの一新&br()クリアメダルが細分化&br()Lv43楽曲が2曲も投入&br()大規模公募イベントの開催|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''|
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#contents
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**概要
アーケード屈指の長寿音ゲー「ポップンミュージック」のシリーズ20作目。タイトルにナンバリングが併記された最後の作品。~
テーマは「ファンタジー」。キャッチコピーは「君と奏でる幻想的音楽シミュレーション、今、ここに!」。~
長くに渡って搭載されてきた各種ゲームモードにおける大きな刷新が施された。
**特徴・変更点
''選択可能モードの大幅変更''
-今作ではこれまで存在した「チャレンジモード」「超チャレンジモード」「ネット対戦モード」が消滅し、''「ノーマルモード」に統合''。
--過去作にも「ノーマルモード」は存在したが、上記の統合により過去作とは全く異なるモードになっている。
--判定は前作までの「超チャレンジモード」に準拠し、''COOL判定方式''のみとなる。1曲目のみ失敗しても次ステージに進める保証がつくのもそのまま。
--選曲決定時にネット対戦するかどうかを任意で選べるようになり、1曲ごとに対戦できるようになった。
-「エンジョイモード」は「イージーモード」に名称変更された。
--こちらはモード名が変更されただけで内容自体は特に変わりない。
--ただし通常はGREAT判定だが、ボーナスステージがノーマルモード仕様になったため、そちらのみCOOL判定に変更。
---加えて、ボーナスステージに限りスコアも10万点満点方式、5ボタン譜面がボーナスステージだけ左右を隠したピラーボックス型になるなど、完全にノーマルモードと仕様が統一されている。
--なお、次回作『[[ポップンミュージック Sunny Park]]』では5ボタン譜面と共にeasy譜面に統合された関係で「イージーモード」は廃止。従って「イージーモード」は今作のみのモードになった。
-「バトルモード」は一切変更なし。こちらもGREAT判定のまま。
''「エクストラポイント」の実装''
-エクストラステージ出現に必要だった「チャレンジポイント」が「''エクストラポイント''」に変更。
--これまでは「判定系」「MAXコンボ系」「スコア系」「オジャマ」の4つのノルマをプレイ開始前に選択し設定したノルマに応じたポイントが獲得できる方式だったが、今作ではプレーの結果に応じて自動的にポイントが加算される方式となった。
---これに伴い、「判定系」「コンボ系」「スコア系」のノルマがステージ開始前の設定可能ノルマから外され、そちらで設定できるのはオジャマノルマのみとなった。
---「オジャマ系」「スコア系」「MAXコンボ系」の基本条件における獲得ポイントに、「ネットワーク対戦のプレイ結果」「選曲」「リザルト更新」「連続プレイ日数」などプレイスタイルや結果に応じた様々なボーナスが加算される。
--モードの統合に伴い、通常チャレンジと超チャレンジでわかれていたエクストラステージの仕様が、超チャレンジ側における「スーパーエクストラステージ」で統一された(これに伴い、名称も単に「エクストラステージ」となった)。
---前作までは「チャレンジモード=満タンから始まってミスすると減少するEXゲージ」、「超チャレンジ=通常ステージと同じ加算型のゲージ((厳密にはAC13・14ではノルマ設定以外にも細かい条件が課されており、ノルマ自体をクリアできても指定の条件を満たせなければ出現するのはEXステージとなる。AC15以降はチャレンジモード同様に既定のチャレンジポイント満たした上でクリアするだけで必ず出現する。))」となっており、後者に統一された形となる。
''ネット対戦の仕様変更''
-上述の通りAC12から続いてきた専用モードが廃止され、仕様変更の上で「ネットワーク対戦」に名称が改められた。
--「ノーマルモード」プレイ内で1曲ごとに対戦をするかしないかを選択する形式になった。
--選曲後に「対戦しない」、「オジャマありで対戦する」、「オジャマなしで対戦する」から選べる。
---対戦をする場合は、オジャマ系ノルマをつけることができない。エクストラステージでは対戦不可。
---オジャマあり対戦の場合のみ、ステージ2以降で未クリアだった場合もゲームオーバーにならず次ステージに進める保証がつく。
--同時に最大6人と対戦可能になった。ちなみに一度だけ複数のチームに分かれて対戦する「チームバトル」形式の期間限定イベントが行われた。
--待機時間内に1人もマッチングしなかった場合は、「対戦しない」を選んだときと同じ状態になる。このときはオジャマ系ノルマをつけることも可能。
-店内対戦に限り、別難易度対戦が可能になった。
--対戦形式が1曲毎になったことにより、同一曲のNORMAL譜面とEX譜面でそれぞれ対戦などが可能。
--残念ながらネットワーク対戦では非対応。また、「メルト」や「ニエンテ/neu」等の譜面により音源自体が変化してしまう曲も別難易度対戦は非対応となっている。
''「ナビゲートモード」実装''
-アップデートで稼働途中から追加されたモード。AC9で実装された「オススメモード」と似たような新モードで、実質的に復活と言える。
--楽曲レベルやアーティスト等、様々な条件を設定することでその条件に合わせた楽曲を自動的に選択してくれる。
--また、このモードは''必ず設定曲数+1曲が遊べる''という大盤振る舞いなモードとなっている。
''クリアメダルが細分化''
-楽曲クリア時の成績に応じてクリアメダルの形が○、◇、☆の3種類のうちどれかが付けられるようになった。
--銀(フルコンボ)の場合はGOODの数、銅(通常クリア)の場合はBADの数、黒(クリア失敗)の場合は残りゲージで形が決まる。金(パーフェクト)は☆のみ。
---☆>◇>○の順でひとつ上の色のメダルに近い成績ということになる。
--これまでの作品でクリアメダルをつけていた場合、通常クリアは銅○、フルコンは銀○、パフェの場合金☆メダルが自動的に付けられる。
''ハリアイ・リザルト画面における音声演出の変更''
-楽曲開始前のハリアイ画面では初代から前作までBGMなしで声援の音声((AC17・18のみテーマに沿った異なるもの(前者は映画上映開始のブザー音で、後者は法ほら貝の音色と馬の走る音)))のみが流されていたが、専用のBGMが使われるようになった。
-同様に、BGMが一切存在しなかったリザルト画面も稼働後期から専用BGMが流れるようになった。
''ファンタジアパスポート''
-『[[beatmania IIDX 19 Lincle]]』の影響か、今作では所謂「アバター」にあたるカスタマイズ要素の「ファンタジアパスポート」が追加された。
--「特定のキャラクターを使用する」「特定の月にプレーする」「クリアメダルが特定の個数に達する」といったゲーム内の様々な条件をクリアすることによって、パスポートのパーツを獲得する事が出来、モードセレクト画面でパスポートのカスタマイズが出来る。
--ファンタジアパスポートはアバター要素に加えて、熱帯の際に対戦したプレーヤーの物を入手したり、ポプとも同士でパスポートの交換を行う事が出来たりと、いわゆる「コミュニケーション要素」も付加されている。
--また、本作のデモ画面では「みんなのファンタジアパスポート」と称して筐体でプレーしたプレーヤーのパスポートを見る事も出来た。
''「ハイライトゾーン」の追加''
-今作で初登場した楽曲(全てではなく一部のみ)に、要所要所の部分に「ハイライトゾーン」が追加されている。
--ハイライトゾーンに差し掛かるとキャラ枠付近にゲージが出現する。ハイライトゾーン内のノーツをすべて残さず拾うことでゲージがMAXになり、それと同時に両方のキャラクターが光のエフェクトと共にFEVERアクションをとる。
--ただの演出というわけではなく、ハイライトを成功させることで微量ながらエクストラポイントが獲得できるため、EXステージを狙うには無視できない存在となる。
--EXステージがPASELI特典に変更されたことでポイント制が廃止されたラピストリア以降も演出の一環として残されている。
''その他''~
-AC5以前のキャラクターの顔アイコンが刷新された
--ドット絵描写からAC6以降の縁取りなしのイラスト風のデザインに統一されている。
---デザイン自体も一新されており、各キャラクターのハリアイ絵をベースにしたデザインになっている(一部のキャラのみ、元のドット絵アイコンベースとなっている)
***開催イベント
''アイテム集め''
-今作における解禁イベントの一つ。このイベントは当時としては異例だった''稼働開始当初''からの開催となる。
--ゲーム終了後にミミが幻想世界を探索するイベントが挿入され、ゲームプレーを繰り返すと最終的に宝箱からアイテムを回収する形で新曲やパーツアイテムを解禁するという物。
--なお、このイベントのクリアは後半の解禁イベントである「それゆけ!ポップンクエスト」の参加条件となっている。従って、今作において全ての楽曲を解禁するにはこのイベントのクリアが必須。
''それゆけ!ポップンクエスト''
-今作における解禁イベントの一つ。例によって稼働後期からスタートした。
--ゲーム内で登場する様々なお題(クエスト)をこなしていき、最終的に新曲を解禁するという内容。
--このイベントではいわゆる経験値に相当する「名声」という数値が新たに登場する。なお今作で新曲を解禁するには名声を一定の数値まで溜める必要がある。
''『ポップンミュージック ポータブル2』との連携''
-稼働から近い時期に発売されたPSP『[[ポップンミュージック ポータブル2]]』のパーティーモードをクリアして入手した「ひみつのあんごう」を本作で使用することで、同作の書き下ろし新曲をプレー可能になるという連動要素がある。
--過去に初代『[[ポータブル>ポップンミュージック ポータブル]]』と『[[18 せんごく列伝>ポップンミュージック18 せんごく列伝]]』の連動の際、ソフトを購入しなくてもパスワードさえ知れば誰でも使えてしまうという事態が起きたためか、今作ではソフトに''e-AMUSEMENT PASSのコードを打ち込むことで個別にパスワードが生成される''という形式に変更され、他人のパスワードを使うというズルが不可能になった。
--4ヶ月に渡って『ポータブル2』の新曲が1曲ずつ移植され、最終的にオリジナル4曲全てがACに登場することになった。さらに、2012年6月20日以降はパスワード不要でe-AMUSEMENT PASSを使えば誰でも遊べる楽曲として無条件解禁された。
-それだけに留まらず、本作では更に同作で復活収録された「マキシマム/Mighty Guy」も同様にボーカル差し替えで移植された他、同作のために新規制作された3曲のEX譜面も収録されるという。本作でのCS版との連携は例年以上に力の入った物と言えるだろう。
''アルバム発売記念イベント''
-本作では、コンポーザーの1人であるTOMOSUKEとサウンドディレクターも兼任するwacのアルバムが発売された事を記念して、両アルバムから楽曲が隠し曲として収録され、大々的な解禁イベントが開催された。
--前者は「幻想音樂/αρχη」・後者は「ダージュ/ピアノ協奏曲第1番"蠍火"」。どちらもpop'n以外の機種で猛威を振るっていたボス曲の登場となる。
//TOMOSUKEはAC17でディレクション職から外れてます。
''APPEND TRAVEL''
-本作では前年の「APPEND FESTIVAL」に引き続き、『[[jubeat copious APPEND>jubeat copious]]』との連動イベントとなる「APPEND TRAVEL」が開催された。
--同イベントで特定の楽曲のプレーで溜まるポイントを公式サイトで消費する事によって、本機種ではファンタジアパスポートのパーツを獲得が出来た。
--また、イベント開催に伴い書き下ろし曲として「ロービットサンプリング/HEAT-BIT-HIT-BEAT」がpop'n/jubeat両機種に新規収録された。
''pop'n & REFLEC同時ロケテスト記念イベント''
-次回作『Sunny Park』と『[[REFLEC BEAT colette]]』のロケテストが同時開催された事により、それを記念して次回作からの新曲を解禁出来るイベントも開催された。
--解禁可能な楽曲は「トランスコア/FLOWER」と「トゥインクルポップ/Twinkle Wonderland」の2曲。現在のBEMANI界隈を代表する名曲群が今回のイベントを経由してpop'nに登場した。
''公募企画「WE LOVE ポップンミュージック みんなでつくって20 ~アーティストはキミだっ!~」''
-今作ではシリーズ通算20作を記念して大規模な公募企画が実施された。
--内容はロケテストで公開された楽曲のキャラクターデザインを募集するイラスト投稿サイト「pixiv」との提携イベント「''キミも★ポップンデザイナー''」、ゲーム終了画面に表示されるイラストを募集する「''みんなで★ポップンイラストコーナー''」、オリジナル新曲や楽曲のボーカリストを募集するSOUND VOLTEX FLOORとの提携イベント「''ボクもワタシも★ポップンアーティスト''」の3種。
--中でもキャラクターと楽曲関連についてはゲームに大きく影響を与える事等から好評を得ていて、後に23作目にあたる『[[éclale>ポップンミュージック eclale]]』でも同様の公募企画が行われる事になった。
**評価点
-クリアメダルの細分化で見やすくなったインターフェイス面
--前作までの楽曲別成績はクリアメダルが3種類しか無かった関係で、一見ではフルコンボorパーフェクトに近い状態の楽曲がどれなのか分からないという難点があった。
--だが、今作でクリアメダルが細分化された事によって、これが解消。クリアメダルの形で現在のBADやGOODの数を判断出来るようになり、一気に分かりやすくなった。
--なお、前作まではプレー画面のフルコンボ演出のみ「No Bad」と異なっていたが、今作以降はプレー画面での演出も「FULL COMBO」に統一された。
-高難易度譜面の拡充
--『IIDX』からの移植で「ダージュ(ピアノ協奏曲第1番"蠍火")EX」、ファンタジア解禁イベントのボス曲である「ムラクモ(少年は空を辿る)EX」と、一作品で2曲ものLv43楽曲が追加された。
---これら2曲はその中でも格上であり、AC16の「トイコンテンポラリー(シュレーディンガーの猫)」、AC17の「サイレント(音楽)EX」と並んでジャンル名の頭文字を取った通称''「トイサイダー村」''と呼ばれるようになり、次作『Sunny Park』でのレベル50段階再編成の際にこの4曲が揃って最高レベルの50に昇格している。
--加えて、『ポップンミュージック ポータブル2』からの移植曲として「リナシタ(uən)」も登場。同曲は初出レベルこそ42だが、譜面難易度自体はレベル43と引けをとらない物で、たかが「携帯機作品だから」といって決して油断出来ない難易度になっているのが特徴的。こちらも次作『Sunny Park』で旧43相当の新49に昇格している。
--これらの事から、本作は前作前々作ではやや停滞気味だった難易度のインフレが再び始まったことによって、超上級者を満足させ事になったと言える。
-新規追加のやり込み要素について
--今作で追加されたファンタジアパスポートにおけるパーツの獲得条件は非常に多岐に渡っていて、パーツ自体の種類も非常に凝っている点も相まって集めがいがある。
--楽曲解禁イベントの「それゆけ!ポップンクエスト」もクエストの内容自体も非常に凝っている他、楽曲及び譜面の他にパスポートのパーツを獲得出来たり、クエスト受注/達成の際に各キャラクターのセリフを聞けたりと、やり込み要素として見ると決して悪くない内容と言える。
-相変わらず楽曲・キャラクター面は大好評
--今作は「複数アーティストによる合作」をバージョン全体の楽曲方針に設定しているのだが、例によって数多くの名曲が登場した。
--『[[beatmania IIDX]]』を代表とするアーティストであるRyu☆はDai.及びHalkaとのユニット「HHH」名義での参加に加えて、音楽プロデューサーのStarving Trancerと新生ボーカリストである森永真由美と共に「ファッシネイション/朧」を提供。moimoi自身がモチーフの担当キャラ「モイモイ」と共に今作随一の人気を博した。
--TOMOSUKE率いるユニット「Dormir」のボーカリストのくりむはあさきと「あさきのくりむ童話」を結成。提供した楽曲の「いきもの失格」はあさき作曲のおどろおどろしい曲調・意味深な歌詞とくりむによるメルヘンな歌声が悪魔合体。担当キャラの「にんじん」もぎこちない動きと全く変わる事のない笑顔から強烈なインパクトを誇っている事から、今作のデフォルト楽曲の中では強烈な存在感を発している。
---なお、同ユニットは後に再結成する事になるのだが、再結成後に提供した楽曲も今作以上に強烈なインパクトを誇る楽曲として話題になってしまった。
--前作『[[19 TUNE STREET>ポップンミュージック19 TUNE STREET]]』よりpop'nのサウンドディレクターに就任したPONはギタリストの96こと黒沢ダイスケ氏と共に「ApachE」(アパッチ)を結成。提供した「ウルトラ90's/ノー!ノー!Way」はジャンル名に加えて曲調や担当キャラの「バウンティ」と公式サイトと某世界的ロックユニットを彷彿とさせる楽曲として話題になった。
--jubeat ripplesで登場した「A.I.デイトポップ/隅田川夏恋歌」の大ヒットの記憶が新しいALTはフレディ波多江とのデュエットソング「A.I.ダークネス/DOES NOT COMPUTE」を披露。同曲は作曲自体は「隅田川夏恋歌」と同じ村井聖夜ではあるものの、ダークな曲調を得意とする「エレハモニカ」名義での参加という事もあってか、いつものALT曲とは一線を画す楽曲として評価される事に。
--AC17以降でサウンドディレクターから退きつつコンスタントに楽曲提供を行なってきた人気アーティストのTOMOSUKEは、きしめんことナーサリーライム主題歌「true my heart」でお馴染みの「あべにゅうプロジェクト」とのタッグで「理系ポップ/恋はどう?モロ◎波動OK☆方程式!!」を提供。TOMOSUKE監修による理系用語が敷き詰められた歌詞と佐倉紗織による萌えを感じさせるボーカルというギャップのある組み合わせは勿論のこと、担当キャラの「ルート@ドー研」もひたすらドーナッツを研究しているツインテールの眼鏡女子という事から人気が爆発。また、LOSEアニメもメイド服を嫌々ながら着させられるという物という事で負けても美味しい。
--公募企画「みんなでつくって20」では主に楽曲とボーカリスト部門が存在感を放っていて、後のBEMANIシリーズで一線級に活躍するアーティストを多く輩出した事で知られている。
---疾走感のあるトランスナンバー「スターリートランス/Southern Cross」、往年のポップン曲らしさを押し出した「ポップンポップ/Like a pop'n music」、ラブリーな「ハッピーラヴゲイザー/恋愛観測」、現実問題を取り扱った「あやかしロック/情操ディストピア」と、いずれの楽曲も名曲と印象的な担当キャラが揃っている。
**賛否両論点
-モード統合について
//--今作はこれまでいくつかに分かれていたゲームモードがノーマルモードとして統合された件に関して、案の定ではあるが混乱が生じる事になった。
//案の定生じた混乱って何のことだ?詳しく書いてくれないと分からんぞ
--前作までの初心者プレーヤーにとってはエンジョイモードで慣れて次の段階へ進む際に、たくさんあるモードのどれを選べばよいのかがわかり難く取っつき辛いという難点があったが、モードが統一されてモード数が減ったため、その点が解消された。
--その一方で、旧作から親しんできたプレイヤーからは基本モードが一つに統一されてしまった事への否定的な意見も見受けられた。
---ネット対戦がモード自体の仕様変更によって従来よりも盛り上がり難くなってしまった点(後述)や、チャレンジポイント制からエクストラポイント制への移行に伴って「GREAT○○以上」「BAD○○以下」といった「判定系ノルマ」が削除された点も批判された。~
(一応「フルコンボ・低BADクリアボーナス」という形で残されているが、「クリア」「フルコンボ」「パーフェクト」「クールパーフェクト」という大雑把な形でしか計測されない)
//「GREAT○○以上」「BAD○○以下」はスコア系ノルマじゃなく判定系ノルマです。
//改めて調べてみたけど、一応、形を変えてEXポイント獲得条件としてちゃんと残されてました。
-ノーマルモードにおけるCOOL判定の強制化
--前作まではチャレンジモードがCOOL判定なし、超チャレンジモードがCOOL判定有りで分かれていたのだが、今作のノーマルモードでCOOL判定有り一本化された。
---結果として、ゲーム自体がスコアを重視する上級者向けにより特化され、同程度のレベル帯にいるプレイヤー間でもスコア精度に差が表れ易くなったためスコアの伸び悩みに悩むプレイヤーも多く出るようになった。
--これまでチャレンジモードを中心に遊んでいた人にCOOL判定への移行を実質強制する形となってしまった上に、モード統合の影響により超チャレンジと別口で保存されていたチャレンジモードのスコアが&bold(){一律削除}となってしまった点も批判された。
-ネット対戦のオジャマあり対戦・オジャマなし対戦の分化
--ネット対戦自体のシステム変更そのものの問題点は後述するが、本作で「オジャマなし対戦」が完全に分化された。~
元々「完全にオジャマなしで対戦したい」というガチバトル勢の声はそれなりに存在しており、オジャマ「なし」同士がマッチングするとガチバトル演出になったり、前作でも期間限定で「ガチバトルスペシャル」が開催される等はあったのだが、今作で完全にオジャマの有無で分かたれることになった。
---その結果、下記のシステム変更の影響もあってオジャマあり対戦の方は過疎化が著しくなってしまった。
--一ガチバトル勢からは「純粋な実力で勝負できる」という点でこの細分化自体は受け入れられており、対戦に何を求めるかで意見が分かれる形となった。
**問題点
//色分けにする必要のないところに色文字使わないでね。
-メイン解禁イベント「それゆけ!ポップンクエスト」について
--緑・青・赤の3色のクエストが存在し、基本的には緑クエストが「名声」ポイント稼ぎ用でコンボやスコアなどの特定条件をクリア、赤クエストが隠し曲・譜面の解禁に絡み、青クエストが赤クエスト出現のための前提条件となっていることが多い(例外もある)。
---赤クエストはいずれも名声を特定のクラスまで上げなければそもそも受注できないため、楽曲解禁に直接絡まない他色のクエストをある程度こなしていく必要がある。
--クエスト達成および楽曲解禁の為に遊ぶ楽曲が縛られるという点が不評の一因となった。
---緑クエストのうちノーマルモードが対象になる物は楽曲の種類については特に指定は無いものの、条件達成に対して相性の悪い楽曲を選曲してしまうと相対的にクエストクリアまでの道のりが遠くなってしまう。これを防ぐにはクエストと相性の良い楽曲を選ぶ必要があるのだが、キャラクターと担当楽曲のイメージから相性の傾向を推測しなくてはならないため、ある程度のプレー経験の積み重ねと知識を要する。勿論、今作がポップン初プレーの入門プレーヤーの場合はどの曲を選曲すれば分からずクエストのクリアまでに時間がかかってしまいがちであった。~
一応プレー後には「がんばりボーナス」として達成率を少量上昇させる事が出来るのだが、これを足掛かりに短期間で緑クエストを進めるのは難しい。
---青クエストは選曲中に出現するクエストカテゴリの中から当たり候補となる楽曲を選曲すれば初心者でもゲージを伸ばす事が出来るのだが、そうした場合はクエストをクリアするまでの間は正解の楽曲と切り離した上での自由な選曲が出来なくなってしまう。また、クエストカテゴリを介さずにクエストの内容から正解を導き出した上で自力で選曲するという方法も可能なのだが、どっちみち選曲内容が縛られてしまうのは仕方がない。
--また、楽曲解禁のために必要なキークエストの中には「COOL判定を10000回出す」「白ポップ君を3000個叩く」「グルーブゲージを累計500本獲得」と面倒なクエストが選ばれているものもあり、不評だった。
---これらの条件を短期間で満たすには上述の通りクエストの内容と相性の良い楽曲を選ぶのだが、当然ながら高難度譜面への特攻や低レベル譜面のプレーといった事を強制されてしまう。苦手なプレーヤーにとっては苦痛に感じられやすく、結果的に「やらされている」感が否めない。
--その一方で何の赤クエストの出現にも絡まない所謂「ダミー」の青クエストも多数存在し、円滑な解禁作業を阻害する。
---ダミークエストはイベントに初参加した辺りではクリア時に楽曲解禁に絡む要素の一つである名声も溜まるという事もあってか、序盤における名声の量の少なさも相まって「何が何でもクリアしなければならない」という様な状況のプレーヤーに対しては重宝されている面があった。~
その一方で「名声の量が十分に程度溜まり特定のクエストをクリアした次点で楽曲解禁準備に移行する」という様な状況になりがちなイベント後半ではダミークエストの選択は完全に無駄足になると言わざるを得ないだろう。
--このイベントで新曲を出現させるには、特定クエストのクリアに加えて、現在プレーヤーが所有している「名声」を一定の量を溜める必要があることから、楽曲の解禁方法は少し複雑と言わざるを得ない。名声が十分に溜まっていないイベント序盤戦では、楽曲解禁に必要となる緑/青クエストを消化しても新曲相当の赤クエストが出現しない事もザラ。
--稼働時から開催された解禁イベント「アイテム集め」を最後までクリアしないとポップンクエストに参加が出来ない点も、参加条件として厳しいものがある。
---アイテム集めは曲アイテムとパーツアイテムが交互に手に入る形でオールクリアまで「19個」ものアイテム収集を必要とするため、稼働初期から欠かさずプレーしていたかそうでないかで大差が付く形となってしまった。
---APPEND TRAVEL開始から本イベントの開始までの1か月間、隠し曲が出しやすくなる「2倍アップキャンペーン」が実施されていたため、稼働初期辺りから遊んでいるプレーヤーはすんなりとイベントに参加できたものの、クエスト開始以降から始めたプレーヤーの場合はキャンペーンの恩恵が受けられないこともあってなかなか新曲解禁にたどり着けず、配信されたばかりの新曲を知る手段が絶たれてしまったのも同然であった。
--前作の「タウンモード」ではラスボス配信後も新作の稼働まで新イベントの追加が行われていたのだが、本作のポップンクエストでは残念ながら行われなかった。一応、クエストの中では前期に行われた熱帯のチームバトルの第2回開催を示唆する内容があったのだが…~
なお、pop'nの楽曲解禁イベントはAC 18まではラスボス登場後は特に新規追加イベントなど無く新作稼働に移行していた傾向があったことから、今作のポップンクエストでの新イベント追加が無い点は単にあるべき姿に戻っただけとも言える。
--不評の原因としては前作AC19でのメイン解禁イベント「タウンモード」が非常に高評価だった反動もある。~
今作では稼働末期にアイテム集め&ポップンクエストが共に自動終了し、クエストを含んだ隠し曲の全解禁も行われていた事から、全解禁が行われなかった前作と比較するとそちらの面では評価されていると言える。
-公募イベントについて
--今作ではシリーズ通算20作目を記念して大々的な公募イベントが行われたのだが、うち「楽曲公募」については第2弾の楽曲が本作では配信されなかった。
--その第2弾の楽曲は次回作『Sunny Park』にて「みんなでつくって20 もーいっかい」のタイトルで配信。ここでようやく公募イベントが全て終了する事になった。
-ネット対戦の仕様変更に伴う問題
--今作では1曲毎に対戦するかしないか選ぶ方式に変更されたのだが、専用モードを採用していた前作までと違い、対戦待ちした場合は他のプレーヤーが同じ曲を選んでくれないとマッチングが成立しない。
---このため、前作と比較してネット対戦そのものが成立しないケースもかなり多い。~
今作から最大6人まで対戦可能になったのだが、そこまで人数が一度に集まる機会は滅多になく、前述の「チームバトル」イベント期間ぐらいしかまず見られなかった。
---同様の対戦形式を持つ[[jubeatシリーズ]]にあるような対戦待ち曲を適当に選んでくれるランダムマッチングは本作に存在しない。
--また、前作では各人が自分の選曲を持ち寄るという形式のため何の曲が来るのか予測がつかないという面もあったのだが、今作ではシステム上相手の対戦待ちの曲が予め分かってしまう。
---前作では自分の得意な曲や、ソフランなど苦手な人が多い特徴的な譜面の曲を「武器曲」として用いるスタイルも多く見られたが、今作ではそもそも相手がわざわざ選んでくれないと対戦が成立しないため、意味を成さなくなっている。
---専用モードではなくなったことにより、特にオジャマあり対戦については前作までの特殊な装備アイテム類も全て廃止されてしまったため、戦略性も下がっている。これもオジャマあり対戦の過疎化の原因でもある。
-ファンタジアパスポートの問題点
--本作で導入された新システム「ファンタジアパスポート」の要素の一つである「デモ画面でプレーヤーのパスポートを見る事が出来る」機能というのは確かに画期的な機能ではあるのだが、逆に言うとプレーヤー自身の個人情報の一部も見られてしまうということでもあり賛否あった。
--また、稼働初期ではパーツ獲得時に一つずつパーツ名が表示される関係で、複数の条件を満たしている場合はゲーム開始前の時間が遅れやすくなる点も見られた。この点は後のアップデートで複数のパーツが表示される形式に変更されたことによって解消されている。
-ハイライトについて
--今作で実装された新システムのハイライトは、本作の時点では試験段階という扱いなのか、本作における一部の譜面ではハイライトが存在しない物も見受けられている。
---特に本作随一の人気曲である「ファッシネイション/朧」はEX譜面のみハイライトが存在しないことが残念がられている。
--ハイライトは好評だったのか次作『Sunny Park』以降のシリーズ作品における新曲は標準でハイライトゾーンが設定されている。
--また、本作でハイライトが存在しない譜面についても『Sunny Park』稼働の際に新規のハイライトゾーンが追加されているのだが、未だにハイライトが追加されていない本作初出の譜面もちょくちょくと見られる。
-連動対象曲の難易度が高い
--本作ではjubeatとの連動イベント「APPEND TRAVEL」が開催されたのだが、ポイントを溜める際に必要な「ロービットサンプリング」の難易度が主にjubeatプレーヤーから批判されていた。
--というのも、同曲における下位譜面の5ボタンとNORMALはどちらもレベルの割には難しく詐称評価されていた。この2譜面は本来はpop'nのプレー経験の浅いプレーヤーが選択するべきなのだが、他機種プレーヤーがメインとなる筈の連動対象曲の難易度が高いのは頂けない。
--幸いEASYモード側の譜面はモード仕様の関係でそれほどでもないことから、jbプレーヤーはまずこちらから手を付けるべき。
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**総評
前作チューンストリートとの比較で何かと過小評価されがちな不遇作品であるが、ポップンとしての魅力や面白さは従来同様。~
ポップンミュージックシリーズとして十分良作と言えるだろう。
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**余談
-次作『[[Sunny Park>ポップンミュージック Sunny Park]]』以降はオフライン稼働に対応していないため、オフラインで稼働したいゲームセンターでは今作で止めているケースが多く、AC旧作としては見かける機会の多いバージョンである。
--前作『19 TUNE STREET』は全解禁が行われなかった関係で前作のオフライン版はイベント隠し曲がプレー不可能になっているのだが、次回作となる今作は前作のイベント隠しがあらかじめ全解禁されているため、現在では前作隠し曲の5ボタン譜面を目当てに今作をプレーする者も見られているらしい。
--ただし、本作のオフライン筐体についても、例えPHASE MAXになっていても''e-AMUSEMENT PASS限定で無条件解禁される一部の楽曲がプレー不可能''になっている。
---具体的には『ポータブル2』からの4曲、アルバム発売記念「幻想音樂」「ダージュ」、APPEND TRAVEL「ロービットサンプリング」、Sunny Parkロケテ記念「トゥインクルポップ」「トランスコア」、公募採用曲「スターリートランス」「ポップンポップ」、ポップンボーカリスト受賞「ハッピーラブゲイザー」「フェージングポップ」「あやかしロック」の14曲が遊べない。
---上記に加えて、初期データから一度もオンラインアップデートされていない筐体に限り、キャラ公募のIR新曲「ストライフ」「トラディショナルルーツ」「呪エモ?」の3曲も出現しない。
---これらの楽曲は『Sunny Park』以降も継続収録されているため、オンラインの現行筐体でならプレー可能ではある。
-ポップンミュージックカードについて
--今作でのポップンミュージックカードは第3弾より新たにアニメーションカードとチェンジカードが加わった。~
前者は各種アニメから抜粋した物がカードの絵柄に採用され、後者はカード用に新たに衣装が書き下ろされたキャラクターが描かれた物になっている。
--中でも後者はファンの間で大好評となり以降の弾でも続投している事から、結果的にポプカ人気を貢献する要素の一つとして定着することになった。
//↓作品のせいでそうなったみたいな書き方だったので修正。
-アーティストの世代交代について
--今作をもって「ふじのマナミ」「NAOKI」「Jun」「上野圭市」「Q-Mex」といった、今作を皮切りにpop'nとの関わりが消極的になったり楽曲提供を止めるアーティストが続発することとなった((このうちNAOKIとjunはfantasiaリリース後の2012年にコナミを退社しているのでその関係と思われる。ふじのマナミ(後に「藤野マナミ」名義に改名)、上野圭市はそれぞれ後に1曲提供、Q-Mexは未だに復帰していない。))。
//うさ猫の藤野マナミ名義でリリースした「モヘア」を忘れてませんか?
--その一方で、前作からサウンドディレクションを担当している「PON」や、みんつく20でBEMANIデビューした「NU-KO」「秋成」「red glasses」15 ADVENTURE以来の参加となる「m@sumi」といった所謂「新世代組」と称されるアーティストの活動が今作を皮切りに台頭し始めてきた。
--続く次回作『Sunny Park』でも今作とほぼ同様のアーティスト傾向が見られていた事から、今作と次作は良くも悪くも「参加アーティストの世代交代」を象徴しているバージョンと言えよう。
-今作参加ユニットのその後
--今作で登場したスペシャルユニットのうち「あさきのくりむ童話」「ApachE」「猫叉劇団」「猫叉Master feat. 常盤ゆう」の4組は、本作の後も新曲をリリースした。
--中でも「カラルの月」を提供した「猫叉劇団」は今作以降も現在まで継続してBEMANIへ楽曲を提供している点はもちろんのこと、アーティスト自身もリアルでズッ友という事が話題に。
-遂に正体を現したonoken
--今作で「ヴァルキリーブレイクス/CELSUS」を提供したFELYS氏は本作サントラのインストアライブにて自身の正体をBMS出身の有名アーティストである「onoken」と明かした。その際に過去に『17 THE MOVIE』と『18 せんごく列伝』で楽曲提供していた「Ax」の正体も彼であるとバラした
--もっとも、『17 THE MOVIE』の「Ax」名義での提供楽曲「ピアノテック/Stories」自体がonokenの楽曲群のフレーズで構成されていたり、以降の提供曲も氏の関係者との共作だったり、何より前作「アンティーク/時守唄」でも使用していたこの''「FELYS」という名義自体がonoken氏の代表曲の曲名そのまんま''であることから、ネタばらしする前から既に正体が氏ということがバレていたのだが…
-炎上してしまったボーカリスト
--今作の新曲「チュリースユーロ/マジヤバ最強伝説」の歌唱担当の「鋼兵」は後に2015年春辺りにアップロードした動画で歌い手を批判してしまったことをきっかけに大炎上。その後もユーザーによって氏が過去に匿名掲示板の有名荒らしの正体という黒歴史が暴露されてしまう大騒動に発展してしまった。((ただし明確なソースがないことから疑問を持つものも多い。))
--この騒動の影響なのか、今作で収録された「マジヤバ最強伝説」も「ファンタジア負の遺産」「ケツエメユーロ」といったようにプレーヤーからも散々な評価を下されてしまう事に。
---とはいうものの、本曲が収録された時点では氏自体の知名度が低かった関係なのか、単に「かっこいい曲」という感想を述べるプレーヤーも多かった。しかし、例の炎上騒動以降はそのようなプレーヤーも手のひらを返してしまい、現在はネガティブな印象を持つ楽曲として見られる様になったのは否めないだろう。
--ちなみに、pop'nは[[後の作品でも同じく炎上してしまった男性ボーカリストの楽曲を収録>ポップンミュージック ラピストリア]]する事をまたやらかしてしまう。一体何の因縁なのだろうか…
-声優デビューしたボーカリスト
--今作の「みんつく20 ボーカリスト部門」の恋愛観測でデビューしたボーカリストのNU-KOは後に本名の「佐伯伊織」名義でまさかの声優デビューを飾った。
--それ以前の彼女の商業作品における活動はコナミゲーのみという事もあってか知る人ぞ知る存在ではあったのだが、2018年に放送されたテレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」にてキングヘイローの声優を務めた事により一般にも知れ渡る事になった。
-今作のサントラについて
--今作のサントラは「ポップンクエスト」の最終フェーズ配信から約1ヶ月後の6月に発売された。
--なお、今作のサントラは「みんつく20 オリジナル楽曲/ボーカリスト部門」をはじめとする数曲は、配信前にサントラが発売された関係で収録されていない。
--結局、みんつく20の楽曲群は「も~いっかい」こと第2弾楽曲と共に次作『Sunny Park』のサントラに収録された。
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