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*スカイスマッシャー 【すかいすまっしゃー】 |ジャンル|縦スクロールシューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|日本システム|~| |開発元|TAD|~| |稼動開始日|1990年|~| |判定|なし|~| |ポイント|『[[飛翔鮫]]』のフォロワー&br;至って普通のSTG|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -データイーストからの派生会社であるTAD開発の縦画面シューティングゲーム。2人同時プレー可。 --明確なステージの区切りがないシームレス形式だが、ボスが6体居る事から全6ステージであると思われる。ループ制。 --また、本作は90年初頭に大量にあふれた所謂「東亜リスペクト」の1つである。 ---- **システム -プレイヤーは8方向レバーと2ボタンを使用して自機を操作し、全6ステージを攻略するのが目的。 --ボタン1でショット、ボタン2でミサイル。ミサイルは回数制限付きで発動と同時に画面内の敵弾を消し、敵にダメージを与える所謂ボンバーの扱いである。 -敵戦車を倒すとアイテムが出現する。 --ショットのパワーアップ…自機のショットを強化。パワーアップする毎に扇状に範囲が広がる。 --M勲章…ミサイルを1発補充。 -敵の攻撃を喰らうとミスになり、進行状況に応じて一定の地点まで戻される。残機を全て失うとゲームオーバー。 --2人プレーの場合はその場復帰となる。 ---- **評価点 -煩雑さがなく、シンプルに纏まっており遊びやすい。 --武器チェンジの要素がないので『[[究極タイガー]]』や『[[雷電]]』等と違いアイテムが目当ての色になるまで粘ったり回避したりする必要はなく、弾避けに集中できる。 --また、本作のアイテムはその場から動かない・或いは画面下に流れていくだけのものなので取りやすい。 -覚えゲー要素がところどころにあるが、後述のランクバグに目を瞑れば残機とミサイルのごり押しで1周(ボス6体撃破)だけなら比較的容易なバランスに仕上がっている。 **問題点 -極めて地味。 --ステージBGMは道中とボスの2種類しかなく、すぐに耳が飽きてしまう。また、道中のBGMも聴いてて眠くなるような出来である。 --ステージボスは6体いるが、うち1面と5面、4面と6面のボスはグラフィックと攻撃パターンが同じ使い回し。 -敵弾の飛び方が少々嫌らしい。 --素直に一直線に狙ってくるもののほか、微妙に狙いを逸らして放たれる敵弾の比率もそこそこ多く、事故が起きやすい。 --弾と弾同士の密度も濃く、間を抜けようとすると自機の当たり判定が大きめな事もあって被弾しやすい。 -ランク上昇バグ --本作には、どういう訳か1度ミスするとランク上昇の上限が解除されランクが青天井で上がり続けてしまうバグがある((本作は時間経過に応じてランクが上がる))。 ---ランクが上がると敵弾の高速化及びに敵が弾を撃ちだす周期までもが短くなり、まともに切り返すのが困難な状況に陥ってしまう。 ---- **総評 同時期に登場した『雷電』とは違い、人を惹きつけるような強烈な個性・特徴が無かったため、今ひとつヒットせずにゲームセンターから姿を消した作品。~ マイナーなまま時代の波に埋もれるのはB級ゲームの性だが、『雷電』や『飛翔鮫』とはまた違った趣があるので見かけたらプレーしてみるといいかもしれない。~ ---- **余談 -ロケテスト時は難易度が非常に低く、初プレーであるにも拘らず周回するプレイヤーが続出したという。 -ランキングのデフォルトネームを左上から下に向かってローマ字読みすると、「スカイスマッシャー売れたらいいなこのゲーム(SKYSMASHERURETARAIINAKONOGAME.)」になるという小ネタがある。 --TADが倒産した今となっては、物悲しい文章である。
*スカイスマッシャー 【すかいすまっしゃー】 |ジャンル|縦スクロールシューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|日本システム|~| |開発元|TAD|~| |稼動開始日|1990年|~| |判定|なし|~| |ポイント|『[[飛翔鮫]]』のフォロワー&br;至って普通のSTG|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -データイーストの元社員が立ち上げた、『JuJu伝説』や『カベール』などで知られるTAD開発の縦画面シューティングゲーム。2人同時プレー可。 --明確なステージの区切りがないシームレス形式だが、ボスが6体居る事から全6ステージであると思われる。ループ制。 --また、本作は90年初頭に大量にあふれた所謂「東亜リスペクト」の1つである。 ---- **システム -プレイヤーは8方向レバーと2ボタンを使用して自機を操作し、全6ステージを攻略するのが目的。 --ボタン1でショット、ボタン2でミサイル。ミサイルは回数制限付きで発動と同時に画面内の敵弾を消し、敵にダメージを与える所謂ボンバーの扱いである。 -敵戦車を倒すとアイテムが出現する。 --ショットのパワーアップ…自機のショットを強化。パワーアップする毎に扇状に範囲が広がる。 --M勲章…ミサイルを1発補充。 -敵の攻撃を喰らうとミスになり、進行状況に応じて一定の地点まで戻される。残機を全て失うとゲームオーバー。 --2人プレーの場合はその場復帰となる。 ---- **評価点 -煩雑さがなく、シンプルに纏まっており遊びやすい。 --武器チェンジの要素がないので『[[究極タイガー]]』や『[[雷電]]』等と違いアイテムが目当ての色になるまで粘ったり回避したりする必要はなく、弾避けに集中できる。 --また、本作のアイテムはその場から動かない・或いは画面下に流れていくだけのものなので取りやすい。 -覚えゲー要素がところどころにあるが、後述のランクバグに目を瞑れば残機とミサイルのごり押しで1周(ボス6体撃破)だけなら比較的容易なバランスに仕上がっている。 **問題点 -極めて地味。 --ステージBGMは道中とボスの2種類しかなく、すぐに耳が飽きてしまう。また、道中のBGMも聴いてて眠くなるような出来である。 --ステージボスは6体いるが、うち1面と5面、4面と6面のボスはグラフィックと攻撃パターンが同じ使い回し。 -敵弾の飛び方が少々嫌らしい。 --素直に一直線に狙ってくるもののほか、微妙に狙いを逸らして放たれる敵弾の比率もそこそこ多く、事故が起きやすい。 --弾と弾同士の密度も濃く、間を抜けようとすると自機の当たり判定が大きめな事もあって被弾しやすい。 -ランク上昇バグ --本作には、どういう訳か1度ミスするとランク上昇の上限が解除されランクが青天井で上がり続けてしまうバグがある((本作は時間経過に応じてランクが上がる))。 ---ランクが上がると敵弾の高速化及びに敵が弾を撃ちだす周期までもが短くなり、まともに切り返すのが困難な状況に陥ってしまう。 ---- **総評 同時期に登場した『雷電』とは違い、人を惹きつけるような強烈な個性・特徴が無かったため、今ひとつヒットせずにゲームセンターから姿を消した作品。~ マイナーなまま時代の波に埋もれるのはB級ゲームの性だが、『雷電』や『飛翔鮫』とはまた違った趣があるので見かけたらプレーしてみるといいかもしれない。~ ---- **余談 -ロケテスト時は難易度が非常に低く、初プレーであるにも拘らず難なく1周するプレイヤーが続出したという。 -ランキングのデフォルトネームを左上から下に向かってローマ字読みすると、「スカイスマッシャー売れたらいいなこのゲーム(SKYSMASHERURETARAIINAKONOGAME.)」になるという小ネタがある。 --TADが倒産した今となっては、物悲しい文章である。

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