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*お嬢様くらぶ 【おじょうさまくらぶ】 |ジャンル|TBL|&image2(OJOSAMA.gif,height=250)| |対応機種|PC88/PC98/X1/MSX2|~| |発売元|テクノポリスソフト|~| |開発|DTBソフトウェア|~| |発売日|【PC88/PC98】1987年4月&br;【X1】1987年7月&br;【MSX2】1988年|~| |定価|6,800円|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|&color(crimson){''18歳未満禁止ソフト相応''}|~| |判定|なし|~| |ポイント|脱衣「大富豪」(もどき)&br;古代祐三が曲を提供|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 パソコン雑誌『テクノポリス』(徳間書店)が立ち上げた『テクノポリスソフト』ブランド。設立当初は投稿プログラム((後にACやFCに移植された『ロットロット』も元はMSX用投稿プログラムだった))をソフト化したり、コミケや同人ソフトの即売会「パソケット」等で販売されていた同人ソフトをパッケージ化して市販していた。本作は同ブランドで『まじゃべんちゃー ねぎ麻雀』に次ぐ市販化された同人ソフトである。~ テレクラ『お嬢様くらぶ』のオーナーである主人公(と言っても顔も名前も出ない)が近隣のライバル店と雌雄を決するため、他店のオーナーとトランプの大富豪で勝負するという設定。~ **システム -5人対戦の大富豪((地域によっては「大貧民」))で勝負する。 --大富豪のルール的に「勝つと強いカードをもらえる」のが、「かわいい女の子を他店から引き抜く」という事と掛けているようである。 --キャラクターデザインは「すみよしひでかず」氏。付録の登場キャラのイラストが描かれたトランプのイラストも描いている。 -カードはトランプではなく''女の子が絵柄になっている数字だけのカード''。1~11×4+0(クイーン、最強の札)1枚の計45枚。スタート時の手持ちは9枚。 --自分の順番になったら何番のカードを(ゲーム最初に出す場合のみ複数持っているなら何枚)出すか決める。 --出せるカードが無ければ自動的にパスになる。出せても戦略的にパスをする事も出来る。 --各数字毎に女の子の絵柄は決まっているが、クイーンの絵柄はそのステージで脱ぐ女の子になっている。 --カードにスペードなどのマークは無い。それもあってルールは多少異なる。 ---数字が小さいほど強い。0が最強で次に1が強く11が最弱。 ---「階段((同じマークで3,4,5の様に繋がった数字で一度に出す))」、「革命((同じ数字のカードを4枚一度に出すと数字の強さが逆転する))」はない(4枚を一度に出すこと自体は出来る)。また、クイーンはオールマイティーではないので、他と組み合わせて出すことは出来ない。 -全6ステージ。各ステージを平民(5人中3位)でスタート。手持ちのカードを全部出せば上がり。1ゲーム毎に早く上がった人から上位になるよう順位が変動する。順位が1つでも上がるか1位をキープすれば女の子が1枚ずつ服を脱いでいく。全部脱がせばステージクリア。 --最後の一枚のパンツを脱がした時、必ず局部が「DTB」と書かれた付箋のようなもので隠されている。 ---''裏技でこの付箋を外す''事も出来る。 --順位が下がると手持ちのハートマークが一つ減り、5つ持っているハートが0になるとゲームオーバー。 ---コンティニューは無いが、''裏技で好きなステージから始める''事が出来る。 -タイトル画面でF5キーを押すとミュージックモードになる。これはデモ画面で教えてくれる。 --「KOSIRON」名義で''古代祐三氏''が3曲参加している。 **評価点 -女の子が当時の水準で見て結構可愛い -カードゲームなので手軽に遊べる --脱衣ゲームと言えば麻雀の時代だったので目新しさがあった。 -ライバルに個性がある --カードの切り方に個性が見られるのは面白い点と言える。 -BGMが豊富 --OP・EDの他各ステージでそれぞれBGMが用意してあり、当時のこの手のゲームにしては豪華さを感じさせる。 ---一部機種では大幅にカットされているが。 **問題点 -CPUが強い --上記の様に個性があるが、それが強弱に結びついていて、上位と下位の並びが大体同じになりやすい。~ そして上位が下位から強いカードを搾取するので上位に居座り続ける。 ---ただしプレイヤーの目的は「一つでも順位を上げる/1位をキープする」(クリア条件)と「5回(5位ではなく回数)以上順位を下げない/5位にとどまらない」(ゲームオーバー条件)なので、~ 無理に毎回上位を目指す必要はなく、どちらかと言えばゲームオーバー回避のために何度も負けない事が大事である。 -革命が起こせない --下位に沈むと強いカードを搾取されるだけになる。~ そんな時に本来なら起死回生の大技として「革命」があるのだが、それがないので一発逆転も狙いにくい。 ---もし下位に落ちたら、次でいきなり1位を狙うのではなく、最低でも4位以上を狙いながら粘り強くいいカードが来るのを待った方がいい。~ 最下位スタートなら自分が最初にカードを切れるのもメリットではある。 ---- **総評 脱衣がなければゲームとしては普通のカードゲームのルール簡略版なので、気軽に遊べるがこれといった特徴もない。~ 80年代のPC用脱衣ゲームなので遊べる人はかなり限られたが、手軽さと女の子の可愛さでプレイした人にはそれなりに人気があった模様。 ---- **余談 -古代祐三氏のサントラCD「Early Collection BOX」に、PC88版の本作の曲が収録されている。
*お嬢様くらぶ 【おじょうさまくらぶ】 |ジャンル|TBL|&image2(OJOSAMA.gif,height=250)| |対応機種|PC88/PC98/X1/MSX2|~| |発売元|テクノポリスソフト|~| |開発|DTBソフトウェア|~| |発売日|【PC88/PC98】1987年4月&br;【X1】1987年7月&br;【MSX2】1988年|~| |定価|6,800円|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|&color(crimson){''18歳未満禁止ソフト相応''}|~| |判定|なし|~| |ポイント|脱衣「大富豪」(もどき)&br;古代祐三が曲を提供|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 パソコン雑誌『テクノポリス』(徳間書店)が立ち上げた『テクノポリスソフト』ブランド。設立当初は投稿プログラム((後にACやFCに移植された『ロットロット』も元はMSX用投稿プログラムだった))をソフト化したり、コミケや同人ソフトの即売会「パソケット」等で販売されていた同人ソフトをパッケージ化して市販していた。本作は同ブランドで『まじゃべんちゃー ねぎ麻雀』に次ぐ市販化された同人ソフトである。~ テレクラ『お嬢様くらぶ』のオーナーである主人公(と言っても顔も名前も出ない)が近隣のライバル店と雌雄を決するため、他店のオーナーとトランプの大富豪で勝負するという設定。~ **システム -5人対戦の大富豪((地域によっては「大貧民」))で勝負する。 --大富豪のルール的に「勝つと強いカードをもらえる」のが、「かわいい女の子を他店から引き抜く」という事と掛けているようである。 --キャラクターデザインは「すみよしひでかず」氏。付録の登場キャラのイラストが描かれたトランプのイラストも描いている。 -カードはトランプではなく''女の子が絵柄になっている数字だけのカード''。1~11×4+0(クイーン、最強の札)1枚の計45枚。スタート時の手持ちは9枚。 --自分の順番になったら何番のカードを(ゲーム最初に出す場合のみ複数持っているなら何枚)出すか決める。 --出せるカードが無ければ自動的にパスになる。出せても戦略的にパスをする事も出来る。 --各数字毎に女の子の絵柄は決まっているが、クイーンの絵柄はそのステージで脱ぐ女の子になっている。 --カードにスペードなどのマークは無い。それもあってルールは多少異なる。 ---数字が小さいほど強い。0が最強で次に1が強く11が最弱。 ---「階段((同じマークで3,4,5の様に繋がった数字で一度に出す))」、「革命((同じ数字のカードを4枚一度に出すと数字の強さが逆転する))」はない(4枚を一度に出すこと自体は出来る)。また、クイーンはオールマイティーではないので、他と組み合わせて出すことは出来ない。 -全6ステージ。各ステージを平民(5人中3位)でスタート。手持ちのカードを全部出せば上がり。1ゲーム毎に早く上がった人から上位になるよう順位が変動する。順位が1つでも上がるか1位をキープすれば女の子が1枚ずつ服を脱いでいく。全部脱がせばステージクリア。 --最後の一枚のパンツを脱がした時、必ず局部が「DTB」と書かれた付箋のようなもので隠されている。 ---''裏技でこの付箋を外す''事も出来る。 --順位が下がると手持ちのハートマークが一つ減り、5つ持っているハートが0になるとゲームオーバー。 ---コンティニューは無いが、''裏技で好きなステージから始める''事が出来る。 -タイトル画面でF5キーを押すとミュージックモードになる。これはデモ画面で教えてくれる。 --「KOSIRON」名義で''古代祐三氏''が3曲参加している。 **評価点 -女の子が当時の水準で見て結構可愛い -カードゲームなので手軽に遊べる --脱衣ゲームと言えば麻雀の時代だったので目新しさがあった。 -ライバルに個性がある --カードの切り方に個性が見られるのは面白い点と言える。 -BGMが豊富 --OP・EDの他各ステージでそれぞれBGMが用意してあり、当時のこの手のゲームにしては豪華さを感じさせる。 ---一部機種では大幅にカットされているが。 **問題点 -CPUが強い --上記の様に個性があるが、それが強弱に結びついていて、上位と下位の並びが大体同じになりやすい。~ そして上位が下位から強いカードを搾取するので上位に居座り続ける。 ---ただしプレイヤーの目的は「一つでも順位を上げる/1位をキープする」(クリア条件)と「5回(5位ではなく回数)以上順位を下げない/5位にとどまらない」(ゲームオーバー条件)なので、~ 無理に毎回上位を目指す必要はなく、どちらかと言えばゲームオーバー回避のために何度も負けない事が大事である。 -革命が起こせない --下位に沈むと強いカードを搾取されるだけになる。~ そんな時に本来なら起死回生の大技として「革命」があるのだが、それがないので一発逆転も狙いにくい。 ---もし下位に落ちたら、次でいきなり1位を狙うのではなく、最低でも4位以上を狙いながら粘り強くいいカードが来るのを待った方がいい。~ 最下位スタートなら自分が最初にカードを切れるのもメリットではある。 -PC-98やMSX版はBGMが鳴らない(効果音はある) --知る人にとって、最も重要な点である。88版にしか価値が無い? ---- **総評 脱衣がなければゲームとしては普通のカードゲームのルール簡略版なので、気軽に遊べるがこれといった特徴もない。~ 80年代のPC用脱衣ゲームなので遊べる人はかなり限られたが、手軽さと女の子の可愛さでプレイした人にはそれなりに人気があった模様。 ---- **余談 -古代祐三氏のサントラCD「Early Collection BOX」に、PC88版の本作の曲が収録されている。

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