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*サルアイトーイ 大騒ぎ!ウッキウキゲームてんこもりっ!! 【さるあいとーい おおさわぎ!うっきうきげーむてんこもりっ!!】 |ジャンル|パーティ・ボードゲーム|&amazon(B0002E462M)| |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|DVD-ROM 1枚|~| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| //|開発元|不明|~| |発売日|2004年8月5日|~| |定価|ソフト単品:4,725円&br;EyeToy同梱:7,329円(税5%込)|~| |プレイ人数|1~4人|~| |レーティング|CERO:全年齢対象|~| |周辺機器|EyeToyカメラ|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[サルゲッチュシリーズ]]''| |>|>|CENTER:''[[SIEワールドワイド・スタジオ作品]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要・システム ルールはシンプルで、ひたすらミニゲームをこなしスコアを競うというもの。~ 最大4人操作は全般的にEyeToyカメラを介して体全体で行うという一風変わった仕上がり。 -EyeToyカメラ --USB方式でPS2と接続できる小型のカメラ。 --映している範囲の「変化」からプレイヤーの動作を感知してゲームへと反映させる。 --プレイヤーのアクションが伝わる範囲がわかるように、ゲーム画面内にEyeToyカメラの視界がゲーム画面の背景として同時に映されている。 -ミニゲーム --30種類近く存在し、それぞれ多種多様なルール・操作を求められる。 --ハイスコアを出すとEyeToyカメラが記念撮影してくれるほか、後述のすごろくのプレイヤーアバターとなるキャラのアクセサリを解禁できる。 --初期はすべてのミニゲームはプレイできず、すごろくで登場させることでミニゲームでも遊べるようになる。 -ただし、3~4人だと多人数ミニゲームが出やすく、コンプリートは困難。 -すごろく --通貨として機能するピポサルを奪い合いながら頂上を目指すというもの。 --カメラで触るか○ボタンを押すことで1~8の目があるルーレットを回転させと進むマス数を決める。 --円周をぐるぐる回る方式をとっており、一定数ピポサルを持ち歩いていると上のフロアにいけるようになる。誰か一人が頂上にたどり着くとゲーム終了となり、ボーナスでピポサルを多くもらえる。このときに最も多くピポサルを持っていたプレイヤーの勝利。 --マスにはピポサルを増減させるものから、特定のイベントを起こすもの、対決のミニゲームでピポサルやゲーム攻略アイテムを奪い合いさせるもの、アイテム購入や罠を仕掛けるマス、罰ゲームが発生するものがある。 ---対決のミニゲームや罰ゲームで登場したミニゲームは、ミニゲームモードで解禁され遊べるようになる。 ---- **評価点 -斬新さ --メニューのボタンから何まで、''テレビに映る自分''が触ることで押すことになる。 --全身を使ってゲーム操作をすることになるので、パーティゲームとして盛り上がりやすい。 -雰囲気 --ピポサルのモーションは愛嬌があり、やわらかめのBGMがゲームの空気を存分に引き立てる。 --ゲームの目的も弱く手軽でルールも深くはないため、パーティゲームとして親しみやすい。 --メニュー画面にいるピポサルに触れると、リアクションしてくれるなど芸が細かい。 --サルゲッチュの陽気な世界観も健在。 -ミニゲームの多様性 --数は決して多くないが、操作方法はかなり豊富に揃えられている。 --EyeToyカメラの仕様の都合でカメラを掴んで揺さぶるだけでもゲーム攻略できてしまう例もあるが、そのような単純な操作でごり押しできるミニゲームばかりではない。 --タイミングを問われるもの、雪玉や風船をいろいろな角度から押したり煽いだりするもの、先生の目を盗んでバナナを食べるものなどがある。 //一覧というほど紹介数が無いため「例」に変更 -ミニゲームの例 #region -サル工場 --自分が橋となってピポサルを運ぶゲーム。ピポヘルの色と同じ色のゲートへくぐらせると得点になるが、違う色やバクダンロボをくぐらせると原点になる。 -落として!ドシン --プレートを傾けてボールを穴に落とす。3回落とすとゲームクリアとなるが、3匹のピポサルを上手く触らないと落とすのは難しい。 #endregion ---- **問題点 -操作性が劣悪なミニゲーム --楽しいミニゲームは多いが、一部に非常に難易度の高いミニゲームが存在する。 --風船につかまったピポサルや、ダイバーになったピポサルを煽って移動させるタイプのミニゲームでは、こちらの手の巻き戻し動作にも反応してしまいなかなか思った方向のみに進めることが困難。 --カーレースでは、ハンドルの操作も独特のクセがあるほか、コースアウトして壁にぶつかっても壁に向いたままスタートするので、一度ミスしたら立て直すのが非常に難しい。 --単純に説明書には遊び方が書いてあるが、それだけでは不十分だったり慣れで遊び方を覚えなくてはならないミニゲームも多い。 --総じてEyeToyカメラで求められる操作が、現実でとりうる体の動きに必ずしも合致しておらず、正確な操作をするためには無駄なモーションを一切排除し、ロボットのような味気のない動きが必要になる場合もある。 -すごろくのルール --ピポサルはミニゲームの成績や罠アイテムによるによる奪い合いが可能だが、ピポサルの数が少ない人に対する救済措置が殆どといってよいほどなく、巻き返しが難しいゲームバランスになっている。 --操作性が悪いゲームでNPCと奪い合いをすると、このような事情をあまり考慮してくれないためこちらがやや不利。また起こること事態は稀だが、全員人間のプレイヤーのときに操作性が悪いミニゲームに当たると文字通り泥仕合に。 --最初のステージ「ドキドキぷくぷくアイランド」の離れ小島はピポサルプラスのマスが多い上にサル100匹とこいこいバナナをプレゼントできるマスが存在する為何回も周回すればサルを大量に集められる。 --ロケットシティのマップは異様にマスの数が少なく、ゲームが停滞しやすい。 ---マスが少ないところに1回休みにしてくるUFOが毎ターン動き回るため、運が悪いとはめられることも。 --ステージのトラップや相手の仕掛けた罠アイテムを解除する類のアイテムが、「ぴかサンダー」を防ぐ「ひらいしん」以外あまり実用的でない。 ---特定の罠を1回だけ無効化する「バサロ泳法」というアイテムに至っては使い道が非常に限られており、宇宙空間に行くと不要の産物と化す。捨てることも出来ない。 ---逆に「どかんバクダン」を仕掛けた人に威力を倍にして打ち返せる「ホームランバット」の効果が絶大。 --そもそも、補助用アイテムの入手できる頻度が少なめなので、競合そのものがだれやすい。 -ボリューム不足 --もともと極める用のゲームではないが、ミニゲームの数も決して多くはなくすごろくも単調だったりするので飽きが来るのが早い。 --すごろくはPCも加えてプレイできるが、彼らの強さを調節できない。ミニゲームやすごろくのイベントマスの配置を一通り覚えてしまえば、まず負けることがなくなってしまうので一人ですごろくをプレイするとつまらない。 ---- **総評 EyeToyカメラを用いたゲームがマイナーであること、内容が深くないといった問題点を抱えているものの、当時としては他のゲームの追随を許さない独特のゲーム性、パーティゲームとして特化している点などから、息抜きに友達とプレイするには非常に適している作品。 ---- **余談 -EyeToyカメラの普及度自体があまり高くなかったので、今から新規に本作をプレイするのは少々難しい。 //発売当時の問題点とは言い難いので難点から移動
*サルアイトーイ 大騒ぎ!ウッキウキゲームてんこもりっ!! 【さるあいとーい おおさわぎ!うっきうきげーむてんこもりっ!!】 |ジャンル|パーティ・ボードゲーム|&amazon(B0002E462M)| |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|DVD-ROM 1枚|~| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| //|開発元|不明|~| |発売日|2004年8月5日|~| |定価|ソフト単品:4,725円&br;EyeToy同梱:7,329円(税5%込)|~| |プレイ人数|1~4人|~| |レーティング|CERO:全年齢対象|~| |周辺機器|EyeToyカメラ|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[サルゲッチュシリーズ]]''| |>|>|CENTER:''[[SIEワールドワイド・スタジオ作品]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要・システム ルールはシンプルで、ひたすらミニゲームをこなしスコアを競うというもの。~ 最大4人操作は全般的にEyeToyカメラを介して体全体で行うという一風変わった仕上がり。 -EyeToyカメラ --USB方式でPS2と接続できる小型のカメラ。 --映している範囲の「変化」からプレイヤーの動作を感知してゲームへと反映させる。 --プレイヤーのアクションが伝わる範囲がわかるように、ゲーム画面内にEyeToyカメラの視界がゲーム画面の背景として同時に映されている。 -ミニゲーム --30種類近く存在し、それぞれ多種多様なルール・操作を求められる。 --ハイスコアを出すとEyeToyカメラが記念撮影してくれるほか、後述のすごろくのプレイヤーアバターとなるキャラのアクセサリを解禁できる。 --初期はすべてのミニゲームはプレイできず、すごろくで登場させることでミニゲームでも遊べるようになる。 -ただし、3~4人だと多人数ミニゲームが出やすく、コンプリートは困難。 -すごろく --通貨として機能するピポサルを奪い合いながら頂上を目指すというもの。 --カメラで触るか○ボタンを押すことで1~8の目があるルーレットを回転させと進むマス数を決める。 --円周をぐるぐる回る方式をとっており、一定数ピポサルを持ち歩いていると上のフロアにいけるようになる。誰か一人が頂上にたどり着くとゲーム終了となり、ボーナスでピポサルを多くもらえる。このときに最も多くピポサルを持っていたプレイヤーの勝利。 --マスにはピポサルを増減させるものから、特定のイベントを起こすもの、対決のミニゲームでピポサルやゲーム攻略アイテムを奪い合いさせるもの、アイテム購入や罠を仕掛けるマス、罰ゲームが発生するものがある。 ---対決のミニゲームや罰ゲームで登場したミニゲームは、ミニゲームモードで解禁され遊べるようになる。 ---- **評価点 -斬新さ --メニューのボタンから何まで、''テレビに映る自分''が触ることで押すことになる。 --全身を使ってゲーム操作をすることになるので、パーティゲームとして盛り上がりやすい。 -雰囲気 --ピポサルのモーションは愛嬌があり、やわらかめのBGMがゲームの空気を存分に引き立てる。 --ゲームの目的も弱く手軽でルールも深くはないため、パーティゲームとして親しみやすい。 --メニュー画面にいるピポサルに触れると、リアクションしてくれるなど芸が細かい。 --サルゲッチュの陽気な世界観も健在。 -ミニゲームの多様性 --数は決して多くないが、操作方法はかなり豊富に揃えられている。 --EyeToyカメラの仕様の都合でカメラを掴んで揺さぶるだけでもゲーム攻略できてしまう例もあるが、そのような単純な操作でごり押しできるミニゲームばかりではない。 --タイミングを問われるもの、雪玉や風船をいろいろな角度から押したり煽いだりするもの、先生の目を盗んでバナナを食べるものなどがある。 //一覧というほど紹介数が無いため「例」に変更 -ミニゲームの例 #region -サル工場 --自分が橋となってピポサルを運ぶゲーム。ピポヘルの色と同じ色のゲートへくぐらせると得点になるが、違う色やバクダンロボをくぐらせると原点になる。 -落として!ドシン --プレートを傾けてボールを穴に落とす。3回落とすとゲームクリアとなるが、3匹のピポサルを上手く触らないと落とすのは難しい。 #endregion ---- **問題点 -操作性が劣悪なミニゲーム --楽しいミニゲームは多いが、一部に非常に難易度の高いミニゲームが存在する。 --風船につかまったピポサルや、ダイバーになったピポサルを煽って移動させるタイプのミニゲームでは、こちらの手の巻き戻し動作にも反応してしまいなかなか思った方向のみに進めることが困難。 --カーレースでは、ハンドルの操作も独特のクセがあるほか、コースアウトして壁にぶつかっても壁に向いたままスタートするので、一度ミスしたら立て直すのが非常に難しい。 --単純に説明書には遊び方が書いてあるが、それだけでは不十分だったり慣れで遊び方を覚えなくてはならないミニゲームも多い。 --総じてEyeToyカメラで求められる操作が、現実でとりうる体の動きに必ずしも合致しておらず、正確な操作をするためには無駄なモーションを一切排除し、ロボットのような味気のない動きが必要になる場合もある。 -すごろくのルール --ピポサルはミニゲームの成績や罠アイテムによるによる奪い合いが可能だが、ピポサルの数が少ない人に対する救済措置が殆どといってよいほどなく、巻き返しが難しいゲームバランスになっている。 --操作性が悪いゲームでNPCと奪い合いをすると、このような事情をあまり考慮してくれないためこちらがやや不利。また起こること事態は稀だが、全員人間のプレイヤーのときに操作性が悪いミニゲームに当たると文字通り泥仕合に。 --最初のステージ「ドキドキぷくぷくアイランド」の離れ小島はピポサルプラスのマスが多い上にサル100匹とこいこいバナナをプレゼントできるマスが存在する為何回も周回すればサルを大量に集められる。 --ロケットシティのマップは異様にマスの数が少なく、ゲームが停滞しやすい。 ---マスが少ないところに1回休みにしてくるUFOが毎ターン動き回るため、運が悪いとはめられることも。 --ステージのトラップや相手の仕掛けた罠アイテムを解除する類のアイテムが、「ぴかサンダー」を防ぐ「ひらいしん」以外あまり実用的でない。 ---特定の罠を1回だけ無効化する「バサロ泳法」というアイテムに至っては使い道が非常に限られており、宇宙空間に行くと不要の産物と化す。捨てることも出来ない。 ---逆に「どかんバクダン」を仕掛けた人に威力を倍にして打ち返せる「ホームランバット」の効果が絶大。 --そもそも、補助用アイテムの入手できる頻度が少なめなので、競合そのものがだれやすい。 -ボリューム不足 --もともと極める用のゲームではないが、ミニゲームの数も決して多くはなくすごろくも単調だったりするので飽きが来るのが早い。 --すごろくはPCも加えてプレイできるが、彼らの強さを調節できない。ミニゲームやすごろくのイベントマスの配置を一通り覚えてしまえば、まず負けることがなくなってしまうので一人ですごろくをプレイするとつまらない。 ---- **総評 EyeToyカメラを用いたゲームがマイナーであること、内容が深くないといった問題点を抱えているものの、当時としては他のゲームの追随を許さない独特のゲーム性、パーティゲームとして特化している点などから、息抜きに友達とプレイするには非常に適している作品。 ---- **余談 -EyeToyカメラの普及度自体があまり高くなかったので、今から新規に本作をプレイするのは少々難しい。 //発売当時の問題点とは言い難いので難点から移動

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