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*LIPSTICK. ADV2 【りっぷすてぃっく あどべんちゃー つー】 |ジャンル|アドベンチャー|&image(lsa2.jpg)| |対応機種|PC-8801&br()PC-9801&br()MSX2&br()X68000|~| |発売・開発元|フェアリーテール|~| |発売日|1990年12月14日|~| |定価|6,800円|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''リップスティックアドベンチャーシリーズ''&br;[[1>LIPSTICK. ADV]] / ''2'' / 3 / 4 / EX| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[リップスティックアドベンチャー>LIPSTICK. ADV]]』の続編。~ 前作の数年後が舞台で、ヒロインの音美は大学生になっている。~ 以降の続編では前作同様、音美が高校生時代の話になっている為、本作がシリーズでは最も後の話となっている。~ ~ システムは前作と同じくコマンド選択式のアドベンチャー。~ 蛭田昌人氏が独立後なので、シナリオライターは別人になっている。 **ストーリー概要 荷物運びの依頼を受けた探偵・浅見五郎。~ 新幹線でトランクを運んでいる途中、人とぶつかった事で開いてしまったトランクの中には時限爆弾が入っていた。~ 咄嗟の判断で橋から川へと投げ捨てる事には成功したが、五郎は爆弾犯として逮捕されてしまう。 **評価点 -シナリオ全般 --今回も五郎と音美のキャラの良さは健在。 ---音美が大学生になった事でアプローチは前作以上に積極的になっている。 --推理ゲームとしても及第点。 ---謎の提出と解決のバランスも取れており、先の気になる展開。 -グラフィック・BGM --こちらも前作に引き続きまずまずの出来。 -フラグ立ての改善 --前作のような強制総当たりシステムはなくなっており、必要なフラグを立てれば先へ進められるようになった。 **問題点 -一部のフラグ立てが面倒 --上述の通り、総当たり強制がなくなった事で遊びやすくはなっているが、それでも一部のフラグは分かりづらく、総当たりに近い事が必要になってくる場面もある。 ---ネタ選択肢に見えてそれが必須だったり、情報を獲得した後、その場所から建物の前に移動してから情報の推敲が必要だったり等。 --適当な総当たり防止として、今までに入手した情報を選択肢の中から選ぶ場面もあるのだが、そのうちの一つは情報を覚えてなくて苦労した人も多い。 ---何とある女性の性感帯の場所を覚えておく必要がある。その情報自体はフラグになっているので聞かないという事はないのだが、軽口の一つとして流してしまったプレイヤーも多かった。 -ライターの変更 --蛭田昌人氏独特の会話センスも人気の一つだった為、やはり別人((シナリオを担当したPANDA氏の本業(?)は作曲である))ではそこまでは再現できなかった。 -終盤の展開が少々唐突 --終盤に登場する宝石や、唐突な裏切り、その割には敵側に強い絆が結ばれていたりと、少々唐突に感じる展開が続く。 ---- **総評 遊びやすさの面では前作からかなり改善されており、シナリオもライターが変わった事で蛭田氏らしさがなくなったものの、出来としてはまずまず。~ スタッフ変更の影響は出ているが、総合的に見れば十分前作の魅力を引き継いだ作品に仕上がっている。
*LIPSTICK. ADV2 【りっぷすてぃっく あどべんちゃー つー】 |ジャンル|アドベンチャー|&image(lsa2.jpg)| |対応機種|PC-8801&br()PC-9801&br()MSX2&br()X68000|~| |発売・開発元|フェアリーテール|~| |発売日|1990年12月14日|~| |定価|6,800円|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''リップスティックアドベンチャーシリーズ''&br;[[1>LIPSTICK. ADV]] / ''2'' / 3 / 4 / EX| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[リップスティックアドベンチャー>LIPSTICK. ADV]]』の続編。~ 前作の数年後が舞台で、ヒロインの音美は大学生になっている。~ 以降の続編では前作同様、音美が高校生時代の話になっている為、本作がシリーズでは最も後の話となっている。~ ~ システムは前作と同じくコマンド選択式のアドベンチャー。~ 蛭田昌人氏が独立後なので、シナリオライターは別人になっている。 **ストーリー概要 荷物運びの依頼を受けた探偵・浅見五郎。~ 新幹線でトランクを運んでいる途中、人とぶつかった事で開いてしまったトランクの中には時限爆弾が入っていた。~ 咄嗟の判断で橋から川へと投げ捨てる事には成功したが、五郎は爆弾犯として逮捕されてしまう。 **評価点 -シナリオ全般 --今回も五郎と音美のキャラの良さは健在。 ---音美が大学生になった事でアプローチは前作以上に積極的になっている。 --推理ゲームとしても及第点。 ---謎の提出と解決のバランスも取れており、先の気になる展開。 -グラフィック・BGM --こちらも前作に引き続きまずまずの出来。 -フラグ立ての改善 --前作のような強制総当たりシステムはなくなっており、必要なフラグを立てれば先へ進められるようになった。 **問題点 -一部のフラグ立てが面倒 --上述の通り、総当たり強制がなくなった事で遊びやすくはなっているが、それでも一部のフラグは分かりづらく、総当たりに近い事が必要になってくる場面もある。 ---ネタ選択肢に見えてそれが必須だったり、情報を獲得した後、その場所から建物の前に移動してから情報の推敲が必要だったり等。 --適当な総当たり防止として、今までに入手した情報を選択肢の中から選ぶ場面もあるのだが、そのうちの一つは情報を覚えてなくて苦労した人も多い。 ---何とある女性の性感帯の場所を覚えておく必要がある。その情報自体はフラグになっているので聞かないという事はないのだが、軽口の一つとして流してしまったプレイヤーも多かった。 -ライターの変更 --蛭田昌人氏独特の会話センスも人気の一つだった為、やはり別人((シナリオを担当したPANDA氏は、本作以降はもっぱら作曲で活躍している))ではそこまでは再現できなかった。 -終盤の展開が少々唐突 --終盤に登場する宝石や、唐突な裏切り、その割には敵側に強い絆が結ばれていたりと、少々唐突に感じる展開が続く。 ---- **総評 遊びやすさの面では前作からかなり改善されており、シナリオもライターが変わった事で蛭田氏らしさがなくなったものの、出来としてはまずまず。~ スタッフ変更の影響は出ているが、総合的に見れば十分前作の魅力を引き継いだ作品に仕上がっている。

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